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甘い物(和洋中)、フルーツ、茶・珈琲

Yokota Friendship Festival 2024.

先月は、令和5(2024)年5月中旬の週末に恒例の友好祭に行って来た :)

今回で連続で三度目の5月開催。もう完全に通例になってしまった、この週末の初日は晴天で夏日、そして最終日は曇りのち雨との予報であったが、特に気にせずに昨年同様、最終日に行って来た。現地時間としては30分ほど遅い到着になってしまったけど、こちらも昨年とほぼ同じ場所から入場までの行列に加わることができた。

ただし今回の Security Checks は例年になく厳しかった〜 :(。ID Check はほぼ全員が対象で、さらに昨年は無かった金属探知機による身体検査[a]ポケットに入れたものは全て出して手に持つことを強制された 😅️。も全員が対象で、最後は手荷物検査。複数の行列に対して、この規模の検査なので Stacked するのは当然か :$

曇り空の下で観覧中、ときおり雨がボツポツ降ってきたし、地上展示や飛行展示は期待していたほど規模ではなかったが、来場者は昨年と変わらず多かったように見えた:

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横田基地友好祭2024のポスター

今年も、昨年と同様の時間帯に八高線の東福生駅へ向かい、国道R16沿いに伸びた Supply Gate (一般開放ゲート)へ向かう行列に加わった。昨年よりも電車が一本遅かったので30分ほど遅れての到着であったのだけれど、結果的に昨年とさほど変わらない場所からのスタートだった:

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国道R16沿いの行列(08:35am)

しかしながら、行列の進みが悪くて開場時間09:00amを過ぎた時刻に第五ゲート前の交差点へ到達。昨年よりも60分ほど遅い[b]30分遅れの行動なので、実質的には昨年よりも30分くらい遅い 😞️。

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第五ゲート前の交差点を渡る(09:04am)

こちらが第五ゲートをくぐった先の Security Checks の行列。この時点で例年とは何か違った異様な Stack に見えた :(

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第五ゲート前

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Security Checks までの行列(09:05am)

この先で米軍による ID確認、その左手奥で身体検査。さらにその先で自衛隊による手荷物検査が行われていた:

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ID確認と身体検査待ちの行列

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手荷物検査の様子

この「長〜いトンネル」を抜け、McGuire通りに沿って会場へ向かうことができたのが 09:44am:

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会場へ続く McGuire Ave.(09:44am)

こちらが今回のMy GPS Activity。総移動距離は9.53km(➘)であるが、消費カロリーは1,543C(➚) で、気温は最高20℃(➚)。帰りは牛浜駅を利用。()内は前年比:

MyGPSActivity

My GPS Activity on Yokoto AB

さらに昨年の行列開始点には印を付けておいた。今回はお昼を食べたあと雨が降ってきて不安定な天気に変わってきたこともあり、2:00 pm 頃には撤退した。

会場入口前で、格納庫15脇には航空自衛隊・横田基地と自治体のイベント・ブースがあった。今回は航空自衛隊・宇宙作戦群の広報部隊が展開していたし、自衛隊の制服の試着や記念撮影のスポットが置かれていた。

そして恒例のマスコットとしては航空自衛隊@横田基地の「ハヤテくん」の他に、ここ横田基地の一部を領有する東京都西多摩郡瑞穂町の「みずほまる」も目撃した:

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空自・横田基地のマスコット「はやてくん」

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瑞穂町のマスコット「みずほまる」

会場に入ると、まずはフードブースでお出迎え。こんな風景を見るとアメリカに上陸した感じ:

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Welcome to Yokota AB 🤠️

さらに、こちらも恒例の「待ち合わせ場所」の目印である横田基地所属 Lockheed MartinC-130J-30 Hercules 輸送機(14-5807):

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米空軍 Lockheed Martin C-130J-30 Hercules(14-5807)

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YJ = Yokota Japan

開場から1時間近くたったフードブース周辺の様子(09:49am)。もうブースで食事を買い込んでいた人がいた :D

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フードブース周辺の様子(拡大版)

フードブースを通過して航空機地上展示エリアへ。今回は反時計回りに見学してきた。

ここで滑走路から二機の米空軍 C-130J-30 が離陸した。空挺降下の飛行展示&デモであろう 8)

離陸した光景を眺めてから民間機の展示ブースへ。Cessna 社のセスナ機や Diamond Aircraft 社の軽飛行機。ちなみに Cessna 172H 以外は横田基地のヨコタ・アエロ・クラブ所有機:

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Diamond DA40 Diamond Star(N144UA)

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Cessna 172M Skyhawk(N22905)

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Cessna 172H Ram(JA3353)

JA3353 のエンジンはLycoming O320-D2J、最大出力は160馬力、最大巡航速度は220km/h、通常巡航速度は185km/h、離陸距離270m / 着陸距離165m。乗員乗客は1+3名。茨城県筑西市からこの友好祭のために毎年飛来している。

さらに小型ビジネス・ジェット機として Cessna 社や Honda 社の Hondajet が展示されていた。Hondajet はエンジンを一般的な胴体後部ではなく主翼上面に配置しているのが特徴:

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Honda HA-420 HondaJet(JA123P)

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Cessna 510 Citation Mustang(JA001Z)

続いて陸上自衛隊機。 東部方面隊立川駐屯地の第1飛行隊から Fuji UH-1J 多用途ヘリコプター(41832)、そして同じく東部方面隊木更津駐屯地の第4対戦車ヘリコプター隊から AH-1S 対戦車ヘリコプター「コブラ」(73491)。それぞれ Bell 社から富士重工がライセンス生産+拡張したもの:

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陸上自衛隊の Fuji UH-1J(41832)

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陸上自衛隊 Fuji AH-1S(73492)

AH-1S は、対戦車誘導弾などの火力及び特有の機動力をもって、主として対戦車戦闘の任務で使用する。乗員は操縦士・射手の二人、巡航速度は約230㎞/h。両翼に TOWミサイル、70mmロケット、操縦席下に 20mmガン、横に伸びているのは風向風速センサ:

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Fuji AH-1S (73492)

こちらも友好祭はお馴染みになった航空自衛隊 Mitsubishi F-2A(43-8528)は百里基地・第7航空団・第3飛行隊所属:

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航空自衛隊 Mitsubishi F-2A(43-8528)

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Mitsubishi F-2A(43-8528)

そして航空自衛隊・入間基地の中部航空方面隊司令部・支援飛行隊から Kawasaki T-4 中等練習機(56-5735):

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航空自衛隊 Kawasaki T-4 (56-5735)

同じく航空自衛隊・入間基地の第2輸送航空隊の第402飛行隊所属の Kawasaki C-2(18-1215):

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航空自衛隊 Kawasaki C-2(18-1215)

昨年は令和5(2023)年4月に、スーダン共和国で在留邦人らの避難・輸送で使われたものと同型機[c]実際には美保基地所属・第3輸送航空隊の C-2が使われた。。乗員2〜5名+輸送員110名。全長 43.9m、全幅 44.4m、全高14.2m。最高速度 820㎞/h。航続距離は約 7600㎞:

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Kawasaki C-2(18-1215)

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Kawasaki C-2(18-1215)

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Kawasaki C-2(18-1215)

ここからはしばらく米空軍機。嘉手納基地の第18航空団所属の Boeing KC-135R Stratotanker 空中給油機・輸送機(60-0342) :

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米空軍 Boeing KC-135R Stratotanker(60-0342)

近代化の改修によりエンジンがターボファンエンジンに換装されている。 第909空中給油飛行隊(AIR REFUELING SQUADRON)のモットーは “ALWAYS THERE“。  第718航空機整備飛行隊(Aircraft Maintenance Squadron)所属機:

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第909空中給油飛行隊のロゴ

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718 AMXS/909th AMU のロゴ

KC-135R がある地上展示エリアの北端から立入禁止のエプロンには本日の飛行展示で使われるであろう機体が駐機していた:

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北側エプロンの様子

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北側エプロンの様子

ここで場内アナウンスに促されて上空を見上げてみると、既に離陸していた C-130J-30 2機が飛来して陸上自衛隊・第1空挺団による空挺降下がデモされた。よく見ると隊員の脚に結び付けられたフラグがたなびいていた:

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米国の星条旗

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日本の日の丸

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第1空挺団旗

このあとは折り返して、再び地上展示エリアの観覧へ。まず、こちらも常連の米空軍・航空機動軍団(Air Mobility Command)所属の Lockheed C-5 Super Galaxy 大型長距離輸送機(87-0042):

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米空軍 Lockheed C-5 Super Galaxy(87-0042)

ペイロードは米軍最大で、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能で、機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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後部格納口

隣は米空軍・ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属の Boeing C-17 Globemaster III(05-5153):

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米空軍 Boeing C-17 Globemaster III(05-5153)

貨物室の内部と、その先にあるコックピット背面部:

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貨物室内部

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コックピット背面

さらに進むと人だかりができている場所があったが、どうやら米空軍の主役機が展示されているようだった:

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米空軍の花形戦闘機たちの展示エリア

ついに登場。こちらもC-17 同様に、ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属で、12年ぶりに横田基地へ飛来した 米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4050 と 03-4055) :

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4050)

ステルス性、超巡航性、操縦性、そして統合されたアビオニクスを組み合わせた新世代の機体で、サポート性の向上と相まって、戦闘能力が飛躍的に向上する。特に空対空任務と空対地任務の両方を実行し、21世紀の空軍にとって不可欠な作戦コンセプトを完全に実現できる設計になっている。全長 18.9m、全高 5.1m、翼幅 13.6m:

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4055)

日米友好祭で初めて F22 を見たのは十五年前の平成21(2009)年で、その時はMPが立ち、機体背後に回り込んで見ることはできなかったが、今回は背後から眺めることができた。ただし、さすがに極秘であるエンジン部は完全にカバーされてのぞき見ることはできなかったが:

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4055)

ここで再び場内アナウンス。地上展示を観覧する前に飛び立った米空軍 C-130J-30 から陸上自衛隊・第1空挺団の空挺降下が始まった:

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第1空挺団による空挺降下のデモ

 

このあとは地上展示の観覧を再開。F-22A のお隣は二機の米空軍 General Dynamics  F-16 Fighting Falcon。一機目は F-16CJ  多用途戦闘機(91-0405)。州軍 である Minesota ANG(Air National Guard)から。従来機よりエンジンが強力になり、さらに AGM-88対レーダーミサイルが追加された型。エンジンカバーには 148th Fighter Wing のエンブレムが描かれていた:

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米空軍 General Dynamics F-16CJ Fighting Falcon(91-0405)

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米空軍 F-16CJ(91-0405)

二機目は嘉手納基地から F-16CM 多用途戦闘機(88-0512)。州軍 である South Dakota ANG(Air National Guard)。エンジンカバーにはサウスダコタ州・ラシュモア山国立記念公園にある四人の Presidents [d]ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンの四人。の彫像が描かれていた:

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米空軍 F-16CM(88-0512)

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米空軍 General Dynamics F-16CM Fighting Falcon(88-0512)

そして、こちらも友好祭ではお馴染みにである横田基地所属の第21特殊作戦支援中隊(21st Special Operations Squadron)の米空軍 Bell Boeing V-22 Osprey(12-0062) :

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米空軍 Bell Boeing CV-22B Osprey(12-0062)

昨年末に屋久島沖で横田基地所属の Osprey 墜落事故があったため、今回は飛行展示はなく地上展示のみ。予定では海兵隊の Osprey も飛来予定だったがキャンセルされた模様。

実際、応対してくれた第21特殊作戦支援中隊所属の隊員に Osprey は本当に安全なのか?と質問してみたら、しばらく考えてから一言「俺は信じている」と返答があった 8)

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完全装備の隊員

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談笑する隊員ら

ATV(全地形対応車)のMRZR-4 の展示の他、個人装備や後部ランプに取り付けられた GAU21 重機関銃などを見ることができた:

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個人装備

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後部ランプに取り付けられた GAU21重機関銃

三沢基地から海軍機として電子戦部隊 Yellow Jackets VAQ-138 の Boeing EA-18G Growler(168931):

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米海軍 Boeing EA-18G Growler(168931)

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米海軍 EA-18G (168931)

そんな時、先程の飛行展示を披露してくれた米空軍 C-130J-30 が帰投してきた:

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着陸する米空軍 C-130J-30

地上展示機の観覧に戻り、こちらは航空自衛隊 Mitsubishi F-15J Eagle(52-8863)。宮崎県の新田原基地《ニュウタバル・キチ》・第5航空団・第305飛行隊からの参加:

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航空自衛隊 Mitsubishi F-15J Eagle(52-8863)

こちらは赤いストライプが特徴的な入間基地・飛行点検隊所属の U-680A Citation Latitude(02-3032)。機体はセスナ社が開発したビジネス・ジェット機をベースにしている:

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航空自衛隊 Cessna Citation Latitude(02-3032)

この航空自衛隊 Lockheed C-130H Hercules(45-1074)は小牧基地・第1輸送航空隊・第404飛行隊所属機:

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航空自衛隊 Lockheed C-130H Hercules(45-1074)

6人の乗員と最大92人の輸送員を積載するために四基のターボ・プロップ・エンジン(T56-A-15)を搭載し、最大航続距離(5t搭載時)は約4,000㎞:

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T56-A-15

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T56-A-15 ターボ・プロップ・エンジン

米陸軍 Beachcraft C-12 軽輸送機(86-0081):

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米陸軍 Beechcraft C-12J(86-0081)

地上展示機の最後は横田基地・第36空輸飛行隊(36th Airlift Squadron)所属の Lockheed Martin C-130J Commando II 特殊作戦機(14-5813)。空軍特殊部隊用の輸送機:

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米空軍 Lockheed Martin MC-130J Commando II(14-5813)

AE2100-D3エンジンと六翅プロペラを採用した最新型:

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AE2100-D3エンジンと六翅プロペラ

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六翅プロペラ

地上展示を見終わった後、鳥居を見て、屋外ステージでしばらく休んだ(11:40am):

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鳥居とFriendship Festival 2024 のイルミ

このあたりで空模様が怪しくなってきたが、ひとまずお昼を調達することに :)。流石にお昼時なので、どこのブースも長蛇の列。その中で意外と空いていたのが「500gステーキセット」。値段が 2,500円と云うところも空いていた理由の一つかもしれない :X

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500gステーキセットのブース

・・・と思ったら、空いていたのは注文用の行列で、ステーキの受け取りはその先にある長い行列だった :$。このセットは 500g のステーキ、ハワイアンロール、ミネラルウォータ、そして小袋のチップスといった構成。この時期(当時)の「異常な円安」により値段も高い。

まぁ海外旅行に来たとでも思って行列に並んでみた。支払いを済ませると米軍御用達の Purified Water[e]日本語に直訳すると「精製水」だが、こちらは米軍にしか卸されていないミネラルウォータ。ナイアガラの水らしい 😎️。 500mlとチップスの小袋を渡されるので、それを持って今度はステーキ待ちの行列に並び直す:

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Ruffles とPurified Water

こちらは Backyard の様子。専用の移動式コンロの上でステーキが焼かれていた:

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いかにもアメリカンな風景

受け取ったステーキセット(2,500円)がこちら:O 。円安とは恐ろしいものだ・・・ :|。屋外ステージ前へ移動し、演奏を聞きながら食べることにした:

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ステーキ500gとハワイアンロール1個

Costco で売ってそうなパンがハワイアンロール。意外と重く、もちもちして柔らかった。肉の方は、もうここまでくるとグラム数なんかどうでもよいのだが、味が付いていて予想外に柔らかく、普通に美味しかった:

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味が付いていた

ついでに CRAFT BEER(800円)も。三種類あるフレーバーの中から Type-B の MODERN TIMESINFINITE PATIENCE)を注文。PASSION FRUIT, BLUEBERRY, CITRUS の香りがいい感じ:

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Infinite Patience / Modern Times Beer

屋外ステージの演奏を見ながら食べていると、雨がポツリ、ポツリと降ってきてちょっと焦ったが、なんとか完食できた。

食べている最中、轟音と共に頭上を F-16CM が通過していった(フォーク持っていたので後半は撮影が追いつかず :D):

雨が止んだところで撤退することに。こちらは格納庫15の様子。雨が降ってきたことで密集度が高かった:

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格納庫15(12:40pm)

can-am社の COMMANDER 800R(2020年モデル):

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can-am 社の COMMANDER 800R

軍用犬 K-9 のデモを横目に一般開放ゲートへ向かった。今年はスムースに退出することができたが、R16を渡ってJR牛浜駅へ向かう途中、来場者の列がすごかった。もちろん駅へ向かう行列もすごく車道にはみ出しそうで怖かったので、ショートカットして福生市民会館へ逃げ込み、1Fにあるカフェで牛浜ジェラート(500円)を頂いて一休み。三つまでフレーバーを選べると云うことだったけど、ほとんど選択肢がなかった :|

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牛浜ジェラート@福生市民会館

最後は、牛浜駅からから友好祭へ向かう行列の眺め。どうも駅前から行列になるように強制されるようで、一般開放ゲートまでこんな感じだった:O

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牛浜駅ホームから(02:46pm)

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牛浜駅ホームから(02:46pm)

ここから一般開放ゲートどれくらい時間がかかるんだろうと考えるだけでも恐ろしい[f]もしかしたら 夜8時の花火が目的なのかも 🙄️。・・・ :O

See Also 横田友好祭2024    (フォト集)

これまでのブログはこちら

参照

参照
a ポケットに入れたものは全て出して手に持つことを強制された 😅️。
b 30分遅れの行動なので、実質的には昨年よりも30分くらい遅い 😞️。
c 実際には美保基地所属・第3輸送航空隊の C-2が使われた。
d ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンの四人。
e 日本語に直訳すると「精製水」だが、こちらは米軍にしか卸されていないミネラルウォータ。ナイアガラの水らしい 😎️。
f もしかしたら 夜8時の花火が目的なのかも 🙄️。

麺屋ジューク DEZENOVE − A Simple Chinese Noodle which is rare in YAMAGATA?

