先月は、令和5(2023)年5月中旬の週末に恒例の友好祭に行って来た。
昨年から、どうやらそれまでの9月開催[a]COVID-19 感染拡大前。例えば四年前の開催とか。から5月開催が通例になってしまった模様。近年、5月は予想外に暑い日が多いが、今回はと云うと二日間のうち初日が雨で、最終日は雨はあがるものの曇りで陽は出ないと云う予報だった。
天気予報に加えて、今回は展示機のラインアップが昨年と同様かそれ以下って感じの記事も見ていたので、最後まで行くかどうか悩んだが結局、最終日に朝一番で行って来た。実際、曇りであったが基地内を半日ほど歩き回ったら、あとで皮が剥けるほど日焼けしていたけど :
昨年は開場の一時間前に行列に並ぶ感じ[b]例えば四年前の開催までは、こんなペースでも開場時刻には間に合っていた 😁️。で現地にへ向かったものの、予想以上の行列が既にできあがっていたため、行列の終端まで移動するのが大変だったので、今回は一時間ほど早めに行動を開始して八高線の東福生駅で下車し、駅から目と鼻の先にある国道R16へ出ると云うプランで現地にへ向かったところ、長蛇になる前の行列に加わることができた。
自分が行列に加わったのはちょうど第二ゲート前あたり。これが 07:55am:
この時点で行列はほぼ停止状態。簡易椅子やレジャーシートを広げて座っている人がポツポツ[c]道路不正使用などの道路交通違反とも取れる行為だが 🤬️。あとで警視庁の警官に注意されていたっけ 🤭️。。そのあと、例年どおり(混雑を見越して)基地内への移動が30分ほど繰り上がって開始され、自分も開場時間09:00am前に第五ゲート前の交差点へ移動することができた:
今回は、行列の待ち時間も無駄な移動時間もなくスムースに会場入りできた。それでも行列に加わってからここまで60分以上かかったが、昨年より全然いい感じだった 。
しかしながら、第五ゲートをくぐって基地内へ向かうまでにある Security Checks (ID確認や荷物検査)の行列を選択することになるのだが、ここで運悪く一番長い行列に並んでしまった・・・[d]一重の行列かと思って並んだら、見えない奥にもう一重の行列があった 😥️。 :
ちなみに ID確認は米軍の Security が、荷物検査は日本の自衛隊がそれぞれ担当していて、今回はしっかりと iD 確認を強制された[e]自分は運転免許証を提示したが、マイナンバーカードでも良いらしい。米軍側は認識できるのだろうか疑問だが 😐️。:
そしてSecurity Checksを終えてMcGuire通りに沿って会場へ向かった:
今回のMy GPS Activityがこちら。総移動距離は13.62kmであるが、消費カロリーは1,543C で、気温は最高20℃。帰りは牛浜駅を利用:
昨年の行列開始点には★印を付けておいた。今回とそれほど開始点は違わないように見えるが、昨年は牛浜駅がスタートだったので、開始点へ向かうまでの移動分がかなり違う 。
会場入口前の格納庫脇は日本の自衛隊ブースで、航空自衛隊のペトリオット(PAC-3) や陸上自衛隊の車両展示が恒例だが今回は無し。代わりにマスコットらが出迎えてくれた:
自分が今回初めて遭遇した「はやてくん」は、最新鋭機F-35や航空自衛隊の迷彩色を模したキャラクターで、非常に激しく吹く「疾風《ハヤテ》」が由来らしい。翼に日の丸が付いていた。
会場に入ると、まずはフード系ブースで、その真ん中には、こちらも恒例の「待ち合わせ場所」として横田基地所属C-130J 輸送機(14-5810)が展示されていた:
今回もまずはブースエリアから航空機地上展示エリアへ向かい、反時計回りで展示機を見てきた。その途中、基地内のK-9部隊の隊員に遭遇。軍用犬はゴーグルを装着していた :
さらに進んだ先では米空軍のCV-22Bオスプレイ(13-0071)で既に行列ができていた:
オスプレイ近くに展示されていたATV(全地形対応車)のMRZR-4 の他、 C-130J 輸送機など、このあたりは昨年と同じ展示で、特に目新しさはなし。
そして航空自衛隊の小松基地所属のC-130H輸送機(95-0182)。ターボプロップエンジン(アリソンT56-A-15)搭載:
航空自衛隊・千歳基地所属のF-15J(02-8917):
米空軍・三沢基地所属のF-16CM(90-0817):
そのお隣には米空軍のF-35A(19–5482)が二機展示されていた。昨年は航空自衛隊のF-35Aだったっけ:
アラスカ州イールソン基地から飛来したF-35AライトニングⅡ:
もう一機のF-35A(19-5494):
大型機の展示では’、まずはカルフォルニア州トラビス基地所属の大型空中給油機KC-10A(84-0185):
給油オペレータ席がある機体下部:
機体後部にある給油ブーム(フライングブーム式の給油ケーブル):
KC-10Aは給油機でありながら輸送機能も持ち、複合任務を遂行できる。こちらは側面にある貨物用カーゴハッチ:
ちなみに同じ空中空輸機・輸送機のKC-135Rストラトタンカー(62-3559)が、こことは反対側の展示エリアにあった:
そして、お隣はハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地からの大型輸送機C-17AグローブマスターIII(05-5147):
C-17A(05-5147) の機体下部。スポンソン部に計12個の車輪が収まる:
ペイロードは最大76tを誇るC-17Aの機体後部の格納部。60tクラスの自走砲を積載可能:
そして友好祭でお馴染みで、展示機中最大の大きさを誇る米空軍の大型長距離輸送機C-5Mスーパーギャラクシー(87-0028)。毎回、同じアングルからの写真になっているが・・・:
現役最大のペイロードを持ち、主力戦車2両分に相当する122トンもの貨物を搭載可能。機首と機体後部の両方に搭載口を持つ前後貫通式:
カーゴ内部。米陸軍の主力戦車であるM1A1なら二両、M2A2歩兵戦闘車やAH-64アパッチヘリコプターは六両も、そのままの状態で搭載が可能:
ひとまず地上展示エリア北端まで見学。ここにPJ個人装備の展示ブースがあった:
今回は遠目からの見学で、実際に持って触ることはできなかった。そこで確認できたものとしてはM4、M9、M17、M870など。ブース脇にはマウンテンバイクとM1151ハンビーが展示されていた:
こちらは地上展示北限からの眺め。この先は実働部隊が待機しているエプロンで、立入禁止のため横田基地Security Forcesが常に巡回していた:
ここには今回のDemo機も駐機していたが、そんな中でパラシュート降下Demoのために離陸準備に入る横田基地所属の C-130J-30:
こちらがその動画:
そしてローパスから無事に離陸。おそらく相模湾と群馬県方面を飛び回ってパラシュート降下準備を行い、横田基地へ戻ってくるのだろう:
このあとは折返しで、地上展示エリアのもう片側を見学した。こちらも友好祭ではお馴染みになった無人航空機(UAV)の RQ-4B(10-2044)。ノースダコタ州グランドフォークス基地所属:
見学中にけたたましい爆音に振り返えてみると、太平洋航空団(PACAF)三沢基地所属の F-16CM二機による Demo Flight だった。あまりに突然だったので、残念ながら動画は小さめ:
こちらが Demo を終えて着陸してきたF-16CM:
ちなみに地上展示エリアにあった同型機がこちら。但し、こちらは在韓米軍・オーサン基地所属のF-16CM(89-2156):
再び見学を再開。目についたものを紹介すると、まずは、友好祭は初お披露目となるニセコ・アビエーション XCub(JA42XX):
航空自衛隊・百里基地所属のF-2A(03-8503):
そして、日本人にはブルーインパルスとして知られている航空自衛隊のT-4(265692):
国産大型輸送機のC-2(18-1213)は航空自衛隊・入間基地所属:
今年は、令和5(2023)年4月にスーダン共和国で在留邦人らの避難・輸送で使われたものと同型機:
実際には美保基地所属のC-2がスーダンの隣国であるジブチ共和国へ向かったらしいが、その際も45名の邦人関係者は、こんな感じで後部ハッチから搭乗したのだろうか:
地上展示エリアをおおおむね見終わったあと、屋外ステージの演奏を聞きながらフードブースでTake Out したステーキ・セットでエネルギーを補充。
そうしているうちに、パラシュート降下DemoのためにC-130J-30二機が戻ってきたとの会場のアナウンスがあり、地上展示エリアあたりへ向かって観覧することにした。
そして友好祭恒例のパラシュート降下Demo:
こんな感じで陸上自衛隊・第一空挺団のパラシュータが降下してきた:
他にも米空軍のUH-1N救難ヘリコプターのDemo Flightも毎年恒例である:
この日、自分が最後に観たDemo Flightが横田基地所属CV-22Bオスプレイ(14-0075)のTouch and Go のDemo:
こちらがその動画:
以上で地上展示エリアの紹介は終了。今年も大勢の観覧客で大賑いだった:
あと、こちらはそんな中で目撃した車両:
最後は、この日に飲み食いしたAmerican Foodsなど。フード系ブースも大賑いで、長い長い行列ができていた :
チリソースが掛かったステーキセット(1,500円)。ステーキをチリソースで食べたのは初めてかも。ちゃんと暖かいし、味もまぁまぁ:
今回は食べたいブースが大抵は長蛇の行列だったので、Foods 系はコレだけ。Drinks 系はYuengling Lager(800円) と Miller Lite(500円):
あと酔い覚ましに GATORRADEボトル(200円)。フルーツポンチ味:
今回は、G7広島サミット2023もあったため、Airforce One に随行したであろう貨物機なんかも横田基地に駐機していて少しは見どころはあったが、冒頭で紹介したとおり、地上展示の航空機やDemoなんかはほとんど前年と同じレベルで、特段にワクワクするようなシーンは少なかったと云うのが総括 。と云うことで来年は訪問するかどうかは微妙なところ 。
横田友好祭2023 (フォト集)
Yokota Friendship Festival 2022. (前回のブログ)
Yokota Friendship Festival 2019. (横田友好祭2019のブログ)
Yokota Friendship Festival 2018. (横田友好祭2018のブログ)
Yokota Friendship Festival 2017. (横田友好祭2017のブログ)
Yokota Friendship Festival 2015. (横田友好祭2015のブログ)
Yokota Friendship Festival 2014. (横田友好祭2014のブログ)
Yokota Friendship Festival 2009. (横田友好祭2009のブログ)
Yokota Friendship Festival 2007. (横田友好祭2007のブログ)
ピンバック: Yokota Friendship Festival 2024. | Mikeforce::Today