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日本各地にある名勝や名跡や名所

愛媛県大洲・宇和島旅行 – Tour of Ōzu and Uwajima Cities in 2014.

今となっては一昨年の、2014年の夏の終り、広島での長期出張を終えるということで、中四国地方で最後に見ておきたかった城攻めとして山陰の米子城や萩城と迷った挙句に、天気の良さそうな四国の大洲城宇和島城を選択した。スケジュールとしては、初日の午前中に四国へ渡り、午後に大洲城攻め、それから宇和島へ移動して一泊し、次の日の午前中に宇和島城攻めし、午後に広島へ戻るといったもの。

まず別宅を6:30amに出発して広電で広島港・宇品へ移動。この出張では広電にホントにお世話になりました ;):

広電5100系グリーンムーバーマックス

広電5100系グリーンムーバーマックス

四国の愛媛と広島間は、その年のGWに伊予松山城攻めした時と同様、広島港と松山観光港を結ぶスーパージェットで移動(渡海)した。ちなみ運行会社は、前回は石崎汽船で、今回は瀬戸内汽船。こちらは広島港のスーパージェットの桟橋:

正面に見えるのは江田島

松山観光港発の便が来るらしいので、この桟橋で待つことにした:

松山観光港発広島港行の便

桟橋で待つ作業員のおじさん

着岸したスーパージェット「宮島」

08:30amに、再び松山観光港へ向かうための準備をしている間、いろいろとスーパージェットを観察してみた:

瀬戸内汽船の「宮島」

客室は1Fと2Fにある

08:30am発の松山行き

後部デッキ

後部デッキと全没型水中翼

日立造船製の全没型水中翼

広島から松山へは、途中に呉港に立ち寄って、およそ1時間20分ほど。朝が早かったので、乗船後しばらくして睡魔に負けてしまい、いつのまにか松山観光港に到着していた:O。下船して周りを見ると、九州と四国を結ぶ客船(カー・フエリー)が停泊していた:

松山・小倉フェリーの「くるしま」

正面に見えるのは興居島の小富士

曇り空だった広島とはうってかわって、松山は晴天だった。
松山観光港には09:40am頃に到着し、ここからは徒歩で伊予鉄高浜線の最寄り駅に移動する。バスも出ているようだけど、すばらしい風景を眺めながら歩けば20分なんてあっという間 :)

由良湾を眺めながらR19沿いを歩いて高浜駅まで

興居島(ごごしま)

興居島の小富士

正面に見えるのが松山観光港

透明度の高い由良湾

由良湾に浮かぶ岩礁

伊予鉄道の高浜駅前にあるフェリー乗り場では、高浜と(興居島の隣りにある)中島とを結ぶフェリーや、興居島の由良行きのフェリーなどを目撃した。小さな離島が多い瀬戸内海ならではの風景:

中島汽船の「あさかぜ」

松山と中島を結ぶフェリー

「あさかぜ」の後部デッキ

由良行きのごごしま「あいらんど」

そして10:00am発の伊予鉄高浜線で大手町まで移動して、そこからの松山市駅行きに乗り換えて松山市駅前まで移動した:

伊予鉄3000系(高浜線)

伊予鉄道モハ50系(松山市内線)

松前駅前で腹ごなしして、松山から大洲城のある伊予大洲までは11:25am発の特急宇和海11号に乗車する。こちらは電車待ちしていた時に見たJR松山駅の風景:

JR四国の松山駅構内

JR四国の松山駅構内

そして、こちらが特急宇和海11号で、四国ではおなじみのアンパンマン列車:

特急「宇和海」(アンパンマン列車)

特急「宇和海」(アンパンマン列車)

伊予大洲には0:00pmに到着し、そこから徒歩20分ほど歩くと肱川が見えてくる:

肱川と大洲城の苧綿櫓(おわたやぐら)

0:30pmくらいから、たっぷり4時間近くを城攻めしてきた。城攻めが終わったあと、「大洲市埋蔵文化センター」「大洲市埋蔵文化センター」の研究員の方から教えてもらった、大洲の美味しい・お土産処として大洲まちの駅あさもやが近くにあるということで行ってきた。あさもやの周辺には赤煉瓦館とかポコペン横丁、おはななはん通り(NHKのドラマ)など観光名所がいくつかあった。その中には、ドラマの「東京ラブストーリー」でリカが別れの手紙を出したポストとか、その昔、土佐藩を脱藩した坂本龍馬が、立ち寄って食事をしたという通りの志保町(旧塩屋町)なんかがあった:

ドラマで使用したポスト

坂本龍馬が立ち寄った通り

ぐるりと大洲市の街を歩いた後は、肱川通りから肱川橋を渡って、伊予大洲駅へ向かい、06:08pm発のJR特急いしづち(TSE:Trans Shikoku Experimental)に乗って宇和島へ移動した:

伊予大洲駅で目撃した車両

JR四国2000系(特急いしづち)

宇和島について駅前にある宿にチェックインして、城攻めの汗を流した後は、宇和島の美味しいものを食べて、翌朝の城攻めに備えた(?):P

翌日は08:00amにチェックアウトし、荷物を宇和島駅のコインロッカーに預けて、徒歩で宇和島城へ移動。早朝の宇和島駅前はこんな感じ:

宇和島駅前を通るR320の支道

R320沿いの交差点から

宇和島は闘牛の街でもある

私鉄宇和島鉄道の蒸気機関車

08:30amから、こちらもたっぷり4時間ほど城攻めしてきた。こちらは宇和島城でみた生き物たち:

長門丸下の石垣の小径にいた蜘蛛

本丸でみかけた鳶

城攻めを終えてJR宇和島駅までの途中でみた宇和島市のシンボルでもある牛鬼(うしおに)は、現在では祭りで練り歩く山車ことを指すらしい:

商店街で見た牛鬼

商店街で見た牛鬼

歩道に埋め込まれた牛鬼

マンホールも牛鬼

闘牛も有名

宇和島からは0:56pm発の宇和海14号に乗って松山へ移動した。こちらは宇和島駅構内でみた電車:

JR四国の各種車両

JR四国の8000系特急

JR四国の高級観光列車伊予灘ものがたりを初めて見た:

伊予灘ものがたり

豪華な客車

で、自分が乗ったのは、こちらの特急宇和海:

特急「宇和海」で松山へ

松山に着いたのが2:00pm過ぎだったので、来るときに食べようと思った鯛釜飯をお昼ごはんにして、あとは来た時と同様に伊予鉄で高浜まで移動した。高浜には3:00pm前に到着:

帰りも伊予鉄3000系

そして徒歩で松山観光港まで移動し、スーパージェットの乗船券を購入し、準備ができるまで待合スペースで待機したり、お土産を物色したりする。

帰りは石崎汽船のスーパージェットに乗船し、4:00pmに松山観光港を出発。帰りも1時間ちょっとの船旅:

石崎汽船のスーパージェット「瑞光」

帰りはいろいろな船を目撃した:

呉港付近で見た巨大なタンカー

そして、同じく呉で目撃した第4護衛隊群第4護衛隊所属のいせ (護衛艦) 、とわだ(補給艦)ら自衛艦:

護衛艦「いせ」他

護衛艦「いせ」他

護衛艦「いせ」他

護衛艦「いせ」他

ということで、広島港には5:30pm近くに到着。そこから広島の別宅に戻って、帰京の準備やらいろいろ。

広島出張で最後の城攻めは天気はもちろん、いろいろな人の出会いや初めて食べる料理など、かなり刺激を受けた二日間だった。大変、満足で良い思い出になった=)。 また時間があれば来てみたい。

The first Asakusa visit in 2016.

今年は三賀日の2日目に「皇居の一般参賀」に行き、その帰りに平将門公の首塚をお参りしてきた。この首塚は、実は神田明神の分祀にあたり、これがまさに2016年の初詣にあたるのだけれど、恒例の年初めのおみくじは引けなかったので、翌日の3日目にお馴染みの浅草寺へ行ってきた。初詣は済ませていることもあり、気持ち的には例年のような朝8:00くらいに到着するスケジュールではなく、お昼過ぎに到着するような感じで行ってみたんだけど、これは想像を絶する混雑具合で、雷門から並ばないと浅草寺では参拝できない有り様だった :$。ある程度は予想していたのだけれども、これほどとは思わなかった :O

ということで、仲見世の脇道(これも混雑していた)から境内にはいり、御籤を引いてきた。今年は「大吉」。自分を磨くことでさらに飛躍する年になるだろうということで、がんばろうと気合が入る。写真に納めたけど、公開するとご利益が減りそうなので非公開 :X。浅草寺に来てお参りしないのはまずいのだけれども、どこのお堂も長蛇の列なので、なんとか空いていた影向堂(ようごうどう)にて七福神の皆さんに参拝してきた。

雷門から並ばないと参拝できない

本堂とスカイツリー

お昼を浅草の老舗の天ぷら屋でと考えていたけれど無理なのがわかったので、早々に上野方面へ移動。途中、東本願寺にて参拝。ここはよく通るのだけれど初めて境内に入った。上野駅前からアメ横に入り、御徒町駅までいって、そこから中央通りに出て末広町へ。さすがにお腹が減ってきたので、蔵前橋通りとの交差点にあった神田達磨で羽根つきたい焼きにぱくつく。

神田達磨 粒あん 150円

しかしながら、これが美味しくて、逆に空きっ腹に火が付いてしまったので飯屋を探すも、この界隈も行列だらけ。仕方がないので淡路坂を登って御茶ノ水へ。駅前のビルにある牛タンねぎしに入ってなんとか持ち直すことができた。というか、毎年ここで「牛たん三種盛りSP」を食べているな :P

という2016年の初春でした。

新年一般参賀 2016 – The General Public to the Palace for the New Year Greeting in 2016.

今年は平成28(2016)年1月2日の新春に皇居にて行われた「新年一般参賀」に行ってきた。と言うのも、昨年は2015年の同じく新春に江戸城攻めをしてきたのだけれど、当然ながら皇居である西の丸を含め、伏見櫓や富士見櫓(共に現存)などは近寄って見学することができなかった。ただし、例外として年二回(新春と天皇誕生日)の一般参賀に行くと、このような建築物や城郭を見ることができるという。ということで、この参賀の主たる目的はそれだったのだけれど:O、天皇皇后両陛下や皇族らにも目にかかれるという機会もめったになさそうなので、早起きして行ってみた。

宮内庁の要領によれば、初回は10:00am頃にTVでもよく見る宮殿バルコニーにお出になるということで、この回を目標に、東京メトロ有楽町線の桜田門駅に08:00am過ぎに到着したものの、皇居の桜田門に行ってみると思った以上に人が少ないので、警備している警官に聞いてみたら本来の行列は内堀通り(R301)側にあり、この桜田門前に並ぶよりも10分位早く入ると教えてもらったので、早速そちらへ移動した。どこかのHPでは桜田門前がオススメと書いてあったが・・・・:/。で、R301側のちょうど観光バスの駐車場へ向かってみると、すでに行列ができていて、警官がそこら中に沢山いて参賀への注意点(持ち物やトイレ)について案内していた:

こんな感じで行列に並ぶ

ここで並んでいると日の丸の国旗がもらえる。で、この辺りで待つこと30分ほど。周りの警備風景はこんな感じ:

内堀通り(R301)沿いの警備風景(南方面)

内堀通り(R301)沿いの警備風景(北方面)

で、09:00am頃に、優先者(前日から並んでいる人や老人や障害者の方々)が先に手荷物+身体検査に進む:

内堀通りを渡って検査場へ移動する

これは、いわゆる「DJポリス」。今回の警備で沢山のDJポリスが動員されていた。マイクを持って話しているのは参賀の要領(手荷物の大きさとかトイレとか)で、これって機械に任せて良いんじゃないかと思うのだけれど :|

参賀の要領は機械で流せば良いのでは?

そして、これが手荷物検査と身体検査を行う仮設テント。手荷物として皇居の中に持ち込めるのは「A3サイズまで」って言っていたけど、その尺度がよくわからないなぁ。逆に混乱すると思うのだけれど:

20150102-皇居一般参賀-006

ここで手荷物を預ける or 預けないを振り分ける

金属探知機を使った身体検査では、ポケットに入れたMobile Devicesなんかは特に気にしていなかったけど良いのか?