今年は令和6(2024)年のGWは暦通りに休めたものの、諸所の手配に出遅れてしまい、宿泊先を確保できた後半に二泊三日の日程で山形県の城跡をいくつか攻めてきた。ただ最終日は雨の予報だった[a]実際にその日は雨だった 😞️。ので、時間内に行ける城跡などを詰め込めるだけ詰め込んだった感じの日程で、毎日が濃厚で疲労との戦いの二日間でもあった[b]帰ってきて二週間ほど経つけどまだ疲れが残っている感じ 😥️。 :D

月曜日である二日目は振替休日で、巷では連休の最終日。曇り空だけれど雨の心配はない天気[c]もしかしたら南陽市の山火事(当時)の煙と風の影響かもしれない 😮️。で、念願の「北の関ヶ原(慶長出羽合戦)」の舞台になった長谷堂城跡と周辺にある古戦場跡を巡る予定であった。

午前中は予定通り長谷堂城跡を攻め、午後の古戦場巡りの前に、その周辺で見つけることができたラーメン屋で昼を摂ることにした :)。長谷堂城跡(八幡口)からだと徒歩で20分ほど。山形県の百名山でもある「城山」を歩いてきた後でやや疲労感はあったが、時間的にはお昼時であったので急ぎ目に店へ向かったものの、店前に着いたら意外と待っている客が少ないことにやや拍子抜けしてしまった :|。まぁ、そこにはちゃんと理由があったんだけど:

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山の中で Surfboards?

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麺屋ジュークDEZENOVE

古民家をリフォームした店の中に入ってみると(案の定)満席だった。目の前にあったノートを見ると、自分の前には五組ほど待っている客がいるようだった。はて?、どこかに待合室でもあるのだろうかと思ったが、どうやら車で来た場合、車のナンバーを伝えておけば店員が駐車場まで呼びにくるまで車内で待つことができるシステムのようだ[d]寒い冬の季節など、この土地の慣習と何か関係あるのだろうか 🙄️。。ただし自分のように徒歩できた客には特段に座るような場所は用意されておらず、店員が駐車場を往復している姿を横目に、店前でぶらぶらと待つことにした[e]まぁ普通、この場所へは車で来るしかないよなぁ。おそらくここにいる客の中で徒歩で来たのは俺だけだろう 😑️。 ;(

30分近くたって入店。「お待たせしてすみません」の声をもらいながら大きなテーブルが4つある座敷へ案内された。既に注文する品は決めているが、一応は壁に掲げられていたメニューを眺める:

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他に、季節ものや期間限定の品あり

決めておいた中華そば(790円)をストレート麺ではなく縮れ麺にしてもらい、さらに徒歩と待ちで予想外にお腹が減ってしまったので炙り豚飯(300円)を追加で注文した。「お漬物は大丈夫ですか?」と質問されたので大丈夫ですと返したら、ラーメンより先に自家製の漬物(大根の千枚漬け)をサービスして頂いた :)

そして出てきた中華そばは、まるで塩ラーメンのようなスープの中に一般的な中華麺がのぞく。トッピングはシナチク、ほうれん草、ネギ、そしてチャーシューがのっている:

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中華そば(790円)

一口スープをすすると味は醤油系のようでコクもあって、麺と一緒にすすると味は関東でよくある醤油色の「中華そば」そのもの。食べていると程なくその「ギャップ」は解消され、最後まで美味しく頂けた。此の県で中華そばは珍しい系のラーメンなのか、昨日の店と同様に地元のオリジナリティが富んでいる感じがした。

「ストレート麺」または「縮れ麺」かを選択できる麺は一般的な中細麺で200g。大盛にもできるようだ:

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スープと一緒に麺をすする🍜️

こちらが追加した炙り豚飯《アブリ・ブタメシ》。ラーメンに載せるものと同じチャーシューの塊と特製のタレ、そしてネギやゴマなどの薬味が乗っている:

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炙り豚飯(300円)

このあとは大変な午後の時間を過ごすことになったので、今更ながらに、ここでしっかり食べておいて良かった8)

巷のラーメンDBase のエントリはこちら

山形県山形市長谷堂349
麺屋ジュークDEZENOVE


ここからはオマケ。

今回、長谷堂城跡へ向かう往きは公共交通機関を利用した。山形駅前からローカルのバスに乗って20分ほど。ただ事前に調べた時から分かっていたのだが懸念が一つ。この日は「往きの便」しか利用できないと云うこと。この路線は平日に比べて土日祝日の便数が極端に少なくなるため、この日も城攻めしたあとの時刻に山形駅方面へ「帰る便」が無い[f]正確には、自分が乗った往きのバスが最寄りのバス停に到着したら、その数十分後に戻ってくる便に乗るしかない 🤨️。 :|。大型連休とか関係ない。他に利用できそうな路線がないか調べてみたものの、結局は分からずじまいで当日を迎えてしまい、先にバス会社の案内所に立ち寄って聞いてみたのだが、やはり帰りの時間帯には利用できるバスが無いとのこと[g]実は一つだけ路線があったのだが、全く反対方向へ30分近く歩いて、タイミングが合えば乗れるかもしれないと云うもの。おまけに貰った時刻表が平日のものだったので、期待できないとして諦めた 😞️。 :O。勿論、ここまで来て城攻めを諦めることはできなかったので、帰りは90分かけて歩いて戻ってくる覚悟はしていた :|

しかしながら城攻めを終え、疲れた脚で歩いて戻ってくるのは身体に酷なので、ここ山形市で運営されているコミュニティ・サイクルに期待をかけて、事前に会員登録しておいた ;)。この電動サイクルは指定のポートに乗り捨てできるシステムで、駐輪時の施錠と解錠、そして支払いはアプリ経由で行うと云う、いかにも現代技術のトレンドに乗った「シェアサイクル」。ただ借りる際の充電率が気になるところ。基本的にバッテリーの残量は24Hリアルタイムに監視し、実際に昼夜を問わずバッテリー交換しているとのことだが、アプリ上に表示されるのは台数のみで充電量は表示されず、タイミング悪く十分な残量が無い自転車しか見つからないと利用する意味はない。それどころか近くにポートが見つからなければ充電量どころではない。したがって帰路の手段は依然として未定であり、徒歩を覚悟しなければならないことも変わらない :|

なんて考えているうちに長谷堂城跡に最寄りのバス停「長谷堂」に到着した。

こちらは長谷堂城跡の麓にある長谷堂城跡公園。城攻めはここからスタート。長谷堂城の歴史や會津上杉氏との攻防戦などの説明板の他に散策マップが置いてあった:

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長谷堂城跡公園

公園奥が駐車場で、公園内にはトイレもある。

標高85mの城山山頂にある主郭跡:

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主郭跡

こちらは主郭跡から北にある山形城(赤丸の中)方面の眺め:

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主郭跡から北方面の眺め(拡大版)

その隣に見える高層ビルが山形駅前にある霞城セントラル。くどいけど、ここからそこまでは徒歩90分ほど・・・ :0

主郭下の帯曲輪跡から、會津上杉氏と激戦を繰り広げた長谷堂城攻防戦(北の関ヶ原)で、直江山城守が本陣(赤丸の中)を置いた菅沢山《スゲサワヤマ》方面の眺め。眼下に広がる田畑も古戦場跡:

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長谷堂城古戦場跡

こちらは麺屋ジュークへ向かう途中、古戦場だった田園を歩きながら眺めた城山こと長谷堂城跡の西側):

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古戦場跡と長谷堂城跡

大将の直江山城守、副将の春日右衛門、そして前田慶次郎らが長谷堂城を眼前にして軍議を開いたとされる清源寺前あたりから長谷堂城跡を眺めたところ:

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清源寺前あたりから古戦場跡と長谷堂城跡

會津上杉勢が本陣を置いたとされる菅沢山(現在は沢泉寺の境内)へ向かっていくと見学者用の駐車場があった:

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沢泉寺境内の下にある駐車場

そして會津上杉方の本陣跡と、寄手である上杉勢が見たであろう長谷堂城:

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會津上杉勢(直江山城守)の本陣跡と長谷堂城跡

このあとは更に長谷堂城攻防戦の激戦地の一つ(朴ノ木屋敷)で討死した上泉主水[h]戦国時代に兵法家で剣聖と称された新陰流祖・上泉信綱の孫とも。らの供養碑などを巡ってきた。

この日に予定していた行程を完了したあとは(予定通り?) 歩き疲れて重くなった脚を引きずりながら山形市街の中心地へ向かった 。ある程度は覚悟していたので脚は重いが気持ちは沈んでいなかったが、午後から陽が出てきたこともあり、段々と疲労感が増しているのが分かった :$

この時は、いくつかのコンビニを経由地に決めて、そこまで歩いたら休憩して水分を補給し、また次の経由地を目指すと云った感じで歩いてきた[i]と云っても二軒ほどだが 😣️。そして残りの道程《ミチノリ》が半分くらいのコンビニ前でアイスを食べながらポートを探してみると、徒歩20分先の公園にポートがあり、そこで6台の電動サイクルがレンタル可能と分かった[j]うーm。便利である 😁️。 ;)

正直、今いるところから宿泊先までは40分ほど歩けば到着できるのだが、ひとまず立ち寄って確認するだけして、運良くそこそこの充電残量があれば借りるのも手だなと思い向かうことにした。公園に到着しポートにある自転車を調べてみると、そららの殆どが充電率50%以下。そんな中で100%の自転車が1台だけ見つかった 8)。これだと宿泊先に戻れるのは勿論、雨の予報である翌日に巡る予定にしていた最上義光公らの墓所参詣にも十分に賄えるなぁと思ったら、これまでの疲れはどこへやら。すかさずQRコードを読み込ませて解錠し、マップを開いて義光公の菩提寺である光禅寺までの経路を検索して向かっていた :D

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コミュニティサイクル@宿泊先最寄りのポート

こちらが光禅寺境内にある最上義光公の五輪塔。なんとか閉門前に到着することができた:

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最上義光公の五輪塔

他にも義光の嫡男・義康公や悲劇の愛娘・駒姫の墓所にも参詣してきた。身体は完全に麻痺(?)し、レンタサイクルで走り回っている最中は疲労感を感じることはなかった :D

それでも翌日まで疲労を残したくは無かったので、夜は山形駅構内のお店でトンカツと芋煮汁でエネルギーを補充した:

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金華特厚ロースカツ膳(3,300円)

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芋煮汁(495円)

この翌日は朝から雨になったのでお土産や駅弁を買ったあと、早々に山形に別れを告げて帰宅した。

こちらは山形駅新幹線乗り場に展示されていたE3系の現行のつばさと初代のつばさの模型:

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新旧のE3系つばさ

山形新幹線は、この年の春にE8系がデビューしているが、お目にかかることは無かった。

山形発で東京行きのE3系つばさ:

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E3系つばさ

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E3系つばさ

車内の三段階式の手洗いシステムと、トイレの注意書き。トイレは狭かった〜 :O

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左から三段階式の手洗器

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トイレの注意書き

車内で頂いた駅弁はお隣は米沢市の「牛肉どまん中」(1,350円)。関東で云うシウマイ弁当に匹敵する名物弁当:

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「牛、どーん」

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牛肉どまん中(1,350円)

最後はデザート。山形の駅ビルで購入した串団子「じんだん」と「ごま」(各130円):

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串団子(各130円)

「じんだん」とは枝豆の王様「だだちゃ豆」を餡にしたものらしい:

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串団子「じんだん」(130円)

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餡たっぷりの串団子

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串団子「ごま」(130円)

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餡たっぷりの串団子

 と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also長谷堂城攻め (フォト集)
See Also長谷堂城古戦場巡り (フォト集)
See Also最上義光公・義康公・駒姫墓所 (フォト集)

