Castles in Japan」カテゴリーアーカイブ

手打ちそば処 田毎 – Handmade SOBA of TAGOTO(TAKE2).

先月は令和3(2021)年の文化の日、五年ぶりに小田原城を攻めてきた。と云っても目的は、この前週から始めた巡礼!戦国北条カード」なるコレクション・カードを手に入れるためだけど :D

ただそれだけでは、わざわざ時間をかけ高速代を払ってやってきた意味がないので、五年前に攻めきれなかった小田原城惣構の遺構と北條氏政公らの墓所参拝もついでに ;)

この日の小田原は晴天で暖かく、COVID-19 感染防止でマスクしていると息苦しくなるくらいだった。小田原城址の三の丸跡周辺は昼頃になると多くの人が出歩いていたし、御食事処も大勢の人達で溢れかえっていた。

と云うことで小田原城天守閣へ向かう前に腹ごなししようと、まずは七年前に初めて小田原城跡を攻めたあとにお昼で刺身定食を頂いた居酒屋へ向ったら、もう既に満席。店の人に一時間は空かないと思いますと云われ諦めることに :$

結局は、これまた五年前に小田原城跡を攻めた時に食べたお堀端通り沿いの手打ち蕎麦屋へ。途中にあった鰻屋なんて行列だったっけ。

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手打そば処・ 田毎

この時期は新蕎麦を出してくれるらしい:

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手打そば処・ 田毎

自分が店に入ったのがお昼時の隙間だったのか、思っていたほどの行列はできておらず、ちょっと待って席に通してもらえた。ただ店員さんは一人しか居おらず、客が出たあとの片付けやテーブルの消毒なんてのがおろそかになっていたように見えた。自分が食べていると出口あたりに数組の行列ができていた。

前回はセットメニュー(ミニ天丼とかしわ南蛮そば)にしたけど、今回は季節外れの天気の中をうろうろ散策してきたので、冷たい蕎麦の「田毎そば」(1,070円)にした:

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田毎そば(1,070円)

この店の蕎麦は細くて香りが高く美味しい。さらに、この田毎そばには、大根おろしの上に自家焙煎したと云う二種類のすりゴマが大量にかかっており、ここにそばつゆを流し込み、細い蕎麦をすするのではなくからめながら食べる感じ:

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大根おろし+二種類の焙煎すりゴマ+秘伝のそばつゆ

ちょっと残念だったのが、大根おろしの匂いがせっかくの蕎麦とゴマの香りを消してしまっていたことか :O

手打そば処 田毎
神奈川県小田原市本町1-6-20


ここからはオマケ。

こちらが小田原北條氏が築いた小田原城惣構・渋取口の土塁(通称は蓮上院土塁)。手前の道路が堀跡:

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蓮上院土塁

この土塁は、先の大戦の小田原空襲で爆弾が着弾したのだとか:

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爆弾着弾地点

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説明板

土塁のそばには小学校があり犠牲者も出たと云う:

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米軍により破壊された土塁

田毎でお昼を摂ったあとは小田原城址公園へ。天守閣へ入場(510円/当時)して北條氏康像のカードを入手[a]入手場所は出口にあるカウンターで、そこにいる係員に「北條氏康像のカードが欲しい」と伝えればくれる。。今日まで入手したカードは四枚:

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今日まで入手した「巡礼!戦国北条カード」

こちらは二の丸の枡形虎口の一の門である馬出門で、平成21(2009)年に復元された:

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馬出門

こちらは二の丸東堀で見かけたマガモ(雌):

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雌のマガモ

渡櫓門形式の銅門《あかがねもん》は平成9(1997)年の復元:

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銅門

この日は銅門の内部も公開されていた上に、俗に云う小田原評定を再現したマネキンが置かれていた:

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小田原評定(想像)

二の丸跡には市指定天然記念物の見事なイヌマキが立っている:

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小田原城後のイヌマキ

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小田原城後のイヌマキ

こちらは本丸跡に立っていた巨松《おおまつ》:

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小田原城跡本丸の巨マツ

そしてニホンザル:

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ニホンザル

さらに、この日は本丸跡で菊花展が催されていた:

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小田原城菊花展

その中で鈴廣かまぼこ賞だったのがこちら:

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菊花展

最後はマンホールの蓋:

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マンホールの蓋

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also小田原城攻め / 小田原北條氏の時代 / 蓮上院土塁 (フォト集)
See Also小田原城攻め / 徳川氏の時代(2) (フォト集)

参照

参照
a 入手場所は出口にあるカウンターで、そこにいる係員に「北條氏康像のカードが欲しい」と伝えればくれる。

My Adventure Cemera Bag produced by Shimoda Designs From Kickstarter (TAKE 2).

城攻めで使うカメラバッグとして、 四年前の平成29(2017)年に初めて Kickstarter のプロジェクトに pledge して入手したのが Shimoda Design の Adventure Camera Bag だった[a]初めは Hazard4 Photo Recon を愛用していた。これはこれで良かった。

そして今年は、令和3(2021)年に新たな Shimoda Explore v2 プロジェクト[b]2021年6月30日 – 2021年7月30日までの一ヶ月間だけ。短期間なのは単にキャンペインだったからか? が公開されているのを知ってギリギリのタイミングで pledge できたのだけど、その「ブツ」が先月末に届いた。プロジェクト終了してから一ヶ月もせずに製造元(香港)から届いたので少し驚いてしまった :O。COVID-19 が蔓延していなかった前回は三ヶ月ほどかかったので。

で、こちらが pledge した内容

Explore v2 E25(25L) Small Kit (ML) – GREEN

  1. E25 backpack (Army GREEN)
  2. Small Mirrorless Core Unit
  3. Rain Cover
  4. Accessory Straps

US$ 260.00
Shipping to Japan US$ 108

運送料が中国大陸から日本まで108ドル[c]当時のレートで12,000円程。なんて馬鹿高だった :$。前回は60ドル。pledge した時はブツがの方が気になっていたけど、いざ受け取ったみたら、こんな時期だとしてもダメだな、これはと思ったよ :|[d]世界的に COVID-19 蔓延中でいろいろ制限があるのは理解できるが中国本土のボッタクリ商売にはウンザリだ。これで世界一の貿易大国って自慢しているのだから呆れたレベルだ 😈

こちらが届いた時の梱包材。前回と少しロゴが違う。Explore v2 25L (略して E25)の pledge は箱側面にあるように色やStarter Kitの有無で4タイプある:

My gift from HongKong

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My gift from HongKong

ダンボールを開封した状態がコレ。ちなみに今回もビニル袋の中には乾燥剤が入っていた:

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Explore v2 25L Starter Kit GREEN

実はこれまで自分が使っている Shimoda Adventure Camera Bag は2個。1個は四年前に初めて Kickstarter で pledge した Explore 40 で容量は 40L。このバージョンの容量は 60L と 40L のみだったので自分は小さい方を選択したけど、中肉中背の日本人の体には意外と大きくかさばった。自分の場合、城攻めする際の機材は一眼レフのみで、一応替えのレンズやクリーニングキットなど入れておくけど、季節別に上着などを持つことを想定しても、やはり大きする感が否めなかった。とにかく沢山入るので色々詰め込むと重くなるし :|。今は山城以外の城攻めで使用中。

二個目は今から二年前に国内のネットショップで購入した Eplore 30 Backpacks。このバージョンは、たしか1回目のプロジェクトから半月くらいあとに公開されたもの。現在の城攻め(特に山城系)はこれがメイン。backpack のみなので Core Unit は一個目の Explore 40 のものを使っている。容量が小さくなったおかげで軽めの装備となり、藪をかき分けて進んだり斜度のキツイ切岸を登るような場面でも苦労しなくなったので気に入っている。

このサイズでも特に問題はなかったが、さらに小さい 25L がリリースされるとのことで、今回は迷わずそちらを選択した。おそらく Women 向けにデザインされたものだろうが、写真や Youtube を見る限りでは日本人男性でもフィットするのではないかと思った次第 :)

いかにも Adventure な雰囲気を醸し出していたタグ:

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Tag

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Tag

このタグには Designed in JapanMade in China と書かれていた。

こちらがビニルを剥がして取り出したところ。サイズは町中で使用するナップサックって感じ。光の当て方にもよるけど、明るいところでは結構オリーブグリーン色が強い:

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Explore v2 25 Starter Kit

背面にあるロゴ。プロジェクトページには Low contrast とあったが・・・ :|

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Low Contrast Logo Detail?

側面と背面はこんな感じ。前のバージョンに比べてジッパーの数が多く、その分だけ収納スペースが格段に増えていた。もちろん全て同じ大きさではないので入れるものがそれぞれ異なるが、ポケットが増えたのは嬉しい。あと従来からある横持ちのハンドルと上持ちのハンドルの他に、下部にもハンドルが追加されたので上下のハンドルを両手で持つことができる[e]25L程度ではそれほど使うシーンはないかもしれないが。。左右にポケットを持つハーネスは従来のスタイルを継承している:

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側面

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背面

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側面

こちらが底面。従来バージョンと同様に表面は防水だが、底面とそれ以外の面とでは材質が異なっていた。底面はより厚みがあり傷つきにくいものになっていたいたが、ザラザラした感じなので泥とかが付きやすいかも。底面以外は、従来のバージョン同様にリップストップでひっかき傷が目立ちやすい生地だったのが残念。これは改良して欲しかった :$

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底面

従来バージョン同様に、ショルダーハーネスの根本の位置は取り替え可能:

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ショルダーハーネスの取り替え

前のバージョン二種ともにハーネスにある左手側ポケットにはにハードケースに入った(厚みがあって幅広の)スマフォを入れることができなかったが、今回のバージョンでは Quick Reach Phone & Accessory Pockets と宣伝していたので期待していたのに結果的にはこちらも期待ハズレだった:$

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Quick Reach Phone & Accessory Pockets?

いや全く入らないわけではない。ただジッパーをかけるとキツキツで、どうやっても Quick で出し入れすることができなかった[f]この上のグレードである 30L や 35L は可能かも知れないが。。結局、AMINO VITAL ステックや乗り物などの切符といった小物入れぐらいにしか使えなさそう。

逆に右手側のポケットは従来のように薄く伸び縮みするポケットではなく、上端にチャックが付けられて折り畳まれたものに変更されていた。ポケットは深く開口部の半分はゴム紐がはいっているので多少太いボトルでも出し入れには困らないが、スマフォを入れるのには不適である。

そして最大の期待ハズレが背面とハーネス、そして腰ベルトの裏地だ。中は硬目のスポンジ生地であるが外装がメッシュなのだ :$

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汗で濡れ濡れになる

自分は背中によく汗をかくので、この生地だともうベチャベチャになるのが想像に見えてしまった。これだと夏場は使えないということになる。前のバージョン二種はメッシュ生地ではなく硬めの生地で汗を少々弾く材質だった[g]完全に濡れないわけではない。少し滑りやすいが。。ここは変えて欲しくなかった :$

あと現在使っている Explorer 30 の左手側ハーネスには Camera Carry を取り付けている。これはハーネスを二つの金具で挟むようにしてネジで堅く締める仕組みなのだけど、Explore v2 に取り付けると使っているうちにメッシュが破けそうでこわい。これはハーネス以外でも気になる。ちょっと粗めのメッシュなのでゴミや汗が入りやすいし、長く使っていると擦れて破れそうだ :$

これは手にとって一番落胆した致命的と云える点[h]そもそも Hazard4 から Shimoda に変えたのも汗と生地の問題があったからだ。ここまで書くと、ホントなんか使いたいと思わなくなっってきたよ 😥 。

背面のチャックを開けて Core Unit にアクセスするのは従来と同じ。25L ということで開口部は Explorer 30 と比べて狭い感じがするのは否めない:

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Rear Access

あと背面に Laptop 系の PC を入れるスリーブがあるのもお馴染みだ。ただ E25 は自分が使っている 13-inch Macbook air を入れることはできなかった :$。これは自分にとって重要ではないけど Shimoda のプロジェクトページで宣伝していることと違っていて残念な点だった。

次に、こちらも期待して pledge した点なのだけれど、左右のポケットから Core Unit に収納したカメラにアクセスできる機能。従来バージョンも備えていた機能だが、断然アクセスしやすくなったとのこと:

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pocket for Side Access

Core Unit の側面も開くようになっているので、白いメッシュを開けておくとバックパックに装着した Core Unit 内のカメラにアクセスできる。従来は開口部が狭いので取り出すのにコツがいる。カメラの形によって User Experience が違うってのもなんだかなぁ。これは使ってみないと分からないけど期待したい :)。ただ残念なのがジッパーが片方向なので開け閉めに慣れが必要かも。

ちなみに左右のポケットの中には袋が装着されており、それをポケットの口から外に出して Tripod などを入れることが出来る。両方に付いているので、これは使えそう:

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pocket in side pockets

そして、これがカメラのアクセサリーを収納して、そのままバッグに格納するための Small Mirrorless Core Unit:

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Core Units と収容カバー

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収容カバー

これは他のバッグにも流用できるので重宝する。一眼レフ+GPS Unitとその他アクセサリーが十分に収納できる大きさである。

最後は現用の Explore 30 と並べたところ。色は現用の Blue Nights が自分好み:

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左が30L、右が25L

ということで個人的に期待ハズレだった点が多かったので次回の城攻めから使うかどうか悩んでいる:

  • 運送料が馬鹿高だった(ふm、あとの祭りだが)
  • 表面の生地はひっかき傷が目立ちやすい(従来から変わらず)
  • スマフォ向けのポケットが小さい(ケース付きだと出し入れがスムーズではない)
  • 背面・ハーネス・腰ベルトがメッシュタイプの生地(濡れたら不衛生だし擦れたら破れそう)
  • ホームページで宣伝していた内容と齟齬があった(おいおいって感じ)

緊急事態宣言解除までまだ少し時間があるようなのでゆっくり考えることにする。

もし興味があって譲って欲しい方はコメントしてくれれば検討します 8)

参照

参照
a 初めは Hazard4 Photo Recon を愛用していた。これはこれで良かった。
b 2021年6月30日 – 2021年7月30日までの一ヶ月間だけ。短期間なのは単にキャンペインだったからか?
c 当時のレートで12,000円程。
d 世界的に COVID-19 蔓延中でいろいろ制限があるのは理解できるが中国本土のボッタクリ商売にはウンザリだ。これで世界一の貿易大国って自慢しているのだから呆れたレベルだ 😈
e 25L程度ではそれほど使うシーンはないかもしれないが。
f この上のグレードである 30L や 35L は可能かも知れないが。
g 完全に濡れないわけではない。少し滑りやすいが。
h そもそも Hazard4 から Shimoda に変えたのも汗と生地の問題があったからだ。ここまで書くと、ホントなんか使いたいと思わなくなっってきたよ 😥 。

大海軒 毛呂山店 − A Very Hot Soup in the Big Bowl.

先週末は、令和3(2021)年5月最終週、COVID-19 のまん延防止等重点措置の再延長が決定されたばかりであったけど梅雨入りする前の貴重な晴天の休日は逃せないということで、またまた埼玉県入間郡にあった城攻めへ。

雲のない晴天との予報だったのに現地に着いてみたらは曇が多かったな[a]最近の天気予報のハズレ度は大きいな。それも数時間前の予報で。温暖化で、既に予報アルゴリズムが通用しない気候変動期に入ってしまったのだろうか、この地球は  😈  。マスク付けて歩き回っていたら口の回りが蒸し暑かったので難儀したっけ  :$

この日の午前中のお目当ては「ゴルフ場の中にある」城跡。現在は雷電神社や稲荷神社なんかが建っているのだけれど、さらにゴルフ場の中を町道R3368が横切っていると云うこともあって、原則的に神社への参拝目的ならばゴルフ場の門を開けて中へ入ることは可能[b]ただし施錠されていないので開けたら閉めておく事。。そして、中に入ったらプレイの邪魔にならないように参道(R3368)を登って行くって感じ8)

そう云うことで午前中は人っ子一人居ない[c]人以外の動物には遭遇したが・・・ 😀 山城を歩き回り、午後からまた歩き回るエネルギーを補給するため最寄りの毛呂《もろ》駅へ戻ってきた。この駅周辺は意外と御食事処が多いなぁと云う印象だったが、その理由は近くに埼玉医大があるからだろうか。まぁ休日だし、たまたまお昼時だったからかもしれないが、客がたくさん入った店を多く見かけた。

そういう自分も気になっていたラーメン屋へ直行したのだが、既に店の前には行列が:O。予定より早めのお昼になってしまったので、時間的にどうかと思ったけど、まさか行列ができるほどとは思ってもいなかった。それならばと、午後に予定していた城跡[d]その昔は源頼朝の御家人で、秀吉が関東に入った頃まで、この周辺を支配していた名族・毛呂氏の菩提寺と館跡。を先に巡ってから、また来てみることに。

こちらがお昼を食べたラーメン屋の大海軒・毛呂山店。時間としては午後1時半くらい。行列は解消されていた:

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中華そばの大海軒《たいかいけん》

店に入って手を消毒し、券売機で食券を購入。初めてなので一番人気らしい「ワンタン麺」(950円)を注文。店の人に席を示されて座る。

そして出てきた中華そばがこちら。丼《どんぶり》がでかい :O

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ワンタン麺(950円)

