今年は令和2(2020)年の初詣は例年と同様に浅草寺へ。ということで初詣の行動パタンはブログのタイトルにあるとおり昨年とほぼ同じ:
朝9:00浅草駅に到着 → 浅草観音・浅草寺で参拝 → 家内安全祈願御札購入 → 御籤をひく → 被官稲荷神社参拝 → 浅草寺周辺散策 → 大黒家で天丼食べる
初詣を終えた午後は毎年違うが、今年は仙台藩上屋敷跡がある新橋を散策し、箱根駅伝を横目に見つつ太田道灌城なる出郭跡を攻めてきた。
前年の御籤は「凶」であったが、今年はすべてに良しの「吉」だった 。気分が良かったので浅草神社の奥にある被官稲荷神社にもお参りしてから、お昼を食べに「公園通り」と「伝法院通り」を経由して大黒家天麩羅の本店へ:
大黒家天麩羅(本店)
開店40分前ぐらいに店の前に行ってみたら既に行列ができており、自分が並んだ場所も昨年とほぼ変わらず。そして11:00の開店で入店した:
開店して店内へ
さらに店内で座った席も昨年と同じだった 。
そしてオーダーも連年どおり。先にビールと「らくきょう」をつまんで、天丼が出てくるまでしばし待つ:
今年は瓶ビール中(650円)
らくきょう(300円)
ただ残念なことに辣韮が「痩せていた」ので、楽しみにしていた噛みごたえを堪能できず 。値段が30円安かったけど、これはその影響なんだろうか!? 。
そしてお待ちかねの天丼(えび2、かき揚げ1、ししとう1)の登場:
天丼(えび2本、かき揚げ1本)(1750円)
今回はビールとらくきょうが出てくるのが遅かったため、ゆっくりビールを飲んでいる間もなく天丼が出てきた。
おまけに冷たいし。ご飯も少なめで海老も小さいし 。うーm。なんか正月の大黒家はハズレが多い感じがする。ただ、いつものごま油の味で変わらぬ美味しさではあったが :
ご飯少なく天麩羅冷たい、海老も小さめ
正月に並んででも大黒家の天丼を食べたいと云う思いが年を越すごとに小さくなってきている 。なんかこう20年以上前に初めて食べた時の感動とは雲泥の差なのである。
ここで、正月に食べた大黒家の天丼が今ひとつであるかどうかを改めて確かめるべく、実は本日は令和2(2020)年1月中旬の週末に浅草寺でお焚き上げしてきたついでに寄ってみた。
前日は都内でも雪がちらほら降るほどの寒さであったが、この日は一転して晴天で暖かかったもので、ホント『超』が付くぐらい大勢の観光客でごった返していた浅草寺界隈。おかげで境内へ向かうだけでも一苦労だった。そのため今回は本店ではなく別館へ直行した。昼2:00過ぎではあったが行列はできておらず、すぐに席へ通してもらえた :
大黒家別館(午後2:00過ぎ)
まずはビール中瓶と「らくきょう」が出てきた。こちらは残念ながら正月に食べたものと変わらず「痩せた」辣韮だった :
「痩せた」らくきょう(300円)
そしてお待ちかねの天丼(えび2、かき揚げ1、ししとう1)の登場:
天丼(えび2本、かき揚げ1本)(1750円)
今日の天丼はご飯も普通の盛りで、かき揚げにもプリプリした小エビが多くて食べ応えがあった 。それに海老天の海老が大きくて、何よりも天麩羅が温かかったぞ:
ごま油の風味と衣の色が良い感じ
正月の時よりも美味しかった
こんな感じで食べ比べして分かったことは、正月の大黒家の天丼には期待してはいけないということだ 。ということで来年は釜飯とかロシア料理とか洋食とか別のものにした方が良いかも 。浅草界隈はまだまだ他にも美味しいものがあるはずなんで。
大黒家天麩羅本館
東京都台東区浅草1-38-10
ここからはオマケ。と云っても浅草寺界隈は昨年と殆ど変わらない風景だけど 。
まずは門の左右に奉安されている風神と雷神が守護する浅草寺の総門で、「雷門」こと風雷神門(ふうらいじんもん)。トレードマークの赤い大提灯は平成25(2013)年に新調された五代目で、高さ3.9m、幅3.3m、重さ約700㎏:
朝09:00過ぎの光景
五代目の大提灯
こちらは朝09:00過ぎの仲見世。まだ人はまばらなのは店が開いていないから。一時間後には大変なことになっている:
仲見世
こちらも例年通り仲見世は通らずに、その側道を使って境内へ向かった。正面に見えるのが安政元(1854)年創業の甘味処の老舗・浅草梅園:
朝09:00頃の様子
仲見世を抜けて「宝蔵門」こと仁王門までくると流石に人が多くなってきた。トレードマークの赤い大提灯は平成26(2014)年に新調された四代目で、高さ3.75m、幅2.7m、重さ約450㎏:
朝09:15頃の宝蔵門前
四代目の大提灯
この辺りまで来ると恒例の出店もあってか、いかにも下町を思い起こさせるの「食べ物」の匂いが漂っていた 。
そして「観音堂」である本堂。御本尊聖観世音菩薩(ごほんぞん・せいかんぜおんぼさつ)を祀る中心堂宇である:
朝09:20頃の本堂前(拡大版)
こちらは本堂前にある常香炉(じょうこうろ)とお水舎(おみずや)。本年は初めて線香を購入(100円)した:
常香炉
お水舎
そして本堂内部へ。正面に掛かる新橋大提灯は平成16(2004)年に新調された八代目。高さは4.5m、重さは約600kg。本堂外陣(ほんどう・げじん)と奥にあるのが御宮殿。お賽銭を投げて今年の健康無事を祈った:
大提灯と向拝の聯
上にある正面額は「施無畏」
このあとは「家内安全祈願」の御札を購入(1,000円/枚)した。朝09:30頃の本堂前は、こんな感じ:
本堂外陣からの眺め
そして御籤をひいてから浅草寺界隈を散策しながら大黒家へ向かった。こちらは境内から眺めた五重塔とスカイツリー:
五重塔(拡大版)
東京スカイツリー(拡大版)
浅草神社はかなり行列だったので、その奥にある江戸の火消し一番組の新門辰五郎で有名な被官稲荷神社でお賽銭(100円)をなげて祈願した:
朝10:00少し前
このあとは浅草花やしきの前を通って六区ブロードウェーに向かい、演芸ホールから伝法院通りを通って大黒家へ向かいお昼を摂った。
午後は仙台藩守屋敷跡がある新橋へ向かうため、来た時と同じ都営浅草線に乗るために浅草駅へ。雷門通りは歩行者天国になっていたが、既に規制線が設けられて大変な人混みになっていた:
朝11:30頃の雷門通り
昼近くには来たくない浅草寺である :
歩行者天国になっていた雷門通り
雷門の前もこんな感じ
こんな光景を見るたびに早起きしてよかったと思う新年である :
朝11:40頃の雷門前
新橋へ向かう前に久しぶりに吾妻橋上から首都高6号線向島線、アサヒビールタワー、そして東京スカイツリーを眺めてきた:
吾妻橋上からの眺め(拡大版)
こちらは江戸時代に仙台藩の上屋敷があったとされる新橋駅東口の日テレタワー近辺:
日テレタワー・汐留シティ・センター・カレッタ汐留(拡大版)
日本テレビの敷地
それから新橋の西側の神谷町辺りにあったとされる太田道灌城跡へ向かう途中、日比谷通りでは箱根駅伝2020の10区の走りを見かけることができた:
二位から五位の走り
御成駅前の日比谷通り(拡大版)
最後は、本日浅草寺から秋葉原まで歩いた際、昨年の柳河藩立花家の江戸屋敷跡巡りでも立ち寄った宋雲院の総門に掲げられていた今日の一言。なんとも複雑な感じ :
立花宗茂公の御母堂を祀っている
テレビの見過ぎだろ
ということで、この時のフォト集はこちら:
浅草寺参拝と散策 2020 (フォト集)
仙台藩上屋敷跡巡り (フォト集)
太田道灌城攻め (フォト集)