SLもおか号 − Japanese Steam Locomotive MOKA.

先週末は令和4(2022)年の寒露《カンロ》の候で、三連休の初日に栃木県にある城跡を攻めてきたが、その帰路に運良く真岡鐵道《モオカ・テツドウ》のSLもおか号に乗車することができた 8)

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SLもおか号@茂木駅

城攻めを終えて城山公園(桔梗山《キキョウヤマ》)から下山し、途中八雲神社に参詣して、通り向かいにあったお店で、かき氷を食べて一休みしてから茂木駅へ来てみると大勢の人たちが駅舎前にたむろしていた。もしやと思って構内の時刻表を確認してみると、(自分が乗るつもりだった)直近の電車を一本ずらすと SLもおか号で下館駅まで行けるようだ:

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真岡鐵道・茂木駅

ただ切符売り場で「ネットからの事前予約が必要」云々の貼り紙を見かけたので、深く考えずにそのまま下館までの普通乗車券を購入し、帰りの電車を待つ間、駅舎2Fへ上がって茂木駅で準備中だったSLもおか号を眺めたりしていた:

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茂木駅で待機中のもおか号

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転車台

そして電車の時間が近づいてきたので用をたしに1Fへ下りてみると、一人の男性がSLに乗れないか切符売り場の人と交渉しているのを見かけた。で、傍から話を聞いてみると、どうやらこの日は事前予約しなくても乗車できるとのこと;)。それならばと云うことで、自分も窓口に乗車券を見せてSL整理券(全席自由席)を購入した。追加料金は大人500円(当時):

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2022年のSL整理券+乗車券+乗車記念証

ちなみに一番下の乗車記念証は乗車後の検札で貰った。

今思うと、七年前に自身初めて SLやまぐち号に乗車した時も同じ様に窓口に直談判したような気がする :D[a]自分は城攻めほど鉄道マニアに傾倒はしていないのだが。

と云うことで、はじめ自分が乗る予定だったモオカ14形気動車を見送り:

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ワンマンカーのモオカ14形気動車

SLもおか号がスイッチバックでホームに入場すると、発車までの時間は自分も含めて多くの人たちの撮影タイムになった:

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旧国鉄C12形蒸気機関車

「SLもおか号」は旧国鉄時代に製造されたC12形蒸気機関車の66号機(C1266)。牽引機のC1266は昭和47(1972)年に廃車となり、その後は福島県川俣町で展示車両となっていたところ、平成3(1991)年に SL復活を目指す現在の栃木県芳賀地区広域行政事務組合に譲渡され同5(1993)年に動態復活を成し遂げ、翌6(1994)年3月から運行。それ以来、毎週土日に茂木〜下館間を一往復ずつしているとのこと:

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煙突部

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動輪部

当たり前だが(写真を含め)各地で見かける静態保存のSLよりリアル感が高い:

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運転部

運転室の中:

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各種計器類と各種ハンドル

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石炭保管部

ナンバープレート:

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C1266(昭8・日立)

牽引されているのは50系客車。平成5(1993)年にJR東日本から譲渡され、のちに白帯から赤帯に変更された:

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50系客車

客車の内部:

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客車内部

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新潟鐵工・昭和55年

SLもおか号が走行する真岡線にはトンネルはないものの、感染対策もあり、窓は開けたままなので煙が車内に入り込む。発車時の振動や走行中の汽笛などと同様に悪い感じはしない ;)。SLに乗ったのは二度目であるが、昭和の時代の客車についてはどこか懐かしい趣がある。

さらに沿線脇に集まってくる人が多いこと多いこと。鉄道マニアを含め、皆、気軽に手をふってくれるので、こちらも振り返してあげたりして、一時間半の長旅でなんとも云えない一体感をSLもおか号がガッタンゴットンと力強く走行しながら作り出していた感じ =)。他にも踏切待ちしている車の中からスマフォ取り出して撮影する人や、並行して走行している車中からチラリとSLを眺める人もたくさん居た。ほとんどが無人駅なので、それこそホームにはスマフォやカメラを持った人が大勢いたっけ。

こちらは真岡鐵道本社がある真岡駅に停車した時のC1266:

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SLもおか号@真岡駅

さらに三年前に、ここ真岡線沿線の城跡を攻めた時に偶然、前代のSLもおか号(C11325)を写真に収めたっけ :O。そこで初めて真岡鐵道がSLを運行していることを知った記憶がある[b]C11325はSL維持費の圧迫(コロナ渦による利用客減少もあり)で令和元(2020)年に東武鉄道に譲渡されたらしい。

と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also2022年10月 SLもおか号乗車 (フォト集)
See Also茂木城攻め (フォト集)

【参考情報】


ここからはオマケ。

茂木町を縦横断する逆川《サカガワ》前から見上げた城山(桔梗山)こと茂木城跡。逆川は天然の外堀でもあった:

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茂木城跡

同じく茂木町を縦横断する県道R27とマンホール蓋:

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県道R27

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茂木町の草・キキョウと那珂川と鶯

こちらは城攻めのあとにかき氷を戴いた満天家:

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日光・天然のかき氷「満天家」

かき氷のメニュー。他にもハンバーガなんかもあった:

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満天家・日光天然かき氷・Menu

こんな感じで氷を砕いていた。手動ではなく自動だけど :D

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天然かき氷の作成中

食べたかき氷は「とちおとめ」味+練乳付き(600円):

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日光かき氷・とちおとめ(600円)

この日は前日と打って変わって気温が高く、山登りして汗もかいたので、冷たいかき氷で体を冷やすことにした[c]自身としてはホント何十年ぶりのかき氷だった😁️。

日光天然かき氷・満天家
栃木県芳賀郡茂木町茂木1587

こちらが今回の散策ルート:

茂木町散策ルート

茂木町散策ルート

活動時間は 02:56、距離は 4.9km、消費カロリーは 1,1612Kcal。

参照

参照
a 自分は城攻めほど鉄道マニアに傾倒はしていないのだが。
b C11325はSL維持費の圧迫(コロナ渦による利用客減少もあり)で令和元(2020)年に東武鉄道に譲渡されたらしい。
c 自身としてはホント何十年ぶりのかき氷だった😁️。

泰巖歴史美術館 − A Legendary Castle in the Tokyo MACHIDA City.

先週末は令和4(2022)年の処暑の候の週末、天気が優れないとの予報により城攻めは諦めて溜まっている訪問記でも書こうかと思っていたが、どうやら予報は外れだったらしく[a]このところ天気予報の外れっぷりはすごい。前日の予報さえも当てにならない 😐️。、外出したいが、どうせなら今読んでいるに関係ありそうな史料探しに博物館に行くことにした。

そこで思い出したのが二年前の令和2(2020)年にオープンしてから、いつか観に行こうと頭の隅っこに置いておいた東京都町田市の泰巖《タイガン》歴史美術館。館名は信長の戒名である「総見院殿贈大相国一品泰巌大居士」からとっているらしい。

小田急町田駅から歩いていくと外観が少し変わった建物が見えてくるのですぐに分かる:

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泰巖歴史美術館

展示室は1階から5階まで。入場料は大人1,500円(当時)。

原則的に写真撮影は不可だが1階と2階で鑑賞できる安土城天主櫓は可能だった[b]しかしながら撮影エリアが狭く被写体が巨大なのでスマフォカメラでは限界があった 😕️。

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織田信長の居城・安土城の天主

てっきり縮小模型くらいと勝手に思っていたが、博物館の建物の1階と2階の吹き抜けに、推定ながらも実物大の建築物が置かれているとは正直なところ全く想像していなかった:D

通説では、天正4(1576)年に信長が築城を命じ三年後の同7(1579)年に完成した安土城には、望楼型地上6階地下1階の規模を誇る天主が建っていたと云う。

博物館1Fでは、この天主の5階部分の復元を観覧できる:

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復元された天主の5階部分

今思うとスケールの大きさに驚き、外観ばかりに目がいって内陣や外陣はほとんど写真に収めていなかった:O

この5階は「八角の段」と呼ばれるとおり八角形をした大変特徴的な部屋で、天界をイメージしているらしい。正面に見えるのは狩野永徳による釈迦説法図(レプリカ)。

最上階6階は正方形で「四角の段」と呼ばれ、外観は金箔で仕上げられていた:

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天主最上階を見上げる

但し、しっかり観ると細部が省略されている部分があるようだ[c]あくまでも推定図と比較するとだが。

1階には他に、二年前に自分も京都の大徳寺・総見院で拝見した位牌のレプリカや肖像画や年譜なども展示されていた。

博物館2階では自分の目線から最上階を眺めることができる:

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博物館2階から天主最上階を観る

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2階は近写はできない

いかせん展示室の規模から天主全景を写真に納めることができないのは1階と同じだが、被写体との距離が取れる分だけ斜めからの撮影ができた。但し、1階のように近くには寄れない。

八角の段を垣間見れる瓦屋根:

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七層の屋根は瓦葺

あと松図なんてのも撮影可だったが、かって京都・大徳寺にあった天瑞寺の障壁画らしい。現存する縮図をもとに推定で復元したもの:

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縮図から復元した松図

かって天瑞寺は信長の菩提寺である総見院の横に建ち、明治維新の廃仏毀釈で衰退し廃寺したと云う。

それから博物館3階にある信長の時代の古文書の展示を見てきた。原文の他、現代語訳も併記されているのでじっくり読んできた。ここに展示されている古文書は読み応えあり、信長の他にも信玄や謙信といった同時代の英傑らの肖像画もあった。気づいたら入館して既に1時間以上たっていたっけ :D

博物館4階には刀剣や甲冑、火縄銃が展示さていた。残念ながら、これらの類は近世のものが多かった。そんな中で、「フル装備」の加藤清正が片鎌の槍を持って虎退治しているジオラマは必見。よくできている :)

博物館4階は茶の湯の世界観一杯だった。茶器はもちろん茶室を実物大で再現していた。ここでは千利休の門弟らの茶道具なんかもあり、蒲生飛騨守氏郷と細川越中守忠興の茶筅(実物)は必見かも :)

なんだかんだで、大変有意義な時間を過ごすことができた。なぜか観覧者は自分以外に一、二組ほどで、渋滞することも迂回することもなく、ゆっくり観覧できたのも良かった :)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also2022年9月 泰巖歴史美術館 (フォト集)

泰巖歴史美術館
東京都町田市中町1丁目4-10

参照

参照
a このところ天気予報の外れっぷりはすごい。前日の予報さえも当てにならない 😐️。
b しかしながら撮影エリアが狭く被写体が巨大なのでスマフォカメラでは限界があった 😕️。
c あくまでも推定図と比較するとだが。

蕎麦・ふる川 − A Typical SARASHINA-SOBA in Sagami Region.

今月は、令和4(2022)年の処暑の候の週末に前々から気になっていた神奈川県の玉縄城跡を攻めてきた。ここ最近は天気に恵まれない日々が続いていたのだが、予報として晴天になるとのことであったので実行に移した次第[a]COVID-19 第七波のピークがやや落ち着いていた時期でもあった😉️。。しかしながら(ある程度は予想はしていたが)気づいたら気温34℃[b]体感で。の相当な酷暑であった。午前中の水分補給だけで千円近く出費した :O。水を飲んでも飲んでも体から出ていくザル状態(?)の中、五時間近くかけて12㎞以上、広大な城を想像しながら神奈川県鎌倉市は大船駅近くを歩いてきた。

こんな具合で暑くなることは予想できていたので早めに行動を開始し、エネルギー補充のお昼も行列を回避するため開店のタイミングで入店した[c]実際は早めに来店したため開店まで5分くらい行列に並んだが😅️。

午前中は龍寳寺境内にある玉縄民俗資料館を観覧し、「地黄八幡の勇将」として知られる北條綱成をはじめ歴代の玉縄城主が眠る供養塔を参詣した。そして広大な玉縄城跡を巡る前に腹ごなしするため、寺から徒歩数分ほどの蕎麦屋へ:

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蕎麦ふる川

開店したら手を消毒してから店内に入り、二人用のテーブルに案内され着席。事前に決めていた冷たい蕎麦系の鴨せいろの他に、メニューを見て玉子焼(小)を注文した。

龍寳寺の資料館ではエアコンが無かったので蒸し暑く汗をかいたので冷たいビールでも飲みたいところであったが、城攻め前なのでここは我慢:D

まず玉子焼(385円)がでてきたので、蕎麦が来る前に頂くことに:

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玉子焼・小(385円)

出汁入りの玉子焼きで甘口。そこに大根おろしをのせて味変でも楽しめたが、居酒屋で出て来るような普通の玉子焼きだった。

こちらが鴨せいろ(1,540円)。鴨肉とネギが入った蕎麦つゆは熱く、初めはおわんを手に持つことはできず、少々難儀した:$

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鴨せいろ(1,540円)

まずは蕎麦をそのまま頂く。更科そばなので、あまり香りは感じられなかった:

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普通の更科蕎麦だった

それから熱々のつゆにあわせて蕎麦をすする。鴨肉の脂が蕎麦つゆを甘くしているおかげで、若干食べていると飽きが出て来るので七味などで味変しながら完食。その頃にはつゆが冷たくなっていたけど、良いタイミングで蕎麦湯が出てきて、鴨肉から出た美味い出汁とともに最後は美味しく締めることができた:)

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完食(ごちそうさまでした)

ただ値段の割には特徴が薄く、普通すぎる味は神奈川県の蕎麦屋の特徴だろう:X

蕎麦・ふる川
神奈川県鎌倉市植木110-2


ここからはオマケ。

大船駅西口に出て柏尾川《カシワオガワ》を渡った先に聳える観音像は大船観音寺のものらしい:

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ここも玉縄城の一部で砦跡

次は龍寳寺境内にある玉縄民俗資料館(有料)で見かけたものの中から、まずは玉縄城のジオラマ。現在の大船駅西側の丘陵がほぼ城域である:

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玉縄城のジオラマ(拡大版)

甲冑なども展示されたが、特に小田原北條氏とは関係ないようだ:

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「鉄錆地三十二間関東型筋兜」

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「鉄錆地紺糸威胸取鎌倉雪ノ下五枚胴と草摺」

龍寳寺の本堂脇にある玉縄北條氏(玉縄城主)の供養塔を参詣:

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「玉縄北條氏供養塔」

供養塔脇にある碑は、なぜかいつも倒れており、直してもまた倒れていることが多かったため「ぶっけり仏」と呼ばれていたらしい[d]現在はコンクリートの上に固められていた。

広大な城域を誇る玉縄城を部分的に巡っていると、よく耳に入ってきたのが救急車のサイレン。この時期は COVID-19 蔓延中であること改めて認識させられる。救急車が立て続けに病院へ入っていったところを目撃。まぁ実際 COVID-19 の感染者かどうかはわからんが:|

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湘南鎌倉救急センター前は救急車だらけだった

最後は大船駅へ向かう途中に見かけた鵜?[e]川鵜《カワウ》と云うらしい。十数年前から大船界隈では話題になっていたようだ。

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電線の上にいた鵜たち?

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also玉縄城攻め (フォト集)
See Also龍寳寺と北條綱成公墓所 (フォト集)
See Also玉縄民俗資料館 (フォト集)

こちらが今回の散策ルート:

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玉縄城攻めルート

活動時間は 05:48、距離は 12.51km、消費カロリーは 2,144Kcal。

参照

参照
a COVID-19 第七波のピークがやや落ち着いていた時期でもあった😉️。
b 体感で。
c 実際は早めに来店したため開店まで5分くらい行列に並んだが😅️。
d 現在はコンクリートの上に固められていた。
e 川鵜《カワウ》と云うらしい。十数年前から大船界隈では話題になっていたようだ。

お食事処まるか − Looks like an Everywhere Tuna Bowl.

