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最近お気に入りな物

Yokota Friendship Festival 2018.

先月は、平成30(2018)年9月中旬の三連休は恒例の友好祭に参加してきた:

横田基地友好祭2018のポスター

ただ昨年までは初日(土曜日)に行っていたのだけれど、今年は終日雨との予報だったので最終日の日曜日に行って来た。予報では日曜日は雨は降らないが曇りでぐずついた天気になるとのことで雨よりもマシかと思っていたけど、これが「良い意味[a]予想外に日差しが強かったので「良かった」というわけでもないが。」で大ハズレだった ;) 。午後からは強い日差しで晴天となり、しっかり日焼けしてしまった:$

と云うことで三連休の中日で、友好祭の最終日である日曜日、スケジュールは例年どおり開門時間までに行って入場するということだったので、朝一に起きて横田基地の最寄り駅であるJR青梅線・牛浜駅へ移動し、行列が出来ていそうな都道R7沿いへ向かった。ただ歩きながら気になったのが、昨年は国道R16沿いに行列ができていたけことだけど、横田基地の第五ゲート前交差点へ向かって歩いて行くと、ちゃんとR7沿いに行列が出来ていたので、なんかホッとてしまった[b]何事も「出だし」が肝心なので。。こちらが朝7:55の行列:

県道R7に出来ていた行列

ここから少しずつ動きながら第五ゲート前の交差点に着いたのが朝8:25:

国道R16の「第五ゲート前」交差点

この辺りは行列が解消

交差点を渡って一度は解消した行列だったけど、お次は手荷物検査場前で再び行列。これが朝8:30過ぎ。この時、しきりにMPから身分証明証に相当するものを手に持っておけとか云われていたけど、誰も提示させられていなかったけどね :X

恒例の手荷物検査

ささっと手荷物検査を終えたあと、格納庫がある会場入口前で開場時刻の朝9:00くらいまで待たされたのは、今年も同じ。待っている間、救難ヘリコプターのUH-1がしきりに上空を飛び回ってくれたおかげで退屈しなかった。

そして予定時刻になってゆっくりと来客が動き出した。ちなみに会場のレイアウトは概ね昨年と同じだったけど、今年はいきなりC-130J-30ハーキュリーズがお出迎えしてくれた:

今回はC-130Jがお出迎え(拡大版)

横田基地所属の米空軍C-130J-30ハーキュリーズ(15-5810)。C-130の発展型で、プロペラがダウティ・ロートル製の三日月形六翅(R391)に変更されているのが特徴:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ(拡大版)

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ダウティ・ロートル製の三日月形六翅

この辺りは丁度フードコートになっているので、混雑したら少し窮屈じゃないかなぁと思わず心配してしまったが、どうやら迷子の「待ち合わせ場所」になっていた。これだけ目立つ「待ち合わせ場所」は他には無いねぇ。なかなか良いアイディアだ 8)

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「まちあわせ場所」としてはうってつけの目印

で、こちらが会場の風景。朝一ともあって人は疎らだけど、人気のあるCV-22オスプレイには既に長蛇の行列ができていた :O

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会場の風景(左手)

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会場の風景(中央)

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会場の風景(右手)

ざっと見て、滑走路へ向かって左手には「ドリンクコート」。他に医療処置室やベビールーム、トイレ(障害者用を含む)や喫煙所があった。中央奥は地上展示エリアで、右手は「フードコート」。食べ物は早めに並ばないと、お昼時は大変な行列になる :|

今回も例年どおり航空機の展示エリアへ直行。それから反時計回りで順番に観覧し、お昼少し前にフードコートへ移動して、食べ歩きながら再び展示エリアへ戻って観覧を再開するといった感じ。
但し、この日曜日は最終日であることに加えて、前日が大雨だったこともあり、自分と同じように日曜日にシフトしてやってくる人が多そうなので、かなり混みそうな予感がした :$。ということでペースをあげて見て回り、混雑しているところはスキップして後回しすることにした。