参照

参照
a 実際にその日は雨だった 😞️。
b 帰ってきて二週間ほど経つけどまだ疲れが残っている感じ 😥️。
c もしかしたら南陽市の山火事(当時)の煙と風の影響かもしれない 😮️。
d 寒い冬の季節など、この土地の慣習と何か関係あるのだろうか 🙄️。
e まぁ普通、この場所へは車で来るしかないよなぁ。おそらくここにいる客の中で徒歩で来たのは俺だけだろう 😑️。
f 正確には、自分が乗った往きのバスが最寄りのバス停に到着したら、その数十分後に戻ってくる便に乗るしかない 🤨️。
g 実は一つだけ路線があったのだが、全く反対方向へ30分近く歩いて、タイミングが合えば乗れるかもしれないと云うもの。おまけに貰った時刻表が平日のものだったので、期待できないとして諦めた 😞️。
h 戦国時代に兵法家で剣聖と称された新陰流祖・上泉信綱の孫とも。
i と云っても二軒ほどだが 😣️。
j うーm。便利である 😁️。

Cafe Pappelburg − where provides the expensive Home-Roasted Coffee.

記憶は定かではないが、その昔、東京都八王子市の城攻めを終えて帰宅する途中、国道R16沿いで西欧の古風な居館を見かけたが、最近になってそこがカフェであることを知った。それも人気あるお店らしく、店前にある駐車場の空き具合でその時の混雑具合がわかるらしい :$

で、令和5(2023)年の処暑《ショショ》の週末のこの日[a]【今日は何の日?】巨人軍の王貞治選手が通算756号ホームランを打ち、Major リーグのハンク・アーロン選手の世界記録を塗り替えた日。、 R16沿いにあったとされる殿丸城《トノマル・ジョウ》跡の下調べ[b]主に駐車スペースの有無。の帰り、店前をのぞいてみたら丁度一台分の空があったので一休みがてら立ち寄ってみることにした :)

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パペルブルグ

こちらは R16側からみたところ。カフェの HomePage によると「中世南ドイツ騎士の館」をモチーフにした建物なのだとか:

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中世南ドイツ騎士の館がモチーフ

ただ、この周囲にはダンプが行き交うような産廃系のリサイクル業者が多いようで、正直なところ欧風な気分にしたれるような場所ではないのだが :X、逆にそんな場所に建っているから目立つのかもしれない :D

駐車場は開いていたが(予想していたとおり)店前には数組の待ち客が居た。ひとまず木製の丈夫そうな扉を開けて名前を書いて待つことにした。その時、建物内を眺めてみたが、店内は意外と広かった。豆の他にプリンやクッキーのようなものも展示販売していた。

それから店前をうろうろしてみた:

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窓に描かれた営業時間

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特に騎士とは関係ないようだ

騎士の館と云うより、木と草が豊かなただの古い居館を演出しただけな感じもしたが、各所にあった扉は確かに欧風だった:

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店前の大扉

さらに建物の壁面には満月と魔女が描かれていた他、トンボも紐でつるされていたが、これと騎士館との関係は不明:

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トンボ(レプリカ)が居た

へぇ〜、駐車場は店前の他にもあるんだねぇ[c]店頭前に7台分、テニスコート側に6台分 😮️。 :O

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店頭前に7台、隣の6台分あるらしい

そのうち名前を呼ばれたので店内へ入り、一人客と云うことでカウンター席に通された[d]待ち時間は15分ほどだった 😑️。。くどいけど、店内には騎士(Knight)の武具や鎧の類の展示は一切なかった:O

The first time と云うことで、分厚いメニューの中から選択したのはブレンド珈琲(ドリップ)とアップルパイ。自分が座っていた席がめちゃちゃクーラがキツくて、温かいものが欲しがっていたのかも。

店内では WiFi (pappel 5G)を利用できた8)

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Free Wifi @ Pappel

こちらがドリップ珈琲で一番安価だった Burg (ブルグ)。ブラジル産+メキシコ産+コロンビア産のブレンド。苦味が強いが酸味は少なめ:

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BURG(720円)

一番安価なブレンドで720円。毎日飲んでいるペットボトルコーヒーの4.5倍の値段である:O。しかしながらドリップ式だけあって香りが違う。安い方だけど美味しい8) 。結局、二杯も飲んでしまった。あとでレシートを見たら、二杯目以降は50%引きだった8)

アップルパイと一緒に飲むので砂糖やミルクは不要。そして20分位かかってできたアップルパイがこちら:

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Apple Pie(1,350円)

値段がすごかったので期待していたが、アップルが少なくて、パイを食べているだけだった :!。パイ自体は焼き立てなので暖かく、皿上のカラメルと一緒に頂くのだけれど、上面に乗っていたアップルが味気のない物体で、中に数切れのアップルがあったのが救いかも:

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見た目も味も期待はずれ🤬️

どこぞのクチコミのレビューではアップルパイは美味いとあったが、どうだろう。ホント、職人は客に美味しいものを食べさせたいと思っているのか不思議だった。

あと自分が座ったカウンター席のすぐ近くがトイレだったので、終始、人がうろうろしていた感じがした[e]イヤフォンしていてよかった😕️。:(

最後はトイレにある手洗い場の写真。ペダルを踏むとヤカンから水が出る仕組み:

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これも騎士と関係があるのだろうか?

思っていたよりも値段も味も、居館の雰囲気もだいぶ違っていたので、正直なところ、もう来ることはないかも[f]また運良く駐車できそうだったら考えるかも知れないけど 😐️。珈琲は値段分は美味しく感じれたが、それ以上の値段の珈琲を注文するだろうか疑問なところ。

パペルブルグ
東京都八王子市遣水530-1

参照

参照
a 【今日は何の日?】巨人軍の王貞治選手が通算756号ホームランを打ち、Major リーグのハンク・アーロン選手の世界記録を塗り替えた日。
b 主に駐車スペースの有無。
c 店頭前に7台分、テニスコート側に6台分 😮️。
d 待ち時間は15分ほどだった 😑️。
e イヤフォンしていてよかった😕️。
f また運良く駐車できそうだったら考えるかも知れないけど 😐️

つぼ焼きいも・幸神 − This sweet is Hot? or Cold?

