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自宅で自ら構築したMikeforce Serverについて

Mikeforce server downed.

この記事をアップできている現在は復旧済みで、ことの顛末は次のような次第:

先週は平成30(2018)年9月1日[a]週末の土曜日で仏滅だった。朝、歯医者に行くために少し早めに起きて天気予報を確認しようと Web を開いたら「インターネットに接続できません」なるメッセージが表示された。日頃、常時接続な環境なので、モデムかハブか何かが落ちたかと思って見てみたが特に問題はない。あれ!?っとPCを見てみるとケースにある青色の電源ランプが点いていなかった :|。う〜m。
たしか昨晩寝る前、部屋の照明を消した時に扇風機の電源ランプ[b]これも青い色。暗い部屋では赤色と共に最も視認しやすく目につく色である。が消えていることを確認したが、同時にその背後にPCの電源ランプが見えていたのを記憶していたので、その時までは確かに動いていた。

で、ケースの電源ボタンを押してみたが全く動かない。何もしていないのに電源が落ち、さらに電源が入らないということで、まず最初に昨年春に取り替えた電源ユニットのCoolerMaster V650 Semi-Modular[c]昨年、突然 PC の電源モジュールからカラカラ音が鳴り出したので、調べたらファンの羽が折れ曲がっていた。最初は叩いたら収まっていたが、段々と音も大きくなってきたので電源ユニット本体を取り替えたと云う次第。を疑った。

ケースを開けて、歯医者に出かけるギリギリまで調べてみたが、ハードウェアが故障したような「臭い」は無く、特に電源ユニット回りに至っては焦げた跡など異常は見当たらず。加えて電源ユニットを ON するとマザーボードのP9X79上にあるStandby Power LEDが点灯するので電源ユニットからマザーボードへは通電しているっぽい。しかしケースの電源ボタンを押してもマザーボード上のChassis LEDやCPUファンは動かないし、何より電源ユニットが動いていない :$

今まで見たことの無い症状。
その昔、Windows系OSが載ったPCが立ち上がらなかった時があったが、その時はCMOSの電池切れだったり、DIMMがキチンと差さっておらず少し浮いていたのが原因だった。一応、今回は起動中に落ちているぽいので関係は無いとは思うが、念の為、予備の電池のCR2032に交換したり、メモリを挿し直したが特に変化なし:

グラフィックスボードを外したところ

これにあまり時間を割いていられないし、外(インターネット)に気安く出られないのも不便[d]このサーバはWifiなどの自宅内ネットワークのGWでもある。だし、なにより電源ユニットが問題ということであれば5年保証を要求するところだけど、そこまで原因が確定できていない。メーカーとやりとりしていたら復旧が来週一杯までかかってしまいそう。なので、ここは翌日までに入手できそうな電源ユニットをスマフォから Amazon で注文。いろいろ迷ったが昨年購入したユニットの廉価版っぽいCoolerMaster MW Semi-Modular 650Wにした。値段は半額ほど。まぁ買い捨て覚悟。

そして翌朝の日曜日、ありがたいことに午前中の早い時間に受け取ることができたので、早速マザーボードと電源ユニットを接続してみたが、一回目はケースや CPU ファンが少しだけ動いたものの、結果は同じで電源は立ち上がらない :|。 う〜m。いやはや困った。もしかしてマザーボードか!?なんて、思わず最悪な状況を想像してしまった :(

ここでPCI Expressに装着していたグラフィックスボードの陰に隠れていたLEDを確認しようと、一旦取り外して電源を入れてみると、ピポッと音がなるやいなやCPUファンが回りだして、POSTまで動き出した :O
なんと原因はグラフィックスボードだった:

これが問題の NVIDIA GeForce GTX 660Ti (2GB)

この二枚差しDuallボード、てっきりボード上部に付いていたPCI Expressコネクタに電源ケーブルを指していなければ電源は供給されないものと思っていたが、どうやら間違い。マザーボードからも電源は供給されているようだ(二枚差しだから)。以前はデスクトップとして使っていたPCを今はサーバとして使っている。なので2枚差しのグラフィックスパワーを使う機会は全く無い :D

ということで、今の時間から Amazon を利用しても無駄なので、単にVGAとして利用できる安価なグラフィックスボードを電車に乗ってヨドバシで購入して挿してみたら、あっけなく起動した:

NVIDIA GEFORCE GT710 (2GB)

購入したのはNVIDIA GEFORCE GT710(5,510円/当時)。サーバならば、この程度で十分すぎるスペック。原則的にリモート操作で、どうせ起動時のログを確認する程度にしか使わないし。

ということで、あとでsyslogのログを確認してみたら、PCが落ちたのは9月1日 05:39:16だった。早朝のクロン・ルーチン中に落ちたっぽいがKernelログには異常は無いのでハードウェア故障だ。復旧までに24時間くらいかかってしまった。初動調査で電源が怪しいと見てしまったのが原因だけど、まさかグラフィックスボードが原因で起動しないなって。だって、なくても起動するし :/

ということで不要な電源が一つできてしまった。欲しい方がいれば譲ります =)

参照

参照
a 週末の土曜日で仏滅だった。
b これも青い色。暗い部屋では赤色と共に最も視認しやすく目につく色である。
c 昨年、突然 PC の電源モジュールからカラカラ音が鳴り出したので、調べたらファンの羽が折れ曲がっていた。最初は叩いたら収まっていたが、段々と音も大きくなってきたので電源ユニット本体を取り替えたと云う次第。
d このサーバはWifiなどの自宅内ネットワークのGWでもある。

Upgrade to Xenial Xerus.

