今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。
最終日の四日目は帰宅する前に岐阜市周辺にある城跡をいくつか攻めてきた。午前中は加納城跡とその近くにある革手城跡。最寄り駅はともに加納駅で、二つの城跡の間は徒歩10分圏内。さらに駅周辺は、江戸時代には加納藩が治める地であり、中山道の加納宿があったと云うことで城跡の他にもその名残があった。
城址の碑しか残っていない革手城跡をあとにして、次の城跡へ向かうために徒歩15分ほどのところにある加納駅へ向かった。予想外に午前中から歩き回った[a]すなわち、予想外に加納城跡に見どころがあったので、ついつい歩き回り過ぎた感じ 😅️。ので、お昼は駅へ向かう途中で店を見つけようと国道R22沿いを歩いていたが、GW 中ということもあり開いている店はファミレスくらい 。
そんな時、自分の目の前を横切ったチャリが停まったところが「一生懸命営業中」の札が掛かっていた「鴨麺処・和」なるお店の前:
はじめ何屋?と思ったが、店前にあった立て看板を見たらラーメンのメニューだった。「ラーメンかぁ・・・」と思いつつ、どうしようか悩んでいると、今度は目の前に車が駐車してきた。これは人気店だろうと直感で判断して、そのまま入店した。店内のレイアウトは、厨房と対面のカウンター席が5ないし6席あったと記憶している。既に埋まりそうだったが、自分と車できた二人がそのあと案内されて満席 。自分が食べている最中に客が入ってきたが、たしかカウンター席背後のベンチに座っていた気がする。
席について水を飲みつつ、メニューを改めて眺めていると、自分の両サイドの客は皆「期間限定つけそば」を注文していたので、自分もそれに倣い、注文したのは「鰹出汁の山かけ冷甘つけそば・大盛り(1,050円)」。
こちらがそのつけそば:
麺の皿には大量の山芋とろろに包まれた中太麺が入っており、とろろにも味がついていた。付け合せはシンブルにカイワレと刻み海苔(極細)、そしてローストビーフ二枚。つけ汁は鰹出汁の醤油ベースながら、甘い。単体では甘みがすこし強い感じがするが、とろろに包まった麺と一緒に食べると甘みが薄らいで、鰹出汁をよく味わうことができた 。直感的に、美味い不味いと云うよりは、初めての味と食感だったので新鮮さの方が大きかった感じ。あと、大盛りすると味に飽きるかなと思ったが、そんなことはなく、一気に食べきることができた[b]逆に足りない感じもしたのは甘めの味だったから?😮️。。
鴨麺処・和《NAGOMI》
岐阜県岐阜市城東通1丁目14-2 コーポフセヤ 103
ここからはオマケ。
大手門跡の交差点を渡ってしばらく南下したところに加納公園があり、ここには本丸の高石垣が残っていた。石垣前の公園部は、かっての水濠:
「城址」ではない市民公園ながら残っている石垣は意外と見ごたえがあった:
本丸石垣前(濠跡)で野球できるスペースもあった :
石垣に囲まれた本丸内部こそは、木々が立つ普通の市民公園だった:
城跡は公園だけではなく、周辺の小学校や岐阜地方気象台なんかの敷地にも残っていた。
他にも中山道沿いには加納宿高札場跡なんかの説明板が建っていたりする(高札場そのものは無い):
加納城の外濠だった新荒田川から眺めた岐阜城:
廃城となった岐阜城から天守を解体して移築したものが、加納城で御三階櫓として利用されたり、石垣や御殿も再利用された。他に、近くの革手城(こちらも往時は廃城)から土塁の土などが再利用されているのだとか。
こちらが、その革手城跡に建つ城址の碑。廃城後に土砂が加納城へ持っていかれたこともあり、さらに遺構が無くなっている: