先週は、平成29(2017)年10月の三連休を利用して栃木県にある城攻めへ。東京近郊からでも近いようで遠い宇都宮周辺にはこれと云って記憶にとどまるような名城・堅城は無いと思っていたこともあり「後回し」にしていた感があるのだけれど、実際に調べてみると意外と整備・復元された城跡が残っていることが分かったので、この機会に一泊して攻めてきた。
「宇都宮」と云うと今年の春あたりに初めて訪問し、B級グルメの餃子を食べてきたわけだけど、今回も最終日に宇都宮城を攻めてJR宇都宮駅西口へ戻った後に食べてきた。おまけに今回も時間が無いので、行列しないでささっと入った店がなんと前回と同じ系列の店だった:
まぁ一度知ったお店ということで、ある意味で安心して出てくるのを待つことができたわけだけど、それにしても宇都宮餃子のお店は客が行列する所としない所では、こうもはっきりと違いがあるものなのかと改めて思った。そんなに餃子に思い入れが無い自分としては行列してまでして食べようとするパワーは無いのだが。
今回も前回と同様に「W健太セット」(800円)を注文した。なぜか前回よりも100円安かったが:
相変わらずの冷凍餃子で御飯が少ないのだけれど、「酢+醤油+ラー油」の他に「酢+胡椒+ラー油」のタレを作って少ない御飯で一気に食べてきた。まぁ、こちらも変わらずインパクト無く普通に美味しい餡:
せっかくなんで実家に冷凍餃子のお土産を送り、駅西口にある餃子像を眺めて、次の城攻めへ向かった:
宇都宮餃子館 餃子村本店
栃木県宇都宮市駅前通り3-4-4
ここからはオマケ。
城攻め初日は鹿沼(かぬま)市にある鹿沼城址へ。現在は御殿山公園の野球場になっていて、二重堀の他に殆ど遺構は残っていなかったが、この日は晴天の上に運良く鹿沼秋まつりの最終日ともあって、街中は大勢の人達と山車やお囃子を堪能できた:
鹿沼今宮神社は鹿沼城主・壬生義房が歓請した神社らしい。こちらは拝殿:
鹿沼まつりはユネスコの無形文化遺産に登録されているのだとか。これは「囃子屋台」と云うもので、今宮神社の付け祭りで巡行する豪華絢爛な彫刻を施した山車らしい:
まちの駅・新鹿沼宿には沢山の観光客や地元民で大賑わいで、その前を囃子屋台が囃子をしながら巡行していた:
こちらは日光金崎から徒歩30分ほど所にある西方(にしかた)城址へ向かう途中に県道R177沿いから眺めたところ:
暑い中をてくぽく歩いて、さらに20分ほど登山した城域からの眺めは靄っていたが、やはり気持ちが良かった。自分以外に誰も居なかったし:
こちらは宇都宮城址公園で復元された清明台と富士見櫓:
規模といい復元レベルといい大したことがなかったが、昨年あった連続爆発事件の影響だろうか、公園内では警備員を何回も見かけた:
そして今回の城攻めの最後は鬼怒川沿いの河岸段丘に築かれた飛山城(現在の飛山城史跡公園)であるが、そこまで行く公共機関の少なさから今回は見送ろうかかと考えたけど、実際に行ってみると見応えがあって良かった。こちらはJRバスの最寄り駅の時刻表。こんな状況なので美味しい餃子を食べるのに行列する暇はなかった訳だが、むしろ良かった:
飛山城の大手脇にある櫓台跡。正直なところ、ここまで復元されているとは想像すらしなかった:
さらに鬼怒川に面した所からの眺望はよく、空気が澄んでいれば男体山などの連峰を眺めることができるらしい:
ホントに条件が合えば、ここからも富士山を拝めるらしいが・・・:
帰りは湘南新宿ラインのグリーン車に乗って(売れ残りの)駅弁を食べながら帰宅した。これは大したことはなかったなぁ(駅弁の名前も忘れた):
ということで、この時のフォト集はこちら: