2016年の師走、今年最後の城攻めとして二日間をかけて山梨県と長野県へ。初日の前半は山梨県南アルプス市にある土屋惣蔵昌恒(つちや・そうぞう・まさつね)公の墓所へ。二年前に甲斐武田家終焉の地を巡った際、同じ山梨県の甲州市で武田家最後の忠臣の一人である土屋惣蔵公の「片手斬跡」を見学し田野集落の景徳院で勝頼公らの墓所に御参りしたのだけれど、その当時は彼の墓所がどこだか分からなかった。後で調べてみたら、彼の生まれ故郷である現在の南アルプス市の白根附近に墓所があるということで行ってきた。
この場所へは最寄り駅のJR中央本線・竜王駅からだとかなりの距離を歩いて行くことになる。片道4〜50分位はかかったと思う。体力的に辛かったけれど、この季節の南アルプス市の眺望や澄んだ空気が疲れを癒やしてくれた
。その帰途、JR竜王駅へ向かう途中のラーメン屋で冷えた体を温めることにした。こちらは県道R20と国道R20(甲府バイパス)が交差する近くにあったラーメン食堂れんげ 竜王店:
県内でチェーン店をしているようなお店。特に店内もメニューの品揃えも特徴はないのだけれど、この当時は日曜日と云うこともあり、田舎にある人気店は殆どが休業日で開いているのはチェーン店くらいしかなかっただけなんだけど。で、注文したのはお店オススメのラーメンと餃子。メニューを見ただけではあまり期待はしていなかったのだけれど、手作り餃子は中までアツアツで予想以上に美味しかった。ラーメンはと言うとスープの背脂は若干甘めで見た目ほど脂っぽくなかったので、最後まで飲み干せた:
ラーメンよりも餃子の方が美味しかった:
スープを飲んで、とりあえず冷えた体を温めることができてよかった。この後は、これもまた二年前に攻めた新府城へ。当時は見忘れてしまった搦手側の出構えなどを見る予定。
ラーメン食堂れんげ 竜王店
山梨県甲斐市竜王1284-1
ここからはオマケ。
土屋惣蔵公の墓所へ向かう際にJR竜王駅から釜無川沿いにある信玄堤公園まで甲斐市民バス(マイクロバス)で移動し、信玄橋を渡って甲斐市から南アルプス市へ。そこで見た眺望。
こちらは南アルプス。左から櫛形山(くしがたやま)、雪が積もっているのは白河内岳(しろごうちだけ)、広河内岳(ひろごうちだけ)、農鳥岳(のうとりだけ)、西農鳥岳。そして薬師岳・観音岳・地蔵ヶ岳も少し積もっていた:
そして、こちらは茅ヶ岳(かやがだけ)・曲岳・黒富士など北東側の山々:
最後は定番の富士山。この日は晴天だったけれど靄がかっていたのでズームしたらボケてしまった:
ということで、この時のフォト集はこちら:
土屋惣蔵墓所と金丸氏館跡 (フォト集)