今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。

最終日の四日目は帰宅する前に岐阜市周辺にある城跡をいくつか攻めてきた。お昼を食べたあと、次の目的地である墨俣城跡へ。まず名鉄岐阜駅へ向かい、駅前のバス乗り場1から岐阜バスのおぶさ墨俣線(墨俣−おぶさ)・墨俣行へ乗車して、終点の墨俣で下車。ここから墨俣城跡までは、かって美濃路[a]江戸時代に東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇往還。の宿場町であった墨俣宿跡を通って徒歩15分ほど。

但し、そこは城跡と云うほどの場所ではなく、豊臣秀吉が木下藤吉郎と呼ばれていた頃に織田信長の命で築いたと云う伝説[b]実際のところ『信長公記』《シンチョウコウキ》などの有力な史料には全く記述されていない 😮️。を、古文書を元に後世に伝えるために鉄筋コンクリート製の歴史資料館が建っているだけである。その資料館が城郭をイメージさせる天守閣を模していることから城跡と間違える人が多い :$一応、自分は資料館を観に行くと云う目的で行って来た次第[c]ただの時間つぶしとも云えるかも知れないが 😁️。せっかく岐阜へ来たので。 :P

資料館を堪能したあとは、最後の城攻めに向かうため墨俣のバス停へ移動。このバス停でただ待っているのもなんなので、偶然見つけた焼き芋屋へ:

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岐阜元祖・つぼ焼きいも・幸神

この日も暑かったので初めは焼き芋のペーストが載ったソフトクリームと思ったが、「つぼ焼き」と「焼き芋」の関係がよくわからなかったので、お店の人に話を聞いていたら「つぼ焼き芋」の冷製があるとのことで、そちらを購入した(350円)。あるいは、一昨日の関ヶ原古戦場巡りの帰りに見た焼き芋の自販機のことが頭の中に残っていたからかも :D

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冷やし・つぼ焼き芋(350円)

こんな感じでセロファンに包まれた冷たい焼き芋ながら、持っているだけでも皮の下の柔らかさが指に伝わってきた。セロファン半分を引っ張ってとってから頂く。皮をムクのは面倒なので、そのままパクついた:

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甘くて美味しい芋

柔らかくて、ねっとりとして、甘みがあって、冷たくて、意外といけると思った。皮の苦味は全く気にならず、むしろあった方が食べやすいかも。片手で食べれるのもいい。ベタつかないし。

壺の中にある芋が炭の熱で時間をかけて焼かれることでデンプンから糖質にゆっくりと変化していくところが、このつぼ焼きの原理らしい。電気釜より炭火の釜の方がお米が美味しくなるのと似たようなものだろうか:

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「つぼ焼き」方式

つぼ焼きいも・岐阜総本舗・幸神(中乃神本店)
岐阜県大垣市墨俣町墨俣472


ここからはオマケ。

まずは、現代の「墨俣一夜城」こと大垣市墨俣歴史資料館を犀川ごしに眺めたところ:

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大垣市墨俣歴史資料館と犀川

「太閤出世橋」なる橋を渡って資料館へ。欄干には秀吉の馬印にも使われた瓢箪のオブジェが:

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大垣市墨俣歴史資料館と瓢箪

さらに木下藤吉郎秀吉の像がお出迎え:

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木下藤吉郎秀吉の像

資料館は有料(大人200円/当時)で、最上階は展望台になっていたが、それほど眺めが良いわけではなかった :X

今回のツアーでは、いろいろな方角から岐阜城を眺めることができた:

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今回のツアーではお馴染みの構図

バス停はこちらの方向。バス停と資料館との間に墨俣宿跡がある:

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展望台から眺めた墨俣宿跡あたり

資料館に展示されていた墨俣宿のジオラマ。右手下がこの資料館が建つ場所で、さらに奥には伊吹山がそびえる:

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墨俣宿周辺のジオラマ

ここが墨俣宿跡。右隣の矢倉風の建物はトイレ:

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墨俣宿跡

墨俣宿本陣跡近くには、美濃路墨俣宿渡船常夜燈が復元されていた:

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渡船常夜燈(復元)

墨俣宿跡からバス停へ行く間は寺町界隈と呼ばれ、めちゃくちゃ寺院が隣接しているエリア:

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寺町界隈

たとえば廣専寺。右手上が鐘楼:

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廣専寺

その目の前が本正寺。これは脇本陣の門が山門になっていた:

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本正寺の山門は墨俣脇本陣の門

門のすぐ脇に立派な鐘楼:

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本正寺の鐘楼

光受寺。左上が鐘楼:

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光受寺

満福寺。右手が鐘楼:

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満福寺

といった具合に鐘楼持ちの寺院が密集している。これって除夜の鐘の時は大合唱ならぬ大梵鐘つきなのだろうか。もしかしたら108回を毎年分担するとか、あるいは27回ずつ順番に鐘くとか? :D

最後は、愛知県犬山にある楽田城跡。こちらは城址の碑と説明板が建っていた:

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楽田城址の碑

以上でGW城攻めツアー2023は終了で、無事に帰宅。三週間ほど経過しているが特に体調不良はなし。

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also墨俣城攻め (フォト集)
See Also楽田城攻め (フォト集)

参照

参照
a 江戸時代に東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇往還。
b 実際のところ『信長公記』《シンチョウコウキ》などの有力な史料には全く記述されていない 😮️。
c ただの時間つぶしとも云えるかも知れないが 😁️。せっかく岐阜へ来たので。

吉田屋・美濃錦 − An Eel Restaurant in the Pristine Castle Town.

