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最近お気に入りな物

Yokota Friendship Festival 2024.

先月は、令和5(2024)年5月中旬の週末に恒例の友好祭に行って来た :)

今回で連続で三度目の5月開催。もう完全に通例になってしまった、この週末の初日は晴天で夏日、そして最終日は曇りのち雨との予報であったが、特に気にせずに昨年同様、最終日に行って来た。現地時間としては30分ほど遅い到着になってしまったけど、こちらも昨年とほぼ同じ場所から入場までの行列に加わることができた。

ただし今回の Security Checks は例年になく厳しかった〜 :(。ID Check はほぼ全員が対象で、さらに昨年は無かった金属探知機による身体検査[a]ポケットに入れたものは全て出して手に持つことを強制された 😅️。も全員が対象で、最後は手荷物検査。複数の行列に対して、この規模の検査なので Stacked するのは当然か :$

曇り空の下で観覧中、ときおり雨がボツポツ降ってきたし、地上展示や飛行展示は期待していたほど規模ではなかったが、来場者は昨年と変わらず多かったように見えた:

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横田基地友好祭2024のポスター

今年も、昨年と同様の時間帯に八高線の東福生駅へ向かい、国道R16沿いに伸びた Supply Gate (一般開放ゲート)へ向かう行列に加わった。昨年よりも電車が一本遅かったので30分ほど遅れての到着であったのだけれど、結果的に昨年とさほど変わらない場所からのスタートだった:

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国道R16沿いの行列(08:35am)

しかしながら、行列の進みが悪くて開場時間09:00amを過ぎた時刻に第五ゲート前の交差点へ到達。昨年よりも60分ほど遅い[b]30分遅れの行動なので、実質的には昨年よりも30分くらい遅い 😞️。

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第五ゲート前の交差点を渡る(09:04am)

こちらが第五ゲートをくぐった先の Security Checks の行列。この時点で例年とは何か違った異様な Stack に見えた :(

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第五ゲート前

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Security Checks までの行列(09:05am)

この先で米軍による ID確認、その左手奥で身体検査。さらにその先で自衛隊による手荷物検査が行われていた:

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ID確認と身体検査待ちの行列

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手荷物検査の様子

この「長〜いトンネル」を抜け、McGuire通りに沿って会場へ向かうことができたのが 09:44am:

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会場へ続く McGuire Ave.(09:44am)

こちらが今回のMy GPS Activity。総移動距離は9.53km(➘)であるが、消費カロリーは1,543C(➚) で、気温は最高20℃(➚)。帰りは牛浜駅を利用。()内は前年比:

MyGPSActivity

My GPS Activity on Yokoto AB

さらに昨年の行列開始点には印を付けておいた。今回はお昼を食べたあと雨が降ってきて不安定な天気に変わってきたこともあり、2:00 pm 頃には撤退した。

会場入口前で、格納庫15脇には航空自衛隊・横田基地と自治体のイベント・ブースがあった。今回は航空自衛隊・宇宙作戦群の広報部隊が展開していたし、自衛隊の制服の試着や記念撮影のスポットが置かれていた。

そして恒例のマスコットとしては航空自衛隊@横田基地の「ハヤテくん」の他に、ここ横田基地の一部を領有する東京都西多摩郡瑞穂町の「みずほまる」も目撃した:

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空自・横田基地のマスコット「はやてくん」

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瑞穂町のマスコット「みずほまる」

会場に入ると、まずはフードブースでお出迎え。こんな風景を見るとアメリカに上陸した感じ:

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Welcome to Yokota AB 🤠️

さらに、こちらも恒例の「待ち合わせ場所」の目印である横田基地所属 Lockheed MartinC-130J-30 Hercules 輸送機(14-5807):

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米空軍 Lockheed Martin C-130J-30 Hercules(14-5807)

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YJ = Yokota Japan

開場から1時間近くたったフードブース周辺の様子(09:49am)。もうブースで食事を買い込んでいた人がいた :D

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フードブース周辺の様子(拡大版)

フードブースを通過して航空機地上展示エリアへ。今回は反時計回りに見学してきた。

ここで滑走路から二機の米空軍 C-130J-30 が離陸した。空挺降下の飛行展示&デモであろう 8)

離陸した光景を眺めてから民間機の展示ブースへ。Cessna 社のセスナ機や Diamond Aircraft 社の軽飛行機。ちなみに Cessna 172H 以外は横田基地のヨコタ・アエロ・クラブ所有機:

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Diamond DA40 Diamond Star(N144UA)

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Cessna 172M Skyhawk(N22905)

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Cessna 172H Ram(JA3353)

JA3353 のエンジンはLycoming O320-D2J、最大出力は160馬力、最大巡航速度は220km/h、通常巡航速度は185km/h、離陸距離270m / 着陸距離165m。乗員乗客は1+3名。茨城県筑西市からこの友好祭のために毎年飛来している。

さらに小型ビジネス・ジェット機として Cessna 社や Honda 社の Hondajet が展示されていた。Hondajet はエンジンを一般的な胴体後部ではなく主翼上面に配置しているのが特徴:

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Honda HA-420 HondaJet(JA123P)

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Cessna 510 Citation Mustang(JA001Z)

続いて陸上自衛隊機。 東部方面隊立川駐屯地の第1飛行隊から Fuji UH-1J 多用途ヘリコプター(41832)、そして同じく東部方面隊木更津駐屯地の第4対戦車ヘリコプター隊から AH-1S 対戦車ヘリコプター「コブラ」(73491)。それぞれ Bell 社から富士重工がライセンス生産+拡張したもの:

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陸上自衛隊の Fuji UH-1J(41832)

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陸上自衛隊 Fuji AH-1S(73492)

AH-1S は、対戦車誘導弾などの火力及び特有の機動力をもって、主として対戦車戦闘の任務で使用する。乗員は操縦士・射手の二人、巡航速度は約230㎞/h。両翼に TOWミサイル、70mmロケット、操縦席下に 20mmガン、横に伸びているのは風向風速センサ:

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Fuji AH-1S (73492)

こちらも友好祭はお馴染みになった航空自衛隊 Mitsubishi F-2A(43-8528)は百里基地・第7航空団・第3飛行隊所属:

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航空自衛隊 Mitsubishi F-2A(43-8528)

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Mitsubishi F-2A(43-8528)

そして航空自衛隊・入間基地の中部航空方面隊司令部・支援飛行隊から Kawasaki T-4 中等練習機(56-5735):

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航空自衛隊 Kawasaki T-4 (56-5735)

同じく航空自衛隊・入間基地の第2輸送航空隊の第402飛行隊所属の Kawasaki C-2(18-1215):

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航空自衛隊 Kawasaki C-2(18-1215)

昨年は令和5(2023)年4月に、スーダン共和国で在留邦人らの避難・輸送で使われたものと同型機[c]実際には美保基地所属・第3輸送航空隊の C-2が使われた。。乗員2〜5名+輸送員110名。全長 43.9m、全幅 44.4m、全高14.2m。最高速度 820㎞/h。航続距離は約 7600㎞:

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Kawasaki C-2(18-1215)

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Kawasaki C-2(18-1215)

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Kawasaki C-2(18-1215)

ここからはしばらく米空軍機。嘉手納基地の第18航空団所属の Boeing KC-135R Stratotanker 空中給油機・輸送機(60-0342) :

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米空軍 Boeing KC-135R Stratotanker(60-0342)

近代化の改修によりエンジンがターボファンエンジンに換装されている。 第909空中給油飛行隊(AIR REFUELING SQUADRON)のモットーは “ALWAYS THERE“。  第718航空機整備飛行隊(Aircraft Maintenance Squadron)所属機:

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第909空中給油飛行隊のロゴ

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718 AMXS/909th AMU のロゴ

KC-135R がある地上展示エリアの北端から立入禁止のエプロンには本日の飛行展示で使われるであろう機体が駐機していた:

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北側エプロンの様子

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北側エプロンの様子

ここで場内アナウンスに促されて上空を見上げてみると、既に離陸していた C-130J-30 2機が飛来して陸上自衛隊・第1空挺団による空挺降下がデモされた。よく見ると隊員の脚に結び付けられたフラグがたなびいていた:

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米国の星条旗

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日本の日の丸

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第1空挺団旗

このあとは折り返して、再び地上展示エリアの観覧へ。まず、こちらも常連の米空軍・航空機動軍団(Air Mobility Command)所属の Lockheed C-5 Super Galaxy 大型長距離輸送機(87-0042):

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米空軍 Lockheed C-5 Super Galaxy(87-0042)

ペイロードは米軍最大で、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能で、機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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後部格納口

隣は米空軍・ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属の Boeing C-17 Globemaster III(05-5153):

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米空軍 Boeing C-17 Globemaster III(05-5153)

貨物室の内部と、その先にあるコックピット背面部:

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貨物室内部

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コックピット背面

さらに進むと人だかりができている場所があったが、どうやら米空軍の主役機が展示されているようだった:

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米空軍の花形戦闘機たちの展示エリア

ついに登場。こちらもC-17 同様に、ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属で、12年ぶりに横田基地へ飛来した 米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4050 と 03-4055) :

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4050)

ステルス性、超巡航性、操縦性、そして統合されたアビオニクスを組み合わせた新世代の機体で、サポート性の向上と相まって、戦闘能力が飛躍的に向上する。特に空対空任務と空対地任務の両方を実行し、21世紀の空軍にとって不可欠な作戦コンセプトを完全に実現できる設計になっている。全長 18.9m、全高 5.1m、翼幅 13.6m:

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4055)

日米友好祭で初めて F22 を見たのは十五年前の平成21(2009)年で、その時はMPが立ち、機体背後に回り込んで見ることはできなかったが、今回は背後から眺めることができた。ただし、さすがに極秘であるエンジン部は完全にカバーされてのぞき見ることはできなかったが:

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米空軍 Lockheed Martin F-22A Raptor(03-4055)

ここで再び場内アナウンス。地上展示を観覧する前に飛び立った米空軍 C-130J-30 から陸上自衛隊・第1空挺団の空挺降下が始まった:

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第1空挺団による空挺降下のデモ

 

このあとは地上展示の観覧を再開。F-22A のお隣は二機の米空軍 General Dynamics  F-16 Fighting Falcon。一機目は F-16CJ  多用途戦闘機(91-0405)。州軍 である Minesota ANG(Air National Guard)から。従来機よりエンジンが強力になり、さらに AGM-88対レーダーミサイルが追加された型。エンジンカバーには 148th Fighter Wing のエンブレムが描かれていた:

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米空軍 General Dynamics F-16CJ Fighting Falcon(91-0405)

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米空軍 F-16CJ(91-0405)

二機目は嘉手納基地から F-16CM 多用途戦闘機(88-0512)。州軍 である South Dakota ANG(Air National Guard)。エンジンカバーにはサウスダコタ州・ラシュモア山国立記念公園にある四人の Presidents [d]ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンの四人。の彫像が描かれていた:

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米空軍 F-16CM(88-0512)

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米空軍 General Dynamics F-16CM Fighting Falcon(88-0512)

そして、こちらも友好祭ではお馴染みにである横田基地所属の第21特殊作戦支援中隊(21st Special Operations Squadron)の米空軍 Bell Boeing V-22 Osprey(12-0062) :

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米空軍 Bell Boeing CV-22B Osprey(12-0062)

昨年末に屋久島沖で横田基地所属の Osprey 墜落事故があったため、今回は飛行展示はなく地上展示のみ。予定では海兵隊の Osprey も飛来予定だったがキャンセルされた模様。

実際、応対してくれた第21特殊作戦支援中隊所属の隊員に Osprey は本当に安全なのか?と質問してみたら、しばらく考えてから一言「俺は信じている」と返答があった 8)

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完全装備の隊員

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談笑する隊員ら

ATV(全地形対応車)のMRZR-4 の展示の他、個人装備や後部ランプに取り付けられた GAU21 重機関銃などを見ることができた:

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個人装備

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後部ランプに取り付けられた GAU21重機関銃

三沢基地から海軍機として電子戦部隊 Yellow Jackets VAQ-138 の Boeing EA-18G Growler(168931):

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米海軍 Boeing EA-18G Growler(168931)

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米海軍 EA-18G (168931)

そんな時、先程の飛行展示を披露してくれた米空軍 C-130J-30 が帰投してきた:

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着陸する米空軍 C-130J-30

地上展示機の観覧に戻り、こちらは航空自衛隊 Mitsubishi F-15J Eagle(52-8863)。宮崎県の新田原基地《ニュウタバル・キチ》・第5航空団・第305飛行隊からの参加:

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航空自衛隊 Mitsubishi F-15J Eagle(52-8863)

こちらは赤いストライプが特徴的な入間基地・飛行点検隊所属の U-680A Citation Latitude(02-3032)。機体はセスナ社が開発したビジネス・ジェット機をベースにしている:

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航空自衛隊 Cessna Citation Latitude(02-3032)

この航空自衛隊 Lockheed C-130H Hercules(45-1074)は小牧基地・第1輸送航空隊・第404飛行隊所属機:

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航空自衛隊 Lockheed C-130H Hercules(45-1074)

6人の乗員と最大92人の輸送員を積載するために四基のターボ・プロップ・エンジン(T56-A-15)を搭載し、最大航続距離(5t搭載時)は約4,000㎞:

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T56-A-15

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T56-A-15 ターボ・プロップ・エンジン

米陸軍 Beachcraft C-12 軽輸送機(86-0081):

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米陸軍 Beechcraft C-12J(86-0081)

地上展示機の最後は横田基地・第36空輸飛行隊(36th Airlift Squadron)所属の Lockheed Martin C-130J Commando II 特殊作戦機(14-5813)。空軍特殊部隊用の輸送機:

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米空軍 Lockheed Martin MC-130J Commando II(14-5813)

AE2100-D3エンジンと六翅プロペラを採用した最新型:

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AE2100-D3エンジンと六翅プロペラ

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六翅プロペラ

地上展示を見終わった後、鳥居を見て、屋外ステージでしばらく休んだ(11:40am):

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鳥居とFriendship Festival 2024 のイルミ

このあたりで空模様が怪しくなってきたが、ひとまずお昼を調達することに :)。流石にお昼時なので、どこのブースも長蛇の列。その中で意外と空いていたのが「500gステーキセット」。値段が 2,500円と云うところも空いていた理由の一つかもしれない :X

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500gステーキセットのブース

・・・と思ったら、空いていたのは注文用の行列で、ステーキの受け取りはその先にある長い行列だった :$。このセットは 500g のステーキ、ハワイアンロール、ミネラルウォータ、そして小袋のチップスといった構成。この時期(当時)の「異常な円安」により値段も高い。

まぁ海外旅行に来たとでも思って行列に並んでみた。支払いを済ませると米軍御用達の Purified Water[e]日本語に直訳すると「精製水」だが、こちらは米軍にしか卸されていないミネラルウォータ。ナイアガラの水らしい 😎️。 500mlとチップスの小袋を渡されるので、それを持って今度はステーキ待ちの行列に並び直す:

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Ruffles とPurified Water

こちらは Backyard の様子。専用の移動式コンロの上でステーキが焼かれていた:

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いかにもアメリカンな風景

受け取ったステーキセット(2,500円)がこちら:O 。円安とは恐ろしいものだ・・・ :|。屋外ステージ前へ移動し、演奏を聞きながら食べることにした:

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ステーキ500gとハワイアンロール1個

Costco で売ってそうなパンがハワイアンロール。意外と重く、もちもちして柔らかった。肉の方は、もうここまでくるとグラム数なんかどうでもよいのだが、味が付いていて予想外に柔らかく、普通に美味しかった:

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味が付いていた

ついでに CRAFT BEER(800円)も。三種類あるフレーバーの中から Type-B の MODERN TIMESINFINITE PATIENCE)を注文。PASSION FRUIT, BLUEBERRY, CITRUS の香りがいい感じ:

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Infinite Patience / Modern Times Beer

屋外ステージの演奏を見ながら食べていると、雨がポツリ、ポツリと降ってきてちょっと焦ったが、なんとか完食できた。

食べている最中、轟音と共に頭上を F-16CM が通過していった(フォーク持っていたので後半は撮影が追いつかず :D):

雨が止んだところで撤退することに。こちらは格納庫15の様子。雨が降ってきたことで密集度が高かった:

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格納庫15(12:40pm)

can-am社の COMMANDER 800R(2020年モデル):

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can-am 社の COMMANDER 800R

軍用犬 K-9 のデモを横目に一般開放ゲートへ向かった。今年はスムースに退出することができたが、R16を渡ってJR牛浜駅へ向かう途中、来場者の列がすごかった。もちろん駅へ向かう行列もすごく車道にはみ出しそうで怖かったので、ショートカットして福生市民会館へ逃げ込み、1Fにあるカフェで牛浜ジェラート(500円)を頂いて一休み。三つまでフレーバーを選べると云うことだったけど、ほとんど選択肢がなかった :|

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牛浜ジェラート@福生市民会館

最後は、牛浜駅からから友好祭へ向かう行列の眺め。どうも駅前から行列になるように強制されるようで、一般開放ゲートまでこんな感じだった:O

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牛浜駅ホームから(02:46pm)

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牛浜駅ホームから(02:46pm)

ここから一般開放ゲートどれくらい時間がかかるんだろうと考えるだけでも恐ろしい[f]もしかしたら 夜8時の花火が目的なのかも 🙄️。・・・ :O

See Also 横田友好祭2024    (フォト集)

これまでのブログはこちら

参照

参照
a ポケットに入れたものは全て出して手に持つことを強制された 😅️。
b 30分遅れの行動なので、実質的には昨年よりも30分くらい遅い 😞️。
c 実際には美保基地所属・第3輸送航空隊の C-2が使われた。
d ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンの四人。
e 日本語に直訳すると「精製水」だが、こちらは米軍にしか卸されていないミネラルウォータ。ナイアガラの水らしい 😎️。
f もしかしたら 夜8時の花火が目的なのかも 🙄️。

麺屋ジューク DEZENOVE − A Simple Chinese Noodle which is rare in YAMAGATA?

今年は令和6(2024)年のGWは暦通りに休めたものの、諸所の手配に出遅れてしまい、宿泊先を確保できた後半に二泊三日の日程で山形県の城跡をいくつか攻めてきた。ただ最終日は雨の予報だった[a]実際にその日は雨だった 😞️。ので、時間内に行ける城跡などを詰め込めるだけ詰め込んだった感じの日程で、毎日が濃厚で疲労との戦いの二日間でもあった[b]帰ってきて二週間ほど経つけどまだ疲れが残っている感じ 😥️。 :D

月曜日である二日目は振替休日で、巷では連休の最終日。曇り空だけれど雨の心配はない天気[c]もしかしたら南陽市の山火事(当時)の煙と風の影響かもしれない 😮️。で、念願の「北の関ヶ原(慶長出羽合戦)」の舞台になった長谷堂城跡と周辺にある古戦場跡を巡る予定であった。

午前中は予定通り長谷堂城跡を攻め、午後の古戦場巡りの前に、その周辺で見つけることができたラーメン屋で昼を摂ることにした :)。長谷堂城跡(八幡口)からだと徒歩で20分ほど。山形県の百名山でもある「城山」を歩いてきた後でやや疲労感はあったが、時間的にはお昼時であったので急ぎ目に店へ向かったものの、店前に着いたら意外と待っている客が少ないことにやや拍子抜けしてしまった :|。まぁ、そこにはちゃんと理由があったんだけど:

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山の中で Surfboards?

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麺屋ジュークDEZENOVE

古民家をリフォームした店の中に入ってみると(案の定)満席だった。目の前にあったノートを見ると、自分の前には五組ほど待っている客がいるようだった。はて?、どこかに待合室でもあるのだろうかと思ったが、どうやら車で来た場合、車のナンバーを伝えておけば店員が駐車場まで呼びにくるまで車内で待つことができるシステムのようだ[d]寒い冬の季節など、この土地の慣習と何か関係あるのだろうか 🙄️。。ただし自分のように徒歩できた客には特段に座るような場所は用意されておらず、店員が駐車場を往復している姿を横目に、店前でぶらぶらと待つことにした[e]まぁ普通、この場所へは車で来るしかないよなぁ。おそらくここにいる客の中で徒歩で来たのは俺だけだろう 😑️。 ;(

30分近くたって入店。「お待たせしてすみません」の声をもらいながら大きなテーブルが4つある座敷へ案内された。既に注文する品は決めているが、一応は壁に掲げられていたメニューを眺める:

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他に、季節ものや期間限定の品あり

決めておいた中華そば(790円)をストレート麺ではなく縮れ麺にしてもらい、さらに徒歩と待ちで予想外にお腹が減ってしまったので炙り豚飯(300円)を追加で注文した。「お漬物は大丈夫ですか?」と質問されたので大丈夫ですと返したら、ラーメンより先に自家製の漬物(大根の千枚漬け)をサービスして頂いた :)

そして出てきた中華そばは、まるで塩ラーメンのようなスープの中に一般的な中華麺がのぞく。トッピングはシナチク、ほうれん草、ネギ、そしてチャーシューがのっている:

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中華そば(790円)

一口スープをすすると味は醤油系のようでコクもあって、麺と一緒にすすると味は関東でよくある醤油色の「中華そば」そのもの。食べていると程なくその「ギャップ」は解消され、最後まで美味しく頂けた。此の県で中華そばは珍しい系のラーメンなのか、昨日の店と同様に地元のオリジナリティが富んでいる感じがした。

「ストレート麺」または「縮れ麺」かを選択できる麺は一般的な中細麺で200g。大盛にもできるようだ:

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スープと一緒に麺をすする🍜️

こちらが追加した炙り豚飯《アブリ・ブタメシ》。ラーメンに載せるものと同じチャーシューの塊と特製のタレ、そしてネギやゴマなどの薬味が乗っている:

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炙り豚飯(300円)

このあとは大変な午後の時間を過ごすことになったので、今更ながらに、ここでしっかり食べておいて良かった8)

巷のラーメンDBase のエントリはこちら

山形県山形市長谷堂349
麺屋ジュークDEZENOVE


ここからはオマケ。

今回、長谷堂城跡へ向かう往きは公共交通機関を利用した。山形駅前からローカルのバスに乗って20分ほど。ただ事前に調べた時から分かっていたのだが懸念が一つ。この日は「往きの便」しか利用できないと云うこと。この路線は平日に比べて土日祝日の便数が極端に少なくなるため、この日も城攻めしたあとの時刻に山形駅方面へ「帰る便」が無い[f]正確には、自分が乗った往きのバスが最寄りのバス停に到着したら、その数十分後に戻ってくる便に乗るしかない 🤨️。 :|。大型連休とか関係ない。他に利用できそうな路線がないか調べてみたものの、結局は分からずじまいで当日を迎えてしまい、先にバス会社の案内所に立ち寄って聞いてみたのだが、やはり帰りの時間帯には利用できるバスが無いとのこと[g]実は一つだけ路線があったのだが、全く反対方向へ30分近く歩いて、タイミングが合えば乗れるかもしれないと云うもの。おまけに貰った時刻表が平日のものだったので、期待できないとして諦めた 😞️。 :O。勿論、ここまで来て城攻めを諦めることはできなかったので、帰りは90分かけて歩いて戻ってくる覚悟はしていた :|

しかしながら城攻めを終え、疲れた脚で歩いて戻ってくるのは身体に酷なので、ここ山形市で運営されているコミュニティ・サイクルに期待をかけて、事前に会員登録しておいた ;)。この電動サイクルは指定のポートに乗り捨てできるシステムで、駐輪時の施錠と解錠、そして支払いはアプリ経由で行うと云う、いかにも現代技術のトレンドに乗った「シェアサイクル」。ただ借りる際の充電率が気になるところ。基本的にバッテリーの残量は24Hリアルタイムに監視し、実際に昼夜を問わずバッテリー交換しているとのことだが、アプリ上に表示されるのは台数のみで充電量は表示されず、タイミング悪く十分な残量が無い自転車しか見つからないと利用する意味はない。それどころか近くにポートが見つからなければ充電量どころではない。したがって帰路の手段は依然として未定であり、徒歩を覚悟しなければならないことも変わらない :|

なんて考えているうちに長谷堂城跡に最寄りのバス停「長谷堂」に到着した。

こちらは長谷堂城跡の麓にある長谷堂城跡公園。城攻めはここからスタート。長谷堂城の歴史や會津上杉氏との攻防戦などの説明板の他に散策マップが置いてあった:

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長谷堂城跡公園

公園奥が駐車場で、公園内にはトイレもある。

標高85mの城山山頂にある主郭跡:

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主郭跡

こちらは主郭跡から北にある山形城(赤丸の中)方面の眺め:

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主郭跡から北方面の眺め(拡大版)

その隣に見える高層ビルが山形駅前にある霞城セントラル。くどいけど、ここからそこまでは徒歩90分ほど・・・ :0

主郭下の帯曲輪跡から、會津上杉氏と激戦を繰り広げた長谷堂城攻防戦(北の関ヶ原)で、直江山城守が本陣(赤丸の中)を置いた菅沢山《スゲサワヤマ》方面の眺め。眼下に広がる田畑も古戦場跡:

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長谷堂城古戦場跡

こちらは麺屋ジュークへ向かう途中、古戦場だった田園を歩きながら眺めた城山こと長谷堂城跡の西側):

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古戦場跡と長谷堂城跡

大将の直江山城守、副将の春日右衛門、そして前田慶次郎らが長谷堂城を眼前にして軍議を開いたとされる清源寺前あたりから長谷堂城跡を眺めたところ:

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清源寺前あたりから古戦場跡と長谷堂城跡

會津上杉勢が本陣を置いたとされる菅沢山(現在は沢泉寺の境内)へ向かっていくと見学者用の駐車場があった:

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沢泉寺境内の下にある駐車場

そして會津上杉方の本陣跡と、寄手である上杉勢が見たであろう長谷堂城:

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會津上杉勢(直江山城守)の本陣跡と長谷堂城跡

このあとは更に長谷堂城攻防戦の激戦地の一つ(朴ノ木屋敷)で討死した上泉主水[h]戦国時代に兵法家で剣聖と称された新陰流祖・上泉信綱の孫とも。らの供養碑などを巡ってきた。

この日に予定していた行程を完了したあとは(予定通り?) 歩き疲れて重くなった脚を引きずりながら山形市街の中心地へ向かった 。ある程度は覚悟していたので脚は重いが気持ちは沈んでいなかったが、午後から陽が出てきたこともあり、段々と疲労感が増しているのが分かった :$

