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日本のラーメン

中華そば 中野 青葉 − An Aoba style Chinese Noodle.

自身初の「中華そば 中野 青葉」。映画を観たあとに川崎アゼリア店で。夕食を物色しながらグルメ街を歩いて、暖簾ごしに覗いてみたらカウンターに数人しか居なかったので入店した。食べ終わった頃には結構、人が入っていたようだけど、おそらく時間帯によっては行列になるのだろう:)

中華そば 中野 青葉(川崎アゼリア店)

初めてなのでデフォルトの中華そば(750円)にしようかと思ったけど、チャーシューとメンマが増量で、味付卵が付いたボリュームが気になって特製中華そば(950円)の方をオーダーした:

特製中華そば(950円)

自慢のスープを頂いた。昔食べたカップラーメンのスープのようで、なんとも懐かしく思えた。「風味とコクを両立させたダブルスープ」かどうかはわからないけど、やはり老舗スープと云うことで不味くはなかった。麺は中太のややちぢれ。やや絡まっていたけど、これはこれで美味しかった。具材はというと、特にこれといってすごくは無かったが、個人的に「特製」の冠が付くほどの豪華さはなかった。

次回はつけ麺にチャレンジしたい。

「中華そば 中野 青葉」 川崎アゼリア店
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-2-2006

つけそば まき野 − TSUKESOBA MAKINO.

昨日は平成29(2017)年9月初めの多忙な週末に、いつもの中華食堂が開いている時間に帰宅できなかったので駅前にあるラーメン屋へ。なぜか最近の週末はラーメンが無性に食べたくなる:|。おかげさまで通勤圏内には美味しいラーメン屋が多いので店選びも大変だけれど、ここつけそば まき野は今回で二度目。いつも混んでいるので、なかなか行かないのだけれど、この日はカウンターに一人しか居なかったので飛び込んだ:

つけそば まき野

一度目の記憶は「特製つけそば+東京醤油」だったのだけれど、あまり印象に残っていない:X

この日は、この年のGWに新潟で食べた「焼あご」(トビウオを焼いたもの)の出汁を思い起こさせてくれることを期待して「味玉つけそば+あごだし豚骨+中盛(360g)」を注文した:

味玉つけそば+あごだし豚骨+中盛(900+50円)

麺は中太でコシ強め。スープは熱々で半熟玉子、厚いチャーシュの短冊、メンマ、なると。出汁は、塩っぱ目なんだけど、この温めの麺を最後までつけて、しっかりと味わえた。濃い目の味で意外と麺にスープが絡んでいるように思えた。

次回は「つけそば」ではなく、中華そばであごだし豚骨を味わいたい。

つけそば まき野
神奈川県川崎市中原区新城1丁目2-27 新城京浜ビル1F

らーめん専門店・小川 − A Ramen with Riched Tonkotsu Soup.

先週末は平成29(2017)年の残暑のない9月初め、メンテナンスに出しておいたカメラが戻ってきたので早速、城攻めしながら確認することにした。で、今回は大分前に計画していたのだけれど、なかなか機会がなくて実行に移せなかった東京多摩地区の城址と、武田信玄の六女・松姫の菩提寺である信松院(しんしょういん)を巡ってきた。この信松院は甲斐武田氏滅亡を題材にした小説を読んでからというものの、いつか訪れたいと思っていた場所の一つだった :)

都内にある城攻めと云うことで、やや肌寒い天気の中をいつもよりは若干ゆっくり目に行動を開始して、午前中は東京都八王子市片倉にある片倉城跡公園へ。ここは鎌倉幕府創設の立役者である大江広元を祖とする長井氏の居城だったと云う。そのため長井氏の家紋は、同じ大江広元を祖とする毛利氏と同じ「一文字三星」である。
意外と見事な切岸や堀切が残る片倉城のあとは西八王子にある信松院へ。前述の松姫は御家滅亡後に婚約者である織田信長の嫡男・信忠を頼って京へ上ぼる途中に本䏻寺の変を知り、再び関東(八王子)へ戻って出家し信松尼(しんしょうに)と称して、亡き夫らの菩提を供養したと云う。また彼女は、同じく八王子に落ち延びた武田家旧臣らの心の支えでもあったらしい。

