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甘い物(和洋中)、フルーツ、茶・珈琲

Cafe Pappelburg − where provides the expensive Home-Roasted Coffee.

記憶は定かではないが、その昔、東京都八王子市の城攻めを終えて帰宅する途中、国道R16沿いで西欧の古風な居館を見かけたが、最近になってそこがカフェであることを知った。それも人気あるお店らしく、店前にある駐車場の空き具合でその時の混雑具合がわかるらしい :$

で、令和5(2023)年の処暑《ショショ》の週末のこの日[a]巨人軍の王貞治選手が通算756号ホームランを打ち、Major リーグのハンク・アーロン選手の世界記録を塗り替えた日。、 R16沿いにあったとされる殿丸城《トノマル・ジョウ》跡の下調べ[b]主に駐車スペースの有無。の帰り、店前をのぞいてみたら丁度一台分の空があったので一休みがてら立ち寄ってみることにした :)

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パペルブルグ

こちらは R16側からみたところ。カフェの HomePage によると「中世南ドイツ騎士の館」をモチーフにした建物なのだとか:

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中世南ドイツ騎士の館がモチーフ

ただ、この周囲にはダンプが行き交うような産廃系のリサイクル業者が多いようで、正直なところ欧風な気分にしたれるような場所ではないのだが :X、逆にそんな場所に建っているから目立つのかもしれない :D

駐車場は開いていたが(予想していたとおり)店前には数組の待ち客が居た。ひとまず木製の丈夫そうな扉を開けて名前を書いて待つことにした。その時、建物内を眺めてみたが、店内は意外と広かった。豆の他にプリンやクッキーのようなものも展示販売していた。

それから店前をうろうろしてみた:

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窓に描かれた営業時間

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特に騎士とは関係ないようだ

騎士の館と云うより、木と草が豊かなただの古い居館を演出しただけな感じもしたが、各所にあった扉は確かに欧風だった:

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店前の大扉

さらに建物の壁面には満月と魔女が描かれていた他、トンボも紐でつるされていたが、これと騎士館との関係は不明:

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トンボ(レプリカ)が居た

へぇ〜、駐車場は店前の他にもあるんだねぇ[c]店頭前に7台分、テニスコート側に6台分 😮️。 :O

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店頭前に7台、隣の6台分あるらしい

そのうち名前を呼ばれたので店内へ入り、一人客と云うことでカウンター席に通された[d]待ち時間は15分ほどだった 😑️。。くどいけど、店内には騎士(Knight)の武具や鎧の類の展示は一切なかった:O

The first time と云うことで、分厚いメニューの中から選択したのはブレンド珈琲(ドリップ)とアップルパイ。自分が座っていた席がめちゃちゃクーラがキツくて、温かいものが欲しがっていたのかも。

店内では WiFi (pappel 5G)を利用できた8)

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Free Wifi @ Pappel

こちらがドリップ珈琲で一番安価だった Burg (ブルグ)。ブラジル産+メキシコ産+コロンビア産のブレンド。苦味が強いが酸味は少なめ:

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BURG(720円)

一番安価なブレンドで720円。毎日飲んでいるペットボトルコーヒーの4.5倍の値段である:O。しかしながらドリップ式だけあって香りが違う。安い方だけど美味しい8) 。結局、二杯も飲んでしまった。あとでレシートを見たら、二杯目以降は50%引きだった8)

アップルパイと一緒に飲むので砂糖やミルクは不要。そして20分位かかってできたアップルパイがこちら:

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Apple Pie(1,350円)

値段がすごかったので期待していたが、アップルが少なくて、パイを食べているだけだった :!。パイ自体は焼き立てなので暖かく、皿上のカラメルと一緒に頂くのだけれど、上面に乗っていたアップルが味気のない物体で、中に数切れのアップルがあったのが救いかも:

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見た目も味も期待はずれ🤬️

どこぞのクチコミのレビューではアップルパイは美味いとあったが、どうだろう。ホント、職人は客に美味しいものを食べさせたいと思っているのか不思議だった。

あと自分が座ったカウンター席のすぐ近くがトイレだったので、終始、人がうろうろしていた感じがした[e]イヤフォンしていてよかった😕️。:(

最後はトイレにある手洗い場の写真。ペダルを踏むとヤカンから水が出る仕組み:

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これも騎士と関係があるのだろうか?

