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外国映画

STAR WARS – The Rise of Skywalker.

COVID-19 による国内感染の危険度が上がっている令和二年2月の週末に「やっと」観てきた

昨年末に公開してすぐにでも観に行こうかと思っていたのだがズルズルとこの時期まできてしまった。来月には上映終了だろうと頭の隅にあったのだけど、気づいたら MX4D 上映は終了しており、実際に観たのは小さいスクリーンだった :O

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Episode IX

Skywalker Saga (旧三部作と新三部作のストーリー)を締めくくる作品として全体的に良く仕上がっていた。計9作品を観た中で、前ニ作から「かなり時間をかけて」ひっぱってきた謎や背景がまるで雲間からだんだんと陽が射してくるかのように解明されたと云う点で。

但し、その反面「無理やり感」はある。Carrie Fisher が故人となってしまった今、旧三部作に登場した大部分の俳優らが老齢であることもあって、新しい登場人物を軸にどうにかして新しいストーリーへバトンタッチしたいという「商売根性」を隠すかのように、綺麗で強引な演出がふしぶしに観られた。

終盤にレイがパルパティンと対決する折り、歴代のジェダイから声をかけられるシーンは何だかなぁと思った[a]大体、誰が誰の声なのか覚えていない。大体、レイはいつからジェダイ騎士になったんだろうか?が、なんとも一番良かったのはタイトル・ロールが流れている時の John Willams によるスターウォーズのテーマの BGM。ホント、すぐに席を立つことができなかった 8)前作はタイトル・ロールが長いって文句を云っていた者だが 8)

My Rating: ★★★☆☆ (3.9)

参照

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a 大体、誰が誰の声なのか覚えていない。大体、レイはいつからジェダイ騎士になったんだろうか?

Terminator: Dark Fate.

令和元(2019)年初の劇場鑑賞で、人間ドックした帰りにポイントを使って@川崎にて。

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邦題「ターミネーター:ニューフェイト」

「ターミネーター」シリーズ誕生35周年記念作品だとか。自分の場合 30年近く前に同じく川崎で「ターミネーター2」を観た記憶がある。

この作品は、その「ターミネーター2」の正統な続編らしい。冒頭で5分位流れるシーン、サラ・コナーが警察病院で聴取をうける映像がそれを語っているのだろう。自分にとっては「わざとらしい演出」以外に感想はなかったけど :$

さてさて世界中で「正統な続編」を望んでいたかどうかは確かめようがないが、もう30年前の続編が今必要か? :|

続編の舞台が西暦2020年。舞台はメキシコ。敵が圧倒的に強いのはわかるけど、T-800みたいな人間臭さは全く備えていない。究極兵器かもしれないけど、それ必要か? :|

って感じの映画だった。観終わった後、この映画について誰かに話そうだなんて気も出てこないねぇ:|

そういう自分だって「ターミネーター2」の頃に戻りたいなぁなんて、ついつい懐古してしまったので★を1個オマケしておいた :P

My Rating: ★★☆☆☆ (2.00)

Sicario2 − Day of the Soldado.

今年は平成30(2018)年、最後の映画の日に観に行って来た:

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邦題「ボーダーライン・ソルジャーズデイ」

3年前にアカデミー賞3部門にノミネートされた前作「SICARIO(ボーダライン)」の続編ながら、ストーリーは新たに起こされたもの。舞台は同じく、最近最も「きな臭い」アメリカとメキシコの国境。ちなみにタイトルのスペイン語「Scicario」は日本語で「殺し屋」と云う意味。

まず公開して一ヶ月も経っていなのに上映している劇場が少ない。おかげで最寄りの映画館ではなく遠出する羽目に。映画の日が混むのは仕方がないとしてポイントがつかない観賞は避けたかったが、今回選択した[a]選択せざるを得なかった、が正しい。劇場は人生で3度目の新宿ピカデリー。最後に行ったのは十年以上前だけど、いやぁー、ずいぶんと綺麗な映画館になっていた :)

で作品の方はと云うと、前作よりはメキシコ風グロさは抑えられ、今風(イスラム風)の味付けがされていたけどストーリーは正直なところ在り来り。二つのストーリーが後半で交差し、オマケにちょっと意味不明な終り方。なんと云っても、Del Toro があんな風になってよく生きていたなぁと驚いた。ちょっと強引すぎた感じは否めない :/

しかし Del Toro はいい演技していた。ホントかっこいい:

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殺し屋・アレハンドロが持つのはUMP.45

もちろん前作同様に濁声の英語が耳に心地よいBlolinも良かった:

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CIAエージェントのマットが持つのはM4

続編ともあって兵器はグレードアップしていたし、ヒロインのIzabera Monerや脇役のメキシコ人俳優らが良い味だしていたのが後押しとなって、マンネリなストーリ抜きで面白い仕上がり。ということで、限りなく★4つに近い評価。個人的には前作の方が好きだけど。

これが今年最後の映画かも :D

My Rating: ★★★☆☆ (3.99)

参照

参照
a 選択せざるを得なかった、が正しい。

STAR WARS − THE LAST JEDI.

観てきた
今年初の映画鑑賞で先月の下旬あたりに。公開は今から二ヶ月前の平成29(2017)年12月15日なので、約1ヶ月後に見に行ったことになる。この映画、その前の年に他界した Carrie Fisher の遺作ともあって公開されるまで毎日のように「噂話」や「下馬評」が飛び交っていたのだけれど、いざ公開となるとあまり耳に入ってこなくなっていたので、もしかしたらロードショーはもう終わってしまったのかなと勝手に勘違いするくらいだった:Oが、実際に映画館に行ってみるとやっぱり混んでいた:

Episode VIII

ストーリーの結末は、やっぱりこうするかないかと半ば納得。もう「古いキャラクター」を消し去ってしまわないと、これからシリーズ化していく上で足かせになると観ていても予想できてしまうのは、古くからのファンとしては少し複雑な心境ではある:|。まぁ、そちらは逆に、これみたいなスピンオフな話である「スター・ウォーズ・ストーリー」に期待しょうと割り切ることもできるが。

ただし作風については若干のマンネリ感は否めないなぁ。

あと、最後のタイトルロールが長すぎて疲れた :X

My Rating: ★★★☆☆ (3.9)

ROGUE ONE − A STAR WARS STORY.

観てきた
もう一言で、STAR WARS Epsode 4 をリアルで観た世代として、かなり満足のいくストーリーと影像だった。Epsode 4 は「ある反乱軍兵士たちが「Death Star」の設計図を盗み出した」と云った一行程度の会話から始まるわけで、たった数分のストーリーを1977年の作風に忠実に、そして重厚な影像で仕上げてくれたのだから満足しないはずがない:D

ローグワン

今から40年も前に、この「一行程度の会話」の思い描くストーリーが、まさかこんな感じで展開されるなんて誰も想像することはなかっただろうなぁ。ベイダー卿やレイア姫と言った必須の登場人物の他に、奥深い人間模様が含まれているなんて誰も想像できるはずがない:X、と云うくらい久々に素晴らしい映画を楽しんだ。

Peter Cushing が演じていたターキン提督はCGと昔のフィルムの流用だったとか。ホント懐かしい。最後に登場する Princess Leia のCGはちょっと頂けなかったけど。でも、この間観た作品なんかよりは断然面白かった。

My Rating: ★★★★☆ (4.8)