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Yokota Friendship Festival 2023.

先月は、令和5(2023)年5月中旬の週末に恒例の友好祭に行って来た:)

昨年から、どうやらそれまでの9月開催[a]COVID-19 感染拡大前。例えば四年前の開催とか。から5月開催が通例になってしまった模様。近年、5月は予想外に暑い日が多いが、今回はと云うと二日間のうち初日が雨で、最終日は雨はあがるものの曇りで陽は出ないと云う予報だった。

天気予報に加えて、今回は展示機のラインアップが昨年と同様かそれ以下って感じの記事も見ていたので、最後まで行くかどうか悩んだが結局、最終日に朝一番で行って来た:D。実際、曇りであったが基地内を半日ほど歩き回ったら、あとで皮が剥けるほど日焼けしていたけど :$

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横田基地友好祭2023のポスター

昨年は開場の一時間前に行列に並ぶ感じ[b]例えば四年前の開催までは、こんなペースでも開場時刻には間に合っていた 😁️。で現地にへ向かったものの、予想以上の行列が既にできあがっていたため、行列の終端まで移動するのが大変だったので、今回は一時間ほど早めに行動を開始して八高線の東福生駅で下車し、駅から目と鼻の先にある国道R16へ出ると云うプランで現地にへ向かったところ、長蛇になる前の行列に加わることができた;)

自分が行列に加わったのはちょうど第二ゲート前あたり。これが 07:55am:

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横田基地#2ゲート前

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国道R16に出来ていた行列(07:55)

この時点で行列はほぼ停止状態。簡易椅子やレジャーシートを広げて座っている人がポツポツ[c]道路不正使用などの道路交通違反とも取れる行為だが 🤬️。あとで警視庁の警官に注意されていたっけ 🤭️。。そのあと、例年どおり(混雑を見越して)基地内への移動が30分ほど繰り上がって開始され、自分も開場時間09:00am前に第五ゲート前の交差点へ移動することができた:

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第五ゲート前の交差点を渡る(08:10)

今回は、行列の待ち時間も無駄な移動時間もなくスムースに会場入りできた。それでも行列に加わってからここまで60分以上かかったが、昨年より全然いい感じだった 8)

しかしながら、第五ゲートをくぐって基地内へ向かうまでにある Security Checks (ID確認や荷物検査)の行列を選択することになるのだが、ここで運悪く一番長い行列に並んでしまった・・・[d]一重の行列かと思って並んだら、見えない奥にもう一重の行列があった 😥️。 :(

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第五ゲート前

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ID+荷物検査までの行列(08:51)

ちなみに ID確認は米軍の Security が、荷物検査は日本の自衛隊がそれぞれ担当していて、今回はしっかりと iD 確認を強制された[e]自分は運転免許証を提示したが、マイナンバーカードでも良いらしい。米軍側は認識できるのだろうか疑問だが 😐️。

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この先が手荷物検査(09:06)

そしてSecurity Checksを終えてMcGuire通りに沿って会場へ向かった:

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会場へ続く McGuire Ave.

今回のMy GPS Activityがこちら。総移動距離は13.62kmであるが、消費カロリーは1,543C で、気温は最高20℃。帰りは牛浜駅を利用:

MyGPSActivity

My GPS Activity on Yokoto AB

昨年の行列開始点には印を付けておいた。今回とそれほど開始点は違わないように見えるが、昨年は牛浜駅がスタートだったので、開始点へ向かうまでの移動分がかなり違う :(

会場入口前の格納庫脇は日本の自衛隊ブースで、航空自衛隊のペトリオット(PAC-3) や陸上自衛隊の車両展示が恒例だが今回は無し。代わりにマスコットらが出迎えてくれた:

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「はやてくん」

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「トウチくん」と「サクラちゃん」

自分が今回初めて遭遇した「はやてくん」は、最新鋭機F-35や航空自衛隊の迷彩色を模したキャラクターで、非常に激しく吹く「疾風《ハヤテ》」が由来らしい。翼に日の丸が付いていた。

会場に入ると、まずはフード系ブースで、その真ん中には、こちらも恒例の「待ち合わせ場所」として横田基地所属C-130J 輸送機(14-5810)が展示されていた:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ

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YJ = Yokota Japan

今回もまずはブースエリアから航空機地上展示エリアへ向かい、反時計回りで展示機を見てきた。その途中、基地内のK-9部隊の隊員に遭遇。軍用犬はゴーグルを装着していた8) :

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K-9部隊の隊員と軍用犬

さらに進んだ先では米空軍のCV-22Bオスプレイ(13-0071)で既に行列ができていた:

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CV-22Bオスプレイ(13-0075)

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CV-22Bオスプレイ(13-0075)

オスプレイ近くに展示されていたATV(全地形対応車)のMRZR-4 の他、 C-130J 輸送機など、このあたりは昨年と同じ展示で、特に目新しさはなし。

そして航空自衛隊の小松基地所属のC-130H輸送機(95-0182)。ターボプロップエンジン(アリソンT56-A-15)搭載:

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航空自衛隊C-130H輸送機

航空自衛隊・千歳基地所属のF-15J(02-8917):

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航空自衛隊F-15J(02-8917)

米空軍・三沢基地所属のF-16CM(90-0817):

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在日米空軍の F-16CM(90-0817)

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F-16CM(90-0817)

そのお隣には米空軍のF-35A(19–5482)が二機展示されていた。昨年は航空自衛隊のF-35Aだったっけ:

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F-35A(19-5482)

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F-35A(19-5482)

アラスカ州イールソン基地から飛来したF-35AライトニングⅡ:

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F-35A(19-5482)

もう一機のF-35A(19-5494):

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F-35A(19-5494)

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F-35A(19-5494)

大型機の展示では’、まずはカルフォルニア州トラビス基地所属の大型空中給油機KC-10A(84-0185):

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KC-10A(84-0185)

給油オペレータ席がある機体下部:

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KC-10A(84-0185)

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給油オペレータ席

機体後部にある給油ブーム(フライングブーム式の給油ケーブル):

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フライングブーム方式の給油ケーブル

KC-10Aは給油機でありながら輸送機能も持ち、複合任務を遂行できる。こちらは側面にある貨物用カーゴハッチ:

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KC-10Aのカーゴハッチ

ちなみに同じ空中空輸機・輸送機のKC-135Rストラトタンカー(62-3559)が、こことは反対側の展示エリアにあった:

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米空軍KC-135R(62-3559)

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嘉手納基地から

そして、お隣はハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地からの大型輸送機C-17AグローブマスターIII(05-5147):

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C-17A(05-5147)

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C-17A(05-5147)

C-17A(05-5147) の機体下部。スポンソン部に計12個の車輪が収まる:

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C-17A(05-5147)

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C-17A(05-5147)

