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評価が四つ星

奥籐本店(甲府駅前店) – KOSHU Tori-motsu-ni.

一昨年前の11月頭の連休を利用して山梨県甲府市にある城攻めへ。初日は躑躅ヶ崎館跡と要害山城を攻めてきた。要害山城はその名のとおり山城で、標高770mを登り降りした上に、宿まで徒歩で6kmほど歩いて下りてきたもので、かなりの体力を消耗していたから夕食はボリュームのあるものをと考えながら、宿泊先前の大通りを歩いてお店を探してみたところ行列になっていたお店が、ここ奥藤本店(甲府駅前店)。甲府市のB級グルメの一つ「鳥もつ煮」発祥のお店だとかで、早速予約して、店前で待つこと20分。入口前からみた感じだと狭いかなと思ったけど、厨房裏の奥に入ってみたらテーブル席が沢山あってラッキーだった :)

まずはビールと、そのお通し:

ビールのお通しは蕎麦を揚げたもの

それからメニューの中から、喉の渇きを癒やしてくれる飲み物にも合いそうなおつまみから注文した。刺身こんにゃくは歯ごたえとのど越しが良く、手作り感のある舌触りがなんとも言えなかった:

芦川産 手作り刺身こんにゃく

みずみずしくて絶品だった

そして甲州名物馬刺し。臭みがなく弾力のある肉が良かった:

身が厚く、思ったより堅くなかった

想像していたほど臭みが無く、美味しかった

そして、お目当ての甲州鳥もつ煮。奥藤本店が昭和25年頃に出したのがきっかけて県内に広がったらしい。想像以上に美味しく、甘辛の醤油だれで煮込んだ鳥レバーやハツ、砂肝、玉道(生まれる前の卵) はビールにぴったり:

新鮮な鳥レバー、ハツ、砂肝、玉道

甘辛のタレにつかったレバーに七味をかけて食べる

こちらは甲府地鶏の唐揚げ。ハーフサイズにしてもらった:

甲府地鶏の唐揚げ(ハーフサイズ)

岩塩で頂いた唐揚げ

この頃放送していた大河ドラマ「軍師官兵衛」の時間を気にしつつ、締にやはり甲州流純手打ちもりそばを頂いた。喉越しよく、香りも良かった:

どちらかと言うと固めの麺

次の日も午前と午後でそれぞれ城攻めの予定だったので体力回復できてよかった。実は次の日のお昼も、ここ奥藤本店でいただいた;)

奥藤本店(甲府駅前店)
山梨県甲府市丸の内1丁目7−4

信州居酒屋・酔来処 – Yokkoisho.

一昨年の秋に長野県上田市で上田城などの城攻めや真田氏の菩提寺などを見て周り、宿のある長野県長野市へ移動した時にその宿泊先でオススメしていた地元系居酒屋。この日は登山有り、(半電動)自転車で移動したり、土塁や急崖を登りおりして、お腹ペコペコだったので肉系料理がメイン。幸いにも信州長野はビールに合う美味しい郷土料理が沢山ありました:

馬肉塩焼き

本場の山賊焼き

「たてがみ」付きの特選馬刺し

いい感じで酔っ払って写真を撮るのを忘れたけれど、加賀梅酒(ロック)は、さっぱりして肉料理にぴったりでした:

こちらは、大信州みぞれりんご梅酒(ロック)

居酒屋メニュー

お店の店員さんから長野のローカル話や、今回は時間がなくて残念ながら行けなかった名所(善光寺と戸隠)の隠れた見どころなどを教えてもらいました。
ほんと気軽に飲み食いできるお店でオススメです。

ちなみに、店員さんによると、「山賊焼き」という名前は、山賊が旅人から金銭を「とりあげる」=「鶏揚げる」ってところかきているそうです。

長野県長野市末広町1368 ワコープラザビル2F
信州居酒屋 よっこいしょ(酔来処)

 

あと、こちらはオマケで、上田駅や長野駅で目撃した電車たち。これはJR上田駅にて。

長野新幹線あさま(当時)

これは上田から長野へ移動した時にのった、しなの鉄道の115系。小諸城攻めでもお世話になった:

しなの鉄道の115系

長野駅構内で見かけたJR東日本のE719系:

JR東日本のE719系

キハ48系のクルージングトレイン(正面):

キハ48系のクルージングトレイン

キハ48系のクルージングトレイン(側面):

キハ48系のクルージングトレイン

特急ワイドビュー383系のしなの(正面):

特急ワイドビュー383系のしなの

特急ワイドビュー383系のしなの

特急ワイドビュー383系のしなの(側面):

特急ワイドビュー383系のしなの

The Martian.

観てきた。主人公の強靭な肉体と、超前向きな精神、そして植物学者ながらも多岐にわたる豊富な知識と経験。これらが揃えば、地球だろうが、宇宙だろうがどこだって生きていけるんだ ;)というお手本を示してくれた映画。別に皮肉ではないけれど、映画の最後に主人公のマーク・ワトニーが生き残る秘訣として「一つの問題を解決したら、次の問題にとりかかる」的なことを言っていて、まさに現実世界を生き残るための秘訣と大差が無いというところが良い。今、生き残っている人間は常にその秘訣を実行しているわけだ:

THE MARTIAN

THE MARTIAN

この映画のもう一つの見所はNASAが全面協力したリアルな世界観。火星の様子や居住ポッド、ローバーや宇宙船はもちろん、水を作って畑を育てるなんていう科学的根拠は既に実証済(または実証中)のものばかりだとか。”Nine Real NASA Technologies in ‘The Martian’” という記事はとても参考になる。

とはいえ、植物学者があんな良い体しているものかな。結局、最後は体力勝負だよなぁ :P

My Rating: ★★★★☆ (4.8)

手打ちそば処 田毎 – Handmade SOBA of TAGOTO.

昨年の秋に二度目の小田原城攻めした時に食べた手打ち蕎麦とミニ天丼セット。お店は小田原城址公園東の学橋近くの角にある田毎(たごと)。

手打ち そば・うどん 田毎

この日の小田原は晴天ながらもやはり寒かったし、午前中は結構な距離を歩き、午後は総構を見る予定だったので、そば単品では絶対物足りないと思い、丼物と合わせにした。ということで、かしわ南ばんそばとミニ天丼を注文した:

ミニ天丼(450円)とかしわ南ばんそば(1,000円)

暖かい蕎麦なのでコシは味わえないけど、のどごしは良かったし、しょっぱ目の汁とジューシーな鶏肉が体に周ってパワーが出てくる感じ:

かしわ南ばん(1,000円)

ミニとはいえ海老天とピーマン天、かぼちゃ天、ホタテ天が入って、こちらもボリュームのある天丼:

ミニ天丼(450円)

手打ちそば処 田毎
神奈川県小田原市本町1-6-20

 

あと、おまけで総構巡りで小田原市立城南中学校前を通った時に、そのグランドに居たポニー:

グラウンドの中で放し飼い(?)されていたポニー

結構、人慣れしているっぽい

あと、小田急のロマンスカーVSE(50000形)。この撮影ポイントには、親切にもいろいろな車両の通過時刻が書かれていた:

小田急ロマンスカーVSE

そば蔵 丁子庵 – Buckwheat Noodle with Yam of CHOUJIYA.

一昨年前の秋に小諸城を攻めた時に、小諸駅前の観光センターで教えてもらったおすすめの信州蕎麦屋で、とろろ蕎麦を食べた。その昔、参勤交代の復路で加賀の殿様が通った北国街道沿いにある信州手打ち蕎麦屋の一つ。このお店はかれこれ150年もの歴史を持つ総欅(けやき)造りだそうで、そう言われれば確かに趣があった。浅間高原で育った地粉は香りよく甘みもあった。やはり一口目はそのまま食べるのがお勧め。そば湯は濃厚で、こちらもそのまま飲むのがお勧め ;)

くるみ蕎麦が有名だけど、シンプルなとろろ蕎麦にしてみた

ちょっとしょっぱ目のつゆと薯蕷を絡めて頂く

最後に濃厚なそば湯で締める

丁子庵は「ちょうじや」と読む

そば蔵 丁子庵
長野県小諸市本町2-1-3