思っていたよりも値段も味も、居館の雰囲気もだいぶ違っていたので、正直なところ、もう来ることはないかも[f]また運良く駐車できそうだったら考えるかも知れないけど 😐️。珈琲は値段分は美味しく感じれたが、それ以上の値段の珈琲を注文するだろうか疑問なところ。

パペルブルグ
東京都八王子市遣水530-1

参照

参照
a 巨人軍の王貞治選手が通算756号ホームランを打ち、Major リーグのハンク・アーロン選手の世界記録を塗り替えた日。
b 主に駐車スペースの有無。
c 店頭前に7台分、テニスコート側に6台分 😮️。
d 待ち時間は15分ほどだった 😑️。
e イヤフォンしていてよかった😕️。
f また運良く駐車できそうだったら考えるかも知れないけど 😐️

つぼ焼きいも・幸神 − This sweet is Hot? or Cold?

今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。

最終日の四日目は帰宅する前に岐阜市周辺にある城跡をいくつか攻めてきた。お昼を食べたあと、次の目的地である墨俣城跡へ。まず名鉄岐阜駅へ向かい、駅前のバス乗り場1から岐阜バスのおぶさ墨俣線(墨俣−おぶさ)・墨俣行へ乗車して、終点の墨俣で下車。ここから墨俣城跡までは、かって美濃路[a]江戸時代に東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇往還。の宿場町であった墨俣宿跡を通って徒歩15分ほど。

但し、そこは城跡と云うほどの場所ではなく、豊臣秀吉が木下藤吉郎と呼ばれていた頃に織田信長の命で築いたと云う伝説[b]実際のところ『信長公記』《シンチョウコウキ》などの有力な史料には全く記述されていない 😮️。を、古文書を元に後世に伝えるために鉄筋コンクリート製の歴史資料館が建っているだけである。その資料館が城郭をイメージさせる天守閣を模していることから城跡と間違える人が多い :$一応、自分は資料館を観に行くと云う目的で行って来た次第[c]ただの時間つぶしとも云えるかも知れないが 😁️。せっかく岐阜へ来たので。 :P

資料館を堪能したあとは、最後の城攻めに向かうため墨俣のバス停へ移動。このバス停でただ待っているのもなんなので、偶然見つけた焼き芋屋へ:

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岐阜元祖・つぼ焼きいも・幸神

この日も暑かったので初めは焼き芋のペーストが載ったソフトクリームと思ったが、「つぼ焼き」と「焼き芋」の関係がよくわからなかったので、お店の人に話を聞いていたら「つぼ焼き芋」の冷製があるとのことで、そちらを購入した(350円)。あるいは、一昨日の関ヶ原古戦場巡りの帰りに見た焼き芋の自販機のことが頭の中に残っていたからかも :D

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冷やし・つぼ焼き芋(350円)

こんな感じでセロファンに包まれた冷たい焼き芋ながら、持っているだけでも皮の下の柔らかさが指に伝わってきた。セロファン半分を引っ張ってとってから頂く。皮をムクのは面倒なので、そのままパクついた:

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甘くて美味しい芋

柔らかくて、ねっとりとして、甘みがあって、冷たくて、意外といけると思った。皮の苦味は全く気にならず、むしろあった方が食べやすいかも。片手で食べれるのもいい。ベタつかないし。

壺の中にある芋が炭の熱で時間をかけて焼かれることでデンプンから糖質にゆっくりと変化していくところが、このつぼ焼きの原理らしい。電気釜より炭火の釜の方がお米が美味しくなるのと似たようなものだろうか:

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「つぼ焼き」方式

つぼ焼きいも・岐阜総本舗・幸神(中乃神本店)
岐阜県大垣市墨俣町墨俣472


ここからはオマケ。

まずは、現代の「墨俣一夜城」こと大垣市墨俣歴史資料館を犀川ごしに眺めたところ:

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大垣市墨俣歴史資料館と犀川

「太閤出世橋」なる橋を渡って資料館へ。欄干には秀吉の馬印にも使われた瓢箪のオブジェが:

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大垣市墨俣歴史資料館と瓢箪

さらに木下藤吉郎秀吉の像がお出迎え:

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木下藤吉郎秀吉の像

資料館は有料(大人200円/当時)で、最上階は展望台になっていたが、それほど眺めが良いわけではなかった :X

今回のツアーでは、いろいろな方角から岐阜城を眺めることができた:

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今回のツアーではお馴染みの構図

バス停はこちらの方向。バス停と資料館との間に墨俣宿跡がある:

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展望台から眺めた墨俣宿跡あたり

資料館に展示されていた墨俣宿のジオラマ。右手下がこの資料館が建つ場所で、さらに奥には伊吹山がそびえる:

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墨俣宿周辺のジオラマ

ここが墨俣宿跡。右隣の矢倉風の建物はトイレ:

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墨俣宿跡

墨俣宿本陣跡近くには、美濃路墨俣宿渡船常夜燈が復元されていた:

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渡船常夜燈(復元)

墨俣宿跡からバス停へ行く間は寺町界隈と呼ばれ、めちゃくちゃ寺院が隣接しているエリア:

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寺町界隈

たとえば廣専寺。右手上が鐘楼:

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廣専寺

その目の前が本正寺。これは脇本陣の門が山門になっていた:

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本正寺の山門は墨俣脇本陣の門

門のすぐ脇に立派な鐘楼:

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本正寺の鐘楼

光受寺。左上が鐘楼:

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光受寺

満福寺。右手が鐘楼:

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満福寺

といった具合に鐘楼持ちの寺院が密集している。これって除夜の鐘の時は大合唱ならぬ大梵鐘つきなのだろうか。もしかしたら108回を毎年分担するとか、あるいは27回ずつ順番に鐘くとか? :D

最後は、愛知県犬山にある楽田城跡。こちらは城址の碑と説明板が建っていた:

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楽田城址の碑

以上でGW城攻めツアー2023は終了で、無事に帰宅。三週間ほど経過しているが特に体調不良はなし。

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also墨俣城攻め (フォト集)
See Also楽田城攻め (フォト集)

参照

参照
a 江戸時代に東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇往還。
b 実際のところ『信長公記』《シンチョウコウキ》などの有力な史料には全く記述されていない 😮️。
c ただの時間つぶしとも云えるかも知れないが 😁️。せっかく岐阜へ来たので。

吉田屋・美濃錦 − An Eel Restaurant in the Pristine Castle Town.

今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。

三日目は郡上市八幡町にある郡上八幡城攻め。このときは名鉄岐阜バスターミナルから岐阜バスの高速岐阜八幡線で移動し、郡上八幡城下町プラザで下車[a]時間は80分ほど。大人片道(往路)1,550円、(復路)1,240円。。高速バスは岐阜駅を南下して岐阜各務原ICから東海北陸自動車道で北上し、郡上八幡iCで一般道に降りて、長良川を渡って八幡町へ向かうルート。

この日の八幡町は晴天で、GWともあって多くの観光客で城跡も城下町も大賑いだった[b]あとで知ったが、この三日前に城の模擬天守が耐震工事を経てリニューアルオープンしたこともその理由かも。 :)。城跡を歩き回り、昼ちょっと過ぎに城山公園を下山、お昼はあらかじめ調べておいた鰻屋。前日に続いての鰻である。今年のGWは鰻で乗り切ろうと思う :D。ここ郡上市はB級グルメの「鶏ちゃん」も名物らしいが、美味しい店が分からなかったので鰻を選択したのだが、時間も時間だったのでお店は案の定の空席待ち。結局 40分くらい待つことになった :|

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吉田屋・美濃錦

GW明けには全国的に COVID-19 対応が変わる予定だったし、自分も含めて行き交う観光客のほとんどはマスク無しだったなぁ。さらに店の方も昨年までの度が過ぎた感染対策はしていなかったし、客もゆっくり食事しすぎって感じに見えた[c]COVID-19蔓延全盛期のような、どことなくせわしなく落ち着きのない食事、そして微妙な距離をおく風景ではなかった 😎️。

名前を書いて店の中にある椅子に座って待っても良かったが、他人が食べているの見ていたら、余計にお腹が空いてきそうだったので、店周辺の城下町を軽く歩くことにした[d]待ち時間が分からないので10分くらいの間隔で待ち人数を確認しに店に戻ってくる羽目になったが 😕️。

そして店前に居た時にタイミングよく名前を呼ばれたので店内へ入ると、一人なのに座敷のテーブルに案内された。これもタイミングなんだろうな :0

注文したのは鰻一本半が入ったうな重(3,850円)。そしてグラスビール(600円)。今回も肝焼きは売り切れ。しばらくはお茶で喉を潤す:

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水が美味しいのか、お茶も美味しかった

まだまだ料理は出てこなかったので、城巡りした体をアルコールで癒やした :D

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これぞ黄金比(7:3)

ちょうど飲み干したタイミングでうな重の登場。肝吸いと香の物も一緒に。あとでデザートがでてくる:

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うな重(3,850円)

パンパンの御飯の上に一本分の鰻が載っていた:

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上面は鰻一本、そして御飯の下にも・・・

創業以来、120年以上継ぎ足してきたタレは濃いめ。鰻は備長炭で、やはり蒸さずに直火で焼き上げていて、外側はパリパリ:

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一本分の鰻がのったうな重

御飯の上の鰻を食べて、さらに御飯を掘り進んでいくと、鰻半分が出現した :)。上にのっている鰻とは異なり、こちらは御飯で暖められているのでふんわり:

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うな重は何度食べても・・・

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美味い!

今日の肝吸いは、関東風に焼きが入っていた:

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肝吸い

最後は、お口直しのデザート(ぶどう入のゼリー):

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ゼリーで口直し

と云うことで、連日の鰻でもぜんぜん飽きはなく、今日も美味しく頂いて、エネルギーを補充することができた :)。あと、メニューにあった「ししなべ定食」が気になったが冬季のみ。

吉田屋・美濃錦
岐阜県郡上市八幡町殿町160


ここからはオマケ。

こちらが郡上八幡城下町プラザ。岐阜からの高速バスは、ここで乗り降りした。トイレ・休憩所あり。裏手は有料駐車場:

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郡上八幡八幡城下町プラザ

ここから郡上八幡城跡へ向かて坂を登っていくと駐車場に至るが、ここに山内一豊と妻・千代の像が建っていた。なにやら千代の父が郡上八幡城の初代城主であった遠藤盛数らしいことで建立されたものらしい。ただしこの城と山内一豊は全く関係はない[e]多分、多くの人が山内一豊が城主だったと勘違いしているのでは? 🤭️。

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山内一豊の妻千代と模擬天守

大手虎口と石垣。大手道は鈎の字に折れている:

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本丸石垣と大手虎口跡

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大手道

大手道を本丸方面へ向かって登って行くと、城山山頂に建つ模擬天守(町重要文化財)が見えてくる:

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日本最古の木造模擬天守

このあたりからがビューポイント。ちなみに(これまでの史料から)この城には天守は無かった:

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模擬天守と隅櫓

天守、櫓、門、そして築地塀は模擬による復原であるが、石垣(の石材)は往時のもの。ちなみに、この城門から先は有料:

