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日本映画

外事警察 ー その男に騙されるな ー.

ポイントで観てきた
まったく予備知識なく観たのだけれど臨場感のあるストーリー、濃い役者らの濃い演技、上映が2時間とは思えないくらいゆっくりとした進行、それでいて狭いジオメトリ (日本と韓国だけ、こっちとは比較できないくらい狭い) での展開で、それはそれでなかなか見応えがあった。
東京は警視庁の公安部の外事四課 (四課は架空らしい) のある作業班による裏捜査に、同盟国の大韓民国国家情報院 (通称 NIS、ってなんでもアメリカ式だなしかし) も絡んで、テロリストと核といったテーマを今風の NHK 的味づけでまとめている:
Black_Dawn-外事警察.jpg
お金出してSFX+3D 満載の大味な洋画を観に行くなら、こっちの「邦画」良いね。
ところで、最近は NHK をよく観ているのだけど、深夜のドラマとか結構イケテル演出・配役しているなぁと思った8)
スコアは、これからも面白い大人のドラマを作って欲しいということで:
My Rating: ★★★☆☆ (3.5点)

Watched movies to the present (TAKE 2).

昨日の続き。 WRATH OF THE TITANS (2012/04/28) 今作は IMAX3D での鑑賞。こちらなはなか見応えがあったのだけど何か物足りないような…というか、もう既にどんな映画だったのか記憶にない…:|: 0428-タイタンの逆襲.jpg やっぱり最近のシリーズものは「押し」が弱いような気がするのだけど。 My Rating: ★★★☆☆ (3.0点)
Battle Ship (2012/05/04) この時は特にこれぞっといった作品がなく、ちょうど余っていたポイントを使って観た映画なもので、そこら辺に「落ちていそうなありきたりのストーリー」だし (個人的にすごく似ていると思う)、ほとんど期待はなかったのだけど、その姿勢がよかったのか意外と楽しめた。 0504-battleship-02.jpg でも、それだけ。 My Rating: ★★★☆☆ (3.0点)
テルマエ・ロマエ (2012/05/12) これ超満員でした。でも、見終わったら映画の予告そのもので、他に特に面白いところはなかった。予告編 (と漫画) で十分この映画を語れます :D: 0512-テルマエ・ロマエ.jpg あと、うしろに座っていたおばさん連中がぺちゃくちゃしゃべりながらみていたので、あまり集中出来なかったし。なんとなく、今年の邦画は期待できなさそう… My Rating: ★★☆☆☆ (2.5点)

Watched movies to the present.

昨年最後の作品以来、今年に入って3月ぐらいまでは雪道を夜に車を走らせて劇場に時間通り到着する自信がなく、寒い中を歩いて観に行く気力もなかったのだけれど、3月に入ってからは1本/月ぐらいのペースで足を運んでいる。 ということで、せっかくこのカテゴリで続けてきたネタでもあるので、改めてここまで観てきた作品をざっと紹介してみる: The Girl with the Dragon Tattoo (2012/03/17) 今年のスタートを飾るのはリメイクもの。 この作品の舞台となった北欧の寒さや冷たさ、そして暗さが観に行った頃の季節とオーバーラップして、いろいろな意味でかなり記憶に残った良作。奥行きのあるストーリーや映画の進行(二人の主人公を交差させる演出)、役者らの演技などが秀逸。話としては重い部類に入るのだけれど、そこに独特の世界観を映像として完成させた David Fincher は流石: 0317_The_Girl_with_the_Dragon_Tattoo_00.jpg 今年1本目にして最高レート! :)My Rating: ★★★★☆ (4.6点)
Underworld Awakening (2012/03/24) シリーズ物の最新作。一応、シリーズは全て鑑賞済みで、作品ネタであるバンパイアとウルフマン系のテーマは映画と同じくらい長い歴史を持ち、期待を裏切らない由緒ある題材 (だと、自分は思っている ;)) のはずなのだが、1作目の雰囲気はどこかへ「蒸発」してしまったようで、かなりがっかりな作品だった: 0324-Underworld_Awakening.jpg 3Dでなんか観る価値はなかった :X のだけれど、やっぱり一匹狼的バンパイア役がぴったりな Kate Beckinsale、今回はどこか Aliens のリプリー役とかぶるところがあってちょっとだけボーナス付けて、次回作に期待。 My Rating: ★★★☆☆ (3.5点)
Hugo (2012/04/07) アカデミー賞5部門受賞で、巨匠 Martin Scorsese の作品ならばハズレはないということで、3Dの映像美を期待して観てきた。 確かに映像は素晴らしかったし、3Dで観る価値はあると思った。ただ、テーマとしては日本人うけしないんじゃないかな。映画の歴史、無音作品を輩出した古きよき時代の想いを後世に伝えていこうみたいな、いかにも欧風ぽい大人向けの作品だったし。邦題からして、個人的には「Dr.パルナサスの鏡」のような映像的にも作品的にもファンタジーを期待していたのだけれども: 0407-Hugo.jpg 日本では興行収入が高かったと聞いたけど、これって同じように子供づれの家族がタイトルや宣伝にだまされた系じゃないのかな :X。小さな子供が観てもわからんでしょ、この作品の意味なんか。 My Rating: ★★★☆☆ (3.7点)
劇場版SPEC〜天〜 (2012/04/14) これ、もともとがテレビドラマとは知らなかったのだけれど、ちょうどこの時期に民放で放送していたスペシャル版を観て、面白そうと思い行ってみた。戸田恵梨香と加瀬亮の二人のキャラクターは映画でも健在だけど、それだけ。特に新鮮さなどはなく、あくまでもドラマの延長レベルでした: 0414-劇場版SPEC-天.jpg ドラマ路線に拘っていると、今年の邦画はちょっと期待できない気が… My Rating: ★★★☆☆ (3.0点)
あと3作品あるけど、ひとまずここまで。

Smuggler.

観てきた
作品としては、全般的に何が言いたいのかよく分からなかった。
ここ最近の邦画の中では、キャストに惹かれてちょっと期待していた作品のだったのだけれど:| (この映画の原作は読んだことはないのだけれど、別の作品の一部は、一応読んだことはある。まぁ作画のタッチが印象的なくらいしか覚えていないが :P)
で、ストーリーもよくある多勢力の巴(ともえ)戦的な構図で追いつ追われつって感じ。そういう構図だと登場人物の個性(キャラクター)が売りになるわけで、この作品の場合まぁわりとよくあるパタン(ヤクザと殺し屋と主人公他)でした。
映像の方ではだらだらと続く砧の拷問シーンや、それはないだろうっていう感じの丈と背骨の一騎打ち、ストップモーション+液体の多用が気になった。
smuggler-20111029.jpg
作品としてははそんな感じだったけれど、良かったのは俳優人それぞれの演技。特にあくが強く特異な性格を持っている登場人物を演じた俳優はみな素晴らしかった。女優陣も含め、アジア人もなかなかやるねぇって感じ。なので評価はボーナス付き;)
My Rating: ★★★☆☆ (3.0点プラスボーナス0.5点)