昨日は令和3(2021)年の春分の候を過ぎたとある週末[a]関東圏で二度目の緊急事態宣言が解けた最初の週末でもある。しかし新規感染者が下げ止まりで、かつ上昇の気配があったので、十分な感染対策を意識したが、帰りの電車は超満員 。に、午前中は晴れ間になるとのことで埼玉県比企郡にあった山城を攻めてきた。
遺構としては、予想外に見所があった山城だったので、ずいぶんと藪をかき分けて歩き回ってきた。さらに、この周辺は家族連れに人気のあるハイキングコースの一部であるようだけど、城攻め中に遭遇した人は3人だけだった 。ほとんどのハイカーは城跡を通過すると云っても主郭[b]本郭やニの郭や三の郭など城を構成する縄張のうち中心部分。といった城域ではなく、それを迂回するように設けられていた散策路を利用していたようだ[c]それでも大声で喋ったり笑いながら歩くシニア系のハイカーの声は城内まで響いていたけどな
。
城攻めを終えて下山する前に、標高298.9mの仙元山《せんげんやま》頂上に寄って展望台の上で軽く腹ごなしをした[d]駅前のローソン(10:00amくらい)ではおにぎりが全て売り切れだったので、近くにあった「あけぼの」って弁当屋で小さなおにぎり3個購入した。。それから最寄りの東武東上線小川町《おがわまち》駅へ向かうつもりだったが、予定より早めに切り上げることになったし駅までの行程でお腹が空いたので、ちょっと気になっていたうどん屋へ行くことに:
事前にホームページを見た時は「麺がなくなり次第終了する」ってあったので、到着したら時間的にギリギリな感じがあったけど、すんなり入店できた 。
あと実際に来てみるまで「うどん屋」だと思っていたが、どうも蕎麦もあるようで、ちょっと迷ったけど「きのこ肉汁うどん(麺は並)」 850 円にした:
冷盛のうどんよりも、具材の多い暖かいつけダレの方が断然ボリューム感があって、ちょっと驚いたが 。麺は手打ちで太さはバラバラ。コシが強いって云うか、芯が残っていてかなりの噛みごたえがあった。そのおかげかどうか、十分な満腹感があった:
今度は蕎麦で食べてみよう 。
武州めん 本店
埼玉県比企郡小川町小川500-1
ここからはオマケ。
こちらが仙元山(標高290m):
そして仙元山の南にあるのが、今回攻めてきた青山城跡(標高267m):
仙元山へ登るハイキングコースが幾つかあるようで、いずれの登山口からでも青山城跡へは行くことは可能だが、今回はハイカー集団に遭遇する可能性が低い青山側の登山口を利用した。その代わり小川町駅から徒歩で30分くらいかかるけど:
さらに仙元山と城跡への分岐点まで約20分だった(公称は約35分):
この分岐点を右手に折れて、尾根筋の散策路を進んで行くと城域に入ることができた。
城攻めを終えたあとは、上の分岐点で「山頂」方面へ。誰かの公称は10分らしいが、自分は15分かかった 。あとマスク無しで喋りながらトレッキングしているハイカー集団とすれ違ったので、声を出さず手をあげて挨拶した。
ここが山頂:
この日は晴れの予報だったけど・・・:
遠くに見える白い建物はホンダ技研工業の工場群。
軽食を摂った展望台。周囲が藪化していて眺望はゼロだった :
登城中に見つけた翡翠のような岩石の塊:
ということで、この時のフォト集はこちら:
青山城攻め (フォト集)