ペイロードは最大76tを誇るC-17Aの機体後部の格納部。60tクラスの自走砲を積載可能:

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C-17Aの格納部

そして友好祭でお馴染みで、展示機中最大の大きさを誇る米空軍の大型長距離輸送機C-5Mスーパーギャラクシー(87-0028)。毎回、同じアングルからの写真になっているが・・・:D

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米空軍C-5M(87-0028)

現役最大のペイロードを持ち、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能。機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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機首側

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後部側

カーゴ内部。米陸軍の主力戦車であるM1A1なら二両、M2A2歩兵戦闘車やAH-64アパッチヘリコプターは六両も、そのままの状態で搭載が可能:

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カーゴ内部

ひとまず地上展示エリア北端まで見学。ここにPJ個人装備の展示ブースがあった:

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PJ特殊部隊の装備品コーナー

今回は遠目からの見学で、実際に持って触ることはできなかった。そこで確認できたものとしてはM4、M9、M17、M870など。ブース脇にはマウンテンバイクとM1151ハンビーが展示されていた:

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個人装備品の展示

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M1151ハンビー

こちらは地上展示北限からの眺め。この先は実働部隊が待機しているエプロンで、立入禁止のため横田基地Security Forcesが常に巡回していた:

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地上展示機北限のエプロン

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地上展示機北限のエプロン

ここには今回のDemo機も駐機していたが、そんな中でパラシュート降下Demoのために離陸準備に入る横田基地所属の C-130J-30:

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CV-22B

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駐機場を離れる C-130J-30

こちらがその動画:

そしてローパスから無事に離陸。おそらく相模湾と群馬県方面を飛び回ってパラシュート降下準備を行い、横田基地へ戻ってくるのだろう:

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離陸する C-130J-30

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離陸する C-130J-30(16-5838、15-5813)

このあとは折返しで、地上展示エリアのもう片側を見学した。こちらも友好祭ではお馴染みになった無人航空機(UAV)の RQ-4B(10-2044)。ノースダコタ州グランドフォークス基地所属:

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米空軍RQ-4B(10-2044)

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米空軍RQ-4B(10-2044)

見学中にけたたましい爆音に振り返えてみると、太平洋航空団(PACAF)三沢基地所属の F-16CM二機による Demo Flight だった。あまりに突然だったので、残念ながら動画は小さめ;(

こちらが Demo を終えて着陸してきたF-16CM:

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Demo Flight から帰投したF-16CM

ちなみに地上展示エリアにあった同型機がこちら。但し、こちらは在韓米軍・オーサン基地所属のF-16CM(89-2156):

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米空軍F-16CM(89-2156)

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米空軍F-16CM(89-2156)

再び見学を再開。目についたものを紹介すると、まずは、友好祭は初お披露目となるニセコ・アビエーション XCub(JA42XX):

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ニセコ・アビエーション XCub

航空自衛隊・百里基地所属のF-2A(03-8503):

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航空自衛隊F-2A(03-8503)

そして、日本人にはブルーインパルスとして知られている航空自衛隊のT-4(265692):

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航空自衛隊T-4(265692)

国産大型輸送機のC-2(18-1213)は航空自衛隊・入間基地所属:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

今年は、令和5(2023)年4月にスーダン共和国で在留邦人らの避難・輸送で使われたものと同型機:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

実際には美保基地所属のC-2がスーダンの隣国であるジブチ共和国へ向かったらしいが、その際も45名の邦人関係者は、こんな感じで後部ハッチから搭乗したのだろうか:

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航空自衛隊C-2(18-1213)

地上展示エリアをおおおむね見終わったあと、屋外ステージの演奏を聞きながらフードブースでTake Out したステーキ・セットでエネルギーを補充。

そうしているうちに、パラシュート降下DemoのためにC-130J-30二機が戻ってきたとの会場のアナウンスがあり、地上展示エリアあたりへ向かって観覧することにした。

そして友好祭恒例のパラシュート降下Demo:

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恒例のパラシュート降下

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陸上自衛隊・第1空挺団の降下

こんな感じで陸上自衛隊・第一空挺団のパラシュータが降下してきた:

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おなじみの空中降下Demo

他にも米空軍のUH-1N救難ヘリコプターのDemo Flightも毎年恒例である:

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救難・救助Demo

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米空軍UH-1N

この日、自分が最後に観たDemo Flightが横田基地所属CV-22Bオスプレイ(14-0075)のTouch and Go のDemo:

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米空軍CV-22B(14-0075)

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CV-22B(14-0075)

こちらがその動画:

以上で地上展示エリアの紹介は終了。今年も大勢の観覧客で大賑いだった:

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友好祭の風景(拡大版)

あと、こちらはそんな中で目撃した車両:

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POLARIS バギー

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ユーティリティ・ビークル

最後は、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。フード系ブースも大賑いで、長い長い行列ができていた :O

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フード系ブース

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フード系ブース

チリソースが掛かったステーキセット(1,500円)。ステーキをチリソースで食べたのは初めてかも。ちゃんと暖かいし、味もまぁまぁ:

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ステーキセット($10.79)

今回は食べたいブースが大抵は長蛇の行列だったので、Foods 系はコレだけ。Drinks 系はYuengling Lager(800円) と Miller Lite(500円):

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Yuengling Lager($5.75)

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Miller Lite($3.59)

あと酔い覚ましに GATORRADEボトル(200円)。フルーツポンチ味:

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GATORADE THIRST QUENCHER($1)

今回は、G7広島サミット2023もあったため、Airforce One に随行したであろう貨物機なんかも横田基地に駐機していて少しは見どころはあったが、冒頭で紹介したとおり、地上展示の航空機やDemoなんかはほとんど前年と同じレベルで、特段にワクワクするようなシーンは少なかったと云うのが総括 :|。と云うことで来年は訪問するかどうかは微妙なところ :X

See Also 横田友好祭2023    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2022.  (前回のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2019.  (横田友好祭2019のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2018.  (横田友好祭2018のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (横田友好祭2017のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a COVID-19 感染拡大前。例えば四年前の開催とか。
b 例えば四年前の開催までは、こんなペースでも開場時刻には間に合っていた 😁️。
c 道路不正使用などの道路交通違反とも取れる行為だが 🤬️。あとで警視庁の警官に注意されていたっけ 🤭️。
d 一重の行列かと思って並んだら、見えない奥にもう一重の行列があった 😥️。
e 自分は運転免許証を提示したが、マイナンバーカードでも良いらしい。米軍側は認識できるのだろうか疑問だが 😐️。

Yokota Friendship Festival 2022.

先月は令和4(2022)年5月末の週末、三年ぶりに開催された友好祭に行って来た:)

COVID-19 感染拡大の影響を受けて、2019年を最後に二年連続で中止になっていたが、今年4月中旬以降は新規感染者数が鈍化傾向[a]とは云え、新規感染者数が上げ止まりになっただけで、大きく下がる傾向どころか兆候すらない状況である。となった上に、全国で外出自粛といった措置がとられなかった5月頭の連休を経て、個人レベルで感染対策[b]手洗いの励行、Social Distance確保といった感染防止策。を意識し遂行できると見込んだ上での開催であった。おそらく日本人の多くは感染拡大の不安を抱えながらの参加であったろう。あのだだっ広い滑走路にあって、季節外れの暑さの中、マスクを着用していた日本人が多かったし:|[c]それに対してマスクを着用していた米軍人は圧倒的に少なかった 😕️。。そんな状況なので自分も感染対策を意識して密になりそうな格納庫や行列には近づかないようにした :)

しかしながら今回の開催はけっこうな異例づくしだった。まず例年だと9月開催であるが、今回は5月。さらに Joe Biden 米大統領の初来日が重なっていた[d]まちがいなくAir Force One は横田基地に着陸する。。また、初日は大雨だったが、最終日の二日目は一転して晴天の上に季節外れの暑さ[e]おかげで日焼けがすごかった😂️。。さらに、例年とほぼ同じ時間帯に現地に到着した[f]ただし正確には牛浜駅でトイレ待ちの行列のため10分くらい遅いかも😁️。にも関わらず、#5ゲートから一番遠い場所で入場待ちの行列に並ぶ羽目になった :$。そのため、こちらも初めて朝9時の入場に間に合わなかった。例年よりも人が多いのは仕方がないかぁ、三年ぶりの開催なんで :|

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横田基地友好祭2022のポスター

今回も例年どおり、開場の一時間前に行列に並ぶといったスケジュールで移動したが、今回はこれまで以上に長い行列が既に出来上がっていて、行列の最後へ移動するだけでも大変だった :(

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国道R16に出来ていた行列

行列に並んでいると「これだったら東福生で下りた方がよかったねぇ」と云う愚痴をよく聞いた。来年は時間とルートを再考する必要がありそうだ :O

国道R16沿いにできた行列にならんでいると、けたたましい音声とともに現れた右翼車とそれを監視する警視庁のパトカーを目撃した。ウクライナとロシアの戦争を止めろとか日本語で訴えていたが米軍に届いただろうか?:X

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前方を監視していた覆面パトカー

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日本語で訴えていたが届いただろうか?

だんだんと日差しが強くなる中、行列にならんで50分くらいかけてやっと「#5ゲート前」の交差点へ。これが09:25am。前回より1時間くらい遅い:(

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第五ゲート前の交差点を渡る

横田ABのゲートをくぐると3本くらいの列ができていたので、適当に少なそうな列の後ろについてID(普通免許証)を提示し、奥にある荷物検査へ向かう:

Mikeforce:;Today

ID提示して手荷物検査場へ

やっと基地の中に入ることができた。この時点で09:30am。既に展示エリアがオープンしている時刻なので、そのまま滑走路へ直行する。ちなみに、今回は新兵器[g]手荷物検査場で Security から “Good Cammera!!” とお褒めの言葉を頂いた😉️。を投入しての参加:

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既に開場から30分以上経過している

今回のMy GPS Activity がこちら。JR牛浜駅から移動して、行列に並んで横田AB内へ移動し基地内を七時間近く歩き回りったり休んだりし、帰りは入場待ちの行列を横目にJR拝島駅へ。総移動距離は10.84km、消費カロリーは1,622C。この日は晴天で日差しも強く、気温は最高23℃であったが、日陰のない滑走路に居たので照り返しを含め体感はもっと高かったはず:

MyGPSActivity

My GPS Activity on Yokoto AB

前回の2019年に並んだ行列開始点に印を付けておいた。今回の行列がいかに強烈だったかよくわかる :D

まず、格納庫15の南側では Security Force が自慢の車両や装備品を展示していた他、航空自衛隊・入間基地のペトリオット(PAC-3)はもはや恒例の展示であるが、それに混ざって陸上自衛隊・練馬駐屯地から偵察用オートバイ82式指揮通信車が展示されていた:

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ペイトリオット PAC-3

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偵察用オートバイと82式指揮通信車

地上展示は、例年と同様に滑走路の1/4ほどのエリアで、そこに米空軍・米海軍・米陸軍・航空自衛隊・陸上自衛隊の航空機や車両が展示されていた他に、たくさんのブース(フード系の他にアパレル系)が出店していたし、音楽ステージなどが格納庫内外に設けられていたのも例年どおり。

そして展示エリアに入ると、一番目の着く場所であり待ち合わせ場所としても利用されていた米空軍C-130J-30ハーキュリーズがお出迎え。前回と同じ機(14-5807)だった:

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ

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YJ = Yokota Japan

(くどいが)三年ぶりの開催に加えて、晴天と云うこともあって09:55am現在、既にフード系ブースの前にはひとだかりが。特にビール売り場とステーキ売り場には行列ができていた:

Mikeforce::Today

滑走路上にブースが並ぶ光景も三年ぶり(拡大版)

アパレル系ブースを横目に屋外ステージを越えたところから航空機地上展示エリアは始める。今回も最初は反時計回りに、西側の地上展示から北端、そして東側の地上展示を巡り、ステーキを堪能したあとは時計回りに巡って、お気に入りの展示を二度見したり米兵らとコミュニケーションを楽しんできた ;)

米空軍CV-22Bオスプレイ(13-0071)。こちらも畿内見学できると云うことで毎度行列である:

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米空軍CV-22Bオスプレイ

機首側面から:

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米空軍CV-22Bオスプレイ

オスプレイのカーゴに搭載可能なATV(全地形対応車)のMRZR-4。米空軍特殊作戦支援隊が使用するもので、ここ最近の友好祭ではよく見かけるもうおなじみの車両の一つ:

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第21特殊作戦支援中隊のMRZR-4

こちらは米空軍・嘉手納基地所属の特殊戦機MC-130J コマンドーII(08-6202)。AE2100-D3エンジンと六翅プロペラを採用した最新型:

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特殊戦機MC-130J コマンドーII

ここから先はしばらく航空自衛隊機の展示がつづく。

まずは、赤いストライプが特徴的な入間基地・飛行点検隊所属のU-680A サイテーション・ラティチュード(02-3032)。機体はセスナ社が開発したビジネスジェットをベースにしている:

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航空自衛隊U-680A

救難捜索機である航空自衛隊Raytheon U-125A(72-3006)。先行して遭難者を捜索し、発見したら救難ヘリコプターで救助を行う:

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航空自衛隊Raytheon U-125A

航空自衛隊の百里基地所属のF-2A(43-8524):

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航空自衛隊F-2A

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コクピット周辺

航空自衛隊の千歳基地所属のF-15Jイーグル(32-8820):

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航空自衛隊F-15Jイーグル

左手は航空自衛隊の百里基地・第7航空団第3飛行隊の練習機T-4ブルーインパルス(16-5663)、右手は入間基地から練習機T4(06-5642)の同型機。純国産の中等練習機である:

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航空自衛隊T-4ブルーインパルス

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航空自衛隊T-4中等練習機

そして友好祭は初登場となった航空自衛隊・三沢基地所属の第3航空団第302飛行隊所属のF35AライトニングⅡ(29-8729/29-8730):

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

単座単発の全天候型ステルス多機能戦闘機:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

制空任務と攻撃任務の両方をこなし、電子戦や情報・監視・偵察の能力を備える高価な機体:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

従来の戦闘機と比較しても格段に進化したシステムにより戦闘が大きく様変わりするであろう。ちはみに単価で云うと$78.000,000[h]執筆時現在のレートに換算すると104億円以上😐️。

Mikeforce::Today

航空自衛隊F35AライトニングⅡ(拡大版)

日の丸を含めステルス塗装になっているのが特徴的だった:

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航空自衛隊F35AライトニングⅡ

F35Aの背後には真っ赤な消防車両が走っていた:

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横田基地所属の消防車両

米海軍の対潜哨戒機P-8Aポセイドン(169336):

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米海軍P-8Aポセイドン

潜水艦を捜索するためのソノブイ投下孔が機体後方下部に装備されている:

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米海軍所属の対潜哨戒機

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ソノブイ投下孔

ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地所属の米空軍C-17AグローブマスターⅢ(HH 05-0533):

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米空軍C-17AグローブマスターⅢ

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ハワイ州パールハーバー・ヒッカム基地所属

米空軍の大型空中給油・輸送機のKC-10Aエクステンダー(AMC 83-0075)。側面には貨物用のカーゴハッチがある:

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米空軍KC-10A

そして機体後部にはフライングブーム方式の給油装置がある:

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機体後部にある給油装置

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フライングブーム方式の給油装置

米空軍カルフォルニア州トラビス基地所属のC-5Mスーパーギャラクシー(AMC 87-0032):

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米空軍C-5Mスーパーギャラクシー

ペイロードは米軍最大で、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能で、機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:

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機首の搭載口

地上展示の最北端には陸上自衛隊の車両が展示されていた。

こちらは宇都宮駐屯地から中央特殊武器防護隊の輸送防護車MRAPブッシュマスター:

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陸上自衛隊輸送防護車MRAP

陸上自衛隊のNBC偵察車。化学防護車と生物偵察車の後継にあたる:

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NBC偵察車

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マンダロリアン風のヘルメット

さらにNBC防護服を着用した中央特殊武器防護隊の隊員。この日は暑かったので大変そうだった:$ :

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NBC防護服の着用デモ

他にも練馬駐屯地の第一偵察戦闘大隊から16式機動戦闘車MCV:

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陸上自衛隊16式機動戦闘車

そして宇都宮駐屯地の中央即応連隊からは軽装甲機動車:

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陸上自衛隊軽装甲機動車

ここから折り返して、次は東側の地上展示へ。

米海軍の厚木基地・第51ヘリコプター海洋打撃飛行隊所属の輸送・救難・特殊戦用のMH-60Rシーホーク(TA00)。機体横に掲げられていた死神のロゴが印象的だった:

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米海軍MH-60Rシーホーク

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死神のロゴ

米空軍の無人航空機(UAV)であるRQ-4グローバルホーク:

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米空軍RQ-4グローバルホーク

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無人偵察機

航空自衛隊の入間基地からC-1輸送機(98ー1029):

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航空自衛隊C-1輸送機

ちなみに前回は、C-1の4倍程の航続距離と3倍のペイロードを持つ最新のC-2大型輸送機が展示されいたが、今回はなかった。

さらに航空自衛隊の小松基地所属のC-130H輸送機(95-0183):

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航空自衛隊C-130H輸送機

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航空自衛隊C-130H輸送機

こちらは反対側の地上展示をながめてみたところ。もう結構な人だかりであるが、まだまだ午前中の風景。午後はもっとすごい:

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F35Aの周辺のギャラリー

この時の時刻は10:30am過ぎ。そろろそ地上展示東側の滑走路あたりでデモフライトが披露されそうな雰囲気だったので、しばらく座って一休み。

まずは在韓米陸軍のCH-47Fのデモフライト:

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米陸軍のCH-47

動画はこちら:

続いて、陸上自衛隊第1空挺団のパラシューターを載せた米空軍C-130J-30が離陸した:

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米空軍C-130J-30

動画はこちら:

このあと、しばらく高高度を飛行しているのを下から見かけたが、そうこうすると第1空挺団のパラシュータが降下してきた:

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降下開始

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第1空挺団のパラシューター

降下デモを終えて帰投してきた米空軍・横田基地所属のC-130J-30;

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米空軍C-130J-30

そのあとは再び地上展示の見学を再開。

こちらは在韓米陸軍のC-12J軽輸送機(84-01252):

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米陸軍C-12J軽輸送機

米海軍のUH-1Nヘリコプター。友好祭の開場を上空で監視していた他、あとでレスキューのデモ飛行があった:

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米海軍UH-1Nヘリコプター

陸上自衛隊・北宇都宮駐屯地所属の小型観測ヘリコプターOH-1(32608):

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陸上自衛隊OH-1観測ヘリコプター

航空自衛隊機の救難ヘリコプターUH-60J(08-4590):

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航空自衛隊UH-60J救難ヘリコプター

航空自衛隊・入間基地所属の大型ヘリコプターCH-47J(97-4498):

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航空自衛隊CH-47J

米空軍・沖縄嘉手納基地(第18航空団)所属のF-15C(85-0114)。イラク戦争に派遣された機体で、イラク空軍のMiG-23を二機撃墜している:

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米空軍F-15Cイーグル

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イラク戦争のMIG-23撃墜マーク

同じく、米空軍・沖縄嘉手納基地所属のF-15C(83-0034) :

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米空軍F-15Cイーグル

米空軍の三沢基地からF-16DM(91-0477)。インテイク脇にスナイパーXRポッド(AN/AAQ-33)を装備していた:

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米空軍F-16DM

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米空軍F-16DM

軍用機ではない民間航空機も展示されていた。こちらはホンダジェット(JA123P):

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ホンダジェット

こちらは茨城からこの友好祭のために飛行してきたセスナ172H-RAM型(JA3353):

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セスナ172H-RAM型

エンジンはLycoming O320-D2J、最大出力は160馬力、最大巡航速度は220km/h、通常巡航速度は185km/h、離陸距離270m / 着陸距離165m。乗員乗客は1+3名。

飛来した時は天気が悪く目視はまったく見えなかったそうで、セスナの計器(LCDディスプレイ)の他に全く同じフライト・ナビゲータをインストールしたスマフォの両方を観ながら自機の位置を確認しながら飛行してきたらしい:

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操縦席の計器類

こちらも民間のセスナ(N22905):

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民間機のセスナ

このままフード系のブースへ向かい、お昼を摂りながら米海軍のUH-1N救難ヘリコプターのデモフライトを見物:

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米海軍UH-1N

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救難・救助のデモを終えたあと

さらに、この日は米大統領の来日の噂が出ていて、それこそ何時Air Force Oneが横田基地に着陸するのかと多くの人達が滑走路脇に居座っていたが、自分は Securty 的に考えても友好祭が終わった後だろうと思っていた [i]仮にそうであったとしても遅い時間まで残るつもりはなかった。最寄り駅が大混雑になるのは目に見えていたので😑️。 :|

そんな時に近くにいた連中が上空を指さしたので目を向けると一機の旅客機が着陸態勢になっているのが見えた。あとで聞いてみると大統領来日に伴いメディア関係者らが搭乗した B787-8 Comlux Aruba(P4-787)とのこと:

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B787-8 Comlux Aruba

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Air Force One !?

この時点で 2:00pm 近くになったので、混雑して渋滞行列につかまらないうちに帰宅することにした。

で、最後に観たのがCV-22Bオスプレイ(13-0071)によるデモフライト:

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米空軍CV-22Bオスプレイのデモ

(小さいが)動画はこちら:


ここからは、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。

開場して地上展示物を見ている途中、他のブースより安いステーキがあったので、10:00am前だけどエネルギーを補充した。当時のレートだと1,300円:

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Stake Set($10)

ステーキの他に350mlのジュースとチップスを choice できた。残念だったのがソースをかけるを忘れてしまったこと ;(。見た感じ硬そうに見えるが、ホント柔らかい肉だった。

汗が出るほど照り返しが強い滑走路を歩いていると冷たいビールが飲みたくなる。ホント冷たくて美味しかった 8)

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Miller Beer($3)

午前中にステーキを食べたが、流石に歩き回っているとお昼すぎにはエネルギーが低下してきたので、屋外ステージで Japanese Music を聞きながら食べたのがステーキ&ジャンバラヤセット:

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Stake & Jambalaya Set($10)

肉もジャンバラヤも旨かったが、意外と良かったのがコーン。日本の冷凍コーンとは桁違いに美味いし粒が大きい :D

See Also 横田友好祭2022    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2019.  (前回のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2018.  (横田友好祭2018のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (横田友好祭2017のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a とは云え、新規感染者数が上げ止まりになっただけで、大きく下がる傾向どころか兆候すらない状況である。
b 手洗いの励行、Social Distance確保といった感染防止策。
c それに対してマスクを着用していた米軍人は圧倒的に少なかった 😕️。
d まちがいなくAir Force One は横田基地に着陸する。
e おかげで日焼けがすごかった😂️。
f ただし正確には牛浜駅でトイレ待ちの行列のため10分くらい遅いかも😁️。
g 手荷物検査場で Security から “Good Cammera!!” とお褒めの言葉を頂いた😉️。
h 執筆時現在のレートに換算すると104億円以上😐️。
i 仮にそうであったとしても遅い時間まで残るつもりはなかった。最寄り駅が大混雑になるのは目に見えていたので😑️。

海上保安資料館横浜館 − Exhibited of North Korea Spy Ships.

先月末は令和3(2021)年立冬前の週末、重い雲で覆われて今一つはっきりない天気の中を、神奈川県立歴史博物館特別展を鑑賞してきたが、まだ雨が降り出していなかったその帰り道に、少し寄り道して横浜レンガ倉庫街へ行ってみた[a]その昔、横浜ワールドポーターズ周辺は何度か行ったけどレンガ倉庫は初めて。

COVID-19 による緊急事態宣言が開けたこともあり、なかなかの人混みだったので、あまり立ち止まらずに軽く見て回るだけのつもりだったのだけど、その先に停泊中の海上保安庁の巡視船が目に入ったので、もう少し近くまで行って眺めてみることにした。

こちらは新港ふ頭に係留中の海上保安庁・第三管区海上保安部所属の巡視船あきつしま(約6,500トン)。世界最大級の巡視船らしい:

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巡視船あきつしま PLH32

巡視船が係留されている埠頭までさらに近づいてみると、その横に海上保安資料館横浜館なる建物があった。そして「北朝鮮工作船」の文字が。:

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この資料館は、日本国周辺海域の現状と海上警備の重要性を国民に広く知ってもらうためにいろいろな資料を展示している[b]といっても、ほぼ全てが北朝鮮工作船のものだけど  😛 とのこと。興味深そうなテーマだし入場料は無料とのことで、検温と手の消毒を行って鑑賞することにした。

こちらが北朝鮮工作船の要目を説明するためのジオラマ。これは、今から20年前の平成13(2001)年に九州の南西海域で発生した北朝鮮の不審船追跡事件に関するもの:

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「工作船の要目」

日本の漁船に偽装した母船(工作船)はブリッジ後方に14.5ミリ二連装対空機銃が格納され、後部ハッチには小型舟艇が収納されている。またいざとなったら高速で離脱するために推進機が4基搭載されている。

実際の不審船は海上保安庁の追跡中に巡視船と死闘を繰り広げ、最後は自爆・沈没しており、あとで引き上げたため、こんなに綺麗ではなかったけど :|

眼の前に置かれているのが工作船の母船「長漁3705」:

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右舷船首部

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工作船の母船「長漁3705」

巡視船からの警告射撃(20ミリ機関砲)を受けながら逃亡の末に、最後は自爆して沈没しているので外も中もボロボロ。

外装からは普通の漁船であるが、主機が4基搭載していることを気付かれないようにするため余分な排気口はカムフラージュされていた。

船舶を証明するブリッジ側板や船尾の鉄枠には「MZ2-23・・・」と印字されている。これは宮崎県で登録された船であることを偽装するためのもの:

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ブリッジ側板

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船尾

そして母船の背後へまわると:

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船尾(パノラマ)

船尾外板は観音開きできるようになっており、その中は小型舟艇の格納区画だった。

そして母船は上からも眺めることができるようにデッキが用意されていた:

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後部船上

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前部船上

自爆しているため船上のデッキやブリッジは、ほとんど残っていなかったが、後部には14.5ミリ対空機関銃の格納区画で銃座を移動させるレールが残っていた。また前部はブリッジと居住区があったらしい。

これが14.5ミリ二連装の対空機関銃ZPU-2:

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二連装機銃ZPU-2

こちらが小型舟艇。船外機はVOLVO製:

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小型舟艇

乗組員が保持していた小火器類も引き上げられた。こちらは携行型地対空ミサイル発射機や82ミリ無反動砲:

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地対空ミサイルの発射機など

5.45ミリ自動小銃 AKS-74など当時では最新鋭の装備だった:

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北朝鮮製のAKS-74自動小銃

RPG-7や7.62ミリPK系軽機関銃:

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RPG-7など

小火器以外の遺留品の中には日本製のプリペイド式携帯電話、GPSプロッタ、カシオ製ポケコン、さらには英語とハングル語の辞書などがあった:

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遺留品の一部

こちらが自爆用スイッチの類:

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自爆用スイッチなど

水中スクーター:

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三枚翼の水中スクーター

展示品の他には、この事件の詳細な説明板があり、また実際に海上保安官や自衛隊が撮影した生々しい映像がリアルな音声とともに流れていたのはすごかった :O。ホント戦場だったのがよく分かる[c]のちに海上保安官らの行動について批判していた平和主義者が居たようだが、海保の人達の命がけの行動があって現在の状況が維持されているのに、その上でのうのうと理想論だけで批判していた奴輩こそ批判されるべきと思ったよ  😈 。

予想外にいろいろ知ることができたので、帰りがけに寄付として JAPAN COAST GUARD のロゴ付きマグカップを購入してきた :)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also海上保安資料館横浜館 (フォト集)

海上保安資料館横浜館
神奈川県横浜市中区新港1-2-1(赤レンガパーク隣)


ここからはオマケ。

平成14(2002)年に出来た横浜赤レンガ倉庫

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明治末期から大正初期に建設された倉庫

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当時の面影を残している

横浜駅東口とみなとみらい、赤レンガ倉庫、そして山下公園を結ぶ横浜クルージングのシーバス:

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シーバス

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カフェ・クルーズ

参照

参照
a その昔、横浜ワールドポーターズ周辺は何度か行ったけどレンガ倉庫は初めて。
b といっても、ほぼ全てが北朝鮮工作船のものだけど  😛
c のちに海上保安官らの行動について批判していた平和主義者が居たようだが、海保の人達の命がけの行動があって現在の状況が維持されているのに、その上でのうのうと理想論だけで批判していた奴輩こそ批判されるべきと思ったよ  😈 。

Yokota Friendship Festival 2019.

先週は、令和元(2019)年9月最初の三連休は恒例の友好祭。但し、今回は台風15号来襲と同じ時に風邪をひいてしまい[a]自身としては二年ぶりの風邪。喉の痛みが激しく、初めは筋肉痛と高熱に悩まされ病院薬でもなかなか治癒しなかった。というか本稿を書いている今も未だ完治していない 😥 。、当時の体調は小康状態であったけど悪化するのが気になって前日までは行かないつもりであった。それが、当日は咳に悩まされることなく清々しく起床できた上に、この三連休は中日だけ天候が恵まれるとの予報もあって急遽、昨年と同様に最終日に行くことにしたという次第 ;)

横田基地友好祭2019のポスター

行きは例年どおりに開場の一時間前に到着するといったスケジュールで移動した。ここで毎年の難関が横田基地第五ゲート前にできている行列の向きである。昨年は県道R7(五日市街道)沿いだったので、行列は長くなく体力を温存できたのだが、今年は残念ながら国道R16(東京環状通)沿いに長蛇の列ができていた。風邪気味の体をおしてきた自分には遠回りする分だけキツイ :$

国道R16に出来ていた行列

この時はJR青梅線・牛浜駅の東口から五日市街道へ向かい、八高線の踏切を越えて国道R16の「第五ゲート前」交差点へ向かったけど、行列が国道沿いに続いているのを見てがっかりし、急いで行列の終端へ移動した。これが08:06am。

それから約30分かけてゆっくりと「第五ゲート前」の交差点へ。これが08:31am:

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第五ゲート前の交差点を渡る

こちらはゲートに入ってすぐのところで見かけた車両の逆走防止装置。中から「ジャキーン」と爪がでてくる仕掛けだ:

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車両逆走防止装置

そして横田ABのゲートをくぐって手荷物検査場へ向かったのだけれど、今年はその前に何人かMPが並んでいてID提示を要求された。自分はこれが初めて:

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手荷物検査場へ

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この先が手荷物検査場

ちなみに今回のMy GPS Activity がこちら。JR牛浜駅から横田ABへ移動し、基地内を3時間近く歩き回り、最後は牛浜駅へ戻って終了。総移動距離は9.26km、カロリーは912C。お昼には陽も照って気温は最高27℃。真ん中下あたりのR16沿いに南北に引かれた軌跡[b]これがホント余計。が開場前の行列である:

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My GPS Activity on Yokoto AB

荷物検査場を通過して滑走路前あたりで開場時刻の09:00amまで待機させれたのは昨年と同じ:

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開場まで再び待機する

そして09:00amを過ぎて行列が動き出すのだけど、今年は嫌にゆっくりしている。滑走路に入る前で人だかりが出来ていたので迂回してみると横田AB所属のSecurity Forces(SF)が装備品を展示していた:

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こんなところで足止め

でも立ち止まりたい気持ちも分かる;

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基地内のパトカーは TOYOTA ALLION

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基地内のパトカーは TOYOTA ALLION

SFが装備する小銃や機関銃も展示されていて、こちらはかなりの日本人が食いつくように観ていた:

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Do Not Touch Weapons(拡大版)

ということで少し足止めを喰らったが、なんとか会場へ到着。昨年と同様に、米空軍C-130J-30ハーキュリーズがお出迎えしてくれた:

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今回もC-130Jがお出迎え

目立つ目印として「待ち合わせ場所」も兼ねていたのも昨年と同じ。横田基地所属のC-130J-30輸送機(14-5807):

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米空軍C-130J-30ハーキュリーズ(拡大版)

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YJ = Yokota Japan

今年は、この脇で第374空輸航空団のパイロットが装備品を展示していた。その際に使用していたのがポラリス製RANGER XP オフロードバギー車:

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第374空輸航空団のパイロットによる展示

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第374空輸航空団のオフロードバギー車

こちらは毎度おなじみの格納庫15(Hangar #15)。朝いち(09:00am頃)と昼いち(12:30pm頃)とでは混雑具合が全く違う。この日は昼に近づくにつれ強い陽がさす晴天になったことも影響しているかも:

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朝いちの Hangar #15

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昼いちの Hangar #15

こちらが会場の風景。朝いちともあって人は疎らだけど、人気のあるCV-22オスプレイには既に長蛇の行列ができていた(写真の左手ずっと奥) :O

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朝いちの会場の風景(拡大版)

友好祭名物であるフード系ブースのレイアウトも昨年と同じ。こちらも二時間後には長蛇の列が何本もできていた:

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フードブース

フードブースを横目に屋外ステージを越えたところから航空機地上展示エリアとなる。

まずは展示機として「常連」であり、先程も出迎えてくれた米空軍横田基地所属のC-130J-30輸送機(15-5817):