この時は、いくつかのコンビニを経由地に決めて、そこまで歩いたら休憩して水分を補給し、また次の経由地を目指すと云った感じで歩いてきた[i]と云っても二軒ほどだが 😣️。そして残りの道程《ミチノリ》が半分くらいのコンビニ前でアイスを食べながらポートを探してみると、徒歩20分先の公園にポートがあり、そこで6台の電動サイクルがレンタル可能と分かった[j]うーm。便利である 😁️。 ;)

正直、今いるところから宿泊先までは40分ほど歩けば到着できるのだが、ひとまず立ち寄って確認するだけして、運良くそこそこの充電残量があれば借りるのも手だなと思い向かうことにした。公園に到着しポートにある自転車を調べてみると、そららの殆どが充電率50%以下。そんな中で100%の自転車が1台だけ見つかった 8)。これだと宿泊先に戻れるのは勿論、雨の予報である翌日に巡る予定にしていた最上義光公らの墓所参詣にも十分に賄えるなぁと思ったら、これまでの疲れはどこへやら。すかさずQRコードを読み込ませて解錠し、マップを開いて義光公の菩提寺である光禅寺までの経路を検索して向かっていた :D

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コミュニティサイクル@宿泊先最寄りのポート

こちらが光禅寺境内にある最上義光公の五輪塔。なんとか閉門前に到着することができた:

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最上義光公の五輪塔

他にも義光の嫡男・義康公や悲劇の愛娘・駒姫の墓所にも参詣してきた。身体は完全に麻痺(?)し、レンタサイクルで走り回っている最中は疲労感を感じることはなかった :D

それでも翌日まで疲労を残したくは無かったので、夜は山形駅構内のお店でトンカツと芋煮汁でエネルギーを補充した:

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金華特厚ロースカツ膳(3,300円)

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芋煮汁(495円)

この翌日は朝から雨になったのでお土産や駅弁を買ったあと、早々に山形に別れを告げて帰宅した。

こちらは山形駅新幹線乗り場に展示されていたE3系の現行のつばさと初代のつばさの模型:

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新旧のE3系つばさ

山形新幹線は、この年の春にE8系がデビューしているが、お目にかかることは無かった。

山形発で東京行きのE3系つばさ:

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E3系つばさ

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E3系つばさ

車内の三段階式の手洗いシステムと、トイレの注意書き。トイレは狭かった〜 :O

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左から三段階式の手洗器

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トイレの注意書き

車内で頂いた駅弁はお隣は米沢市の「牛肉どまん中」(1,350円)。関東で云うシウマイ弁当に匹敵する名物弁当:

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「牛、どーん」

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牛肉どまん中(1,350円)

最後はデザート。山形の駅ビルで購入した串団子「じんだん」と「ごま」(各130円):

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串団子(各130円)

「じんだん」とは枝豆の王様「だだちゃ豆」を餡にしたものらしい:

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串団子「じんだん」(130円)

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餡たっぷりの串団子

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串団子「ごま」(130円)

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餡たっぷりの串団子

 と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also長谷堂城攻め (フォト集)
See Also長谷堂城古戦場巡り (フォト集)
See Also最上義光公・義康公・駒姫墓所 (フォト集)

参照

参照
a 実際にその日は雨だった 😞️。
b 帰ってきて二週間ほど経つけどまだ疲れが残っている感じ 😥️。
c もしかしたら南陽市の山火事(当時)の煙と風の影響かもしれない 😮️。
d 寒い冬の季節など、この土地の慣習と何か関係あるのだろうか 🙄️。
e まぁ普通、この場所へは車で来るしかないよなぁ。おそらくここにいる客の中で徒歩で来たのは俺だけだろう 😑️。
f 正確には、自分が乗った往きのバスが最寄りのバス停に到着したら、その数十分後に戻ってくる便に乗るしかない 🤨️。
g 実は一つだけ路線があったのだが、全く反対方向へ30分近く歩いて、タイミングが合えば乗れるかもしれないと云うもの。おまけに貰った時刻表が平日のものだったので、期待できないとして諦めた 😞️。
h 戦国時代に兵法家で剣聖と称された新陰流祖・上泉信綱の孫とも。
i と云っても二軒ほどだが 😣️。
j うーm。便利である 😁️。

Yokota Friendship Festival 2023.

先月は、令和5(2023)年5月中旬の週末に恒例の友好祭に行って来た:)

昨年から、どうやらそれまでの9月開催[a]COVID-19 感染拡大前。例えば四年前の開催とか。から5月開催が通例になってしまった模様。近年、5月は予想外に暑い日が多いが、今回はと云うと二日間のうち初日が雨で、最終日は雨はあがるものの曇りで陽は出ないと云う予報だった。

天気予報に加えて、今回は展示機のラインアップが昨年と同様かそれ以下って感じの記事も見ていたので、最後まで行くかどうか悩んだが結局、最終日に朝一番で行って来た:D。実際、曇りであったが基地内を半日ほど歩き回ったら、あとで皮が剥けるほど日焼けしていたけど :$

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横田基地友好祭2023のポスター

昨年は開場の一時間前に行列に並ぶ感じ[b]例えば四年前の開催までは、こんなペースでも開場時刻には間に合っていた 😁️。で現地にへ向かったものの、予想以上の行列が既にできあがっていたため、行列の終端まで移動するのが大変だったので、今回は一時間ほど早めに行動を開始して八高線の東福生駅で下車し、駅から目と鼻の先にある国道R16へ出ると云うプランで現地にへ向かったところ、長蛇になる前の行列に加わることができた;)

自分が行列に加わったのはちょうど第二ゲート前あたり。これが 07:55am:

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横田基地#2ゲート前

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国道R16に出来ていた行列(07:55)

この時点で行列はほぼ停止状態。簡易椅子やレジャーシートを広げて座っている人がポツポツ[c]道路不正使用などの道路交通違反とも取れる行為だが 🤬️。あとで警視庁の警官に注意されていたっけ 🤭️。。そのあと、例年どおり(混雑を見越して)基地内への移動が30分ほど繰り上がって開始され、自分も開場時間09:00am前に第五ゲート前の交差点へ移動することができた:

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第五ゲート前の交差点を渡る(08:10)

今回は、行列の待ち時間も無駄な移動時間もなくスムースに会場入りできた。それでも行列に加わってからここまで60分以上かかったが、昨年より全然いい感じだった 8)

しかしながら、第五ゲートをくぐって基地内へ向かうまでにある Security Checks (ID確認や荷物検査)の行列を選択することになるのだが、ここで運悪く一番長い行列に並んでしまった・・・[d]一重の行列かと思って並んだら、見えない奥にもう一重の行列があった 😥️。 :(

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第五ゲート前

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ID+荷物検査までの行列(08:51)

ちなみに ID確認は米軍の Security が、荷物検査は日本の自衛隊がそれぞれ担当していて、今回はしっかりと iD 確認を強制された[e]自分は運転免許証を提示したが、マイナンバーカードでも良いらしい。米軍側は認識できるのだろうか疑問だが 😐️。

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この先が手荷物検査(09:06)

そしてSecurity Checksを終えてMcGuire通りに沿って会場へ向かった:

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会場へ続く McGuire Ave.

今回のMy GPS Activityがこちら。総移動距離は13.62kmであるが、消費カロリーは1,543C で、気温は最高20℃。帰りは牛浜駅を利用:

MyGPSActivity

My GPS Activity on Yokoto AB

昨年の行列開始点には印を付けておいた。今回とそれほど開始点は違わないように見えるが、昨年は牛浜駅がスタートだったので、開始点へ向かうまでの移動分がかなり違う :(

会場入口前の格納庫脇は日本の自衛隊ブースで、航空自衛隊のペトリオット(PAC-3) や陸上自衛隊の車両展示が恒例だが今回は無し。代わりにマスコットらが出迎えてくれた:

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「はやてくん」

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「トウチくん」と「サクラちゃん」

自分が今回初めて遭遇した「はやてくん」は、最新鋭機F-35や航空自衛隊の迷彩色を模したキャラクターで、非常に激しく吹く「疾風《ハヤテ》」が由来らしい。翼に日の丸が付いていた。

会場に入ると、まずはフード系ブースで、その真ん中には、こちらも恒例の「待ち合わせ場所」として横田基地所属C-130J 輸送機(14-5810)が展示されていた:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ

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YJ = Yokota Japan

今回もまずはブースエリアから航空機地上展示エリアへ向かい、反時計回りで展示機を見てきた。その途中、基地内のK-9部隊の隊員に遭遇。軍用犬はゴーグルを装着していた8) :

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K-9部隊の隊員と軍用犬

さらに進んだ先では米空軍のCV-22Bオスプレイ(13-0071)で既に行列ができていた:

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CV-22Bオスプレイ(13-0075)

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CV-22Bオスプレイ(13-0075)

オスプレイ近くに展示されていたATV(全地形対応車)のMRZR-4 の他、 C-130J 輸送機など、このあたりは昨年と同じ展示で、特に目新しさはなし。

そして航空自衛隊の小松基地所属のC-130H輸送機(95-0182)。ターボプロップエンジン(アリソンT56-A-15)搭載:

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航空自衛隊C-130H輸送機

航空自衛隊・千歳基地所属のF-15J(02-8917):

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航空自衛隊F-15J(02-8917)

米空軍・三沢基地所属のF-16CM(90-0817):

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在日米空軍の F-16CM(90-0817)

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F-16CM(90-0817)

そのお隣には米空軍のF-35A(19–5482)が二機展示されていた。昨年は航空自衛隊のF-35Aだったっけ:

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F-35A(19-5482)

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F-35A(19-5482)

アラスカ州イールソン基地から飛来したF-35AライトニングⅡ:

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F-35A(19-5482)

もう一機のF-35A(19-5494):

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F-35A(19-5494)

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F-35A(19-5494)

大型機の展示では’、まずはカルフォルニア州トラビス基地所属の大型空中給油機KC-10A(84-0185):

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KC-10A(84-0185)

給油オペレータ席がある機体下部:

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KC-10A(84-0185)

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給油オペレータ席

機体後部にある給油ブーム(フライングブーム式の給油ケーブル):

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フライングブーム方式の給油ケーブル

KC-10Aは給油機でありながら輸送機能も持ち、複合任務を遂行できる。こちらは側面にある貨物用カーゴハッチ:

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KC-10Aのカーゴハッチ

ちなみに同じ空中空輸機・輸送機のKC-135Rストラトタンカー(62-3559)が、こことは反対側の展示エリアにあった:

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米空軍KC-135R(62-3559)

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嘉手納基地から

そして、お隣はハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地からの大型輸送機C-17AグローブマスターIII(05-5147):

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C-17A(05-5147)

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C-17A(05-5147)

C-17A(05-5147) の機体下部。スポンソン部に計12個の車輪が収まる:

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C-17A(05-5147)

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C-17A(05-5147)

ペイロードは最大76tを誇るC-17Aの機体後部の格納部。60tクラスの自走砲を積載可能:

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C-17Aの格納部

そして友好祭でお馴染みで、展示機中最大の大きさを誇る米空軍の大型長距離輸送機C-5Mスーパーギャラクシー(87-0028)。毎回、同じアングルからの写真になっているが・・・:D

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米空軍C-5M(87-0028)

現役最大のペイロードを持ち、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能。機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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機首側

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後部側

カーゴ内部。米陸軍の主力戦車であるM1A1なら二両、M2A2歩兵戦闘車やAH-64アパッチヘリコプターは六両も、そのままの状態で搭載が可能:

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カーゴ内部

ひとまず地上展示エリア北端まで見学。ここにPJ個人装備の展示ブースがあった:

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PJ特殊部隊の装備品コーナー

今回は遠目からの見学で、実際に持って触ることはできなかった。そこで確認できたものとしてはM4、M9、M17、M870など。ブース脇にはマウンテンバイクとM1151ハンビーが展示されていた:

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個人装備品の展示

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M1151ハンビー

こちらは地上展示北限からの眺め。この先は実働部隊が待機しているエプロンで、立入禁止のため横田基地Security Forcesが常に巡回していた:

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地上展示機北限のエプロン

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地上展示機北限のエプロン

ここには今回のDemo機も駐機していたが、そんな中でパラシュート降下Demoのために離陸準備に入る横田基地所属の C-130J-30:

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CV-22B

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駐機場を離れる C-130J-30

こちらがその動画:

そしてローパスから無事に離陸。おそらく相模湾と群馬県方面を飛び回ってパラシュート降下準備を行い、横田基地へ戻ってくるのだろう:

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離陸する C-130J-30

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離陸する C-130J-30(16-5838、15-5813)

このあとは折返しで、地上展示エリアのもう片側を見学した。こちらも友好祭ではお馴染みになった無人航空機(UAV)の RQ-4B(10-2044)。ノースダコタ州グランドフォークス基地所属:

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米空軍RQ-4B(10-2044)

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米空軍RQ-4B(10-2044)

見学中にけたたましい爆音に振り返えてみると、太平洋航空団(PACAF)三沢基地所属の F-16CM二機による Demo Flight だった。あまりに突然だったので、残念ながら動画は小さめ;(

こちらが Demo を終えて着陸してきたF-16CM:

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Demo Flight から帰投したF-16CM

ちなみに地上展示エリアにあった同型機がこちら。但し、こちらは在韓米軍・オーサン基地所属のF-16CM(89-2156):

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米空軍F-16CM(89-2156)

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米空軍F-16CM(89-2156)

再び見学を再開。目についたものを紹介すると、まずは、友好祭は初お披露目となるニセコ・アビエーション XCub(JA42XX):

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ニセコ・アビエーション XCub

航空自衛隊・百里基地所属のF-2A(03-8503):

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航空自衛隊F-2A(03-8503)

そして、日本人にはブルーインパルスとして知られている航空自衛隊のT-4(265692):

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航空自衛隊T-4(265692)

国産大型輸送機のC-2(18-1213)は航空自衛隊・入間基地所属:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

今年は、令和5(2023)年4月にスーダン共和国で在留邦人らの避難・輸送で使われたものと同型機:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

実際には美保基地所属のC-2がスーダンの隣国であるジブチ共和国へ向かったらしいが、その際も45名の邦人関係者は、こんな感じで後部ハッチから搭乗したのだろうか:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

地上展示エリアをおおおむね見終わったあと、屋外ステージの演奏を聞きながらフードブースでTake Out したステーキ・セットでエネルギーを補充。

そうしているうちに、パラシュート降下DemoのためにC-130J-30二機が戻ってきたとの会場のアナウンスがあり、地上展示エリアあたりへ向かって観覧することにした。

そして友好祭恒例のパラシュート降下Demo:

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恒例のパラシュート降下

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陸上自衛隊・第1空挺団の降下

こんな感じで陸上自衛隊・第一空挺団のパラシュータが降下してきた:

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おなじみの空中降下Demo

他にも米空軍のUH-1N救難ヘリコプターのDemo Flightも毎年恒例である:

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救難・救助Demo

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米空軍UH-1N

この日、自分が最後に観たDemo Flightが横田基地所属CV-22Bオスプレイ(14-0075)のTouch and Go のDemo:

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米空軍CV-22B(14-0075)

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CV-22B(14-0075)

こちらがその動画:

以上で地上展示エリアの紹介は終了。今年も大勢の観覧客で大賑いだった:

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友好祭の風景(拡大版)

あと、こちらはそんな中で目撃した車両:

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POLARIS バギー

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ユーティリティ・ビークル

最後は、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。フード系ブースも大賑いで、長い長い行列ができていた :O

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フード系ブース

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フード系ブース

チリソースが掛かったステーキセット(1,500円)。ステーキをチリソースで食べたのは初めてかも。ちゃんと暖かいし、味もまぁまぁ:

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ステーキセット($10.79)

今回は食べたいブースが大抵は長蛇の行列だったので、Foods 系はコレだけ。Drinks 系はYuengling Lager(800円) と Miller Lite(500円):

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Yuengling Lager($5.75)

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Miller Lite($3.59)

あと酔い覚ましに GATORRADEボトル(200円)。フルーツポンチ味:

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GATORADE THIRST QUENCHER($1)

今回は、G7広島サミット2023もあったため、Airforce One に随行したであろう貨物機なんかも横田基地に駐機していて少しは見どころはあったが、冒頭で紹介したとおり、地上展示の航空機やDemoなんかはほとんど前年と同じレベルで、特段にワクワクするようなシーンは少なかったと云うのが総括 :|。と云うことで来年は訪問するかどうかは微妙なところ :X

See Also 横田友好祭2023    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2022.  (前回のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2019.  (横田友好祭2019のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2018.  (横田友好祭2018のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (横田友好祭2017のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a COVID-19 感染拡大前。例えば四年前の開催とか。
b 例えば四年前の開催までは、こんなペースでも開場時刻には間に合っていた 😁️。
c 道路不正使用などの道路交通違反とも取れる行為だが 🤬️。あとで警視庁の警官に注意されていたっけ 🤭️。
d 一重の行列かと思って並んだら、見えない奥にもう一重の行列があった 😥️。
e 自分は運転免許証を提示したが、マイナンバーカードでも良いらしい。米軍側は認識できるのだろうか疑問だが 😐️。

Yokota Friendship Festival 2022.