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本丸の模擬城門と築地塀

天守台石垣の上に立つ模擬天守は昭和の時代に大垣城の天守を参考に建てられたが、木造模擬天守としては国内最古のもの:

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大垣城の天守を参考にした木造の模擬天守

しかしながら、近年の大地震状況により、再建90周辺を機に耐震補強工事が施工されて、なんとあ三日前にリニューアルオープンしたばかりだった 8)

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耐震補強工事された模擬天守

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耐震補強工事済

四層五階の模擬天守からの城下町の眺め:

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城下の眺め(拡大版)

山間部に建つ城からの眺め:

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城下の眺め(拡大版)

初夏の城山公園:

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初夏の風景1

戦国時代から残る石垣と初夏の風景:

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初夏の風景2

山頂にある駐車場の奥が搦手。こちらを進んでいくと搦手口跡あり、堀切が残っていた:

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土橋と堀切

最後は、本丸跡の茶屋で買った飛騨牛コロッケ(150円)。衣に味がついていた:

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飛騨牛のコロッケ

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also郡上八幡城攻め (フォト集)
See Also長敬寺と遠藤慶隆公墓所 (フォト集)

参照

参照
a 時間は80分ほど。大人片道(往路)1,550円、(復路)1,240円。
b あとで知ったが、この三日前に城の模擬天守が耐震工事を経てリニューアルオープンしたこともその理由かも。
c COVID-19蔓延全盛期のような、どことなくせわしなく落ち着きのない食事、そして微妙な距離をおく風景ではなかった 😎️。
d 待ち時間が分からないので10分くらいの間隔で待ち人数を確認しに店に戻ってくる羽目になったが 😕️。
e 多分、多くの人が山内一豊が城主だったと勘違いしているのでは? 🤭️。

生そば 柳屋 − A trivial set of SOBA and box lunch with Tempura.

先々週は、令和5(2023)年の建国記念の日[a]日本の初代天皇である神武天皇の即位日で、旧暦だと紀元前660年1月1日。に六年前に攻めた城跡を再び巡ってきた。六年前は事情 :(があって[b]詳細は、城攻め訪問記を参照のこと 😥️きちんと攻めきれていなかったのと、関係の深い城跡が隣駅にあることを知ったので再訪した次第。

しかしながら再訪した前日の関東地方は大雪で大荒れの天候で、城攻め当日は雪が残っていた公園を歩き回る羽目に :|。ただ当日は打って変わって快晴となった上に、午後から暖かくなってくれたのが救いだった :)

昼過ぎに城攻めを終えたので、何か食べてから帰ろうと思ったのだけれど、最寄り駅に適当な店がなかったので、帰路の途中でもあり御食事処の選択肢が多い久喜駅へ移動。昼どきと云うことで、事前にいくつか決めておいた店へ順に行ってみることした。まずは駅西口にある蕎麦屋へ。暖簾越しに覗いてみると空いていたので、そのまま店内へ:

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柳屋・生そば

一応、注文するものも決めておいたのだが、テーブル上のメニューを眺めて変更。少々グレードをあげて天重のセットメニューにした:

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天重セットもりそば(1,300円)

ザルの上にのっていない蕎麦そのものは普通。その分、みずみずしかったが、あまり香りがしなかった。久しぶりの天重だけど、これまた普通。いかの天ぷらは硬かった。来る前に決めておいた「いか天丼」のセットしなくて良かったなぁと。みそ汁はあってもなくても同じ。味が薄かった〜。
ふm,至ってどこにでもある「町」蕎麦屋の天重セットだった :|。でも店員さんのサービスは Good!;)。お茶や蕎麦湯を出すタイミングはバッチリだった。

生そば・柳屋
埼玉県久喜市久喜中央1丁目1-1


ここからはオマケ。

この日の午前中に攻めた花崎城跡。現在は花崎城址公園。前日に降った大雪が気になったが、実際には心配するほどではなかった:

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花崎城址公園

城址公園ともあって、遊具なんかがある児童公園よりかなり広い。こんな感じで城跡ぽい土塁や堀が復元されているし:

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堀跡

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土塁跡

ここは東武伊勢崎線が横断する城跡。もちろん線路内には立ち入ることは不可;

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特急りょうもう

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特急りょうもう

でもなぜか公園が別々になっていた。こちらは線路の北側にある花崎城跡公園:

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花崎城跡公園

この城跡の最寄り駅である花崎駅からお隣の鷲宮駅へ移動。駅北口から鷲宮神社へ向かった:

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宮前橋

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武蔵國・鷲宮神社

境内の奥にある拝殿。今年、銅板屋根葺き替えが行われるらしい:

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拝殿

境内には鳥小屋もあって、ちゃんと鶏が居た:

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午前中の花崎城の本城にあたる粟原城(鷲宮城)跡へ向かう前に、宮前にあった茶屋で一服した:

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大酉茶屋 田々

甘酒好きなので、その幟を見て入ることにした:D。思ったほど混んでいなかったし。

こちらが甘酒セット(税込み410円)。芋ようかんかどら焼きを選択できる:

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甘酒セット(410円)

暖かい甘酒は、麹の味が前面にでて、やや酸っぱ味があった。ついでに、どら焼きも暖かくして欲しかったが、この地方ではそんな習慣はないようだ :/

このあと鷲宮神社と青毛堀川と東武伊勢崎線を挟んで西側にある粟原城跡を攻めてきた。こちらは東武伊勢崎線。この先は花崎駅:

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東武伊勢崎線

青毛堀川と東武伊勢崎線:

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桜並木と東武伊勢崎線

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青毛堀川と踏切

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also花崎城攻め (2) (フォト集)
See Also鷲宮神社と粟原城攻め (フォト集)

参照

参照
a 日本の初代天皇である神武天皇の即位日で、旧暦だと紀元前660年1月1日。
b 詳細は、城攻め訪問記を参照のこと 😥️

らぁめん味斗 − Another Sapporo Miso Ramen In FUKAYA.

先々週は、令和5(2023)年の大寒の候に埼玉県深谷市にある曹洞宗のお寺に行ってきた。そのお寺は、「深谷上杉氏」と云う古くにこの深谷の地を治めていた一族の菩提寺である。六年前に攻めてきた城(跡)を築城した御仁の供養塔があり、ちょうどその城跡の訪問記を書こうとしていろいろ調べている時に、この寺の存在を知り、せっかくなので墓所を参詣することにした。

この日はホント風が強く冷たかった〜 :$。流石に大寒の季節である。お寺まではJR高崎線・深谷駅の南口から徒歩で30分ほど。歩けば暖かくなるかと思ったが、さにあらず。手袋なしではカメラを持つのも難儀した :(。そしてお寺をあとにして駅へ戻る途中、お昼近くでもあったので、何か暖かい物でも食べて行こうと歩いている時に見つけたのが、このラーメン屋の暖簾だった。

その暖簾には「西山ラーメン」の文字が。札幌の老舗の製麺屋である。となれば札幌ラーメンかと:

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らぁめん Ajito(味斗)

ここ最近、札幌ラーメン、特に味噌ラーメンはすっかりご無沙汰でもあったので、熱いスープを飲み干したくなり、そのまま暖簾をくぐって店内へ。

店内は、昼前だったからかカウンターに一人居るくらいで全く混んでいなかった。この時、ちょっと失敗したかなぁと思ったが体が冷え切りそうだったので、そのままカウンター席に腰をおろすことにした 。もう気持ちは決まっていたのでメニューの一番上にあった「味噌ラーメン」(700円)を注文。他にこの店人気No.1らしい「まろやかみそラーメン」にも惹かれたが、まずは基本の味噌で。さらにメニューを眺めていて、餃子を<あじと特製みそだれでどーぞ!!>って文句が気になったので餃子(350円)を追加した ;)

先に味噌ラーメンが到着。御膳の上のラーメン以外のものは餃子用で、左上のボトルが特製みそだれ:

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味噌ラーメン(700円)

札幌ラーメンの特徴の一つであるモヤシが少ないのが残念。トッピングの基本であるワカメはのっていたが卵は無し。うーん、ワカメがあるのに海苔が付いているは関東のラーメンだからだろうか。
スープが火傷しそうに熱かったのは Good。ホントにちょっと火傷してしまったが :$。味噌は赤白の合わせだと思う。甘みとコクがあって美味しいスープだった。でも、やっぱりモヤシが少ないなぁ。麺も西山製麺の卵麺で縮れ麺である。

こちらが餃子。これを普通なら醤油+酢+辣油で頂くが、今回は特製みそだれで:

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餃子(350円)を

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「特製みそだれ」で

これは美味い:)。味噌と酢とすりゴマなんかが入っていて、醤油系よりも餃子の餡の味をしっかり楽しめるって感じ。酢+胡椒よりも好きかも。それが良かったのか、ボリュームのある餃子そのものが美味しくいただけた。

で、すっかり体が暖かくなって、外はまだ冷たい風が強かったが、このまま駅北口にある城跡を巡ってくることができた。

らぁめん味斗
埼玉県深谷市上野台2542-1


ここからはオマケ。

こちらが深谷上杉氏の菩提寺である人見山・昌福寺の山門。仁王門である。奥に見える本堂裏手に累代の墓所がある:

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昌福寺の山門

そして昌福寺から陸上競技場がある仙元山公園を抜ける際に見かけた蒸気機関車D51 885号機(静態保存):

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蒸気機関車D51 885号機

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昭和19(1944)年製造

昭和19(1944)年に山口県の日立笠戸工場で製造され宮城県仙台鉄道局管内に配備、翌年に岩手県の盛岡機関区と一戸機関区を経て、兵庫県の姫路機関区、三重県の桑山機関区、奈良県の機関区に配置換えされたあと、昭和49(1974)年に廃車になった。約29年走り続け、地球を約40周する距離を走行したとのこと。

こちらが深谷市にあった城跡に造られた深谷城址公園:

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深谷城址公園

城址公園と云っても模擬の石垣や堀があるだけで、城の遺構は全く無いけど。

なんか面白い自販機を見かけた。鶏卵の自販機で、色がなんとも特徴的:

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この色は何を意味しているのだろうか?

こちらは城攻めを終えて駅へ向かう途中に立ち寄った和菓子屋。店の奥にあるカフェで一息ついてきた:

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古伝餡・濱岡屋

いただいたのは好きな上生菓子と煎茶のセット(600円)。店内にある和菓子から「ほほえみ苺大福」を選択した:

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上生菓子+煎茶セット(600円)

ジューシーで酸っぱい苺に甘い餡子が包んであり二口でいけてしまった:D

最後もラーメン。実は翌週末も、ここ深谷まで来たのだけれど、その帰りに立ち寄ってきた:

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丸源商店

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肉そば・肉ダブル(880円)

いかにも地方都市にありそうなチェイン店。看板にあった「熟成醤油ラーメン」の文字が美味そうに見えたので(先週もお昼はラーメンを食べたのに今週も深谷でラーメンを)食べてしまったが、器が小さくて量が少ない、肉ダブルっていっても大した量でもないし[a]ダブルではない普通の肉そばって、どんだけなんだろうって、ついつい考えてしまうが 😕️。。それほど熟成感のあるスープではなく薄っすい味だった:|。こちらは評価対象外。

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also深谷上杉家菩提寺 (フォト集)
See Also深谷城攻め(2) (フォト集)
See Also上杉憲賢公墓所と高臺院 (フォト集)
See Also深谷城攻め(3) (フォト集)

参照

参照
a ダブルではない普通の肉そばって、どんだけなんだろうって、ついつい考えてしまうが 😕️。