まずは車両系。今年は昨年ほど緊迫感ある状況下の開催ではなかったので、とにかく航空機のラインアップが大幅に多かったのは間違いなく見どころではあるのだけれど、それ以外にも見どころが多かった。今回、基地内で見かけた車両たちもその一つ。
これは米国オシュコシ社の空港用化学消防車ストライカー(ウルトラ化学消防車)。ちなみに自衛隊でも採用している:

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空港用化学消防車ストライカー

いろいろな作業用の車両:

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作業用車両

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作業用車両

この日は午後から晴天になり、かなり気温が上がったたので、結構アンビュランス(Ambulance)が活躍していたような気がする:

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医療向けの作業車両

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この日は大忙しだった

米空軍は「超弩級」な戦略輸送機が多いので、これくらいのはしご車は必須だろう:

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消防車両

今年はセスナもたくさん展示されていた。それらの一部がこちら:

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Cessna 172H Skyhawk(ヨコタ・アエロ・クラブ所属)

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日本が誇る Fuji FA-200 アエロスバル

こちらは既に生産が終了した対地攻撃機のA-10サンダーボルトII。韓国の烏山(おさん)空軍基地所属:

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米空軍A-10サンダーボルトII(拡大版)

この攻撃機の特徴の一つでもある機首下部に露出した30mmGAU8アヴェンジャー機関砲と、その補給口:

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30mm GAU-8 機関砲

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補給口

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補給口

2015年には退役が予定されていたが、その翌年の対イスラム国空爆の戦果を受けて、無期限で退役が延長された 8)

今年は戦闘機も展示されていた。やっぱり戦闘機が展示の「花」でもあるので嬉しいところ;)
まずは米空軍三沢基地所属のF16C。WW は “Wild Weasel” (凶暴なイタチ)こと敵防空網制圧隊のマークで、インテイク脇にスナイパーXRポッド(AN/AAQ-33)を装備していた:

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米空軍三沢基地所属のF16C(拡大版)

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スナイパーXRポッド

つづいて我が国の航空自衛隊百里基地所属のF-2A。操縦席には百里基地のマスコット「ひゃくりん」のぬいぐるみが置かれていた:

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航空自衛隊百里基地所属のF-2A(拡大版)

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百里基地のマスコット「ひゃくりん」

こちらはブルーインパルス使用機としても有名な航空自衛隊T-4中等亜音速練習機:

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航空自衛隊T-4中等亜音速練習機(拡大版)

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操縦士は2人

そして、我が国の防空の要である航空自衛隊F-15Jイーグル単座。那覇の第204飛行隊所属:

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日の丸がよく似合う

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航空自衛隊F-15Jイーグル(拡大版)

こちらは新潟救難隊(Air Rescue Wing)からの参加で、救難捜索機である航空自衛隊Raytheon U-125A:

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航空自衛隊Raytheon U-125A(拡大版)

航空自衛隊が平成13(2001)年に採用したKC-767空中給油・輸送機。最大燃料は160,666lbs、ペイロードは70,549lbs:

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航空自衛隊KC-767J空中給油・輸送機(拡大版)

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現在4機保有

こんな感じで見て回っていると展示エリアとは反対側の滑走路から米空軍C-130J-30ハーキュリーズ2機が離陸した。どうやら米陸軍特殊部隊によるパラシュート降下デモらしい。こんなイベントも嬉しい限り:

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離陸したC-130J

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滑走路を疾駆するC-130J-30ハーキュリーズ(拡大版)

で展示機の観覧を再開。
こちらは米空軍KC-135Rストラトタンカー。空中給油・輸送機。沖縄嘉手納基地より参加:

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沖縄嘉手納基地(第18航空団)所属

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KC-135RはKC-135Aの改修機

お次は米空軍MC-130Hコンバット・タロンII。自分が最も好きな機体 8)