そして西八王子からは一旦はJR中央線で高尾に向かい、そこから京王線に乗り換えて高幡不動へ。高幡不動尊にある裏山は実は高幡城跡であっただなんて、ここに参拝にくる人たちの中で気にかける人はどれくらいいるだろう?と考えてしまう:|。おまけに人気のある戦国時代の城でもないし。
まぁそんなことはともかく城攻めの前に腹ごなしをしておこうと、以前誰かに教えてもらって気になっていた高幡不動駅近くのらーめん専門店小川へ:

らーめん専門店小川(高幡不動店)

昼ちょっと過ぎでほぼ満席の中、券売機前に空いていた席へ。初めてのお店なので『濃厚塩豚骨』ラーメンはデフォルト(680円)にし、御飯ものとして炙りちゃーしゅー飯(300円)を追加した。麺の硬さや脂の量、味の濃さなどの他に、チャーシューは豚バラか豚ロースかどちらか選択できた:

らーめん with ロース叉焼(680円)

麺は固め、脂は普通。味も普通だけど、替え玉スタイルなので、やや濃い目。とはいえスープは濃厚でまったりと後味が良い。麺は細麺ストレートと云う博多豚骨ではベーシックな組み合わせ。しかしスープが基本をしっかりと伝えてくれて、ホント、ちゃーしゅー飯じゃなくて替え玉にすればよかったと後でちょっと後悔してしまった;(

こちらが炙りちゃーしゅー飯。濃い味付けの叉焼の細切れが載っかった、これはこれで美味しい一品だった:

炙りちゃーしゅー飯(300円)

次回は替え玉(バリカタ)で食べたい美味しくて優しい塩味の濃厚スープだった。

らーめん専門店・小川(高幡不動店)
東京都日野市高幡3-19


ここからはおまけ。

こちらは片倉城跡公園の駐車場兼入口。駐車場は意外と広かった。で、自分はここではなく南側にあるもう一つの入口から攻めたけど:

八王子市片倉城跡公園の入口

そして城址北側からの眺め。と云っても森にしか見えないけど。往時、この城の周囲は湿地帯であったようで、現在でも水が湧き出て、それを利用した菖蒲田や池などがあった:

片倉城址

信松院から西八王子へ向かう途中に目撃した「第六回 北條氏照まつり」開催のポスター。近くに八王子城があるからだろう。機会があれば参加してみたい。でも、この日はなにやらお囃子が聞こえたので、あとで調べてみると西八夏祭りの最終日だった:

北條氏照まつりのポスター

こちらは高幡不動へ向かう途中、京王線高尾駅のホームからの眺め。まずは八王子城跡方面(実際には見えている山の裏側):

八王子城方面

そして正面の丘陵は昭和天皇・武蔵野陵と大正天皇・多摩陵方面:

ホームから眺めた天皇陵方面

で、ここ高幡不動尊・金剛寺は新選組副長・土方歳三の菩提寺である:

土方歳三の像(拡大版)

意外と言えば意外だけど高幡城跡から多摩地区、そして都心方面をしっかりと眺めることができた:

高幡城主郭からの眺め

高幡城主郭からの眺め

高幡城主郭からの眺め

こちらは多摩モノレール。一度しか乗ったことがない:

立川へ向かうモノレール

浅川を渡るモノレール

望遠レベルだけど、新宿副都心の他、東京スカイツリーも見ることができた:

新宿副都心方面の眺め(拡大版)

こちらは高幡不動尊の五重塔に納められていた観世音菩薩様:

五重塔に置かれた観世音菩薩像

そして高幡不動尊の玄関口に建つ仁王門の仁王像:

仁王像(吽)

仁王像(阿)

この日最後に高幡城の後にせめたのは分倍河原駅すぐの高安寺(こうあんじ)城跡。足利尊氏や藤原秀郷、そして源義経と弁慶にゆかりのある居館跡らしい。現在は曹洞宗のお寺になっている:

曹洞宗・高安寺の総門

本堂の鬼瓦には清和源氏足利氏家紋である二つ引両が掲げられていた:

二つ引両の家紋

ここには武蔵坊弁慶が主人・源義経と共に写経した際に使った井戸水(弁慶硯の井戸)が残っていた:

弁慶硯の井戸

東京都選定歴史建造物になっている山門の木鼻に付けらた獏は天女だった:

木鼻に付けられていた獏は天女だった

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also片倉城攻め (フォト集)
See Also松姫と金龍山・信松院 (フォト集)
See Also高幡城攻め (フォト集)
See Also高幡不動尊金剛寺散策 (フォト集)
See Also高安寺城攻め (フォト集)

つたふじ 本店 − Onomichi Ramen, Tsutafuji.

一昨年は平成27(2015)年の春に広島出張があって、その最後の週末に三原市にある古高山城を攻めてきた。ここは、かの『筑前宰相』小早川隆景公ゆかりの城の一つであるが、自分にとっても想い出深い城の一つであった。と云うのも、これに先立った日、当初の予定では半日あれば攻略できると思っていたのだけれど、実は全国でも五指に入る程の広い規模を持つ山城だったようで、それを知らずに攻めたら途中で道に迷ってタイムアップとなり、仕方なく諦めてしまったと云う経緯があった :$。で最終週に、このまま出張を終えて帰えることはできないと思い再チャレンジしてきたと云う次第。流石に同じ轍は踏めないので、事前に情報収集して[a]インターネットでは、意外と自分と同じように道に迷ったと云う人が多かった。城攻めルートを確認し、時間を多めに見積もって攻めてきた:)

そして無事に城攻めを終えたら安心したのかお腹がすいてラーメンが無性に食べたくなったので、近場のご当地ラーメンを食べに尾道まで足を延ばしてきた。尾道もラーメンのメッカであるが、初めての尾道ラーメンは出張先の仕事仲間に教えてもらったのがつたふじというお店。時間帯問わずに行列必至のお店らしい :O。ちなみに、このお店、豚一家も完食していた、50年以上の歴史があるらしい:

これを拝むのにすごく時間ががかかった、「中華そば つたふじ本店」の暖簾

ということで城攻めを終えて最寄り駅の本郷駅から糸崎行きのJR山陽本線に乗り、人生初の尾道駅で下車。流石に観光の名所で週末の晴天ともあって沢山の人達がいた。このまま尾道水道沿いの風景を楽しみつつ20分ほど歩いて店の前に来てみると、やっぱりというか残念というか大変な行列だった:

オレンジ色の屋根が「つたふじ」

確か2:00pmを少しまわっていた頃だと思うけど、40人位並んでいた :$。この日は晴天で春先ながら暖かく、ここから一時間行列してなんとかお店に入ることができた。店に入る前に目に入った貼り紙:

諦めずに並んでおいて良かったと思った瞬間

店内は厨房を囲むような形のカウンターのみ。7人位しか座れなかったように記憶している。

席について、速攻で中華そば(大)+生卵を注文した(700円)。先ほどの貼り紙にあったけど、厨房に居た親父さん、腰が悪そうで結構キツそうだった ;(。ここはさっさと食べて出て行こうと思った。

そして中華そば(大)が登場した。肉に下に生卵が隠れている:

中華そば大+卵付き(700円)

麺はやわらかめでストレート。それほど多くはない背脂入りの熱々のスープ。早いとこ食べないと伸びちゃいそうってくらい熱かった。晴天の下で行列したので一気にスープを飲み干して完食してしまった:

ささっと完食!!

「ごちそうさま」とお代を渡して席を立つと、他の人達はまだ「ハフハフ」と食べていた。おいおい、親父さんも辛いんだし、これぐらいの熱さの中華そばをささっと食べないでどうすんのよ!? :D と内心思いつつ店を後にした。

そしてドアを開けて外に出てみると、まだまだ行列だった :O

つたふじ本店
広島県尾道市土堂2-10-17


ここからはおまけ。

まずはJR山陽本線の尾道駅:

尾道駅

駅前の交差点で目撃した「おのみちバス」のレトロバス:

レトロバス(好きっぷライン用)

駅の目の前は尾道水道。水道の先は向島としまなみ海道:

しまなみ海道と尾道水道

尾道水道

尾道水道と造船所

つい先日観たブラタモリで知ったのだけれど、現在の尾道の市内のほとんどは埋め立てであり、その昔(と云っても江戸時代とか)は三つの山しかない坂だけの商人街だったとか。そのため海岸沿いの尾根筋が主要な道路だったようで、それが今の「尾道」の名前の由来なのだとか 8)

その急な坂のある山側を見ると、観光用に造られた通称「尾道城」が見えた:

千光寺公園に建つ天守閣風の建築物

これ以外にも山側にはいろいろ歴史的にも文化的にも貴重な建造物があったらしいが、この時は尾道ラーメン食べることしか頭になかったため完全に無視していた :P:

いつかは、ゆっくり登ってみたい

尾道駅近くの尾道商店街は西国街道の一部だったらしい(というのもブラタモリで知った):

西国街道の上に建つ商店街

こちらは尾道ではなく、広島市西区のとある住宅街で見かけた「焼あご入り出汁」の自動販売機。隣に置かれた飲料水の自販機に負けじと置かれていたが、それなりに需要があってのことなんだろうなぁ :D

ペットボトルに入った出汁の自動販売機

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also古高山城攻め(1) (フォト集)
See Also古高山城攻め(2) (フォト集)
See Also新高山攻め (フォト集)

参照

参照
a インターネットでは、意外と自分と同じように道に迷ったと云う人が多かった。

浦咲ラーメン駅前 − A Fried Flying Fish Ramen.

今年は平成29(2017)年のGWは「越後攻め」で、二日目は天候の都合で予定を変更して蔵王堂城跡(午前)と新發田城跡(午後)を攻めてきた。午前中は雨が降ったあと少々愚図ついた天気だったが、午後は一転して晴天となり、気温も高くなった。おかげで新発田の市街地をいろいろ歩きまわることができ、城下町や寺町なども見ることができた :)

この後は宿のある新潟へ戻り、明日の城攻めの準備をした後、夕飯として本当は初日に行く予定だった新潟ラーメンを食べてきた。場所は駅前から5分ほどの繁華街の中で、一見するとラーメン屋には見えない店構えだった:

ラーメン浦咲

今回はまったく予備知識なく新潟のラーメンを食べるために検索して、宿から一番近い店を選択した。店内に入ったのが7:00pmちょっとすぎ。既にカウンターはほぼ埋まっていたので、出入口に近い一番端に席をとり、メニューを見て「人気No1」と「オススメ!」のタグがついた「焼あごラーメン」(880円)と餃子(390円)を注文した。ラーメンは塩と醤油から選択できるようで醤油を注文したところ、店主から焼あごラーメンは塩が一番出ているとアドバイスを貰ったので塩に変更した。「焼あご」とは焼いたトビウオのことらしく、ラーメン業界では奇跡のスープと云われているらしい :)

こちらが焼あごラーメン(塩)。叉焼とメンマ、ネギ、水菜の他にワンタンが入っていた:

焼あごラーメンの塩(880円)

一口スープを飲んで、塩で注文して良かったと思った。まさに塩味のためのスープと云えるかも。タレ附属の餃子も美味しかった。餃子のタレは自家製かも:

焼き餃子(390円)

久々にラーメンのスープを飲み干してしまった 8)。最後まで味わいたい塩+焼あごスープ。

浦咲ラーメン駅前
新潟県新潟市中央区東大通1-5-7 第3ライオンビル1F


ここからはおまけ。

新発田城の帯曲輪には赤穂浪士47士の一人である堀部安兵衛武庸(ほりべ・やすべえ・たけつね)の像があった。新発田藩の藩祖・溝口秀勝の曾孫であり、討ち入りしたメンバの中で随一の剣客であった:

堀部安兵衛武庸の像

新発田藩主・溝口氏の菩提寺である宝光寺:

新発田藩主の菩提寺である宝光寺

蔵元の市島酒造:

銘柄『王紋』が有名

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also新発田重家公墓所と新発田藩溝口家菩提寺と諏訪神社 (フォト集)