ということで、検査を終えて次の待機場所へ移動する際に見た正門鉄橋(別名は二重橋/めがね橋):

20150102-皇居一般参賀-007

正面からみると2つのアーチが「めがね」に見える

ここで、他の場所から同じように行列していた人達と一ヶ所に集められ、さらに優先者から順番に正門鉄橋を渡り西の丸正門をくぐって宮殿へ向かう:

外で並んでいた人達と、ここで合流する

優先者が先に正門へ向かう

参賀に初めて来たけど、任侠系の人達はあまり見なかった。むしろ宗教系の団体の方が多いような。例えば優先者の中にはこんなのがいた:

参賀の最中に幟を挙げるのは禁止されている

そして自分たちの列も正門に向かって移動を開始した:

まずはメガネ橋を渡り、

西の丸正門をくぐる

ここまでの写真でお分かりのように、警備する警官(私服を含む)が多いこと多いこと。人間だけではなく、犬や馬まで動員されていた。

そして西の丸の正門をくぐって吹上御苑のある宮殿東庭へ移動する:

20150102-皇居一般参賀-016

皇居の正門をくぐる

宮殿東庭へ移動する途中に、伏見櫓を拝むことが出来る:

城内で最も美しい伏見櫓

で、宮殿東庭あたりには皇宮警官が警備・警戒と案内をしていた:

宮殿東庭

宮殿東庭

そして、この広場から見える長和殿中央バルコニー付近は、当然ながら大変な人だかりだかりになっていた:

長和殿中央バルコニー前の様子

そんな自分も自然にバルコニー近くのポジションを探していたけど :P。あとは天皇皇后両陛下と皇族方が出るのを今か今かと待つことになる。そろそろと言う時間になるとアナウンスがあった。テレビで良くみるバルコニーはこんな感じ:

バルコニー前に立つ皇宮警察官

待つこと15分ほどで、天皇皇后両陛下と皇族方のお出まし。この時、広場は騒然となった:

バルコニーにお出ましになった皇族方

常陸宮家、皇太子一家と天皇皇后陛下

皇太子一家、天皇皇后陛下と秋篠宮家

天皇皇后陛下、秋篠宮家と三笠宮家

バルコニー越しに陛下が手を降ると、皆、貰った国旗を振ったり、「天皇陛下、万歳」のコールがあちらこちから上がった。そして陛下より新年のお言葉を頂くと、さらに参賀客はヒートアップして、あちらこちらから手をあげて「天皇陛下、万歳」コールが連なっていた。一種、異様な雰囲気。しっかし、このご時世に「万歳」は無いだろうよ。かえって失礼だと思うが :(。そういう自分は旗も振らず、万歳もせず、ひたすら撮影していたけども:X

おそらく10分くらいだろうか、皇族方はバルコニーから姿を消して一般参賀は終了。2時間ならんで10分ほどのお目見え。こんなもんだろうか。そして、これからは移動が大変。浅草寺や明治神宮の参拝帰り並。「押すな」、「押しただろ」とかの喧騒もちらほら。皇宮警察官は自分の持ち場からは移動してはならないのだそうで、人の波に埋もれていたなぁ:O

長和殿の出入り口。奥に見える廊下は宮内庁庁舎との連絡通路。万が一のために救急車も待機していた:

長和殿の出入り口

一般参賀を終えて帰っていく参賀客。ちなみに、ここから長和殿方面に戻ろうとすると逆走は禁止と警官に注意された。宮殿のある坂を降りて行くと退出門の一つである坂下門が目に入る。退出できる門は、この他に桔梗門と乾門がある。

宮殿のある坂を降りて左側には宮内庁庁舎。初めて見た:

宮内庁庁舎

この後は退出するだけだけれど、その前に本来の目的である普段見れない富士見櫓や桔梗門の渡櫓なんかを堪能し、桔梗門から退出した:

富士見櫓

ちなみに富士見櫓や伏見櫓は江戸時代からの現存だけど、大正時代の関東大震災で一度倒壊しており、それを元のとおり復元したものが現在見ているもの。そして再び内堀通り:

内堀通り(R301)沿いの警備風景(南方面)

この後は巽櫓や耐震工事が終わった大手門を見てきた。この日はいつもは公開されている東御苑は閉鎖されていたけど。それから近くにある平将門公の首塚(神田明神)にて初詣を済まして、桜田門方面へ移動した。すると警視庁交通機動隊所属の騎馬隊も警備に加わっているのを見ることが出来た:

サラブレッドは幸希という名前らしい

20150102-皇居一般参賀-047

サラブレッドは青葉という名前らしい

おまけで、こちらは大手濠で警戒にあたっていたカモメの幼鳥(警視庁の所属は不明):

カモメの幼鳥も警備に参加していた!?