早速スープから飲んでみたのだけれど、これがまた激熱。思わず舌を火傷してしまった ;(。スープが熱いのでワンタンも熱い。こんな暑い日にハフハフしながら細麺をすすった。

ありがたいことに店員サンが何度も冷たい水を補給しれくれたので、火傷は酷くならなかったよ ;)。さらに、しっかりと肉が包まれたワンタンも、うかつにすすると火傷するので注意:

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熱々だけど旨味のあるワンタン

スープはやや薄口の味付けだけど、煮干しの香りがよく最後まで飲み干せる優しさがあった:

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完食

やっぱり暑くて汗出しまくって歩き回ったからか、薄口でも十分と味わうことができた。チャーシューは少し固め。シナチクもやや小さ目だったのが残念。

大海軒・毛呂山店
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷 657-6


ここからはオマケ。

午前中に攻めた竜ヶ谷城跡は人っ子一人会わず、この時期としては理想的な城攻めであったが、人間以外の動物をよく目にした。

まずはシマヘビ。腰郭跡へ下りた瞬間に目撃したのだけれど、あまりの巨大さに驚いて、まじまじと見入ってしまい、カメラで撮れたのは尻尾あたりだけだった :D。シマヘビって2m近くも大きくなるものだろうか:

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2mくらいあったシマヘビ(の尻尾)

同じく竜ヶ谷城跡で見かけた鳥。名前がわからない[e]カッコウかな。植物や鳥の名前を覚える簡単な方法はないかな。

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鳴き声が特徴的だった

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意外とすごい顔していた

写真はないけど他には、大きなカラスが餌を大事そうに口に加えていたのを見かけた。人間がそばに居ても一向に驚く気配が無かったっけ。

竜ヶ谷城跡の周囲はゴルフ場と云うことで、城内にはOBしたボールが幾つもあった:

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城跡にゴルフボール

城跡である雷電神社へ向かうには、こんな感じのゴルフ場の中を行く:

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オリムピック・ナショナル・ゴルフクラブ( WEST)

竜ヶ谷城攻めを終えた帰りに見かけた地蔵さま。毛呂山町指定民俗文化財(有形民俗文化財)の大行寺地蔵尊《だいぎょうじ・じぞうそん》。左手の三面六臂《さんめん・ろっぴ》の彫像が印象的:

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大行寺地蔵尊

こちらは毛呂氏館跡に建つ長栄寺《ちょうえいじ》の総門前にあった瀧と不動明王像:

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長栄寺の瀧

最後はJR八高線[f]この車両は群馬県の高崎駅と埼玉県の高麗川駅の区間のもの。

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JR八高線(キハ110)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also竜ヶ谷城攻め (フォト集)
See Also毛呂氏館攻め (フォト集)

参照

参照
a 最近の天気予報のハズレ度は大きいな。それも数時間前の予報で。温暖化で、既に予報アルゴリズムが通用しない気候変動期に入ってしまったのだろうか、この地球は  😈  
b ただし施錠されていないので開けたら閉めておく事。
c 人以外の動物には遭遇したが・・・ 😀
d その昔は源頼朝の御家人で、秀吉が関東に入った頃まで、この周辺を支配していた名族・毛呂氏の菩提寺と館跡。
e カッコウかな。植物や鳥の名前を覚える簡単な方法はないかな。
f この車両は群馬県の高崎駅と埼玉県の高麗川駅の区間のもの。

道灌うどん − “The Udon” shop in the country.

今週は令和3(2021)年のGWも終りの頃[a]東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(、晴天の日を選んでいて先のばししていた埼玉県入間郡にあった城攻めへ。

ただ城は砦規模で小一時間ほどで攻略できそうだったので、その前に名将・太田道灌公の墓所がある菩提寺の龍穏寺《りゅうおんじ》に足を運んできた。天気が良かったので最寄りのバス停から歩くことに[b]川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。。こんな時期にあって多くの人は車で来ていたようだけど、サイクリングやツーリングでやって来る人達がも多かった。

菩提寺から越生《おごせ》駅へ戻ったら、次は駅の東口(山吹口[c]ちなみに西口は道灌口。)から歩いて越辺川《おっぺがわ》を渡った先にある太田道灌ゆかりの地として伝わる山吹の里歴史公園へ。やまぶきの花は既に終わっていたが高台へ登ると越生町を眺めることができた。

公園を出たら、お昼をどこかで適当に摂って越生神社の裏にある城跡を攻めようと思い、再び越生駅へ戻ろうとしたら「うどん屋」の看板が目に入った:

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「ザうどん・道灌うどん」

この街が押している太田道灌の名前を冠したお店と云うことで、せっかくなので駅へ向かう前にこの店で腹ごなしすることにした ;)

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道灌うどん(以前は中華料理屋)

長机と椅子を並べただけの、いたってシンプルな店内には既に六組ほどのお客がいた。手を消毒して入るとすぐ券売機があったので肉汁うどん(600円)の食券を購入:

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基本的に麺がなくなり次第閉店らしい

券売機の奥が厨房になっていて、中では店主の男性とアルバイトらしき女性が大忙しに調理していた。店頭にあったとおり「セルフオーダー」のようで食券を持って立っていたが、なかなか注文をとりにきてくれないくらい忙しそうだった :O。やっと来てくれたと思ったら「順番に出すのでちょっと待ってくれ」と云われ、仕方がないので先に席を確保し、こちらもセルフの水を取りに行ってから再び厨房前へ行くと女性がフォローしてくれた。

それから20分ほど待って、「肉汁うどんの方」って呼ばれた[d]順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。ので厨房前の受け取り口へ行き、うどんと受け取ってきた:

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肉汁うどん(600円)

温かいつけ汁にはネギと鶏肉が薬味として入っていた。うどんの方は手打ちらしい太さがバラバラの麺。つけ汁につけて食べると、適度な縮れもあって、のど越しも良かった。大盛り(50円)でもよかったかなぁと少し後悔したが、自分のあとの二組目くらいで麺が無くなったようで、あらたに入って来たお客は残念そうに出ていったっけ。

割引券をもらったので、また来てみよう :)

道灌うどん
埼玉県入間郡越生町如意435-23


ここからはオマケ。

越辺川に架かる山吹橋。正面に見える杜が山吹の里歴史公園。この橋を渡って右手すぐに道灌うどんがある:

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山吹橋

太田道真・道灌父子の菩提寺である龍穏寺へ向かう道は舗装されており、さらに周囲は「マイナスイオンの宝庫」。天気がよく気持ちのよいハイキングになった上に、いろいろな「もの」に遭遇したっけ。

こちらは龍穏寺の山門。大正時代の初めに火災で多くの堂宇を焼失したが、それを免れた歴史的建築物の一つ。天保13(1842)年の再建:

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龍穏寺の山門

一階には仏法を守護する四天王(毘沙門天、持国天、増長天、広目天)が祀られ、二階には観音菩薩、八大神将《はちだいしんしょう》と十六羅漢《じゅうろくらかん》[e]御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。が祀られている。

境内には太田道真・道灌公の墓所の他に銅像もあった:

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龍穏寺(埼玉県入間郡)の道灌公像

その昔、神奈川県伊勢原市で公の墓所を巡ってきたが、その際も公の銅像についてまとめていたので、ここで再びまとめてみた:

伊勢原市役所前の道灌公像

芳林寺(埼玉県さいたま市)の道灌公像

川越市役所(埼玉県川越市)の道灌公像

JR日暮里駅前の道灌公像

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東京国際フォーラム(東京都千代田区)の道灌公像

これ以外にも静岡県東伊豆町や長野県佐久市にも公の銅像があるらしい。機会があれば是非、写真に納めたい。

こちらは龍穏寺へ行くまでに目にした風景:

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杜(拡大版)

こちらは越辺川の支流:

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越辺川の支流

草花たち:

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菖蒲

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藤の花

清流渓谷[f]地形《じぎょう》の衝上断層のこと。の案内板からの眺め:

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巨石

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清流

人間が近くにいることも気づかずに、ひたすら餌をさがしていた子イノシシ。このあとカメラを向けていた自分に気づいて一目散に走って消えた:

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餌探しに夢中のイノシシ

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also太田道灌公墓所巡り (2) (フォト集)
See Also太田道灌ゆかりの地巡り (フォト集)
See Also武州高取山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(
b 川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。
c ちなみに西口は道灌口。
d 順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。
e 御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。
f 地形《じぎょう》の衝上断層のこと。

武州めん 本店 − This is a Hand-Kneaded Noodle with a 100-Year History.

昨日は令和3(2021)年の春分の候を過ぎたとある週末[a]関東圏で二度目の緊急事態宣言が解けた最初の週末でもある。しかし新規感染者が下げ止まりで、かつ上昇の気配があったので、十分な感染対策を意識したが、帰りの電車は超満員 :-(に、午前中は晴れ間になるとのことで埼玉県比企郡にあった山城を攻めてきた。

遺構としては、予想外に見所があった山城だったので、ずいぶんと藪をかき分けて歩き回ってきた。さらに、この周辺は家族連れに人気のあるハイキングコースの一部であるようだけど、城攻め中に遭遇した人は3人だけだった :O。ほとんどのハイカーは城跡を通過すると云っても主郭[b]本郭やニの郭や三の郭など城を構成する縄張のうち中心部分。といった城域ではなく、それを迂回するように設けられていた散策路を利用していたようだ[c]それでも大声で喋ったり笑いながら歩くシニア系のハイカーの声は城内まで響いていたけどな :mrgreen:

城攻めを終えて下山する前に、標高298.9mの仙元山《せんげんやま》頂上に寄って展望台の上で軽く腹ごなしをした[d]駅前のローソン(10:00amくらい)ではおにぎりが全て売り切れだったので、近くにあった「あけぼの」って弁当屋で小さなおにぎり3個購入した。。それから最寄りの東武東上線小川町《おがわまち》駅へ向かうつもりだったが、予定より早めに切り上げることになったし駅までの行程でお腹が空いたので、ちょっと気になっていたうどん屋へ行くことに:

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武州めん 本店

事前にホームページを見た時は「麺がなくなり次第終了する」ってあったので、到着したら時間的にギリギリな感じがあったけど、すんなり入店できた 8)

あと実際に来てみるまで「うどん屋」だと思っていたが、どうも蕎麦もあるようで、ちょっと迷ったけど「きのこ肉汁うどん(麺は並)」 850 円にした:

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「きのこ肉汁うどん」(850円)

冷盛のうどんよりも、具材の多い暖かいつけダレの方が断然ボリューム感があって、ちょっと驚いたが :D。麺は手打ちで太さはバラバラ。コシが強いって云うか、芯が残っていてかなりの噛みごたえがあった。そのおかげかどうか、十分な満腹感があった:

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手造りにこだわった麺

今度は蕎麦で食べてみよう :)

武州めん 本店
埼玉県比企郡小川町小川500-1


ここからはオマケ。

こちらが仙元山(標高290m):

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仙元山(拡大版)

そして仙元山の南にあるのが、今回攻めてきた青山城跡(標高267m):

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青山(割谷)城跡(拡大版)

仙元山へ登るハイキングコースが幾つかあるようで、いずれの登山口からでも青山城跡へは行くことは可能だが、今回はハイカー集団に遭遇する可能性が低い青山側の登山口を利用した。その代わり小川町駅から徒歩で30分くらいかかるけど:

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ここから分岐点まで約35分

さらに仙元山と城跡への分岐点まで約20分だった(公称は約35分):

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仙元山と城跡への分岐点

この分岐点を右手に折れて、尾根筋の散策路を進んで行くと城域に入ることができた。

城攻めを終えたあとは、上の分岐点で「山頂」方面へ。誰かの公称は10分らしいが、自分は15分かかった :/。あとマスク無しで喋りながらトレッキングしているハイカー集団とすれ違ったので、声を出さず手をあげて挨拶した。

ここが山頂:

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標高298.9m

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仙元山の山頂

この日は晴れの予報だったけど・・・:$

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小川町の眺望(拡大版)

遠くに見える白い建物はホンダ技研工業の工場群。

軽食を摂った展望台。周囲が藪化していて眺望はゼロだった :(

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展望台

登城中に見つけた翡翠のような岩石の塊:

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岩盤をくり抜いて作った登山道だった

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also青山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 関東圏で二度目の緊急事態宣言が解けた最初の週末でもある。しかし新規感染者が下げ止まりで、かつ上昇の気配があったので、十分な感染対策を意識したが、帰りの電車は超満員 :-(
b 本郭やニの郭や三の郭など城を構成する縄張のうち中心部分。
c それでも大声で喋ったり笑いながら歩くシニア系のハイカーの声は城内まで響いていたけどな :mrgreen:
d 駅前のローソン(10:00amくらい)ではおにぎりが全て売り切れだったので、近くにあった「あけぼの」って弁当屋で小さなおにぎり3個購入した。