先月は令和4(2022)年5月末の週末、三年ぶりに開催された友好祭に行って来た:)

COVID-19 感染拡大の影響を受けて、2019年を最後に二年連続で中止になっていたが、今年4月中旬以降は新規感染者数が鈍化傾向[a]とは云え、新規感染者数が上げ止まりになっただけで、大きく下がる傾向どころか兆候すらない状況である。となった上に、全国で外出自粛といった措置がとられなかった5月頭の連休を経て、個人レベルで感染対策[b]手洗いの励行、Social Distance確保といった感染防止策。を意識し遂行できると見込んだ上での開催であった。おそらく日本人の多くは感染拡大の不安を抱えながらの参加であったろう。あのだだっ広い滑走路にあって、季節外れの暑さの中、マスクを着用していた日本人が多かったし:|[c]それに対してマスクを着用していた米軍人は圧倒的に少なかった 😕️。。そんな状況なので自分も感染対策を意識して密になりそうな格納庫や行列には近づかないようにした :)

しかしながら今回の開催はけっこうな異例づくしだった。まず例年だと9月開催であるが、今回は5月。さらに Joe Biden 米大統領の初来日が重なっていた[d]まちがいなくAir Force One は横田基地に着陸する。。また、初日は大雨だったが、最終日の二日目は一転して晴天の上に季節外れの暑さ[e]おかげで日焼けがすごかった😂️。。さらに、例年とほぼ同じ時間帯に現地に到着した[f]ただし正確には牛浜駅でトイレ待ちの行列のため10分くらい遅いかも😁️。にも関わらず、#5ゲートから一番遠い場所で入場待ちの行列に並ぶ羽目になった :$。そのため、こちらも初めて朝9時の入場に間に合わなかった。例年よりも人が多いのは仕方がないかぁ、三年ぶりの開催なんで :|

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横田基地友好祭2022のポスター

今回も例年どおり、開場の一時間前に行列に並ぶといったスケジュールで移動したが、今回はこれまで以上に長い行列が既に出来上がっていて、行列の最後へ移動するだけでも大変だった :(

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国道R16に出来ていた行列

行列に並んでいると「これだったら東福生で下りた方がよかったねぇ」と云う愚痴をよく聞いた。来年は時間とルートを再考する必要がありそうだ :O

国道R16沿いにできた行列にならんでいると、けたたましい音声とともに現れた右翼車とそれを監視する警視庁のパトカーを目撃した。ウクライナとロシアの戦争を止めろとか日本語で訴えていたが米軍に届いただろうか?:X

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前方を監視していた覆面パトカー

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日本語で訴えていたが届いただろうか?

だんだんと日差しが強くなる中、行列にならんで50分くらいかけてやっと「#5ゲート前」の交差点へ。これが09:25am。前回より1時間くらい遅い:(

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第五ゲート前の交差点を渡る

横田ABのゲートをくぐると3本くらいの列ができていたので、適当に少なそうな列の後ろについてID(普通免許証)を提示し、奥にある荷物検査へ向かう:

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ID提示して手荷物検査場へ

やっと基地の中に入ることができた。この時点で09:30am。既に展示エリアがオープンしている時刻なので、そのまま滑走路へ直行する。ちなみに、今回は新兵器[g]手荷物検査場で Security から “Good Cammera!!” とお褒めの言葉を頂いた😉️。を投入しての参加:

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既に開場から30分以上経過している

今回のMy GPS Activity がこちら。JR牛浜駅から移動して、行列に並んで横田AB内へ移動し基地内を七時間近く歩き回りったり休んだりし、帰りは入場待ちの行列を横目にJR拝島駅へ。総移動距離は10.84km、消費カロリーは1,622C。この日は晴天で日差しも強く、気温は最高23℃であったが、日陰のない滑走路に居たので照り返しを含め体感はもっと高かったはず:

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My GPS Activity on Yokoto AB

前回の2019年に並んだ行列開始点に印を付けておいた。今回の行列がいかに強烈だったかよくわかる :D

まず、格納庫15の南側では Security Force が自慢の車両や装備品を展示していた他、航空自衛隊・入間基地のペトリオット(PAC-3)はもはや恒例の展示であるが、それに混ざって陸上自衛隊・練馬駐屯地から偵察用オートバイ82式指揮通信車が展示されていた:

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ペイトリオット PAC-3

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偵察用オートバイと82式指揮通信車

地上展示は、例年と同様に滑走路の1/4ほどのエリアで、そこに米空軍・米海軍・米陸軍・航空自衛隊・陸上自衛隊の航空機や車両が展示されていた他に、たくさんのブース(フード系の他にアパレル系)が出店していたし、音楽ステージなどが格納庫内外に設けられていたのも例年どおり。

そして展示エリアに入ると、一番目の着く場所であり待ち合わせ場所としても利用されていた米空軍C-130J-30ハーキュリーズがお出迎え。前回と同じ機(14-5807)だった:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ

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YJ = Yokota Japan

(くどいが)三年ぶりの開催に加えて、晴天と云うこともあって09:55am現在、既にフード系ブースの前にはひとだかりが。特にビール売り場とステーキ売り場には行列ができていた:

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滑走路上にブースが並ぶ光景も三年ぶり(拡大版)

アパレル系ブースを横目に屋外ステージを越えたところから航空機地上展示エリアは始める。今回も最初は反時計回りに、西側の地上展示から北端、そして東側の地上展示を巡り、ステーキを堪能したあとは時計回りに巡って、お気に入りの展示を二度見したり米兵らとコミュニケーションを楽しんできた ;)

米空軍CV-22Bオスプレイ(13-0071)。こちらも畿内見学できると云うことで毎度行列である:

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米空軍CV-22Bオスプレイ

機首側面から:

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米空軍CV-22Bオスプレイ

オスプレイのカーゴに搭載可能なATV(全地形対応車)のMRZR-4。米空軍特殊作戦支援隊が使用するもので、ここ最近の友好祭ではよく見かけるもうおなじみの車両の一つ:

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第21特殊作戦支援中隊のMRZR-4

こちらは米空軍・嘉手納基地所属の特殊戦機MC-130J コマンドーII(08-6202)。AE2100-D3エンジンと六翅プロペラを採用した最新型:

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特殊戦機MC-130J コマンドーII

ここから先はしばらく航空自衛隊機の展示がつづく。

まずは、赤いストライプが特徴的な入間基地・飛行点検隊所属のU-680A サイテーション・ラティチュード(02-3032)。機体はセスナ社が開発したビジネスジェットをベースにしている:

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航空自衛隊U-680A

救難捜索機である航空自衛隊Raytheon U-125A(72-3006)。先行して遭難者を捜索し、発見したら救難ヘリコプターで救助を行う:

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航空自衛隊Raytheon U-125A

航空自衛隊の百里基地所属のF-2A(43-8524):

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航空自衛隊F-2A

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コクピット周辺

航空自衛隊の千歳基地所属のF-15Jイーグル(32-8820):

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航空自衛隊F-15Jイーグル

左手は航空自衛隊の百里基地・第7航空団第3飛行隊の練習機T-4ブルーインパルス(16-5663)、右手は入間基地から練習機T4(06-5642)の同型機。純国産の中等練習機である:

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航空自衛隊T-4ブルーインパルス

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航空自衛隊T-4中等練習機

そして友好祭は初登場となった航空自衛隊・三沢基地所属の第3航空団第302飛行隊所属のF35AライトニングⅡ(29-8729/29-8730):

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

単座単発の全天候型ステルス多機能戦闘機:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

制空任務と攻撃任務の両方をこなし、電子戦や情報・監視・偵察の能力を備える高価な機体:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

従来の戦闘機と比較しても格段に進化したシステムにより戦闘が大きく様変わりするであろう。ちはみに単価で云うと$78.000,000[h]執筆時現在のレートに換算すると104億円以上😐️。

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ(拡大版)

日の丸を含めステルス塗装になっているのが特徴的だった:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

F35Aの背後には真っ赤な消防車両が走っていた:

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横田基地所属の消防車両

米海軍の対潜哨戒機P-8Aポセイドン(169336):

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米海軍P-8Aポセイドン

潜水艦を捜索するためのソノブイ投下孔が機体後方下部に装備されている:

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米海軍所属の対潜哨戒機

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ソノブイ投下孔

ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属の米空軍C-17AグローブマスターⅢ(HH 05-0533):

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米空軍C-17AグローブマスターⅢ

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ハワイ州パールハーバー・ヒッカム基地所属

米空軍の大型空中給油・輸送機のKC-10Aエクステンダー(AMC 83-0075)。側面には貨物用のカーゴハッチがある:

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米空軍KC-10A

そして機体後部にはフライングブーム方式の給油装置がある:

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機体後部にある給油装置

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フライングブーム方式の給油装置

米空軍カルフォルニア州トラビス基地所属のC-5Mスーパーギャラクシー(AMC 87-0032):

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米空軍C-5Mスーパーギャラクシー

ペイロードは米軍最大で、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能で、機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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機首の搭載口

地上展示の最北端には陸上自衛隊の車両が展示されていた。

こちらは宇都宮駐屯地から中央特殊武器防護隊の輸送防護車MRAPブッシュマスター:

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陸上自衛隊輸送防護車MRAP

陸上自衛隊のNBC偵察車。化学防護車と生物偵察車の後継にあたる:

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NBC偵察車

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マンダロリアン風のヘルメット

さらにNBC防護服を着用した中央特殊武器防護隊の隊員。この日は暑かったので大変そうだった:$ :

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NBC防護服の着用デモ

他にも練馬駐屯地の第一偵察戦闘大隊から16式機動戦闘車MCV:

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陸上自衛隊16式機動戦闘車

そして宇都宮駐屯地の中央即応連隊からは軽装甲機動車:

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陸上自衛隊軽装甲機動車

ここから折り返して、次は東側の地上展示へ。

米海軍の厚木基地・第51ヘリコプター海洋打撃飛行隊所属の輸送・救難・特殊戦用のMH-60Rシーホーク(TA00)。機体横に掲げられていた死神のロゴが印象的だった:

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米海軍MH-60Rシーホーク

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死神のロゴ

米空軍の無人航空機(UAV)であるRQ-4グローバルホーク:

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米空軍RQ-4グローバルホーク

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無人偵察機

航空自衛隊の入間基地からC-1輸送機(98ー1029):

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航空自衛隊C-1輸送機

ちなみに前回は、C-1の4倍程の航続距離と3倍のペイロードを持つ最新のC-2大型輸送機が展示されいたが、今回はなかった。

さらに航空自衛隊の小松基地所属のC-130H輸送機(95-0183):

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航空自衛隊C-130H輸送機

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航空自衛隊C-130H輸送機

こちらは反対側の地上展示をながめてみたところ。もう結構な人だかりであるが、まだまだ午前中の風景。午後はもっとすごい:

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F35Aの周辺のギャラリー

この時の時刻は10:30am過ぎ。そろろそ地上展示東側の滑走路あたりでデモフライトが披露されそうな雰囲気だったので、しばらく座って一休み。

まずは在韓米陸軍のCH-47Fのデモフライト:

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米陸軍のCH-47

動画はこちら:

続いて、陸上自衛隊第1空挺団のパラシューターを載せた米空軍C-130J-30が離陸した:

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米空軍C-130J-30

動画はこちら:

このあと、しばらく高高度を飛行しているのを下から見かけたが、そうこうすると第1空挺団のパラシュータが降下してきた:

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降下開始

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第1空挺団のパラシューター

降下デモを終えて帰投してきた米空軍・横田基地所属のC-130J-30;

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米空軍C-130J-30

そのあとは再び地上展示の見学を再開。

こちらは在韓米陸軍のC-12J軽輸送機(84-01252):

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米陸軍C-12J軽輸送機

米海軍のUH-1Nヘリコプター。友好祭の開場を上空で監視していた他、あとでレスキューのデモ飛行があった:

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米海軍UH-1Nヘリコプター

陸上自衛隊・北宇都宮駐屯地所属の小型観測ヘリコプターOH-1(32608):

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陸上自衛隊OH-1観測ヘリコプター

航空自衛隊機の救難ヘリコプターUH-60J(08-4590):

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航空自衛隊UH-60J救難ヘリコプター

航空自衛隊・入間基地所属の大型ヘリコプターCH-47J(97-4498):

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航空自衛隊CH-47J

米空軍・沖縄嘉手納基地(第18航空団)所属のF-15C(85-0114)。イラク戦争に派遣された機体で、イラク空軍のMiG-23を二機撃墜している:

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米空軍F-15Cイーグル

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イラク戦争のMIG-23撃墜マーク

同じく、米空軍・沖縄嘉手納基地所属のF-15C(83-0034) :

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米空軍F-15Cイーグル

米空軍の三沢基地からF-16DM(91-0477)。インテイク脇にスナイパーXRポッド(AN/AAQ-33)を装備していた:

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米空軍F-16DM

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米空軍F-16DM

軍用機ではない民間航空機も展示されていた。こちらはホンダジェット(JA123P):

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ホンダジェット

こちらは茨城からこの友好祭のために飛行してきたセスナ172H-RAM型(JA3353):

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セスナ172H-RAM型

エンジンはLycoming O320-D2J、最大出力は160馬力、最大巡航速度は220km/h、通常巡航速度は185km/h、離陸距離270m / 着陸距離165m。乗員乗客は1+3名。

飛来した時は天気が悪く目視はまったく見えなかったそうで、セスナの計器(LCDディスプレイ)の他に全く同じフライト・ナビゲータをインストールしたスマフォの両方を観ながら自機の位置を確認しながら飛行してきたらしい:

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操縦席の計器類

こちらも民間のセスナ(N22905):

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民間機のセスナ

このままフード系のブースへ向かい、お昼を摂りながら米海軍のUH-1N救難ヘリコプターのデモフライトを見物:

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米海軍UH-1N

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救難・救助のデモを終えたあと

さらに、この日は米大統領の来日の噂が出ていて、それこそ何時Air Force Oneが横田基地に着陸するのかと多くの人達が滑走路脇に居座っていたが、自分は Securty 的に考えても友好祭が終わった後だろうと思っていた [i]仮にそうであったとしても遅い時間まで残るつもりはなかった。最寄り駅が大混雑になるのは目に見えていたので😑️。 :|

そんな時に近くにいた連中が上空を指さしたので目を向けると一機の旅客機が着陸態勢になっているのが見えた。あとで聞いてみると大統領来日に伴いメディア関係者らが搭乗した B787-8 Comlux Aruba(P4-787)とのこと:

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B787-8 Comlux Aruba

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Air Force One !?

この時点で 2:00pm 近くになったので、混雑して渋滞行列につかまらないうちに帰宅することにした。

で、最後に観たのがCV-22Bオスプレイ(13-0071)によるデモフライト:

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米空軍CV-22Bオスプレイのデモ

(小さいが)動画はこちら:


ここからは、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。

開場して地上展示物を見ている途中、他のブースより安いステーキがあったので、10:00am前だけどエネルギーを補充した。当時のレートだと1,300円:

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Stake Set($10)

ステーキの他に350mlのジュースとチップスを choice できた。残念だったのがソースをかけるを忘れてしまったこと ;(。見た感じ硬そうに見えるが、ホント柔らかい肉だった。

汗が出るほど照り返しが強い滑走路を歩いていると冷たいビールが飲みたくなる。ホント冷たくて美味しかった 8)

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Miller Beer($3)

午前中にステーキを食べたが、流石に歩き回っているとお昼すぎにはエネルギーが低下してきたので、屋外ステージで Japanese Music を聞きながら食べたのがステーキ&ジャンバラヤセット:

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Stake & Jambalaya Set($10)

肉もジャンバラヤも旨かったが、意外と良かったのがコーン。日本の冷凍コーンとは桁違いに美味いし粒が大きい :D

See Also 横田友好祭2022    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2019.  (前回のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2018.  (横田友好祭2018のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (横田友好祭2017のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a とは云え、新規感染者数が上げ止まりになっただけで、大きく下がる傾向どころか兆候すらない状況である。
b 手洗いの励行、Social Distance確保といった感染防止策。
c それに対してマスクを着用していた米軍人は圧倒的に少なかった 😕️。
d まちがいなくAir Force One は横田基地に着陸する。
e おかげで日焼けがすごかった😂️。
f ただし正確には牛浜駅でトイレ待ちの行列のため10分くらい遅いかも😁️。
g 手荷物検査場で Security から “Good Cammera!!” とお褒めの言葉を頂いた😉️。
h 執筆時現在のレートに換算すると104億円以上😐️。
i 仮にそうであったとしても遅い時間まで残るつもりはなかった。最寄り駅が大混雑になるのは目に見えていたので😑️。

My Adventure Cemera Bag produced by Shimoda Designs From Kickstarter (TAKE 2).

城攻めで使うカメラバッグとして、 四年前の平成29(2017)年に初めて Kickstarter のプロジェクトに pledge して入手したのが Shimoda Design の Adventure Camera Bag だった[a]初めは Hazard4 Photo Recon を愛用していた。これはこれで良かった。

そして今年は、令和3(2021)年に新たな Shimoda Explore v2 プロジェクト[b]2021年6月30日 – 2021年7月30日までの一ヶ月間だけ。短期間なのは単にキャンペインだったからか? が公開されているのを知ってギリギリのタイミングで pledge できたのだけど、その「ブツ」が先月末に届いた。プロジェクト終了してから一ヶ月もせずに製造元(香港)から届いたので少し驚いてしまった :O。COVID-19 が蔓延していなかった前回は三ヶ月ほどかかったので。

で、こちらが pledge した内容

Explore v2 E25(25L) Small Kit (ML) – GREEN

  1. E25 backpack (Army GREEN)
  2. Small Mirrorless Core Unit
  3. Rain Cover
  4. Accessory Straps

US$ 260.00
Shipping to Japan US$ 108

運送料が中国大陸から日本まで108ドル[c]当時のレートで12,000円程。なんて馬鹿高だった :$。前回は60ドル。pledge した時はブツがの方が気になっていたけど、いざ受け取ったみたら、こんな時期だとしてもダメだな、これはと思ったよ :|[d]世界的に COVID-19 蔓延中でいろいろ制限があるのは理解できるが中国本土のボッタクリ商売にはウンザリだ。これで世界一の貿易大国って自慢しているのだから呆れたレベルだ 😈

こちらが届いた時の梱包材。前回と少しロゴが違う。Explore v2 25L (略して E25)の pledge は箱側面にあるように色やStarter Kitの有無で4タイプある:

My gift from HongKong

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My gift from HongKong

ダンボールを開封した状態がコレ。ちなみに今回もビニル袋の中には乾燥剤が入っていた:

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Explore v2 25L Starter Kit GREEN

実はこれまで自分が使っている Shimoda Adventure Camera Bag は2個。1個は四年前に初めて Kickstarter で pledge した Explore 40 で容量は 40L。このバージョンの容量は 60L と 40L のみだったので自分は小さい方を選択したけど、中肉中背の日本人の体には意外と大きくかさばった。自分の場合、城攻めする際の機材は一眼レフのみで、一応替えのレンズやクリーニングキットなど入れておくけど、季節別に上着などを持つことを想定しても、やはり大きする感が否めなかった。とにかく沢山入るので色々詰め込むと重くなるし :|。今は山城以外の城攻めで使用中。

二個目は今から二年前に国内のネットショップで購入した Eplore 30 Backpacks。このバージョンは、たしか1回目のプロジェクトから半月くらいあとに公開されたもの。現在の城攻め(特に山城系)はこれがメイン。backpack のみなので Core Unit は一個目の Explore 40 のものを使っている。容量が小さくなったおかげで軽めの装備となり、藪をかき分けて進んだり斜度のキツイ切岸を登るような場面でも苦労しなくなったので気に入っている。

このサイズでも特に問題はなかったが、さらに小さい 25L がリリースされるとのことで、今回は迷わずそちらを選択した。おそらく Women 向けにデザインされたものだろうが、写真や Youtube を見る限りでは日本人男性でもフィットするのではないかと思った次第 :)

いかにも Adventure な雰囲気を醸し出していたタグ:

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Tag

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Tag

このタグには Designed in JapanMade in China と書かれていた。

こちらがビニルを剥がして取り出したところ。サイズは町中で使用するナップサックって感じ。光の当て方にもよるけど、明るいところでは結構オリーブグリーン色が強い:

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Explore v2 25 Starter Kit

背面にあるロゴ。プロジェクトページには Low contrast とあったが・・・ :|

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Low Contrast Logo Detail?

側面と背面はこんな感じ。前のバージョンに比べてジッパーの数が多く、その分だけ収納スペースが格段に増えていた。もちろん全て同じ大きさではないので入れるものがそれぞれ異なるが、ポケットが増えたのは嬉しい。あと従来からある横持ちのハンドルと上持ちのハンドルの他に、下部にもハンドルが追加されたので上下のハンドルを両手で持つことができる[e]25L程度ではそれほど使うシーンはないかもしれないが。。左右にポケットを持つハーネスは従来のスタイルを継承している:

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側面

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背面

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側面

こちらが底面。従来バージョンと同様に表面は防水だが、底面とそれ以外の面とでは材質が異なっていた。底面はより厚みがあり傷つきにくいものになっていたいたが、ザラザラした感じなので泥とかが付きやすいかも。底面以外は、従来のバージョン同様にリップストップでひっかき傷が目立ちやすい生地だったのが残念。これは改良して欲しかった :$

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底面

従来バージョン同様に、ショルダーハーネスの根本の位置は取り替え可能:

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ショルダーハーネスの取り替え

前のバージョン二種ともにハーネスにある左手側ポケットにはにハードケースに入った(厚みがあって幅広の)スマフォを入れることができなかったが、今回のバージョンでは Quick Reach Phone & Accessory Pockets と宣伝していたので期待していたのに結果的にはこちらも期待ハズレだった:$

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Quick Reach Phone & Accessory Pockets?

いや全く入らないわけではない。ただジッパーをかけるとキツキツで、どうやっても Quick で出し入れすることができなかった[f]この上のグレードである 30L や 35L は可能かも知れないが。。結局、AMINO VITAL ステックや乗り物などの切符といった小物入れぐらいにしか使えなさそう。

逆に右手側のポケットは従来のように薄く伸び縮みするポケットではなく、上端にチャックが付けられて折り畳まれたものに変更されていた。ポケットは深く開口部の半分はゴム紐がはいっているので多少太いボトルでも出し入れには困らないが、スマフォを入れるのには不適である。

そして最大の期待ハズレが背面とハーネス、そして腰ベルトの裏地だ。中は硬目のスポンジ生地であるが外装がメッシュなのだ :$

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汗で濡れ濡れになる

自分は背中によく汗をかくので、この生地だともうベチャベチャになるのが想像に見えてしまった。これだと夏場は使えないということになる。前のバージョン二種はメッシュ生地ではなく硬めの生地で汗を少々弾く材質だった[g]完全に濡れないわけではない。少し滑りやすいが。。ここは変えて欲しくなかった :$

あと現在使っている Explorer 30 の左手側ハーネスには Camera Carry を取り付けている。これはハーネスを二つの金具で挟むようにしてネジで堅く締める仕組みなのだけど、Explore v2 に取り付けると使っているうちにメッシュが破けそうでこわい。これはハーネス以外でも気になる。ちょっと粗めのメッシュなのでゴミや汗が入りやすいし、長く使っていると擦れて破れそうだ :$

これは手にとって一番落胆した致命的と云える点[h]そもそも Hazard4 から Shimoda に変えたのも汗と生地の問題があったからだ。ここまで書くと、ホントなんか使いたいと思わなくなっってきたよ 😥 。

背面のチャックを開けて Core Unit にアクセスするのは従来と同じ。25L ということで開口部は Explorer 30 と比べて狭い感じがするのは否めない:

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Rear Access

あと背面に Laptop 系の PC を入れるスリーブがあるのもお馴染みだ。ただ E25 は自分が使っている 13-inch Macbook air を入れることはできなかった :$。これは自分にとって重要ではないけど Shimoda のプロジェクトページで宣伝していることと違っていて残念な点だった。

次に、こちらも期待して pledge した点なのだけれど、左右のポケットから Core Unit に収納したカメラにアクセスできる機能。従来バージョンも備えていた機能だが、断然アクセスしやすくなったとのこと:

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pocket for Side Access

Core Unit の側面も開くようになっているので、白いメッシュを開けておくとバックパックに装着した Core Unit 内のカメラにアクセスできる。従来は開口部が狭いので取り出すのにコツがいる。カメラの形によって User Experience が違うってのもなんだかなぁ。これは使ってみないと分からないけど期待したい :)。ただ残念なのがジッパーが片方向なので開け閉めに慣れが必要かも。

ちなみに左右のポケットの中には袋が装着されており、それをポケットの口から外に出して Tripod などを入れることが出来る。両方に付いているので、これは使えそう:

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pocket in side pockets

そして、これがカメラのアクセサリーを収納して、そのままバッグに格納するための Small Mirrorless Core Unit:

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Core Units と収容カバー

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収容カバー

これは他のバッグにも流用できるので重宝する。一眼レフ+GPS Unitとその他アクセサリーが十分に収納できる大きさである。

最後は現用の Explore 30 と並べたところ。色は現用の Blue Nights が自分好み:

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左が30L、右が25L

ということで個人的に期待ハズレだった点が多かったので次回の城攻めから使うかどうか悩んでいる:

  • 運送料が馬鹿高だった(ふm、あとの祭りだが)
  • 表面の生地はひっかき傷が目立ちやすい(従来から変わらず)
  • スマフォ向けのポケットが小さい(ケース付きだと出し入れがスムーズではない)
  • 背面・ハーネス・腰ベルトがメッシュタイプの生地(濡れたら不衛生だし擦れたら破れそう)
  • ホームページで宣伝していた内容と齟齬があった(おいおいって感じ)

緊急事態宣言解除までまだ少し時間があるようなのでゆっくり考えることにする。

もし興味があって譲って欲しい方はコメントしてくれれば検討します 8)

参照

参照
a 初めは Hazard4 Photo Recon を愛用していた。これはこれで良かった。
b 2021年6月30日 – 2021年7月30日までの一ヶ月間だけ。短期間なのは単にキャンペインだったからか?
c 当時のレートで12,000円程。
d 世界的に COVID-19 蔓延中でいろいろ制限があるのは理解できるが中国本土のボッタクリ商売にはウンザリだ。これで世界一の貿易大国って自慢しているのだから呆れたレベルだ 😈
e 25L程度ではそれほど使うシーンはないかもしれないが。
f この上のグレードである 30L や 35L は可能かも知れないが。
g 完全に濡れないわけではない。少し滑りやすいが。
h そもそも Hazard4 から Shimoda に変えたのも汗と生地の問題があったからだ。ここまで書くと、ホントなんか使いたいと思わなくなっってきたよ 😥 。