その他の写真や大きい写真はこちらから:
See Also 新年一般参賀2016    (フォト集)

徳島上陸 – Mt.Bizan Ropeway.

昨年は2014年の7月に別宅のある広島から高知と徳島の城攻めぐりをしてきた。初日は高知で一泊し、翌朝6:45amにチェックアウトしてJR高知駅へ。みどりの窓口で徳島までの特急券と乗車券を購入して7:00am発の「特急南風4号」に乗車した。確か、記憶では「特急しまんと」と併結していたような ;)

宇多津駅までは、しまんとが引っ張ってくれる。

特急しまんと

岡山まで行く特急

特急南風

高知駅では、トラジマ模様のこんなタイガース応援列車も目撃した:

自分はちょっと乗るのが恥ずかしい

タイガース応援列車

特急南風で四国を北上し、徳島県へ入るとだんだんと雲が多くなってきた。途中、大歩危・小歩危を通ったのだけれど、これがまた天に向かってそそり立つような岩壁の間をぬいながら進む社内からもエメラルドグリーンに輝く渓流を眺めることができて感動した。まさに秘境。土讃線もなかなか見所のある良い場所を走行してくれるものだ。窓の外に釘付け間違いない 8)。だけど、あっけにとられて写真を一枚も撮れなかった〜 :O

それから、一度、阿波池田駅で降車し、ここから徳島線に乗り換えた。乗ったのは「特急剣山4号」:

阿波池田から徳島まで

特急剣山

乗り換えまでに20分ほどあったので、ホームをぶらぶらして見てきたその他の列車:

 

阿波池田駅のホームから

高地行き普通列車

阿波池田駅のホームから

JR四国の普通列車

阿波池田駅のホームから

いろいろなJR四国の列車たち

で、10:00am前には自身初の徳島駅に到着。途中、ずっと吉野川を眺めていたけど :D

駅前にあるそごう徳島店から見たJR徳島駅

駅前のロータリーから見たJR徳島駅

そして、まずはお目当ての徳島城攻めのために徳島中央公園へ。

徳島中央公園城山園路案内図

この公園には「ハチロク」蒸気機関車が展示されていた:

8620形式の蒸気機関車

車体番号「68692」

その他にも公園には、こんな巨大な楠があった。その名も「竜王さんのクス」は、樹齢推定600年くらい。昭和9(1934)年の室戸台風で倒れたという。この大クスから西へ100m、低い石垣の上の小平地に竜王神社があったことから、この名で呼ばれている:

竜王さんのクス

竜王さんのクス

で、城山から降りてきたのが11:00amくらい。というのも、だんだんと空模様が悪くなってきたので、一部を割愛して早めに切り上げてきたのだけれど :(。というのも、眉山ロープウェイで山頂まで登って徳島市内を展望したかったから。で、また駅前まで移動して、そこから「阿波おどり会館」へ向かった。未だ雨は降ってきていないけど。

新町川(しんまちがわ)。徳島市の三角州を形成している吉野川水系の一級河川。新町橋から:

新町川に架かる新町橋

新町川

そして向こうに見えるのが阿波おどり会館:

眉山のロープウェイ駅も兼ねた阿波おどり会館

眉山ロープウェイは一般・往復で1020円(当時)だった。まだ雨は降りだしていないので、早速のりばへ移動して、山頂へ向けてロープウェイに乗った:

ロープウェイから徳島市内の眺望

ロープウェイから徳島市内の眺望

と、頂上に着いたら大粒の雨が・・・ :O。雨の避けながら眉山の山頂から徳島市内の眺望いろいろ。まずは山頂から東方面で、吉野川支流の新町川が紀伊水道へ流れ込んでいる:

眉山山頂から東方面の眺望

そして南方面。左側にある山は芝山で日峰大神子公園がある:

眉山山頂から南方面の眺望

それから北東方面。高知県と徳島県をまたいで流れる総延長194kmの吉野川が見える。吉野川は日本三代暴れ川の一つで、四国第二位の長さを持つ。吉野川に架かる橋で、一番奥は阿波しらさき大橋、手前が吉野川大橋:

日本三大暴れ川の一つ吉野川

西方面はさらに山が続く:

眉山山頂から西方面の眺望

そして、展望台からのパノラマ眺望:

眉山山頂からのパノラマ眺望

山頂に咲いていた紫陽花:

山頂に咲いていた紫陽花

山頂に咲いていた紫陽花

といったところで、傘なしではだんだんときつくなってきたので下山することにした。ロープウェイ乗り場に併設されていたモラエス館。有料だったので入らなかったけど、外に貼り付けていた壁絵など:

大航海時代のポルトガルの帆船

大航海時代のポルトガルの帆船

さらにロープウェイ乗り場の壁には、徳島県の「光の八十八ヶ所」に認定された「天の川」LED装飾品がある:

天の川をモチーフにしたLED装飾品

地上へ降りたあとは阿波踊り会館1Fでお土産を買って、お昼でも食べようと外に出たら完全な雨。それも大雨。小走りでコンビニに入り、傘を買って徳島ラーメンを食べに行き、帰りのバスが出発するJR徳島駅前のバスターミナルへ移動した。そんな駅前付近で見た阿波踊りのオブジェ:

郵便ポストの上で阿波踊りしているオブジェ

徳島市水道局の阿波踊りオブジェ

徳島駅前のバスターミナルを出たのが4:25pmで、そこから一旦、鳴門まで移動して、そこから高松自動車道、瀬戸中央自動車道、山陽自動車道と乗り継いで広島バスセンターについたのが8:00pm過ぎ。この年はGWに自身初めて四国入りし、もうその数カ月後には全ての県を周ったという何とも幸運な一時だった :D

Katsurahama Park.

昨年は2014年の7月に、人生で初めて高知に行った。もちろん城攻めが目的だけれども :)。広島バスセンターから高速バスで岡山の瀬戸大橋を渡り、四国を右斜めにショートカットするような感じで香川県と徳島県を横切って高知入りした:

瀬戸中央自動車道の鴻ノ池SAにて

瀬戸中央自動車道の鴻ノ池SAにて瀬戸大橋の説明板

広島バスターミナルからJR高知駅前までおよそ3時間50分(途中、休憩あり)。片道6,700円(当時)だった:

JR高知駅

広島からJR高知駅まで高速バスで4時間ほど

南国というとことで相当の暑さを予想していたのだけれども、思った程でもなかったので、ちょっと拍子抜けした。で、高知でのお目当ては高知城だけど、その前にまずは長宗我部元親公の初陣像が立つ若宮八幡宮へ行くためにとさ電(路面電車)の路線図を確認したのだけど、どうも若宮八幡宮あたりまでは行かないことがわかり :(、しばらく考えて、あらかじめ用意しておいた桂浜へ行く「プランB」に切り替えることにした。そこで、ここからはタクシーで移動。確か、はりまや橋あたりから桂浜公園の土佐犬闘犬センターや売店があるところまで、おまけしてもらって3,000円だったような。
公園内にはいり、まずは桂浜の碑:

「桂浜」の碑

園内には何個か碑が建っていた「桂浜」の碑

直ぐに浜には降りず、先に桂浜旧台場の上に建つ龍馬の銅像へ:

坂本龍馬銅像

桂浜を見下ろす高台にある坂本龍馬銅像

龍馬銅像

1928年高知県青年団によって建てられた

ここから本浜方向に移動し、蒼い空と青い海を眺めた =)

桂浜(本浜)

桂浜(本浜)の奥に見えるのは竜王岬

桂浜(本浜)

竜王岬に建つのは竜王宮

桂浜(本浜)

太平洋に面した本浜

桂浜(龍頭岬)

桂浜の東にある龍頭岬(りゅうづざき)

龍馬も見たであろう太平洋の遠くにある水平線:

桂浜(本浜)

桂浜から眺める太平洋と水平線

桂浜(本浜)

東の龍頭岬と西の龍王岬の間を桂浜という

桂浜水族館と桂浜荘

桂浜水族館と国民宿舎の桂浜荘

さらに竜王岬にある竜王宮まで上がってみる:

龍王宮

龍王岬の上に立つ龍王宮

龍王岬

龍王岬の崖

龍王宮

海神さまを祀る祠

太平洋

龍王宮からの臨む太平洋

広島を朝出た時は雲が低くて雨?かなと心配になったけど、高知に入ったとたんに強烈な陽射しが。海が蒼くて、まさに「ニッポンの夜明けぜよ。」でした :D

See Also 桂浜公園    (フォト集)