今月は、令和4(2022)年の海の日に今年初の海に行って来た。場所は三浦半島南端にある城ヶ島。実は二ヶ月前に、この島の東半分を占める公園を訪れたのが初めての訪問ではあるが:P。東側はよくよく整備されていて、展望台からの眺めは良かった。今回は島の西側。こちら側は長い年月を経て自然[a]波や風の他に地層の隆起。によって形成された特異な海岸線を見ることが出来た。さらに東側にはない御食事処があるらしいので久しぶりに三崎マグロでも食べようかと;)

ということで城ヶ島第3駐車場に到着したのがお昼少し前。この日は晴天だったこともあって既に半分くらい駐車場は埋まっていた。連休を利用してキャンプやダイビング、そして釣りなんか楽しんでいる人たちを多く見かけた[b]この連休を過ぎてCOVID-19の第七波がやってくることは誰も予想していなかっただろうか?

こちらが観光案内図(下側が北)。かなり大雑把:D

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「城ヶ島観光案内図」(拡大版)

駐車場を過ぎたあたりからお店が並んでいて、その中で一番目立つ(?)御食事処へ:

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まるか サービス ・ ステーション

開店してすぐだったようで席は空いていたらしく、店からの元気な呼び込みに誘われて店内へ :D。そして店一番の人気の「まぐろ三色丼」(1,480円)を注文した。

ちなみに三崎のマグロは三年前に有名店で食した過去があるので、なんとなく感はしていたが、やっぱり出てきたのはこんな定食だった:O。おまけでスーパーでよく見かける海苔佃煮に似たものもオマケに頂いた:

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まぐろ三色丼(1,480円)

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海苔の佃煮

正直なところマグロについての説明はおろか、佃煮についても説明はなく[c]インド洋とか産地などを説明してくれないと、正直なところ近くのスーパーで買ってきたものと違いが分からんと思うが🤬️。、実際は見た目も味もスーパーで売ってそうな丼ぶりに香の物や味噌汁を付けた程度であった:$。御飯も少なかった〜[d]大盛りにできるらしい。注文したあとに知ったけど。。三年前の店で食べた四種盛りより少ない分、値段は安いが、やっぱり漁港の地元はこの程度なんだなぁ:X[e]美味しいところは都市へ流れる理論。従って地元には残り物しかない🤐️。特に首都圏近郊は。

この丼の味次第では「さざえ壷焼 」とか追加しようと思っていたが期待を裏切られて(客も増えてきたようなので)早々に撤退した。

今度来る時は(あまりしたくないが)行列しているお店へ行ってみるか。多分あまり期待できないが :D

お食事処マルカ(まるかサービスステーション)
神奈川県三浦市三崎町城ヶ島658-48


ここからはオマケ。

城ヶ島の三崎漁港は遠洋漁業の基地であり、周辺にはマグロを出す店が多かった:

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御食事処が並ぶ

さらに商店街もあったが、これは近くに城ヶ島京急ホテルがあったからだろう:

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城ヶ島商店街

但し、このホテルは COVID-19 の緊急事態宣言の影響で閉鎖されていたが :O。そのせいか、なんとなくこの商店街も活気があるようには見えなかった。COVID-19 蔓延前の土日祝はたいへん混雑していたらしい。

昼になるとさすがに汗ばむ暖かさになったが、こんなにのんびりした猫も見かけた :D

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商店街脇で見た三毛猫

こちらはは釣り場でも有名な灘ヶ崎《ナダガサキ》方面の眺め:

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灘ヶ崎方面の眺め(拡大版)

城ヶ島京急ホテル方面へ渡る観光橋:

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朱色が鮮やかな観光橋

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「観光槁」

地盤の隆起が激しい三浦半島の南端で風浪に洗われた岩:

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風浪に洗われた岩

そして灘ヶ崎方面を遠望する。運が良いと富士山を拝めるようだ:

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灘ヶ崎(拡大版)

こちらが城ヶ島京急ホテル。当時は閉鎖中で敷地内は立入禁止だった:

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営業を終了した城ヶ島京急ホテル

海岸線を眺めると大自然が形成した面白い形状の岩を見かけることが多い:

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風浪に洗われた岩

三浦半島は地盤の隆起が激しい地域で、その中で城ヶ島は「日本の地質百選」の一つに選ばれているらしい:

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城ヶ島は地層の宝庫

城ヶ島南側の海岸線。この先が二ヶ月前に行って来た城ヶ島公園:

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連休を利用してキャンプする人が多かった

海岸あたりでは連休を利用してだろうか、キャンプやバーベキューを楽しむ人たちで混雑していた。

海岸を経由してぐるりと周る感じで商店街方面へ向かうと城ヶ島灯台への入口を発見。階段を登っていくと東京湾の入口を照らす小さな灯台が建っていた:

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小さな灯台

正式名称は「城ケ島燈臺」。明治3(1870)年に横須賀製鉄所が西洋式灯台として設置し点灯したた。150年以上稼働し、今でも現役である;)

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南欧風の雰囲気を持つ「城ケ島燈臺」

レンガ造円形、灯高基礎上5.76mの灯台は大正12(1923)年9月1日の関東大震災によって一瞬にして倒壊したため同15(1926)年8月1日に改築されたもの。

位置:北緯35度08分06秒、東経139度36分40秒

光の強さ:31.0万カンデラ

光の届く距離:16.0海里(約29km)

三崎港に面したところには城ヶ島海上イケス釣堀があった:

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城ヶ島海上イケス釣堀

最後は三崎港ごしに三年前に攻めた三崎城跡の遠景:

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三崎城跡

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also2022年7月 城ヶ島観光 (フォト集)

参照

参照
a 波や風の他に地層の隆起。
b この連休を過ぎてCOVID-19の第七波がやってくることは誰も予想していなかっただろうか?
c インド洋とか産地などを説明してくれないと、正直なところ近くのスーパーで買ってきたものと違いが分からんと思うが🤬️。
d 大盛りにできるらしい。注文したあとに知ったけど。
e 美味しいところは都市へ流れる理論。従って地元には残り物しかない🤐️。特に首都圏近郊は。

コミュニティCAFE&農家のキッチン LABO − What is the actual restaurant name I was eating ?

今月は、令和4(2022)年の夏至の候を過ぎて、全国的に6月としての最高気温を塗り替える猛暑日を記録した暑い暑い週末、千葉県は房総半島の付け根あたりにあったとされる坂田城跡を攻めてきた。

今月頭くらいに梅雨入りして長い間ジメジメした感覚があったせいか、カラッと晴天になったらついつい外へ出たくなる衝動にかられるが、いっぺん外に出たら最後、息が止まりそうな高温と強烈な日差しにやられてしまう、そんな天気の週末だった:$。ただこの日は、関東内陸部ではない場所を選択したのが唯一の救いだったかも :O [a]あと MyCar で移動したことも良かった。いつもの城攻め装備は車に置いてカメラと水だけの軽装備で歩き廻ってこれたし😉️。それでも暑かった〜。

そんな天候の下、しっかりと城攻めを堪能したあとコンビニでおにぎりでも買ってお昼にして帰ろうかと思ったが、外はもちろん車の中で食べるのも酷な気分だったので、城攻め中に見かけたレストランでお昼を摂ることにした[b]この辺りの地元の食材を使ったパスタの写真に惹かれた😆️。ただ単に腹ぺこだったからかもしれないが😊️。

昼の 1時くらいに城攻めを切り上げたあと、ふれあい坂田池公園の駐車場を出てお店へ移動した:

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“Farm to.”

