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牛肉、豚肉、鶏肉、焼き物、揚げ物、生など肉がメイン、ハンバーガー、但し、焼き鳥は除く

そば処・寿庵 − Their Katsudon seems to be just a little bit difference.

先月は令和3(2021)年の立冬の候を過ぎた週末、すこし前に集め始めた「巡礼!戦国北条カード」なるコレクション・カードの最後の一枚を手に入れるため箱根町立郷土資料館へ行って来た。

さらに先日観てきた『開基500年記念 早雲寺−戦国大名北條氏の遺産と系譜−』に展示品を提供し、小田原北條氏五代の墓所(供養塔)が通年で公開されている早雲寺[a]てっきり年に一回(例えば文化の日とか)の公開だと勘違いしていた。年に一回は寺宝の方だった 😮  。にも足を運んできた。郷土資料館から徒歩で15分ほどだった。

それから再び小田原へ向かい、今から430年くらい前の関白秀吉による小田原城包囲戦で豊臣勢の陣地跡を巡る予定だったので小田原駅東口[b]利用するバスが伊豆箱根バスだったので。周辺でお昼を摂ることにした。

で、こののところ三たび(?)、七年前に初めて小田原城跡を攻めたあとにお昼で刺身定食を頂いた居酒屋へ行ってみたけど、未だ開店しておらず、さらに家族連れの行列ができていたので、今回もやむなく諦めることにして:$、バスの時間に間に合いそうな御食事処を探していて見つけたの蕎麦やうどん、さらには丼ものあるし、昼間からお酒も飲めるお店

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そば処・寿庵

このそば処は、東海道本線[c]当時は熱海線。の終着駅として小田原駅ができた大正9(1920)年の創業という老舗らしい。このあとの午後はけっこう歩く予定だったのでいちばんに御飯ものを選択。ただ老舗のお蕎麦も食べたかったので+300円して丼と冷たい蕎麦の合せにした ;)

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カツ丼と冷たい蕎麦の合せ(930円+300円)

メニューには「そば屋のカツ丼は一味違います。」って売り文句が書いてあったので注文してみた。まずカツと同じくらい大きなタマネギ。タマネギ好きとしては高得点。タマネギの甘みに塩っぱい醤油ダレがいい具合で合っていた 8)。とんかつはヒレ肉か何かで柔らかかったの比べ、逆に蕎麦はいたって普通。正直なところ老舗っていう程の特徴は見つからなかった。俺的には前の週に食べた店の方が美味かったと云う感想 :X

そば処・寿庵
小田原市栄町2-1-26


ここからはオマケ。

この日の箱根湯本は天気が良かった:

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箱根湯本駅と箱根町塔之澤(拡大版)

箱根の観光風景:

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早川と箱根の山並み(拡大版)

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国道R1沿いの土産ロード

箱根町郷土資料館へは、まず「あじさい橋」を渡る:

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あじさい橋

渡った先に案内板兼展示紹介が置かれていた。当時の特別展示は、やはり渋沢栄一関係:

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箱根町役場方面へ

こちらが郷土資料館。眼の前に町役場がある:

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箱根町立郷土資料館

観覧料(300円/当時)を払って特別展を観てきた。ここでは早雲寺を開山した以天宗清《いてん・そうせい》像のカードを入手[d]資料館窓口の前に束になって置かれていた。おもむろに三枚も取ってしまった 😀 。し、これで全七種のカードが揃うことになった:

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とうとう全て入手した「巡礼!戦国北条カード」

ここからだと箱根町役場の脇にある階段を使って早雲寺へ行くのが最短ルートらしい:

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早雲寺への近道

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箱根町役場

最短ではあったが坂を登ったり降ったりする必要がある :O

早雲寺へ向かう途中にあった早雲寺林。公園化されておりヒメハルゼミと云う貴重なセミが生息するらしい:

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早雲公園

こちらが早雲寺の惣門(山門)。東海道沿いから:

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早雲寺の惣門(山門)

東海道を挟んで眼の前に建っているのは箱根・花紋と云う温泉旅館。なぜか天守閣のような外観だった:

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箱根・花紋

惣門をくぐって進むと早雲寺の境内に至る。境内はまさに紅葉のまっただ中だった:

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早雲寺の境内(拡大版)

早雲寺は、はじめ秀吉の本陣が置かれた場所であるが、石垣山城が出来て移ったあとは焼き払われてしまった。今の早雲寺は江戸時代に復興されたもの。

ところ変わって、こちらは小田原市内の久野というところを流れている山王川。この川を境に、往時は豊臣勢と小田原北條勢が対峙した:

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山王川

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山王川

この下流に徳川家康らの陣場跡がある。位置関係としては、ちょうど左手に豊臣勢が布陣、右手が小田原勢が籠もる惣構って感じ。

ここから小田原城惣構に食い込むように布陣したのが蒲生氏郷らの軍勢で、氏郷は神山神社《こうやま・じんじゃ》附近の高台に本陣を置いたらしい:

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神山神社

特に氏郷らが本陣を置いた遺構は残っていないが、昭和2(1927)年に奉納された魚雷が展示されていた:

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45cm四四式二号魚雷

この由来によると、神社関係者が戦前に旧日本海軍から譲り受けたものらしい。明治44年制式45cm弐号魚雷とのこと:

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意外としっかりとした魚雷だった。ネジ穴は水中の抵抗を考慮したもの:

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ネジ穴は涙滴型

このあとは黒田官兵衛勢の陣場跡だった高台へ登ってきたが、その周辺は小田原ではおなじみの柑橘系の畑が多かった:

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大きなミカン

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ミカン畑

ホント、ミカンだらけ:

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ミカンだらけ

黒田官兵衛が本陣を置いたあたりから小田原城本丸方面の眺め:

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北條氏時代の小田原城本丸方面(拡大版)

蒲生や黒田らは小田原城惣構を北西側から見下ろすような高台に本陣を置いていたらしい。

この辺からの眺めは抜群だった 8)

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小田原市街地の眺望(拡大版)

こちらは小田原城跡とは反対側の眺め。奥に聳えるのは丹沢連山:

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丹沢方面の眺望(拡大版)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also小田原城攻め / 北條氏墓所・墓碑 / 早雲寺と北條五代の墓所 (フォト集)
See Also小田原城攻め / 北條氏墓所・墓碑 / 北條幻庵屋敷跡 (フォト集)
See Also小田原城攻め / 小田原城包囲戦 / 豊臣勢陣地跡(1) (フォト集)

参照

参照
a てっきり年に一回(例えば文化の日とか)の公開だと勘違いしていた。年に一回は寺宝の方だった 😮  。
b 利用するバスが伊豆箱根バスだったので。
c 当時は熱海線。
d 資料館窓口の前に束になって置かれていた。おもむろに三枚も取ってしまった 😀 。

お食事 富貴 − A Restaurant at HAKONE that was Attracting Tourists.

先月は令和3(2021)年の立冬の候[a]もうそんな季節。COVID-19 の蔓延と長い緊急事態宣言のため、この年はとても短く感じられたのは自分だけではないだろう :-(、このあいだ集め始めた「巡礼!戦国北条カード」なるコレクション・カードの次のカードを手に入れるため箱根神社にある宝物殿へ。

この日は午後に小田原仕置で惣構を包囲した徳川勢の陣地跡を巡ってくる予定にしていたので、電車とバスを使って箱根までやってきた[b]おもえば公共機関を使って箱根や芦ノ湖にきたのははじめてかも。。小田原へ到着したあとは箱根登山鉄道に乗って箱根湯本まで移動。ここは、よくドラマや新春のマラソンなんかの中継で見かける温泉街だけど、自身は初めてだったりする。

そして箱根湯本から箱根登山バスに乗り旧東海道のグネグネした道を登り下りして箱根神社入口についたのが朝の10時すこし前。あとは神社通りに沿って箱根神社へ向かい、一応は本殿で参拝してから宝物殿へ向かった。ここでの観覧料は550円(当時)。常設展示は意外と面白かった :D。それから取って返して小田原へ戻る予定だったが、朝早くの移動で昼前でもお腹が空いていたので、このあたり(箱根神社入口)で食事できるところさがしながらをうろうろしていたら、とある御食事処の前に立っていた店員に呼び込まれ、ついつい店内へ[c]他の店のほとんどは未だ開いていないか、緊急事態宣言明けでも閉めたままって感じだった。

