先週末[a]重陽の節句で、救急の日であり、自分の誕生日でもある。は令和5(2023)年の白露の候に名古屋にある城跡を攻めてきた。午前中は一宮市で六年前に攻めた城跡に関連する遺構を見たあと、次の目的地へ向かうために最寄り駅へ移動する途中、あらかじめ調べておいた鰻屋でお昼を摂ることにした。
この日の名古屋は台風が通過した後ともあって天気は晴れ。そして日差しが強い上に気温も高く、だまって立っているだけでも汗が吹き出てくるほど 。このあともさらに歩きまわる予定だったのでエネルギーを補充するために「うなぎ料理」は良い選択ではあったが、ちょうど昼時の到着になってしまい行列が気になった。しかしながら店先を見て安心した
:
暖簾は出ているので開店はしているようだが行列にはなっていなかった。ひとまず暖簾の間から店中を伺ってみると突然眼の前に店員が現れて驚いてしまった :
何はともあれ無事に店の中へ。店内は想像していたよりも新し目で、座敷上に置かれたテーブル席の他にL字型のカウンター席があった。カウンター席に通されたが、自分以外の客はカウンター席に居た二人だけ。
カウンター席の眼の前に束になって置かれていたカタログがお品書きとのこと。ここは、あらかじめ決めてきた「うな丼(しぶさん)」(1,700円)に加えて、お品書きを見て「ごはんまし」(100円)と肝吸い(200円)を注文した。「しぶさん」は身の量が 3/4 尾、「ごはんまし」は +100g で、合わせて350g の量になる。
リーズナブルな値段だったので、あまり期待はしていなかったが、カタログの写真を見る限り、それほど悪くはなさそう。さらにカタログを眺めていると、このような価格帯で提供できるのは、ちゃんとした理由があるらしいことが分かった。店に入った瞬間やお品書きを見た時の違和感は、そんなところにあったのかと。まぁ、美味しい鰻をお安くいただけるのであれば特に問題なし。客が少なかったのは、おそらく最近オープンした店舗なのだろう。
注文して10分位たって出てきたうな丼がこちら:
鰻はタレが焦げるくらいに焼かれていたが、この匂いが食欲をそそる。御飯にもしっかりタレが染みていて悪くない。鰻の身は若干固めで、骨も何本かあったが、気にするほどでもなかった:
噛むと脂がじんわりと出てきて、それがタレと合体してパクパク行けた。「ごはんまし」は必須かも:
一尾と比較して500円安いが食べごたえはある。むしろ+200g の「ごはんましまし」(200円)でも良かったくらい。
食べていて気になったのだが、手の空いた店員は入口前に立って客が来るのを待っているようだった 。だから入店時に驚かされたのか 。
現金で会計し割引券を貰って、店をあとにした。
うなぎの与助 江南店
愛知県江南市布袋下山町西73
ここからはオマケ。
こちらは浄蓮寺の本堂と鐘楼:
山門周辺をうろうろしていた俺をずっと監視していた浄蓮寺の番犬 :
専修院(丹羽郡扶桑町)の東門は矢来門:
そして本堂と鐘楼:
専修院の境内:
専修院の山門も立派で、仁王立像が置かれていた:
最後は徳林寺(丹羽郡大口町)山門。見たままで犬山城の黒門:
徳林寺の本堂と鐘楼:
と云うことで、この時のフォト集はこちら:犬山城攻め – 移築門巡り (フォト集)
参照
↑a | 重陽の節句で、救急の日であり、自分の誕生日でもある。 |
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