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米空軍MC-130Hコンバット・タロンII(拡大版)

沖縄嘉手納基地/第一特殊作戦中隊所属で、特殊作戦に従事するための改装が施された輸送機・特殊作戦機:

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米空軍MC-130Hコンバット・タロンI(拡大版)

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T56-A-15ターボプロップ

最大積載人数は武装隊員77名、空挺部隊なら52名:

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カーゴ内部(拡大版)

やっぱり「鼻」が特徴的な米空軍MC-130Hコンバット・タロンII。この脇で記念撮影に応じてくれた第17特殊作戦飛行隊隊員。空軍なのにマルチカム迷彩なのは特殊部隊だから:

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米空軍MC-130Hコンバット・タロンII

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第17特殊作戦飛行隊隊員

そして、この近くには特殊部隊が使用するバギーなどが展示されていた。昨年は個人装備や兵器が展示され、手にとってみることができたが、今回は無かった。残念 ;(

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米空軍PJのATV(全地形対応車)のMRZR-4(拡大版)

ここは子供たちで賑わっていた :D:

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分解無しで搭載可能なAMRZR-4

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MRZR-4の操縦席とインパネ

これは米空軍の無人航空機(UAV)であるRQ-4グローバルホーク。昨年に続いての登場:

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無人航空機(UAV)RQ-4グローバルホーク(拡大版)

昨年は平成29(2017)年5月に横田基地にも配備されている。ちなみに、この機種は攻撃能力を持たない純粋な偵察型:

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米空軍RQ-4B

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米空軍RQ-4B

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米空軍RQ-4B

そして米海軍P-8Aポセイドン。対潜哨戒機:

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米海軍P-8Aポセイドン(拡大版)

機体後部にはソナーや魚雷投下口を装備している:

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ワシントン州ウィットビーアイランド基地(YD)所属

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ソナー発射管

ちょうど、ここが地上展示エリアの端。此処から先は友好祭当日も仕事中なので立入禁止ではあるが、米空軍CV-22オスプレイが駐機しているのをみることができた:

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地上展示エリア北側のエプロンに駐機していたオスプレイ(拡大版)

それから展示エリア左側へ移動した。
まずは、今回の展示機の中では文句なく一番大きな機体を持つ米空軍のC-5Mスーパーギャラクシー:

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米空軍のC-5Mスーパーギャラクシー(拡大版)

米空軍を代表する軍用超大型長距離輸送機で、旧世代のC-5ギャラクシーの延命と近代化改修された最新型。今回はカーゴ内部も公開されていた:

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胴体前部の貨物ドア(拡大版)

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胴体前部の貨物ドア

カーゴ内部。この時間から外はかなり暑く、歩き疲れた人達が休んでいた:

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カーゴ内部(拡大版)

米陸軍の主力戦車であるM1A1なら二両、M2A2歩兵戦闘車やAH-64アパッチヘリコプターは六両も、そのままの状態で搭載が可能:

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戦車も搭載可能な広さ

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戦車も搭載可能な貨物ドア

この巨大なGE CF6-80C2エンジンが両翼併せて4基搭載:

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大きな機体を滑走させるタイヤもすごい

このエンジンを見上げていたら、先ほど離陸したC-130J-30ハーキュリーズからパラシュート降下デモが始まっていた:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズからパラシュート降下デモ(拡大版)

今回デモしてくれたのは、友好祭の二週間前から沖縄より横田入していた米陸軍第1特殊作戦部隊第1大隊、通称「グリーンベレー」とのこと:

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米陸軍第1特殊作戦部隊「グリーンベレー」(拡大版)

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デモを終えたC-130J-30

この後は、また地上展示機の観覧へ。
こちらは航空自衛隊の最新大型輸送機C-2。スーパーギャラクシーを見た後だと少し見劣りするけど、これはこれでカッコいい:

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航空自衛隊の最新大型輸送機C-2(拡大版)

昭和45(1670)年に採用されたC-1国産輸送機の後継機で、よく見るとそれなりにデカイ:

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大型輸送機C-2

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大型輸送機C-2

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大型輸送機C-2

こちらは米空軍の大型空中給油機のKC-10Aエクステンダー。カリフォルニア州トラビス基地所属:

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大型空中給油機のKC-10Aエクステンダー(拡大版)

空中給油装置はフライングブーム方式:

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フライングブーム方式の給油装置

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空中給油装置はフライングブーム方式

こちらも大きな米空軍の軍用大型長距離輸送機であるC-17Aグローブマスター。遠くからじゃないと視界に全部入りきらない:D

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米空軍C-17Aグローブマスター

米空軍HH-60Gペイヴホーク。遭難救助・医療輸送などを行うヘリコプター:

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救難用HH-60Gペイヴホーク(拡大版)

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操縦席

続いて、航空自衛隊・航空救難団飛行群の大型輸送ヘリコプター CH-47J。最大搭乗人員は48人:

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航空自衛隊・航空救難団飛行群所属のCH-47J(拡大版)

こちらも同じく航空自衛隊の救難ヘリで、UH-60Jブラックホーク。フライトレコーダとコクピットボイスレコーダを格納したブラックボックスは機体後部側面に張り付いており、何かあればこれだけ切り離すことが可能なのだとか:

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救難ヘリのUH-60Jブラックホーク(拡大版)

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ブラックボックス(日の丸の前にあるドラム形)

こちらは在日米海軍・厚木基地の第7艦隊司令官専用機MH-60Sらしい:

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第7艦隊司令官専用機MH-60S(拡大版)

これらは隣の機体に描かれていたロゴ。”Warloard” は日本語で「武士」という意味:

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「武士(Warloads)」のロゴ

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第5空母航空団所属・第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊

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第7艦隊司令官専用機MH-60S

この辺りまで来て、早めのお昼の予定時間になってしまったので、一旦は見学を中断してフードコート方面へ移動した。時間としては昼前10:30くらい。遠目で見ても、既に長い行列ができているお店なんかがあってゆっくり物色しながら見て回ることはできなかったので、取り急ぎ目の前にあったドリンクコートで水分補給のために缶ビールとペットボトルの水を購入した。

ちなみに「フードコート」と「ドリンクコート」がかなり離れていて、食べ物と飲み物を同時に購入できない[c]なぜかエナジードリンクだけはフードコートで購入できる。「食べ物」扱いなのだろうか。ので注意が必要。航空機地上展示エリアからだと、先にドリンクコートがあり、会場の入り口へ向かって行くとフードコートが立ち並んでいると云う感じ。
この日は天気予報がはずれてくれたおかげで午前中から日差しが強く、気温も上がっていたので水分補給を優先させた次第 :)

フードコートで購入したチリドックとビールを持って野外ステージ前へ。ロックンロールを聞きながらアメリカンフードを堪能した。そして、お腹が満足たので中断していた見学を再開することにした。

こちらは陸上自衛隊・北宇都宮駐屯地の汎用ヘリコプター UH-60A。通称はロクマル。機首の突起には赤外線暗視装置や航法気象レーダーが内蔵されている:

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陸上自衛隊の汎用ヘリコプター UH-60A(拡大版)

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機首に赤外線レーダーを装備

そして陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ。現在、全国で60機保有:

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陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ(拡大版)

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バイロットの装備品

老朽化と、単発機ゆえにエンジン故障が即致命的な事態を招くなど、一時はその座をAH-64Dアパッチ・ロングボウに譲ったが、アパッチの生産終了で防衛省の調達も終了し、後継機選定まで運用が延命されている:

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陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ

こちらは陸上自衛隊・相馬原駐屯地の大型輸送ヘリコプター CH-47J。愛称はチヌーク:

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日米友好祭仕様のCH-47J(拡大版)

この時、会場内のアナウンスで横田基地所属のUH-1による救難訓練のデモフライトが告げられたので、少し滑走路へ寄って見てきた。地上から担架に載せた疾病者をロープでヘリコプターまで釣り上げていた:

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救難訓練のデモフライト

そして航空自衛隊の戦術輸送機C-130Hハーキュリーズ。第1空挺団など完全武装の空挺隊員64名の搭乗が可能:

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航空自衛隊の戦術輸送機C-130Hハーキュリーズ(拡大版)

そして最後のの展示機がCV-22Bオスプレイ。とにかく大勢の見学者が作る行列がトグロを巻くかのように長く連なっていた:D

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米空軍のCV-22Bオスプレイ(拡大版)

この年の10月から横田基地に配備されたオスプレイが正式に運用がスタートする。カーゴ内は見学禁止であったけれど大人気の機体。PJのメンバもチラホラ目についた:

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横田基地所属のCV-22Bオスプレイ

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オスプレイとPJのメンバはよく似合う

ということで、今回の友好祭で展示されていた機体の見学は終了。この時はお昼の12:00過ぎなので、開場から3時間たっぷり使って歩き回ってきた :)
退場と電車が混まない内に早々に撤収する予定だったけれど、少し疲れた体を癒やすため野外ステージで開催されていた「横田筋肉番付 Yokota Strongman Competition」なんて一風変わったショーを見ることにした。横浜から来た力自慢の日本人がアメリカンスタイルのサスケ(SASUKE)みたいなゲームをしていた:

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横田筋肉番付の風景

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横田筋肉番付の風景

すると、また城内アナウンスがあり、今から一時間ほど後にCV-22Bオスプレイのデモフライトを行うとのこと。ということでオスプレイのデモフライトを見てから撤退することにした[d]これにより会場から出るまでの「渋滞」に遭遇する羽目になったのだが。

それからトイレへ行ったり格納庫15で和太鼓実演を見るなどして時間を潰した。こちらは、その時に遭遇した仮装集団。詳細は分からず[e]ハロウィーンにしては時期が早すぎるし。

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何か新しい催し物か!?

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オスプレイのデモフライトのため子細は不明

デモの20分前くらいに滑走路側へ向かってみると、既に大勢の連中が場所取りしていた:

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オスプレイのデモフライト待ち(拡大版)

そして昼14:00過ぎに1機のオスプレイが滑走路へ向かって移動し始めた:

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基地東のエプロンから離陸地点へ向かうオスプレイ

離陸地点に着いて飛び立つCV-22Bオスプレイ:

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離陸地点でアイドリング

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離陸したCV-22Bオスプレイ(拡大版)

車輪を出したまま水平に飛行し、観客がいる方に向いて「お辞儀」するなどのデモを披露した:

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飛行するCV-22Bオスプレイ(拡大版)

滑走路沿いを飛行するCV-22Bオスプレイ。後ろのカーゴドアは開いたままだった:

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飛行するCV-22Bオスプレイ(拡大版)

こちらは自分が眺めていた場所とは反対側の方でデモフライトを披露していたオスプレイをスマフォで撮影したもの[f]なので、かなり小さめ。

 

しっかりとオスプレイのデモフライトを頭に焼き付けた後は撤収へ。こちらは第五ゲートへ向かう途中に目撃したもの(?)。パセリちゃんはどうみても男だった:|

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防衛省のマスコット「パセリちゃん」と「ピクルスくん」

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展示されていたF-35Aの模型

で、このまま出口である第五ゲートへ向かったのだけど、オスプレイのデモを見終わった観客のほとんどが撤収を始めたため大変な「渋滞」に遭遇することになった。炎天下の中を行列に並んだまま立っている時間が長いため、中には熱中症で倒れる人が何人かいた[g]自分も介護を手伝ったり、反対側にいる米軍のMPを呼びに行ったりと、いろいろ大変だった。 :$

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第五ゲートへ向かう長い行列

どうやら原因は第五ゲートから国道R16を渡るまで時間がかかっていた模様。当然といえば当然だけど。R16を渡ったあとの歩道も帰りの人で一杯だったので、青梅線の牛浜駅へは向かわずに徒歩20分くらいかけて拝島駅へ向かった :$

最後に、この日に飲み食いしたアメリカンフードはこちら。
まずはMillerビール(300円)。暑かったのでグビグビいけた:

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Millerビール($3)

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Millerビール($3)

そしてチキン入りのタコス(700円)。これは予想外に美味しかった :D

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チキン入りのタコス($7)

最後はチリドック(800円)。チーズが絶妙だったけど、いかにも体に悪そうな感じ。でも沢山汗をかいたので塩分補給は良かったかも:

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チリドック($8)

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チリドック($8)

See Also 横田友好祭2018    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (昨年のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a 予想外に日差しが強かったので「良かった」というわけでもないが。
b 何事も「出だし」が肝心なので。
c なぜかエナジードリンクだけはフードコートで購入できる。「食べ物」扱いなのだろうか。
d これにより会場から出るまでの「渋滞」に遭遇する羽目になったのだが。
e ハロウィーンにしては時期が早すぎるし。
f なので、かなり小さめ。
g 自分も介護を手伝ったり、反対側にいる米軍のMPを呼びに行ったりと、いろいろ大変だった。

My Adventure Cemera Bag produced by Shimoda Designs From Kickstarter.

自身初めて Kickstarter のプロジェクトに pledge して手に入れたのが、この Shimoda Adventure Camera Bags (Shimoda Designs)。昨年は平成29(2017)年末に Gigazine.net の「冒険写真家のために機能性と収納性を突き詰めたカメラバッグ」なる記事を見て、これは Fund されるような予感がしたのと、現在、自分が使用しているバッグがカメラ器具以外に大きな物を入れることができない点が不満だったこと、そして彼らの宣伝文句の “Those Designs are driven by adventure.” が自分の趣味に合っているなぁと思って、早速プロジェクトページでプランを確認した ;)

で、実際に pledge したのは 12/11で、Kickstarter 内で Found が確定したのは 12/17。それから一週間後の 12/24 には Project Survey メールがきて、自分が今回 Reward した内容を確認し、送付先の住所とバッグの色(Blue Nights)を返信した:

Shimoda Explore 40 Starter Kit ($269)

– 1 Explore 40L backpack 
– 2 Small Core Units 
Save: $110.

Estimated delivery 
Feb 2018

それから年を越して、今年は平成30(2018)年2月に入るまで何回か Progress Reports を受け取り、これだと予定どおり順調に出荷できそうだと云うことで、楽しみに待っていた。

すると2月半ばくらいに Shimoda Designs の人(Founder)から「届け先の電話番号を教えてくれ」というメールを受け取って、慌てて返信し、それから5日ほど待つと、今度は日本の宅配業者から海外からの荷物が届いているが住所の一部がわからんので教えてくれと電話があった。そんなこんなで最後はバタバタしたけど、なんとか無事に受け取ることができた。どうやら宛先にアパートメント名が抜けていたようだ :|

My gift from China

届いたダンボールは中国からの輸送便で、こんな感じ。ラベルにある「2」って番号は日本向けの出荷が2番目なのか、全体で2番目なのか?

My gift from China

ダンボールを開封した状態がコレ。ちなみにビニル袋には乾燥剤が入っていた:

Explore 40 Starter Kit

Shimoda Designs のロゴと製品名が入ったタグ:

Tag

Tag

ビニルを剥がして取り出したところ。光があたっていないので黒っぽく見えるけど、実際には青色がもっと強い感じ。バッグの大きさは40L(リットル)。他に60Lあり:

Explore 40 Starter Kit

側面と背面はこんな感じ。側面のチャックは左右で一つなので、カメラ器具を取り出す際はどちらかに寄せておく必要がある。片面にのみ横持ちのハンドルが付いていた。さらに背面に取り付けられているショルダーハーネスのポケットは充実しており、特にスマフォやそのバッテリなんかを収納できるのは最近のトレンドにあっている。ロウアーハーネスを含めてワンタッチで装着、両手で調整ができる:

側面

背面

側面

こちらは底面。表面は防水だけど、生地が意外と柔らかく傷つきやすいように見えたんだけど、実際はナイロンでがコーディングされた Carbonate Ether なる樹脂で、信じられないほどの防水機能を持っているらしい:

底面

ショルダーハーネスの根本の位置は取り替え可能:

ショルダーハーネスの取り替え

これらのポケットが自分が評価したところ。現在使用しているバッグでも悩んだのがスマフォを収納する場所。やっぱり、直ぐに手を伸ばせる位置に確実に収納したいと常々思っていた。と同時に不安でもあるのが二本のハーネスだと今の一本のハーネスよりも取り回しが低下するのではないかとも危惧したり。最終的には「慣れ」だとは思うが:

Shimoda ロゴが入ったショルダーハーネス

Shimoda のロゴがさりげない。ちなみに全てのファスナーは、このように大判の紐が付けられていて、グローブを履いたままでもジッパーを操作できる。ポケットの他にもカラビナリングやゴムバンドが付いている。ただ気になることがポケットにいろいろ収納してハーネスを締め付けたら当りどころが悪くならないか?と云うこと :O

ショルダーハーネス

このバッグで、もう一つ気になったポイントがこの背面のパット部分。現在使用しているバッグは「インビスタ1000Dコーデュラ」と云う化学繊維なのだけど、自分は「汗かき」なので、夏は背中の汗で濡れてしまって少々困っているので。さらに、このパットを開けるとバッグの中にある Core Unit の状態をそのままチェックできる上に、パットの内側には13インチ程度のノートブックやタブレットをそのまま収納できるポケットが入っているようだ。これで城攻め旅行にPCを持ち込めるぞ ;)

背面部

こちらがメインのセパレート部分。Core Unitsが少し見えている。ちなみに今回購入した “Starter Kit” には Small が二個付いていた。バッグを肩に掛けたまま、こちらのファスナーを半分ほど開けて横からカメラを取り出す感じで利用できる “Side Access” をイメージしている:

一番メインの開け口

そして、これがカメラのアクセサリーを収納して、そのままバッグに格納するための Core Units Small ☓2。その脇にある収容カバーはバッグの横に括りつけることができる袋で、カメラ本体を収容してショルダーハーネスに引っ掛けて使うことも可能:

Core Units と収容カバー

Core Unit も小さいカバーに入っているので、これ自体をそのまま取り扱うこともできる:

Core Unit Small

Core Unit の構成。Unit 内部はベロクロが着いた仕切りが付いているので、収納するオブジェクトの大きさに応じて、いろいろとレイアウトを変更できるようになっている。カバーと肩掛けベルトが付いているので、コレを単体で扱うことも可能:

Core Unit

Core Unit

最後に、これが現在使用しているカメラバッグ。これは、これでホント素晴らしいバッグ。初めて使った本格的なカメラバッグなんだけど、この HAZARD4 のモジュラ−システム(MOLE)を選択できたのは良かったと思っている 8)

HAZARD4 Photo Recon Bag + Smartphone Pouch

と云っても、まだまだ使う予定だけど。スマフォポーチには iphone6s をバッテリコード付けて収納できない微妙な大きさなのでバッテリ本体を収納している。ポーチの脇から指を入れて充電スイッチを押せるのが Good ;)

HAZARD4 Photo Recon Bag

ということで、 Adventure Camera Bag は次回の城攻め旅行から使っていく予定。