店内は小さな食堂というか喫茶店のような規模。既に一組の家族がこちらも早めのお昼を摂っていた。店の人に呼び込まれたと云っても、いちおうは店頭にあったメニューを見てある程度は何を注文するか決めて入ったつもり[d]ただ、この店を含め通り沿いの店は全体的に値段は高め。

で注文したのは店おすすめのランチセット(1,300円)。わかさぎのフライが美味しそうだったので:

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ランチセット(1,300円)

揚げたてのフライはやっぱり美味しかった。アクリル板や消毒液など置かれていて感染対策はいちおうはパスしていた感じ。箱根湯本へ戻るバスの時刻が迫っていたので、足早に店をでることになったけど。

富貴
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根13-1


ここからはオマケ。

まずは箱根湯本駅周辺の風景。こちらは小田急ロマンスカーの終点でもある箱根湯本駅:

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箱根湯本駅

箱根登山鉄道線(小田原〜箱根湯本)の小田急1000形:

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小田急1000形

同じく箱根登山鉄道線(箱根湯本〜強羅)の1000形のベルニナ号:

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箱根登山鉄道1000形ベルニナ号

こちらは箱根湯本駅前の箱根登山バス乗り場から眺めた早川とあじさい橋、そして有名な湯本富士屋ホテルの眺め:

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早川とあじさい橋と湯本富士屋ホテル(拡大版)

元箱根港行きの箱根登山バスに乗り換え、細くてグネグネして急カーブが多い旧東海道を通って箱根神社入口についたのは50分くらい過ぎ。

神社通りに沿って箱根神社へ向かう。途中、公衆トイレ[e]この日は晴天と云う予報が大ハズレでとても寒かったので歩いていると突然腹が差し込んできた。ちょうど眼の前に清掃中のトイレがあり、清掃人の方に事情を話して無事に用をたすことができた :-) 。おまけに便座にヒータが入っていて良かった。感謝。 に寄ってから向かった:

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箱根神社の第二鳥居

こちらが境内図:

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箱根神社境内図(拡大版)

第三鳥居を通って境内へ:

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第三鳥居と「國幣小社箱根神社」の碑

石段を登って本殿へ:

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第四鳥居から石段へ

第五鳥居をくぐった眼の前が御本殿:

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第五鳥居の先が御本殿

こちらが権現造り[f]拝殿から下がって幣殿を置き御本殿をつないで一体にした江戸時代に主流となった造り。の御本殿:

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御本殿

そして「真の目的地(?)」である宝物殿:

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宝物殿

入口にあたりで観覧料(550円/当時)を払って2Fと3Fにある展示を観てきた。先日神奈川県立博物館で観てきた『開基500年記念 早雲寺−戦国大名北條氏の遺産と系譜−』に出展中の宝物もあった。

ここでは北條氏綱像と北條氏政像の二枚のカードを入手してきた[g]観覧料を払う時に「北條家のカードが欲しい」と云えばくれる。。残りは一枚:

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今日まで入手した「巡礼!戦国北条カード」

と云うことで箱根神社での目的を達成したので、午後の城攻めのために観光スポットである平和の鳥居はスルーして戻ることにした:

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遠望した平和の鳥居

こちらは神社通りを歩いている時に見かけたものなど。まずは有名なスワンボート。朝きた時はそれほどではなかったが、お昼近くになるとスワンボートに乗っている客をちらほら見かけた:

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スワンボート

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停泊中のスワンボート

こちらも有名な芦ノ湖の海賊船:

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海賊船

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航行中の海賊船

最後は箱根駒ケ岳(標高1,356m)の眺め:

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箱根駒ヶ岳

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ロープーウェー

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also2021年11月 箱根神社と芦ノ湖 (フォト集)