サイトのHTTPS化が完了した勢いで、この間アップグレードしたばかりだけれど、16.04.01 LTSにアップグレードした。一番の強敵はPHP5からPHP7.0にアップグレードされることなので、HTTP回り(Apache2.4/PHP/MySQL)の設定は丸々バックアップを取るも、MySQLのDBは特にバックアップせず。WordPressのDBは先のHTTPS化で既に作成済。まずは既存のシステムを最新にしてから、お決まりのコマンドでアップグレードを開始した;

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo systemctl reboot
(...)
$ sudo do-release-upgrade

途中、設定ファイルの適用可否を聞かれることがあったがアップグレード自体は20分位で終了した:)。と言っても正常終了ではなく、こんな感じでMySQLサーバの起動に失敗していたけど:$

Errors were encountered while processing:
mysql-server-5.7
mysql-server
Error in function:
(...)
Could not install the upgrades

The upgrade has aborted. Your system could be in an unstable state. 
A recovery will run now (dpkg --configure -a).

Setting up mysql-server-5.7 (5.7.13-0ubuntu0.16.04.2) ...
invoke-rc.d: Unit mysql.service is masked
Renaming removed key_buffer and myisam-recover optoins (if present)
ERROR: Unable to start MySQL server:
2016-09-04T01:20:22.230428Z 0 [ERROR] unknown variable 'myisam-recover=BACKUP'
2016-09-04T01:20:22.234640Z 0 [ERROR] Aborting
(....)

こちらはMySQL-5.7になってオプション名が変更になり、mysqld.cnfを修正する必要があったことが原因。アップグレード中の設定ファイル適用可否の質問には全て(N)で答えていたのが影響したようで、MySQLは下位バージョンとは互換性がないようだ(という情報をリリースノートに期待しているんだけど・・・)。ということで、設定ファイルを修正したらあっさり起動した。ここで再びaptコマンドからupgradeを実行して、やっと16.04.01 LTSの環境になった:)

で、ここからが重要で、ウェブサービスを一つ一つ確認してくと、いろいろ問題がでてきたが代表的なものはこんな感じ。全てPHP7.0になったことが原因:

  1. MediaWikiが例外発生で起動しない
    [b6d53246] 2016-09-04 02:45:20: Fatal exception of type MWException
  2. 城攻め訪問記フォト集として使っていたO.r.i.g.i.n.a.l.が何も表示されなくなった

正直、PHPなんて「守備範囲外」なのでよくわからない。そのため最初はPHP5.6にダウングレードしようかと思ったけど、結局はいつか解決しないといけないので今やることにした。

1.の問題はデバッグログを出力するようにして実行時のバックトレースを見ると、どうやらキャッシュタイプが問題のようだった。PHP7.0になってphp-xcacheが提供されないことが原因。ということで、ここはキャッシュを無効することで解決した。

2.の問題は、error.logとPHP7.0への移植の際の注意点を見ながらDEPRECATEDなコードを一つ一つ修正した。まぁ、もともとが相当古いコードということもあって、PHP5時代からいろいろNOTICES(Warnings)が出ていたのだけれど。そういうこともあり、併せて他にも危なそうなコードを修正しておいた。

ということで半日がかりの作業になってしまったけれど、LTS+HTTPS環境の構築が完了で、やっと肩の荷が下りたといったところ:D:

 $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 16.04.1 LTS
Release: 16.04
Codename: xenial

Migrated my all sites to HTTPS.

昨今はなかなか便利なネットワーク環境になったもので、ついこの間までは有料であったSSL/TLS証明書によるサーバ認証が無料で実現できるようになった。自宅サーバ派としてはまったく嬉しい限りで、サーバをLTS版にアップグレードする前にこちらの認証局を利用してWebサービスをHTTPSに移行してみた。この認証局は今年の4月にはβ運用を経て正式運用が開始されており、さらにご親切に見事な翻訳でとても読みやすい日本語ポータルサイトを参考にすることで、導入にはほとんど苦労はなかった;)。ただしWordPressとRewriteRuleを除いては:O。あとからWordPressをHTTPSに変更する場合、記事に含まれる内部URLを全てHTTPSに置き換える必要があり、とても面倒臭い。まぁDBベースのBlogは皆そうなのだけれども。さらにRewriteRulesは大の苦手で、なんとか強制的にHTTP→HTTPSしようとかなり苦心した:(。とはいえ念願のHTTPS化で少し安心。

See AlsoMikeforce::Homepage (HTTPS対応)

Upgrade to Wily Werewolf.

と言ってもサーバの方だけど。念の為、練習がてら WP と Bugzilla のバックアップを取ってから。特に大きな問題にはならず完了。Kernel 4.2、glibc 2.21 + CVE-2015-7547対策

とはいえ、 まだ LTS ではないので多少不安だけれども。次の Xenial Xerus へもアップグレードしないと。

デスクトップは・・・・どうしょうかな。まだ G3.16なんだけど、 Xenial Xerus にするなら G3.20 まで待つか。;)