今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。

三日目は郡上市八幡町にある郡上八幡城攻め。このときは名鉄岐阜バスターミナルから岐阜バスの高速岐阜八幡線で移動し、郡上八幡城下町プラザで下車[a]時間は80分ほど。大人片道(往路)1,550円、(復路)1,240円。。高速バスは岐阜駅を南下して岐阜各務原ICから東海北陸自動車道で北上し、郡上八幡iCで一般道に降りて、長良川を渡って八幡町へ向かうルート。

この日の八幡町は晴天で、GWともあって多くの観光客で城跡も城下町も大賑いだった[b]あとで知ったが、この三日前に城の模擬天守が耐震工事を経てリニューアルオープンしたこともその理由かも。 :)。城跡を歩き回り、昼ちょっと過ぎに城山公園を下山、お昼はあらかじめ調べておいた鰻屋。前日に続いての鰻である。今年のGWは鰻で乗り切ろうと思う :D。ここ郡上市はB級グルメの「鶏ちゃん」も名物らしいが、美味しい店が分からなかったので鰻を選択したのだが、時間も時間だったのでお店は案の定の空席待ち。結局 40分くらい待つことになった :|

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吉田屋・美濃錦

GW明けには全国的に COVID-19 対応が変わる予定だったし、自分も含めて行き交う観光客のほとんどはマスク無しだったなぁ。さらに店の方も昨年までの度が過ぎた感染対策はしていなかったし、客もゆっくり食事しすぎって感じに見えた[c]COVID-19蔓延全盛期のような、どことなくせわしなく落ち着きのない食事、そして微妙な距離をおく風景ではなかった 😎️。

名前を書いて店の中にある椅子に座って待っても良かったが、他人が食べているの見ていたら、余計にお腹が空いてきそうだったので、店周辺の城下町を軽く歩くことにした[d]待ち時間が分からないので10分くらいの間隔で待ち人数を確認しに店に戻ってくる羽目になったが 😕️。

そして店前に居た時にタイミングよく名前を呼ばれたので店内へ入ると、一人なのに座敷のテーブルに案内された。これもタイミングなんだろうな :0

注文したのは鰻一本半が入ったうな重(3,850円)。そしてグラスビール(600円)。今回も肝焼きは売り切れ。しばらくはお茶で喉を潤す:

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水が美味しいのか、お茶も美味しかった

まだまだ料理は出てこなかったので、城巡りした体をアルコールで癒やした :D

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これぞ黄金比(7:3)

ちょうど飲み干したタイミングでうな重の登場。肝吸いと香の物も一緒に。あとでデザートがでてくる:

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うな重(3,850円)

パンパンの御飯の上に一本分の鰻が載っていた:

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上面は鰻一本、そして御飯の下にも・・・

創業以来、120年以上継ぎ足してきたタレは濃いめ。鰻は備長炭で、やはり蒸さずに直火で焼き上げていて、外側はパリパリ:

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一本分の鰻がのったうな重

御飯の上の鰻を食べて、さらに御飯を掘り進んでいくと、鰻半分が出現した :)。上にのっている鰻とは異なり、こちらは御飯で暖められているのでふんわり:

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うな重は何度食べても・・・

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美味い!

今日の肝吸いは、関東風に焼きが入っていた:

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肝吸い

最後は、お口直しのデザート(ぶどう入のゼリー):

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ゼリーで口直し

と云うことで、連日の鰻でもぜんぜん飽きはなく、今日も美味しく頂いて、エネルギーを補充することができた :)。あと、メニューにあった「ししなべ定食」が気になったが冬季のみ。

吉田屋・美濃錦
岐阜県郡上市八幡町殿町160


ここからはオマケ。

こちらが郡上八幡城下町プラザ。岐阜からの高速バスは、ここで乗り降りした。トイレ・休憩所あり。裏手は有料駐車場:

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郡上八幡八幡城下町プラザ

ここから郡上八幡城跡へ向かて坂を登っていくと駐車場に至るが、ここに山内一豊と妻・千代の像が建っていた。なにやら千代の父が郡上八幡城の初代城主であった遠藤盛数らしいことで建立されたものらしい。ただしこの城と山内一豊は全く関係はない[e]多分、多くの人が山内一豊が城主だったと勘違いしているのでは? 🤭️。

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山内一豊の妻千代と模擬天守

大手虎口と石垣。大手道は鈎の字に折れている:

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本丸石垣と大手虎口跡

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大手道

大手道を本丸方面へ向かって登って行くと、城山山頂に建つ模擬天守(町重要文化財)が見えてくる:

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日本最古の木造模擬天守

このあたりからがビューポイント。ちなみに(これまでの史料から)この城には天守は無かった:

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模擬天守と隅櫓

天守、櫓、門、そして築地塀は模擬による復原であるが、石垣(の石材)は往時のもの。ちなみに、この城門から先は有料:

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本丸の模擬城門と築地塀

天守台石垣の上に立つ模擬天守は昭和の時代に大垣城の天守を参考に建てられたが、木造模擬天守としては国内最古のもの:

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大垣城の天守を参考にした木造の模擬天守

しかしながら、近年の大地震状況により、再建90周辺を機に耐震補強工事が施工されて、なんとあ三日前にリニューアルオープンしたばかりだった 8)

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耐震補強工事された模擬天守

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耐震補強工事済

四層五階の模擬天守からの城下町の眺め:

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城下の眺め(拡大版)

山間部に建つ城からの眺め:

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城下の眺め(拡大版)

初夏の城山公園:

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初夏の風景1

戦国時代から残る石垣と初夏の風景:

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初夏の風景2

山頂にある駐車場の奥が搦手。こちらを進んでいくと搦手口跡あり、堀切が残っていた:

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土橋と堀切

最後は、本丸跡の茶屋で買った飛騨牛コロッケ(150円)。衣に味がついていた:

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飛騨牛のコロッケ

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also郡上八幡城攻め (フォト集)
See Also長敬寺と遠藤慶隆公墓所 (フォト集)

参照

参照
a 時間は80分ほど。大人片道(往路)1,550円、(復路)1,240円。
b あとで知ったが、この三日前に城の模擬天守が耐震工事を経てリニューアルオープンしたこともその理由かも。
c COVID-19蔓延全盛期のような、どことなくせわしなく落ち着きのない食事、そして微妙な距離をおく風景ではなかった 😎️。
d 待ち時間が分からないので10分くらいの間隔で待ち人数を確認しに店に戻ってくる羽目になったが 😕️。
e 多分、多くの人が山内一豊が城主だったと勘違いしているのでは? 🤭️。