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米空軍C-130J-30(拡大版)

次は米空軍CV-22B(13-0071)オスプレイ。背面カーゴの中を見学できるということで開場から15分もたっていないのに既に行列ができていた:

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米空軍CV-22B(拡大版)

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横田AB所属

カーゴ前では、後部ランプの銃架に取り付けら得れたM240機関銃と共に、横田基地所属の第21特殊作戦支援中隊の隊員がマルチカム迷彩を着てフル装備で記念撮影に強力してくれた:

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CV-22B

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第21特殊作戦支援中隊隊員

こちらは同じく空軍特殊作戦支援隊が使用するATV(全地形対応車)のMRZR-4。ここ最近の友好祭ではよく見かけるもうおなじみの車両の一つ:

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第21特殊作戦支援中隊のMRZR-4

この先はヘリコプター系の展示が続く。
まずは航空自衛隊のUH-60J救難ヘリ(58-4594)。静岡県浜松基地から:

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UH-60J

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UH-60J

そして陸上自衛隊UH-60JA輸送ヘリ(41117)。栃木県北宇都宮駐屯地から。奥に見えるのはCH-47Jチヌーク大型輸送ヘリ(52930)で群馬県相馬原駐屯地から:

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UH-60JA(拡大版)

こちらは初披露の米海兵隊のAH-1Zヴァイパー強襲用攻撃ヘリ(168400)。沖縄県普天間基地から:

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米海兵隊AH-1Z(拡大版)

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米海兵隊AH-1Z

海兵隊御用達であるAH-1Wスーパーコブラの発展型で、後継機開発と平行して従来機の性能向上改修が行われた結果、コストダウンも図られているとのこと:

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米海兵隊AH-1Z

大型化されたスタブウィングには対地ロケット弾と空対空ミサイルのポッドが、そして機首には可変モードの機首ターレットにM197 20mm機関砲がそれぞれ装備されていた:

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各種ミサイルのポッド

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M197 20mm機関砲

次も初のお披露目で、米海兵隊のUH-1Yヴェノム強襲用汎用ヘリ(168407)。こちらも改修版でUH-1Nツインヒューイの発展型。沖縄県普天間基地から:

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米海兵隊UH-1Yヴェノム(拡大版)

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米海兵隊UH-1Yヴェノム

こちらは昨年も展示されていた米海軍MH-60R輸送・救難・特殊作戦用ヘリ(TA04)。神奈川県厚木基地から:

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米海軍MH-60R

こちらは米海兵隊のCH-53Eスーパースタリオン強襲用大型輸送ヘリ(YF03/YF16)。一昨年の友好祭で初めて見た。沖縄県普天間基地から:

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米海兵隊のCH-53E

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米海兵隊のCH-53E(拡大版)

二年前には窓が外れて普天間小学校の校庭に落下するなど、沖縄ではいろいろ事故を起こしており、日本人としては問題機のイメージが強い :$。現在のところ米国と日本しか採用していない希少な機種:

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米海兵隊のCH-53E

個人的に機体としてはカッコいい方だと思うけど :P :

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吊り下げ用のケーブル巻上機

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燃料タンク

ここからは大型機が展示されていた。
まずは航空自衛隊のC-1輸送機(78-1026)。埼玉県入間基地から:

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航空自衛隊C-1(拡大版)

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航空自衛隊C-1

航続距離は2.6t積載で約1.700km。国産開発機ということもあり、エンジンの吸気口には『KABUKI PAINT』が施されていた。 So Cool 8)

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航空自衛隊C-1のエンジン部

そしてC-1の後継機であるC-2大型輸送機(88-1207)。C-1と比較して約4倍の航続距離で約3倍の積載量を誇る。鳥取県美保基地から:

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航空自衛隊C-2(拡大版)

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航空自衛隊C-2

個人的に国産機で一番好きな機体である;)。スカイブルー地に日の丸ってとっても似合うと思う:

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C-2と日の丸

カーゴ内も観覧してきた。こうしてみると米軍のデカさには敵わないが。最大積載量は35.970kg、最大人員数は110名で、なかなかのものである:

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後部ハッチ

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カーゴ内部

こちらは米空軍のKC-10Aエクステンダー大型空中給油機(79-1946)。カルフォルニア州トラビス基地から:

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米空軍KC-10A(拡大版)

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米空軍KC-10A

そうこうする間に、この辺りが地上展示の北限。この先は実働部隊が待機しているエプロンであり、デモ機が飛行前に停止しているエリア。立入禁止のため横田基地Security Forcesが常に巡回していた。

ということでズームで眺めてみた。
まずはCV-22Bオスプレイ。昨年同様に夕方近くにデモフライトしてくれたようだ[c]昨年見た自分は、今回は15:00過ぎ横田基地を撤退しているので、今回は見なかった。

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デモ機のCV-22Bオスプレイ

こちらは陸上自衛隊の第1空挺団の空挺降下のデモで使われるC-130J。ちょうど空挺隊員が乗り込んでいた:

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C-130Jと第1空挺団隊員(拡大版)

そして、今回のサプライズが(初日と同様に)A-10CとF-16CMのデモフライト:

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A-10CとF-16CM

そして格納庫やフードブースがある方向へ折り返しながら、今までと反対側の展示機を観てきた。
まずは米海軍のP-8A対潜哨戒機(168439)。フロリダ州ジャクソンビル基地から:

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米海軍P-8A(拡大版)

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米海軍P-8Aのアンテナ

その時、米空軍C-130J二機が離陸するので東側滑走路を注目しろ!とのアナウンスが流れた:

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離陸ポイントへ向かう二機の米空軍C-130J-30(拡大版)

こちらはエプロンを移動するC-130Jの動画(00:40秒):

そして滑走路から離陸するC-130Jの動画(00:52秒):

それから20分くらい経ったところで再びアナウンスが入った。上空を見上げると先ほど離陸した二機のC-130Jがk友好祭会場へ戻ってきた:

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このあとに陸自空挺降下デモが始まる

そして滑走路の上空あたりで順番に陸自第1空挺団32名(二機で延べ64名)による空挺降下のデモが始まった(00:54秒):

降下中の様子がこちら:

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陸自第1空挺団による空挺降下(拡大版)

無事に着地した第1空挺団の隊員:

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陸自の第1空挺団隊員による空中降下デモ(拡大版)

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無事着地した隊員

その一方で、無事に降下を終えて帰投する米空軍のC-130J。旋回するときのスタイルがかっこいい:

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米空軍C-130J-30

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米空軍C-130J-30

このあとは昼の時間には少し早いが、このままフードブースへ直行してBeer&軽食し、屋外ステージでカントリーを聞いてから再び展示エリアへ戻った。

まずは友好祭三年連続で展示されていた米空軍の無人航空機(UAV)であるRQ-4Bグローバルホーク無人偵察機(09-2038)。カルフォルニア州ビール基地から:

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米空軍RQ-4B(拡大版)

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米空軍RQ-4B

それから、これも友好祭展示機の常連であり、沖縄県嘉手納基地から飛来した米空軍KC-135R大型空中給油機(59-1459)を見て、そして隣に駐機していた米空軍のMC-130JコマンドーII特殊作戦機(12-5763)へ。こちらも沖縄県嘉手納基地から:

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米空軍MC-130J(拡大版)

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米空軍MC-130J

ここで空軍PJのきさくな隊員がガイドしてくれた。隊員の一人が自分と同じSALOMON サロモン Forces XA Proを履いていたっけ :D

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第21特殊作戦支援中隊の隊員

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俺と同じブーツを履いていた隊員

これも初のお披露目。航空自衛隊のYS-11FC飛行点検機(12-1160)。埼玉県入間基地から。そもそも飛行点検する機体があったとは露知らず。しかしながら現役のYS-11なんてすごい 8)

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航空自衛隊YS-11FC(拡大版)

そして、こちらは航空自衛隊のRF-4E偵察機(57-6906)。茨城県百里基地から:

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航空自衛隊RF-4E(拡大版)

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航空自衛隊RF-4E

米空軍のF-16CM戦闘機(89-2055/92-3887)。韓国クンサン基地と青森県三沢基地から:

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米空軍F-16CM(拡大版)

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米空軍F-16CM

さらに米空軍のF-15C戦闘機(84-0025)。イラク戦争に派遣された機体だそうで、イラク空軍のMiG-23を二機撃墜している機体。沖縄県嘉手納基地から:

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米空軍のF-15C(拡大版)

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イラク戦争の時の撃墜マーク

こちらは最も人気のあった機体である米空軍のA-10C地上攻撃機(81-0967)。機体全体の写真が撮れないくらい人だかりになっていた。韓国のオーサン基地から:

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米空軍A-10C

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米空軍A-10C

こちらも今回が初お披露目の米海軍のEA-18Gグラウラー電子戦戦闘攻撃機(NL540)。F/A-18スーパーホーネットとベースに開発された戦闘機兼電子戦機。ワシントン州ウィトビーアイランド基地から:

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米海軍EA-18G(拡大版)

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米海軍EA-18G

こちらは航空自衛隊第8航空団・第6戦術戦闘飛行隊所属のF-2A戦闘機(33-8523)。福岡県築城基地から:

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航空自衛隊F-2A(拡大版)

この時、またまたアナウンスがあり、今度はA-10Cのデモ飛行とのこと。会場東のエプロンを眺めるとA-10Cが滑走路へ向かっていた:

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米空軍A-10C

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滑走路へ向かう米空軍A-10C

こちらがその動画(00:31秒):


ここからは、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。

昼近くなると陽がさして汗ばんできたので、飲み物は勿論ビール。12オンスのオランダビール($7.5):

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オランダ黒ビール($7.5)

そして友好祭では定番のホットチリドッグ($5)。サワーチーズがポイント。全く野菜っけが無いし、パンズがぼそぼそだったがアメリカン的に旨かった:

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ホットチリドッグ($5)

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ホットチリドッグ($5)

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ホットチリドッグ($5)

もう一つはハンバーガー($5)。こちらは肉がアメリカンで美味しかった:

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ビーフバーガー($5)

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ビーフバーガー($5)

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ビーフバーガー($5)

上のバーガー系を2つ買ったらオマケにチップスを二袋貰った :D。そしてアメリカンなナプキン(Free):

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ナプキン(Free)

他にはDietコークとミネラルウォーターも購入(各$1):

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Diet Coke($1)

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ミネラルウォーター($1)

もぐもぐとアメリカンテイストを味わいながら、横田基地にある鳥居や日本庭園を眺めたり、屋外ステージで熱唱していたカントリーはなかなか良かった:

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2019 Yokota AB イルミ

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なかなか聴き応えのあった本場カントリー

最後は陸上自衛隊・東京地方隊のマスコットである「トウチ君」:

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トウチ君

See Also 横田友好祭2019    (フォト集)
See Also Yokota Friendship Festival 2018.  (昨年のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2017.  (横田友好祭2017のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2015.  (横田友好祭2015のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2014.  (横田友好祭2014のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2009.  (横田友好祭2009のブログ)
See Also Yokota Friendship Festival 2007.  (横田友好祭2007のブログ)

参照

参照
a 自身としては二年ぶりの風邪。喉の痛みが激しく、初めは筋肉痛と高熱に悩まされ病院薬でもなかなか治癒しなかった。というか本稿を書いている今も未だ完治していない 😥 。
b これがホント余計。
c 昨年見た自分は、今回は15:00過ぎ横田基地を撤退しているので、今回は見なかった。

Sicario2 − Day of the Soldado.

今年は平成30(2018)年、最後の映画の日に観に行って来た:

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邦題「ボーダーライン・ソルジャーズデイ」

3年前にアカデミー賞3部門にノミネートされた前作「SICARIO(ボーダライン)」の続編ながら、ストーリーは新たに起こされたもの。舞台は同じく、最近最も「きな臭い」アメリカとメキシコの国境。ちなみにタイトルのスペイン語「Scicario」は日本語で「殺し屋」と云う意味。

まず公開して一ヶ月も経っていなのに上映している劇場が少ない。おかげで最寄りの映画館ではなく遠出する羽目に。映画の日が混むのは仕方がないとしてポイントがつかない観賞は避けたかったが、今回選択した[a]選択せざるを得なかった、が正しい。劇場は人生で3度目の新宿ピカデリー。最後に行ったのは十年以上前だけど、いやぁー、ずいぶんと綺麗な映画館になっていた :)

で作品の方はと云うと、前作よりはメキシコ風グロさは抑えられ、今風(イスラム風)の味付けがされていたけどストーリーは正直なところ在り来り。二つのストーリーが後半で交差し、オマケにちょっと意味不明な終り方。なんと云っても、Del Toro があんな風になってよく生きていたなぁと驚いた。ちょっと強引すぎた感じは否めない :/

しかし Del Toro はいい演技していた。ホントかっこいい:

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殺し屋・アレハンドロが持つのはUMP.45

もちろん前作同様に濁声の英語が耳に心地よいBlolinも良かった:

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CIAエージェントのマットが持つのはM4

続編ともあって兵器はグレードアップしていたし、ヒロインのIzabera Monerや脇役のメキシコ人俳優らが良い味だしていたのが後押しとなって、マンネリなストーリ抜きで面白い仕上がり。ということで、限りなく★4つに近い評価。個人的には前作の方が好きだけど。

これが今年最後の映画かも :D

My Rating: ★★★☆☆ (3.99)

参照

参照
a 選択せざるを得なかった、が正しい。