参照

参照
a もうそんな季節。COVID-19 の蔓延と長い緊急事態宣言のため、この年はとても短く感じられたのは自分だけではないだろう :-(
b おもえば公共機関を使って箱根や芦ノ湖にきたのははじめてかも。
c 他の店のほとんどは未だ開いていないか、緊急事態宣言明けでも閉めたままって感じだった。
d ただ、この店を含め通り沿いの店は全体的に値段は高め。
e この日は晴天と云う予報が大ハズレでとても寒かったので歩いていると突然腹が差し込んできた。ちょうど眼の前に清掃中のトイレがあり、清掃人の方に事情を話して無事に用をたすことができた :-) 。おまけに便座にヒータが入っていて良かった。感謝。
f 拝殿から下がって幣殿を置き御本殿をつないで一体にした江戸時代に主流となった造り。
g 観覧料を払う時に「北條家のカードが欲しい」と云えばくれる。

とんかつ とん作 − This is a Pork Catlet of Yamanashi Pref.

先週末は、令和3(2021)年の水無月もそろそろ中頃にさしかかりそうな日に[a]「水無月」で「中頃」とはまさに一年の真ん中。すなわちもう一年は半分しかないってこと。、山梨県甲州市の恵林寺にある武田信玄公の墓所を参拝してきた。墓所は公の月命日にしか公開されていないとのことで、梅雨入り前で晴天の週末はこの日しかなさそうだったので COVID-19 感染防止を十分に意識しながら行って来た[b]とはいえ特急あずさ3号(全席指定)は結構な満席だったし、塩山駅前から恵林寺方面のバスも立つ人が多くて、どうみても「移動自粛」って感じではなかったっけ 😐 。

恵林寺から塩山駅へ戻ってきて、せっかくなのでお昼を食べてから帰ろうと思い、即行で探してみたら駅北口の少し先にとんかつ屋を発見。時間も時間なんで混雑しているじゃないか少し心配だったが、とりあえず行ってみることに:

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とんかつ とん作

暖簾の先が見えないので心配だったけど、とりあえず入ってみたらそれ程ではなかった:)。見た感じは街によくある「普通のとんかつ屋」だった。

手を消毒したら席へ通してもらう前に、(恵林寺の茶屋同様)山梨県独自の感染対策に従って氏名と連絡先を記入させられる羽目に。こう云うのをお客に理由も説明せずに強制するのが理解できない :/。感染が落ち着くまで山梨県では食事しない方が良いようだ。

で、席はご自由にって云われたが既にカウンターは埋まっていたので、座敷がある奥の部屋のテーブル席へ。ちゃんと対面型のアクリル板が置いてあった。

メニューを見ると、これまた「普通のとんかつ」ものしか並んでいなかった[c]呑みもあるようで、マグロの刺し身とかあったが。。特に肉とかソースとか売りの店って訳ではなく「普通のとんかつ屋」だった :O。ということで普通のロースとんかつ定食(1,300円)と中瓶ビール(550円)を注文した:

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「普通のとんかつ」の前に

アサヒビールだけどコップはキリンビール。枝豆は冷蔵庫から出したっぽく冷たくて干からびていた :(

そして普通のとんかつ屋の普通のロースカツ定食の登場:

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「普通の」ロースとんかつ定食(1,300円)

市販品のソースをかけて頂いた。あまりの普通レベルで味は全く覚えていないし、特に印象にも残らずお腹が落ち着いただけだった。ふm、これが山梨県のとんかつか。これなら関東圏にあるチェイン店の方がマシだな。

このあと自分が食べていると数名のグループが入ってきて、自分と同じ部屋の奥にある座敷で大声出しながら酒を飲みはじめた。つまみは「普通のとんかつ」ではなくマグロ刺し[d]もしかして締めが「普通のとんかつ」?。カロリー高ぇな。 。名門の甲斐武田家が滅んで、ここまで民レベルが落ちていたとは・・・:P

と云うことで食事し終わったら早々に店を出てきた。

とんかつ とん作
山梨県甲州市塩山上於曽1119


ここからはオマケ。

恵林寺を参拝したあとに茶屋で一服し帰りのバスが来るまでの間を利用して、「信玄のみち」こと県道R38を挟んで向かいにある信玄館(御土産・御食事処)へ。ここには店の開館33周年+武田信玄公生誕500年を記念して、もともと置かれていた信玄公像をクラウドファンディングを利用して今年の4月に「黄金色にお色直し」したらしいのだ:

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お色直しされた武田信玄公坐像

なぜ「黄金色」なのかは、その昔に甲州市塩山には金山があったことが理由の一つらしく、他に COVID-19 感染拡大中の今、見に来てくれた人が「元気になる」、「希望が湧いてくる」ようにしたかったのだとか:

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黄金の武田信玄公

確かにブロンズ色よりは金色の方が信玄公が「凛々しく」見えるな :D

これは店の前にたくさん置かれていた紫陽花の鉢植え:

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紫陽花の鉢植え

この他にも山本勘助不動尊なる場所に立ち寄ってきたが、不動尊そのもを拝見することは出来なかったので案内板からの写し:

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勘助不動尊

こちらも信玄公の坐像だけど、これは塩山駅北口に鎮座していたもの。諏訪法性の兜を付けていない、まさに「御屋形さま」って感じがとても良い:

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武田信玄公之像

最後は塩山駅の駅舎で見かけたツバメの巣。階段上を見ると結構たくさんあって「糞に注意」って貼ってあったな:

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ツバメの巣

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also恵林寺と武田信玄公墓所 (フォト集)
See Also山本勘助不動尊散策  (フォト集)

参照

参照
a 「水無月」で「中頃」とはまさに一年の真ん中。すなわちもう一年は半分しかないってこと。
b とはいえ特急あずさ3号(全席指定)は結構な満席だったし、塩山駅前から恵林寺方面のバスも立つ人が多くて、どうみても「移動自粛」って感じではなかったっけ 😐 。
c 呑みもあるようで、マグロの刺し身とかあったが。
d もしかして締めが「普通のとんかつ」?。カロリー高ぇな。

道灌うどん − “The Udon” shop in the country.

今週は令和3(2021)年のGWも終りの頃[a]東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(、晴天の日を選んでいて先のばししていた埼玉県入間郡にあった城攻めへ。

ただ城は砦規模で小一時間ほどで攻略できそうだったので、その前に名将・太田道灌公の墓所がある菩提寺の龍穏寺《りゅうおんじ》に足を運んできた。天気が良かったので最寄りのバス停から歩くことに[b]川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。。こんな時期にあって多くの人は車で来ていたようだけど、サイクリングやツーリングでやって来る人達がも多かった。

菩提寺から越生《おごせ》駅へ戻ったら、次は駅の東口(山吹口[c]ちなみに西口は道灌口。)から歩いて越辺川《おっぺがわ》を渡った先にある太田道灌ゆかりの地として伝わる山吹の里歴史公園へ。やまぶきの花は既に終わっていたが高台へ登ると越生町を眺めることができた。

公園を出たら、お昼をどこかで適当に摂って越生神社の裏にある城跡を攻めようと思い、再び越生駅へ戻ろうとしたら「うどん屋」の看板が目に入った:

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「ザうどん・道灌うどん」

この街が押している太田道灌の名前を冠したお店と云うことで、せっかくなので駅へ向かう前にこの店で腹ごなしすることにした ;)

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道灌うどん(以前は中華料理屋)

長机と椅子を並べただけの、いたってシンプルな店内には既に六組ほどのお客がいた。手を消毒して入るとすぐ券売機があったので肉汁うどん(600円)の食券を購入:

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基本的に麺がなくなり次第閉店らしい

券売機の奥が厨房になっていて、中では店主の男性とアルバイトらしき女性が大忙しに調理していた。店頭にあったとおり「セルフオーダー」のようで食券を持って立っていたが、なかなか注文をとりにきてくれないくらい忙しそうだった :O。やっと来てくれたと思ったら「順番に出すのでちょっと待ってくれ」と云われ、仕方がないので先に席を確保し、こちらもセルフの水を取りに行ってから再び厨房前へ行くと女性がフォローしてくれた。

