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評価が一つ星

金華山展望レストラン・ポンシェル − Is This Really a Restaurant?(TAKE2).

今年は令和5(2023)年のGWは天気が気になる連休になりそうだったので、先週末から平日を含むGW前半のみの城攻めを計画した。まずは、たまたま六年前に攻めてきた岐阜城跡について調べ事をしていた際に、見忘れた遺構があったのに気づいて再訪することに。そして三泊四日の城攻めツアーでは、この城跡がある岐阜県を中心に[a]とは云っても正確には西部地方が中心。山城が多い東部は肝心の(連泊できる)宿を確保することができなかったので諦めた 😞️。いくつかの城攻めと古戦場跡巡りを計画した。ただGW後半も天気の良い予報が出ていれば、お隣の滋賀県(近江国)まで足を延ばしたのだが :|

と云うことでGW城攻めツアー2023の初日、岐阜市はやや愚図ついた天気ながら特に雨に遭遇することなく、六年前と同じように金華山ロープウェイで山頂へ向かい、前回見落とした石垣や裏門跡を見てきた :)

そして下山する前に六年前と同じレストランで腹ごなししてきた。実際のところ少々時間が押していたので昼ヌキを覚悟していたのだけれど、ロープウェイ乗り場へ行く途中、そのレストラン前を通ったら予想外に空いていたのでついつい足を向けてしまった。

この判断がまずかったなぁと今となっては思うのだが[b]COVID-19感染傾向が下火になってきた中での旅行ともあって、少々気分が高揚していたかも😅️。ついつい勢いで判断してしまった。、さらに最悪だったのは料理に奮発してしまったこと。初めは「飛騨牛カレーライス(1,100円)」にするつもりで、いざ券売機で購入しようとしたら「売り切れ」になっていたので、その場で目についたこれを押してしまった :$

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美濃けんとん・金華山からあげ

こんな金額で、さらに岐阜県の名物ならばと期待大で案内されたのは、なんと六年前と同じ窓際の席だった :D

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展望レストランからの眺め(拡大版)

前回は晴天だったので、比較してしまうと見劣りするが、なかなかの眺望である。と云ったところで意外と早く出てきた料理の出来をみて、ふたたび驚いた :O

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美濃けんとん・金華山からあげ(1,500円)

唐揚げは衣が厚くて硬いし、本当に「美濃けんとん」なのか判断できない物を油で揚げたものだった[c]もしかしたら肉は溶けてしまっていた?😞️。。オマケにちょっと冷たい。白米も前日のものをレンジで温めた感じで、部分的に固くて不味かった。

これまでの人生で、どんなに不味そうな料理でも極力完食することに努めてきたが、これを口に入れて喉に通すことにかなり躊躇した :$。岐阜県民は、こんなモノを食べるのかと驚き呆れてしまって、ほとんど箸が進まず。結局、こんな感じで最後は残して店を出てきた:

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ほとんど口を付けずに終了

そして店を出た先にあった団子屋で熱ったかい醤油団子(150円)を買ってほうばりながら、あらためてこのレストランの料理人は本当に人に「食べ物」を作って出す気があるのかと淋しい気分になった… :(:(

GW城攻めツアー2023は、この日の天気と同じように、なんかモヤモヤして感じでスタート :|

金華山展望レストラン・ポンシェル
岐阜県岐阜市千畳敷下257 金華山山頂


ここからはオマケ。

こちらはJR岐阜駅の長良川口で見た風景。おそらく昨年末に話題になった武者行列のシーンを描いたもののようだ:

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「信長公騎馬武者行列 2022」

GW直前の週末と云うことで広場はイベント+ダンス会場になっていたが、くもり空下の織田信長公の黄金像はどことなくくすんで寂しく見えた:

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織田信長公像の黄金像

今回も、岐阜公園前バス停から山頂のある模擬天守を見上げてみた。別に今回再訪した目的は模擬天守ではないのだけど:X

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麓から模擬天守を見上げたところ

さらに山頂にて、オススメのビューポイントから眺めた模擬天守:

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現代の模擬天守

こちらは別のビューポイントから:

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ビューポイントからの眺め

こちらはレストラン上にある展望台から眺めた風景の中から、次に攻める予定の鷺山城跡。斎藤道三が家督を義龍に譲ったあとの隠居城とされる:

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鷲山城跡

そしてロープウェイで麓へ下りたあと次のバス時間まで信長公居館跡を巡ってきた:

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金華山ロープウェイ

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金華山ロープウェイと三重塔(拡大版)

最後はバス待ちしていた時に見かけたエアーライフル射撃場。営業しているのか?と思ったが、まだ開店していないだけだった:

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岐阜エアー ライフル射撃場

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also岐阜城攻め(2) (フォト集)
See Also織田信長居館攻め(2) (フォト集)

参照

参照
a とは云っても正確には西部地方が中心。山城が多い東部は肝心の(連泊できる)宿を確保することができなかったので諦めた 😞️。
b COVID-19感染傾向が下火になってきた中での旅行ともあって、少々気分が高揚していたかも😅️。ついつい勢いで判断してしまった。
c もしかしたら肉は溶けてしまっていた?😞️。

中華そば・あじろう − Faking a Traditional Japanese Ramen.

先々週は令和4(2022)年の文化の日に、だいぶ前から計画しておきながら、なかなか実行に移せなかった山城を攻めてきた。その場所は季節と当日の天候が限定されると云うのが、当初計画した条件[a]まず熊出没地域であるためにいがたクマ出没マップで確認。次に雪が無いこと。あとは当日の天気予報が晴天で空気が澄んでいる気温18前後が理想的だった。としていたが、本年の文化の日はその条件を見事にパスできる日だった。ここで運が良かったのは天候の方で、この日の新潟県は曇りないし雨の予報であったにも関わらず、目的地の南魚沼郡越後湯沢町だけ晴天であった 8)

と云うことで、天候だけは現地に到着するまで不安があったものの、他にもいろいろキビシイ条件[b]例えば早起きできるか?とかバスに乗れるか?とか😅️。の中、実行に移せて結果的に良かった ;)

そして城攻めを堪能しJR越後湯沢駅へ戻ってくると予定より少し時間に余裕があり、昼は城跡でおにぎり3個食べていた[c]ただし早めのお昼だったし、山城を歩き回ってきたので下山したら小腹が空いていた 😊️。が帰路に向けて軽く腹に入れておきたいと思い、バス停近くで見かけたラーメン屋へ行ってみることにした:

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東口駅前通りの「中華そば あじろう」

暖簾をあげて店内を覗いて見ると客が一人だけ。店員も見当たらなかったのが不安だったが、ここではなく隣にある店で丼モノを食べるほどの腹の空き具合でもなかったので、思い切ってドアを開けて店の中へ。

手を消毒して入店すると奥(厨房)から店員がでてきて接客。壁を向かいにしたカウンターはがらがらだったので、先客から離れた厨房に近い席に座った。ほどなく先客が店を出ると客は俺一人となった。そして相変わらず店員は厨房に入ったまま[d]自分の席を含め店内からはまったく見えない 😮️。

メニューに軽く目を通し特に深読みせずに、店に入る前から決めていた中華そば(750円)を注文。注文をとった店員は厨房に入っていく。それから水を飲みながらメニューの中で目についたチャーシュー・トッピング(200円)を追加しようと店員に声をかけるが、厨房に居るのでまったく聞こえていない。仕方ががないので席を立って厨房口まで行って注文するはめに :|

10分くらいしてできた中華そば+チャーシュー・トッピングがこちら:

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中華そば+チャーシュートッピング(750円+200円)

煮干し臭のある醤油ベースのスープで脂はほどんど無しで、ちぢれの細麺。岩のりとほうれん草が一番上に載っていた。トッピングしたチャーシューは豚の薄バラ肉をお湯で煮たようなモノが5枚、麺の上に浮いていた:

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煮干し臭がやや強めの中華そば

まずはスープを一口。おいおい薄いぞ。深みが全く無い。しばらくスープをすすっていると、ふと既成品の醤油ダレに鶏ガラといったスープではなく、ただのお湯を入れたインスタントラーメンのような味に思えてきた :$。スープが命の中華そばとしてはバランスが悪いラーメンで、流石に飲み干せるようなスープではなかった。チャーシューなんか味が無くて脂身を食べている感じ。と云うことで具と麺だけ食べて早々に終了:

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まるでインスタントラーメンな中華そば

おあいそを云うのも、わざわざ席を立って厨房口まで行かないとダメだった :(。味も接客もイマイチなそんな店でもスキーシーズンともなれば客でごった返すのだろうか。

中華そば・あじろう
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢1-1-4


ここからはオマケ。

まず東京駅から乗車したとき305号はE7系:

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とき305号新潟行き

早めの朝だったので朝食は駅で調達して車内で。いろいろこだわっていた感じの「やわらか・ひれかつサンド」(750円)を選択:

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やわらか・ひれかつサンド(750円)

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やわらか・ひれかつサンド

時間がたっても、それなりに美味しいカツサンドであるが、やはり肉のボソボソ感は否めない。

そして、こちらがJR越後湯沢駅東口の路線バス乗り場周辺:

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越後湯沢駅東口のバス乗り場

のりば①から南越後観光バス・西部クリスタル行きへ乗車して「芝原」なるバス停で下車し、登城口まで徒歩で移動[e]帰りも同じバス停から乗車して越後湯沢駅へ。した。このとき城跡へは三国街道《ミクニ・カイドウ》である国道R17を途中まで登って行く。

これは、車がビュンビュン走り抜ける国道R17脇から越後荒戸城跡を正面に眺めて見たところで、ちょうど現在の三国街道の上に城跡がある感じ:

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正面の山に越後荒戸城跡がある

そしてトンネル手前左手にある脇道が旧・三国街道で、城跡へはそちらの道を登っていく:

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「荒戸城跡」の標柱

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三国街道と芝原トンネル

旧・三国街道を15分程歩くと城跡の登城口があるが、その途中、紅葉で色づいた湯沢町の風景を拝むことができた:

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新潟県南魚沼郡湯沢町の眺め(拡大版)

こちらは写真をパノラマ風に並べてみたもの:

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越後荒戸城跡下から

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南魚沼郡湯沢町の

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紅葉の眺めを

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パノラマ風に

城跡からも眺めることができる標高1,111mの飯士山《イイジサン》は、この季節だと岩肌が見えた:

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「上田富士」こと飯士山

こちらが城址入口[f]他に旧・三国街道に入る側(登ってきた時の手前側)にも登城口がある。。この手前には車4台くらい停めることが可能な駐車場あり:

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荒戸城の登城口

ここから大手口方面へ10分くらい登っていくと、山城好きには堪らない遺構が出現する:

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城塁が連なる大手口側の遺構で、一番奥に見えるのが主郭’跡(拡大版)

他にも竪堀や横掘なんかが綺麗に残っていた:

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二郭虎口手前にある竪堀

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馬出と横堀

最後は主郭の城塁:

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三郭跡から見上げた主郭切岸(拡大版)

クマ鈴を持参して登ってきたが熊には遭遇せず[g]ただ登ってくる途中で獣糞を見た。熊ではなく猿のものかと思うが。。昼近くに数人の人間には遭遇した。殆どが車で来ていたようだ。

と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also越後荒戸城攻め (フォト集)

こちらが今回の散策ルート:

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越後荒戸城攻めのルート

活動時間は 03:07、距離は 4.8km、消費カロリーは 1,183Kcal。

参照

参照
a まず熊出没地域であるためにいがたクマ出没マップで確認。次に雪が無いこと。あとは当日の天気予報が晴天で空気が澄んでいる気温18前後が理想的だった。
b 例えば早起きできるか?とかバスに乗れるか?とか😅️。
c ただし早めのお昼だったし、山城を歩き回ってきたので下山したら小腹が空いていた 😊️。
d 自分の席を含め店内からはまったく見えない 😮️。
e 帰りも同じバス停から乗車して越後湯沢駅へ。
f 他に旧・三国街道に入る側(登ってきた時の手前側)にも登城口がある。
g ただ登ってくる途中で獣糞を見た。熊ではなく猿のものかと思うが。

栃木県栃木市 − the 2nd Attack of GW 2022.

今年は令和4(2022)年のGWは外出自粛といった恒例の措置[a]毎度のことながら個人の分別にる判断に依るところが大きいが、他人と接触機会を減らすことは対策として最も基本的かつ有効なもののあるのは自明なので。何処かの馬鹿はそんなことさえ理解していなかったが 🤬️は施行されなかったので、十分な対策を講じて城攻め三昧な Week を計画した。しかしながら第一弾の城攻め翌日は再び雨になった上に気温も下がり、その落差に体が順応できなかったのか軽い風邪+下痢[b]ホント文字どおり「水のような下痢」だった。水分を正常に吸収できなくなっていた。になって少し焦った:O が、漢方を飲んでしっかり寝た翌日は容態が安定したので、無事に城攻め第二弾を実行に移すことができた :)

と云うことで今年の GW 城攻め第二弾は栃木県栃木市にある二條城跡へ。ここは、実は五年前に攻めてきた西方城跡のすぐ近くにあったらしいのだが、当時は全く気づかずにスルーしてしまった城跡。その後も登城口が分からなかったので放置していたが、今回は第三弾の城攻めのために栃木県宇都宮市に宿泊する機会を持てたので、なんとか調べて登城口を見つけ、ついでに攻めてきたと云う次第。それに城攻め第三弾は再び山城を予定していたので、病み明けの体のウォーミングアップも兼ねると云う意味でも ;)

無事に下痢が治まった当日は埼玉県の栗橋で東武日光線・東武日光行きに乗り換えて東武金崎駅で下車。そこからは五年前に一度歩いたルートで城跡を目指した:

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二條城跡と西方城跡の遠景

ちなみに登城口だけど、この八坂神社を起点として東北縦貫自動車道へ向かったところにある:

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八坂神社の前を真っ直ぐ進む

当時の登城口は柵が設けられていて先に進むことができない状態であったが、特に立入禁止などの警告は無かったので、柵に結ばれていたビニル紐を外して中に入り、東北道をくぐって城跡へ向かった[c]もちろん柵を締めてビニル紐を結び戻しておいた。

城跡へ向かう途中にはイノシシ捕獲用の檻が置いてあった :O

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栃木市がイノシシ捕獲用の檻を設置していた

現在、二條城跡には開山不動尊が建っていた。これは不動明王が右手に持つ剣をモチーフにした置物:

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不動明王のシンボルである倶利伽羅剣

城攻めの後は、これもついでになるが、城跡近くにある実相寺《ジッソウジ》にある藤田信吉《フジタ・ノブヨシ》公の墓所を参拝してきた。こちらは墓所がある高台から眺めた筑波山:

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栃木県から茨城県の筑波山を望む(拡大版)

今回の栃木県の城攻めでは、茨城県の筑波山を拝む機会が多かったなぁ。

この後は宿泊地の宇都宮へ向かうため、再び東武金崎駅まで戻り栃木と小山を経由して移動した[d]この時は両毛線でトラブルがあって栃木駅で30分くらい足止めを食らったけど 😕️。

宇都宮に着いた頃は、またまた天気の雲行きが悪くなったので、早々に夕食を摂ることにした。この日は宇都宮駅西口から少し歩いたところにある牛かつ屋。この日は、次の日から連休後半が始まる平日ということもあって混むんじゃないかと予想していたが、開店早々に到着した店内はガラガラだった。

カウンターに座り、赤ワイン(500円)と牛かつ御前200g(2,180円)、あと塩ダレキャベツ(280円)を注文した:

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赤ワインと牛かつの食べ方

牛かつが揚がるまで時間がかるかと思ったら速攻で出てきたのには驚いた :$。逆にキャベツの方が遅かったし :|

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メチャクチャ速攻で出てきた牛かつ御膳200g

飲みと喰いのタイミングがちぐはぐになってしまったが、まったく味のない薄いワインを飲み干して、早々に牛かつを頂くことにした。御膳に載っている溶岩プレート[e]プレートの下から燃料で熱せられていたので、燃料が無くなるまでが制限時間でもある。で焼いて、いろいろな薬味を付けて食べるスタイルらしい:

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赤身部分を溶岩プレートで焼いて食べる

薬味は「わさびを載せて醤油を付ける」、「岩塩(これを載せる皿がない)」、「だしとろろ」、「山わさびソース」、「牛かつソース(これを載せる皿がない)」そして「とろろ」の6種類。全ての薬味を試したけど、「だしとろろ」と「牛カツソース」が旨かった。御飯は麦飯で、おかわりもできるのは嬉しい。

ただメインの牛かつは、ほとんどが脂身とスジの塊で、全くジューシーさを味わえなかった ;(。小さい鉄板の上で200gの牛かつを焼いていると自然に焦げができて、だんだんと焼きづらくなるのがダメダメだった。あと鉄板を温める燃料がいつのまにか消えていたし :(。なんか、いろいろ段取りが悪い店って感じ。

ちょっと天気が気になったので長居せず、酒も御飯もおかわりすることもなく、そして酒が無い状態で塩キャベツ食べ終えた時点で店を出ることにした。残念ながら既に雨が降っていたが ;(

そして宿泊先へ戻る前に宇都宮駅構内のパセオに立ち寄って、実家に御土産を送っておいた。おそらく明日の帰りに買おうとしたら昼間の観光客でごった返してそうなので。

牛かつ・なかい
栃木県宇都宮市東宿郷4丁目6-5

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also下野二條城攻め (フォト集)
See Also藤田能登守信吉公墓所 / 那智山・実相禅寺 (フォト集)

参照

参照
a 毎度のことながら個人の分別にる判断に依るところが大きいが、他人と接触機会を減らすことは対策として最も基本的かつ有効なもののあるのは自明なので。何処かの馬鹿はそんなことさえ理解していなかったが 🤬️
b ホント文字どおり「水のような下痢」だった。水分を正常に吸収できなくなっていた。
c もちろん柵を締めてビニル紐を結び戻しておいた。
d この時は両毛線でトラブルがあって栃木駅で30分くらい足止めを食らったけど 😕️。
e プレートの下から燃料で熱せられていたので、燃料が無くなるまでが制限時間でもある。

奥多摩釜めし・愉宇 − A simple Kamameshi has a simple taste.

先週は令和4(2022)年の天皇誕生日、陽が出ている割にはまだまだ三寒四温《サンカンシオン》なんて感じられない肌寒い祝日に、次回予定していた山城攻めの下調べ[a]駐車場の有無など確認したかった。のために東京都奥多摩まで足を運んできた。長時間ドライブに加え道に迷うなどハプニングなどあったが、通りがかりに目についた飯屋で遅めのお昼を摂ることにした[b]トイレにも行きたかったので。

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奥多摩・青梅地域では釜めしの元祖らしい

どうやらこのお店、「奥多摩釜めし」の元祖らしく釜めしセットがオススメとのことだった。この奥多摩釜めしには水炊きがつく[c]さらに+100円でうどん入りの水炊き釜にできるらしい。のがデフォルトらしい :)。本格的な釜めしは初めてなので、今回は水炊きが付かない方のミニセット(1,250円)を注文した。

釜めしが炊きあがるまで少し時間がかかるようなので前菜が出てきた。お皿に載っている山芋はこのお店で栽培したものらしい:

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前菜(温泉卵+山芋)

お店のすぐ脇を渓谷度が数段高い荒々しい多摩川が流れており、そんな渓流を眺めながら頂いた。山芋は丁度よい塩加減で美味しかった :)

あと竹で造ったシンプルな箸置きが気に入ったので帰り際にお土産として購入した。で前菜を食し終えて待つこと10分くらい。お待ちかね、釜めしセットの登場:

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奥多摩釜めしミニセット(1,250円)

お店の中は寒かったので、温かくてほくほくした釜めしはたまらないって感じだった :D。具は山菜がメインだと思ったら、他にひじきなんかが入っていたり、お米は昆布や鰹節なんかで炊いているんだそうで。奥多摩釜めしはまるまる山のモノって云うわけではないようだ:

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山のモノがメインと思ったら…

味付け素朴で、濃くもなく薄くもなくシンプル。ただかなり残念だったのがみそ汁が温るくて、他に具材のカボチャやきんぴらが冷たかったこと。具材の方はおそらく炊きあがった後に出来合いのものを載せたぽいな :$

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ひじきが入っていた

と云うことで完食。黒豆も美味しかった。好物だし:

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完食

会計の際に、店内で宣伝していた梅酒(600円)と竹細工の箸置き(200円)をお土産に購入した ;)

奥多摩釜めし 愉宇《ユウ》
東京都青梅市二俣尾1-52


ここからはオマケ。すべて下調べした山城を攻めた時のもの。

下調べは車だったけど、実際の城攻めではJRで移動した :P。こちらは最寄り駅であるJR青梅線の二俣尾駅:

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二俣尾駅

駅北口から城跡へ向かう途中にある洞宗海禅寺。大変立派な山門:

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海禅寺の山門

そして、この寺院の参道はJR青梅線が横切っていた:

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参道を横切るJR

この日攻めた山城は、奥多摩では有名な青梅高水山トレイルコースとか奥多摩丘陵ハイキングコース上にあって、COVID-19::Omicron 感染拡大中にも関わらず、たくさんの人に遭遇した。 オマケに、この日は先日の下調べした時とは大違いの暖かさだったし:

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青梅高水山トレイルランのコース

これは枡形山城の主郭跡で見かけた基準点。:

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二等基準点

枡形山城跡から物見山(405m)へ向かう途中、まだ雪が残っていた。この道はハイキングコース:

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奥多摩ハイキングコースに残る雪

尾根筋には送電線の鉄塔が建っていたが、そこに付いていた注意書き、最近どこかで見た記憶がある:

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送電線の鉄塔

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なぜ鷲?

物見山から下りていくと名郷峠:

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名郷峠(拡大版)

さらに名郷峠から振り返って見た物見山方面:

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急峻なコース(拡大版)

こちらが、今回の目的地である辛垣《カラカイ》城主郭跡:

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辛垣城主郭跡

この城は石灰岩が多かったらしく、江戸時代から採石場となっており、城の状態が破壊された状態で残っていた。なので土塁で囲まれている訳ではないらしい。

他にもハイキングコースからは巨大な岩盤をたくさん目撃した;

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むき出し岩盤

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切り立った岩盤斜面

城攻め中に見つけた不思議な切り株と無数の苔:

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切り株を覆う苔

下山したあと、多摩川に架かる奥多摩橋から城跡を眺めることにした:

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雷電山と辛垣城(辛垣山)

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奥多摩橋

この奥多摩橋から見下ろした多摩川:

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多摩川

多摩川

最後は多摩川が侵食してできた岩盤。荒川みたい:

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多摩川

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also辛垣城・枡形山城攻め (フォト集)
See Also海禅寺と三田氏墓所 (フォト集)

こちらが今回の散策ルート:

辛垣城攻めルート

活動時間は 04:15、距離は 6.1km、消費カロリーは 1937kcal。

参照

参照
a 駐車場の有無など確認したかった。
b トイレにも行きたかったので。
c さらに+100円でうどん入りの水炊き釜にできるらしい。

館山なぎさ食堂 − A Terrible Seafood-don I’ve ever had.

先月末は令和3(2021)年の小雪《しょうせつ》の候のとある週末に、三年前に計画したものの当時は関東を横断した二つの台風[a]2019年の台風15号と台風19号。の深い爪痕に加え、その後の COVID-19 蔓延と緊急事態宣言なんかが重なって延期にしていた千葉県館山市の城攻めへ。

この日は東京駅八重洲口からJRバスで移動して館山駅東口に到着したのは10時半くらい[b]東京湾アクアラインの木更津金田あたりから上りの渋滞が半端ないことと、館山でレンタサイクルを利用したかったので。しかしながら下りなのに到着が遅くなったのは首都高の渋滞。。それから駅前の館山市観光協会でレンタサイクルを借りようとしたら、貸出場所はこことは反対側の西口にあるらしい :O。ただ隣にあるJRバスでも同じ料金で借し出しているとの情報をもらい :)、再びバス乗り場へ向かうと既に先客二人が説明を受けていた。おおっと、もう借りられないかも?と不安がよぎったが、奥に最後の一台があったので安心した 8)

まずは館山城を遠望するため、みなとオアシス “渚の駅” たてやまへ向かった。JR内房線を越えて鏡ヶ浦《かがみがうら》(館山湾)へ出て南下していくと館山港があって、その脇に渚の駅があった。二階建の建屋の一部は展望デッキになっていて、皆が鏡ヶ浦や浦賀水道、そしてその先で聳える富士山を眺めていた中、自分だけ山側の館山城を眺めていたっけ :D。それから館山港周辺をブラブラして、レンタサイクルで館山城跡の城山公園へ向かった。

この日は晴天で、関東の南にある館山の昼間の気温はそこそこ高かったが、やはり午後は寒くなるだろうと思って手袋を持参してきた訳だが、公園に到着した時にその手袋が無いことに気づいた・・・ :O。渚の駅の展望台で手袋を外したことは覚えているが[c]正確にはカメラ操作用の手袋にはき替えたというもの。なので公園まではき替えた手袋のままで、脱いだ手袋の存在を忘れていた。、ここまで来るまで手袋はてっきりカゴの中にあるものだと勘違いしていたようだ。とりあえず手袋が落ちていないか確認しながら来た道を素直に戻り、とうとう渚の駅まで来てしまった。半ば諦めながら手袋を外した記憶がある展望デッキへ上がってみると、なんと端っこの柵上に俺の手袋がかかっていた〜 0:) 。ありがとう、気づいて拾ってくれた方

予定では、このあとの公園近くでお昼を摂る予定だったけど、こんな感じで渚の駅と城山公園を行き来し気持ちも落ちついたら急激にお腹が空いたので、せっかくだから渚の駅にある食堂で食べることにした。少し早めの方が客が少ないと思って[d]11時半くらいでほぼ満席だったけど 😐 。

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渚の駅(商業施設棟)

ということで鏡ヶ浦を眺めながら新鮮な海産物・農産物を味わえると評判らしいお店へ。感染対策してテーブル席についたあとメニューを眺め、値段にビックリしつつ期待をこめて海鮮丼(2,480円)をオーダーした。

そして出てきた海鮮丼がこちら:

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海鮮丼(2,480円)

出てきた海鮮丼にびっくりした。御飯が酢飯ではなく、なにやら酢ゼリーなるものが小皿上にある。店員の日本語が聞き取れなかったので、このゼリーの存在がよくわからなかったが、どうやらお好みでこのゼリーを御飯の上におけば酢飯風の味付けになるらしい :|

おいおい。海鮮ネタが載っている御飯の上にどうやってゼリーを載せるのだろう。オマケに醤油も少なく卓上にも醤油がないため、せっかくの大量の海鮮ネタを満足に頂くことができなかった :$。正直ネタも大したことは無い。

ここまでくると残念とか云う俺の感想ではなく、これを造った奴は海鮮丼を食べたことが無いんだな、港街なのにと思ったよ。今まで食べた海鮮丼の中で一番酷かった :(。と同時に、さらに1,000円くらい高い特選海鮮丼なんて注文しなくて良かったと思った。

館山なぎさ食堂
千葉県館山市1564-1


ここからはオマケ。

ここがJR館山駅東口。正面の1階が観光協会:

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JR館山駅東口

こちらが今回の城攻めで活躍してくれた電動レンタサイクル。料金は1日(5時間以上)で1,500円(当時):

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Rent-a-cycle くらりん(YAMAHA製)

この建物は渚の駅にある渚の博物館。なんと、さかなクンが名誉会長でプロデュースした展示物があるらしい。当時は時間も興味も無いのでパスしたけど :X

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館山港・渚の博物館

この建物の周囲にあったもの:

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焼玉エンジン(サンマ船などで使われた)

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捕鯨砲

そして展望デッキからの眺め。まずは山側にある館山城跡。このあと手袋を気付かずに放置していたと思う:

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城山公園

もちろん海側もしっかり眺めてきた:

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鏡ヶ浦

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館山夕日桟橋

これは海中観光船だと思う:

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海中観光船「たてやま号」

館山は晴天だったけど山梨方面はそうでもなかったか:

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浦賀水道ごしに眺めた富士山

こちらが館山夕日桟橋。海釣りのスポットらしいが、そこまでが遠い :P

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館山夕日桟橋

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館山夕日桟橋

一応は腹がふくれたので再び同じルートで城山公園へ。大勢の観光客が登っていった。館山城は里見家の居城だった:

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これは大手道ではないと思う

山頂にある三層四階天守型の建物は、実は麓にある館山市立博物館の分館で、別名が八犬伝博物館。現在のところ館山城に天守の存在は確認されていない:

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天守閣風の博物館

戦国時代には、あたまに「房総の覇者」がつく里見家であったが、その後は秀吉からも家康からも嫌われて取り潰しになるなど不遇であったものの、江戸時代おそくに『南総里見八犬伝』を著した滝沢馬琴に救われたと云ったところだろうか。それが真実なのか、この博物館では南総里見八犬伝についていろいろ貴重な史料が展示され、大々的に宣伝していた(入館は有料)。

この模擬天守は戦国時代の典型的な天守の姿を模し二重櫓に入母屋造の大屋根をかけ、その上に小望楼を乗せた構造で、最上階の望楼がホンモノの展望台(入館は有料):

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「関東の富士見100景」でもある展望台

こちらは天守の展望台から眺めた海上自衛隊館山航空基地とか富士山とか:

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館山航空基地と富士山

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館山航空基地とマルエーフェリー「琉球エキスプレス」

標高65mほどの山頂が本丸跡であるが、大戦中に大砲などが置かれたためだいぶ改変されているものの、現在はその一部を利用して展望エリアがあり、そこからの眺望も抜群だった:

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館山市街地の眺め(拡大版)

こちらは公園内にある日本庭園でみかけた水仙:

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水仙

城山公園を出たあともレンタサイクルで散策し、館山城を築城した里見義康公が眠る慈恩院《じおんいん》も参詣してきた。公の墓前にたつ銀杏の木は市指定天然記念物で「ラッパイチョウ」と呼ばれているらしい:

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説明板

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里見義康公墓所脇にたつオハツキラッパイチョウ

実際にそんな銀杏があるのか探しみると本当に落ちていた:

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ラッパイチョウ

最後は館山城の出城といわれている御霊山で見かけた滑り台:

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危険な滑り台

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also館山城攻め (フォト集)
See Also館山城下巡り (フォト集)

参照

参照
a 2019年の台風15号と台風19号。
b 東京湾アクアラインの木更津金田あたりから上りの渋滞が半端ないことと、館山でレンタサイクルを利用したかったので。しかしながら下りなのに到着が遅くなったのは首都高の渋滞。
c 正確にはカメラ操作用の手袋にはき替えたというもの。なので公園まではき替えた手袋のままで、脱いだ手袋の存在を忘れていた。
d 11時半くらいでほぼ満席だったけど 😐 。