店前に車は止まっていなかったので、勝手に空いているものだと思い込んだが、実際に中を垣間見れない「重そうな」店構えだったので、やや不安だったが思い切って入ってみることにした:|

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“Farm to”

ドアを引いて店の中に入ると、ランチタイムは過ぎていたからか(予想していたとおり)お客は自分だけだった。Good Timing! まぁ、その後、何人か食べに来ていたが。

手を消毒し、額にセンサを当てて検温を済ませたあと、アクリル板で防護された奥のテーブル席に案内された。それからメニューを渡され、パスタの他にも梨カレーなんてのもあるのかと多少、心が揺らいだが、ここは初志貫徹(?)でパスタをにした[c]城攻めで散々、汗かいたからカレーで汗をかくのもなぁと😂️。。パスタは四種類あって、それぞれ地場産の野菜を使ったソースがウリのようだった。その中からネギを使ったペペロンチーノを選択した。いつもならトマト系ソースを選択するが、甘いネギと鶏肉、そしてニンニクを使ったソースの匂いが美味しそうに想像できたので:)。ついでに冷製スープとサラダが付いたセットメニューにした。さらにドリンクとデザートを付けることにした。ちょっと欲張りかなぁと思ったが、帰りもド渋滞にハマることを考えて、お腹をそれなりに満たしておくことは必須に思えたので[d]もちろん大盛りなんかにしてトイレ行くことにならないよう八分目で 😉️。 。

こちらがセットメニューになって付いてきた、カボチャの冷製スープとサラダ(セット 1,100円):

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前菜(冷製スープとサラダ)(セット 1,100円)

食材はすべて地場産だったので美味しいこと間違いなかった。冷製スープは火照った体に抜群の効果あり:

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カボチャの冷製スープ

ドレッシングも自家製、甘酸っぱくていい感じ。スライスされたズッキーニも水々しくて美味しかった:

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みずみずしいサラダ

炎天下をもくもくと城攻めしてきた体にとてもヘルシーで水分いっぱいの補給になった。

それからメインのパスタ(セット1,100円)の登場:

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ネギと鶏肉の和風ペペロンチーノ(1,100円)

ネギが甘くて美味しかった。汗をかいていたので塩分を補給するため岩塩を追加して味を調整したくらいで行けた。ゴロゴロしたニンニク入のソースも良かった。

そしてデザートのイチゴのロールケーキ・ミニ(220円)。アイスコーヒーと一緒に(220円):

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イチゴのロールケーキ・ミニ(220円)

スライスされたイチゴはドライフルーツだった。ちょっと残念 :|。たしか梨か何かのシャーベットと選択だったかな。

いろいろセットにしたので高く付いたかなぁと思ったが、一つ一つはしっかりと造っているようなので満足。もしかしたら予約しないと入れないレストランだったのだらろうか。

あと店名が長いけど結局どちらの店で食事したんだろう?

コミュニティCAFE&農家のキッチンLABO(Farm to..)
千葉県山武郡横芝光町坂田426-1


ここからはオマケ。

今回 MyCar を停めたのは、ふれあい坂田池公園北口第一駐車場(無料):

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大総新道沿いにある入口

朝10時半くらいで人は疎ら。ホント暑かった。温度計は、たしか31℃の表示だったような :$

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ふれあい坂田公園

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31℃の表記だった

坂田城跡は梅まつりの会場でもあるらしい:

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「城」と「梅」の横芝光町

こちらが公園から眺めた坂田城跡南側:

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坂田城跡

そういうことで城跡の大部分は梅林か畑であった:

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坂田城跡

が、それなりに遺構は残っていた。例えば土塁とか:

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登城跡北側に残る土塁

登城北側の虎口跡とか:

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ここは柵門跡

でもメインは梅林だった:

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城域内部は畑だった

他に城内の子安神社にも参詣した:

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子安神社

クモも暑いだろうに:D

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上臈蜘蛛

で、結局この城跡の一番の見どころは北東隅にある大手道や帯郭跡かも :)

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堀底道が大手道だった

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also坂田城攻め (フォト集)

参照

参照
a あと MyCar で移動したことも良かった。いつもの城攻め装備は車に置いてカメラと水だけの軽装備で歩き廻ってこれたし😉️。それでも暑かった〜。
b この辺りの地元の食材を使ったパスタの写真に惹かれた😆️。ただ単に腹ぺこだったからかもしれないが😊️。
c 城攻めで散々、汗かいたからカレーで汗をかくのもなぁと😂️。
d もちろん大盛りなんかにしてトイレ行くことにならないよう八分目で 😉️。