それから20分ほど待って、「肉汁うどんの方」って呼ばれた[d]順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。ので厨房前の受け取り口へ行き、うどんと受け取ってきた:

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肉汁うどん(600円)

温かいつけ汁にはネギと鶏肉が薬味として入っていた。うどんの方は手打ちらしい太さがバラバラの麺。つけ汁につけて食べると、適度な縮れもあって、のど越しも良かった。大盛り(50円)でもよかったかなぁと少し後悔したが、自分のあとの二組目くらいで麺が無くなったようで、あらたに入って来たお客は残念そうに出ていったっけ。

割引券をもらったので、また来てみよう :)

道灌うどん
埼玉県入間郡越生町如意435-23


ここからはオマケ。

越辺川に架かる山吹橋。正面に見える杜が山吹の里歴史公園。この橋を渡って右手すぐに道灌うどんがある:

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山吹橋

太田道真・道灌父子の菩提寺である龍穏寺へ向かう道は舗装されており、さらに周囲は「マイナスイオンの宝庫」。天気がよく気持ちのよいハイキングになった上に、いろいろな「もの」に遭遇したっけ。

こちらは龍穏寺の山門。大正時代の初めに火災で多くの堂宇を焼失したが、それを免れた歴史的建築物の一つ。天保13(1842)年の再建:

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龍穏寺の山門

一階には仏法を守護する四天王(毘沙門天、持国天、増長天、広目天)が祀られ、二階には観音菩薩、八大神将《はちだいしんしょう》と十六羅漢《じゅうろくらかん》[e]御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。が祀られている。

境内には太田道真・道灌公の墓所の他に銅像もあった:

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龍穏寺(埼玉県入間郡)の道灌公像

その昔、神奈川県伊勢原市で公の墓所を巡ってきたが、その際も公の銅像についてまとめていたので、ここで再びまとめてみた:

伊勢原市役所前の道灌公像

芳林寺(埼玉県さいたま市)の道灌公像

川越市役所(埼玉県川越市)の道灌公像

JR日暮里駅前の道灌公像

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東京国際フォーラム(東京都千代田区)の道灌公像

これ以外にも静岡県東伊豆町や長野県佐久市にも公の銅像があるらしい。機会があれば是非、写真に納めたい。

こちらは龍穏寺へ行くまでに目にした風景:

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杜(拡大版)

こちらは越辺川の支流:

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越辺川の支流

草花たち:

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菖蒲

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藤の花

清流渓谷[f]地形《じぎょう》の衝上断層のこと。の案内板からの眺め:

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巨石

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清流

人間が近くにいることも気づかずに、ひたすら餌をさがしていた子イノシシ。このあとカメラを向けていた自分に気づいて一目散に走って消えた:

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餌探しに夢中のイノシシ

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also太田道灌公墓所巡り (2) (フォト集)
See Also太田道灌ゆかりの地巡り (フォト集)
See Also武州高取山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(
b 川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。
c ちなみに西口は道灌口。
d 順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。
e 御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。
f 地形《じぎょう》の衝上断層のこと。

ROCKSフレンチ&イタリアン − Cleanup By Yourself After Eat.

先週末は令和3(2021)年の穀雨の候直前の週末に、その一ヶ月くらい前から気になっていた山梨県立博物館へ行って来た。お目当ては博物館開館15周年記念の特別展で、この年の5月初旬まで開催予定の『生誕500年・武田信玄の生涯』。

この月の12日が徳栄軒信玄公の命日[a]今年は生誕500年であり、四百五十回忌でもある。でもあったので、せっかくなら帰りに恵林寺にも寄って公の墓所を参拝しようとか考えていたものの、なかなか都合がつかないでいたが、この翌日には緊急事態宣言の期間に入ることもあって重い腰を上げて行って来たと云う次第。ただし公の墓所は祥月命日である12日にしか公開されていないことを知って、博物館での観賞のみ。これも重い腰があげれなかった理由の一つではあったのだが :|

あと、こんな時期なんで博物館の観賞のためだけに県境を越えるべきかどうか悩んだが、結論から云うと、時間とお金をかけてまで観賞してきた甲斐がある充実した展示物で大変満足した 8)

この日は観賞時の密をできるだけ回避するため、(公共機関で)早めに到着するよう早起きしたのと、たっぷり三時間かけてゆっくりと[b]博物館から最寄り駅までのバスの時刻も考慮して。観賞したので、観終わったあと最寄り駅の石和温泉《いさわおんせん》駅に着いた頃にはしっかりとお腹が空いていた :D

あとは帰るだけなので駅前でお店がないかウロウロしている時に見つけた「おいしいステーキございます!!」の看板。こんな時期なので店内で食事を摂るのはかなり久しぶりになるが、店に入る前から感染対策がしっかりとされている感じがしたので、この店に決定。

時刻は昼1時過ぎ。ちょっとしたランチタイムの混雑を避けることができたようで、お客は自分の他に一組の夫婦だけだった。アクリル板が置かれた席にとおされて、メニューを見て注文したのは地ビール(780円)とサーロインのステーキ・ランチ(1,000円)。

お肉が出てくるまで、まずは地ビールの「富士桜高原麦酒」を楽しむ:

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富士桜高原麦酒(780円)

泡が細かくて量が多いらしく、グラスに注ぐ際は傾けてながらゆっくりと注いでと云われたので、そのとおりにして頂いた:

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富士桜高原麦酒ビルス

これは極上のラガーだな。ほどよく苦味があり、炭酸もあって、ホップの匂いがとてもよかった。アルコール度数は5.0%だったようで、帰りの電車の中でしっかりと廻っていた :D

そしてサーロイン・ステーキのランチプレートとスープ:

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ランチ/ステーキ(1,000円)

よく食べているステーキとは厚さがかなり違う :O。ソースも市販品のような味で、フォークではなかなか切れないゴム肉って感じだった。サーロインって感じはしなかったのが残念。お腹空いていたのでペロッといけたけど、思ったほど食べと応えはなかったな :(

おまけに食べ終わった皿やらコップは客が自ら下げないといけないルール。これってCOVID-19の感染対策とは関係ないと思うが :/

と云うことで、帰りの電車の時間も近づいていたこともあり、食べ終わったら早々に店を出た。

実家へのお土産でも買おうと思ったけど、駅前の土産屋はシャッターが閉まっていたので、地元民が行く菓子屋へ。お腹が満足していなかったので、自分用によもぎ餅3個買ったっけ。ステーキよりもこっちの方が食べごたえあったな〜 :P

こんな時期ではあるけど温泉街にしては全体的に寂しいところだった。

ROCKSフレンチ&イタリアン
山梨県笛吹市石和町松本1052-3


ここからはオマケ。

ここが最寄り駅のJR石和温泉駅。人生で初めて下車した:

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「石和温泉駅」

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駅舎

駅南口のバス乗り場近くには足湯があった:

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石和温泉駅前あしゆ

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泉温は45.9℃

駅前から富士山駅へ向かう富士急バスで博物館前へ(当時250円):

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山梨県立博物館

駐車場の脇を抜けたところに入口がある。こんな時代なので出入口はここ一箇所だけ:

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博物館の出入口

展示品の写真撮影はNGだが、エントランスはOKとのことだった:

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「生誕500年・武田信玄の生涯」特別展

武田菱と風林火山の幟:

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武田菱と風林火山の幟

武田二十四将図(江戸時代の作品):

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「武田二十四将図」

この特別展で観ておいてよかったと思った史料は

  • 上杉政虎感状(安田治部少輔長秀[c]栃尾城で長尾平三景虎に下った揚北衆の頭目の一人。彼が下ったことで多くの国衆も景虎に下った。そして初期の「越後の精兵」を作り上げた勇将でもある。宛)「血染めの感状」
  • 北條綱成の「黄八幡の旗」(駿河深沢城の攻防戦)

参照

参照
a 今年は生誕500年であり、四百五十回忌でもある。
b 博物館から最寄り駅までのバスの時刻も考慮して。
c 栃尾城で長尾平三景虎に下った揚北衆の頭目の一人。彼が下ったことで多くの国衆も景虎に下った。そして初期の「越後の精兵」を作り上げた勇将でもある。