日別アーカイブ: 2023年5月14日

ERICK SOUTH 岐阜AG店 − A Better Indian Beer than Platter Dishes.

今年は令和5(2023)年のGW城攻めツアー2023は三泊四日で岐阜県を中心にいくつかの城攻めと古戦場跡巡りしてきた。

初日の岐阜市はやや愚図ついた天気ながら特に雨に遭遇することなく、六年前に攻めてきた岐阜城跡を再訪したあと下山して、次の目的地である鷺山城跡へ。斎藤山城守道三が嫡男・義龍に家督をゆずって自身の隠居城としたところで、ここが最後の居城だった。一説に、麓の居館には信長の正妻・濃姫(帰蝶姫)も居たのだとか。

このときは「岐阜公園歴史博物館前」のバス停から岐阜バス市内ループ線(左回り)JR岐阜駅行きに乗車して「緑ヶ丘」なるバス停で下車し、そこから徒歩で北野神社、そして現在は鷺山公園となっている城跡へ。

久しぶりの山城を攻たあとは、同じ路線でJR岐阜駅まで戻り、そこから宿泊地の新羽島(岐阜羽島)へ向かう前に早めの夕飯を食べることにした[a]寂しいことだが宿泊地周辺には圧倒的に御食事処が無かった。このツアーで一番の残念なところだった😕️。。あらかじめ調べておいた店の中で、一番に気になったのが岐阜駅前の飲み屋街にある餃子専門店の岐州《ギシュウ》。駅について開店前まで余裕で間に合うと思って店前まで行くとすでに大行列 :0。食べるまで時間かかりそうで、店内も狭かったので流石にパス。次に機会あればと云うことで、もう一つ調べておいたJR岐阜駅ビルの南インド料理の店(全国チェイン店[b]と云っても東京の高円寺とここ岐阜みたいだけど。)へ:

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こちらも時間的には開店直前であったが、店前でメニューを観ながらウロウロしていた自分に声を掛けてもらい、一番で入店した。店内はテーブル席の他、一人用のカウンターもあって入りやすい感じ。自分もカウンターで好きな席に座った。

注文もあらかじめ決めておいたカレーを選べるプレート料理にした。あとはアルコールもいただくことに。ただ飲める種類が少なかったので、インドのビール BIRA91 を選択した。

まずは自身初のインドのビール:

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BIRA91(990円)

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フルーティな色のビール

フルーティながらアルコール分がしっかりあるクラフトビールで、自分のお気に入りであるベルギーの Hoegaarden ホワイトビールに色も味も似ていた。これを書いていて知ったのだけど、BiRA91もはじめはベルギーにある蒸溜所で製造していたものらしい。ロゴのモンキーが印象的。

そして、こちらが注文したチキン・ビリヤニ・プレートのレギュラー300g(1,210円):

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チキン・ビリヤニ・プレート・レギュラー(1,210円)

他にラージ450gがあるようだが、今ひとつボリュームが分からなかったのでレギュラーサイズにしたが、お隣の人が食べていたラージをのぞい見て、ラージでもいけそうな気もしたが、俺みたいにビールや単品も楽しみたいならレギュラーで十分かも :)

「ビリヤニ」なる食物は自身初であるがインドの炊き込みご飯。スペインのパエリア、日本の松茸ご飯と並ぶ世界三大炊き込みご飯の一つらしい。俺的には中華の炒飯に似た食感だったが、インディカ米にはしっかりと味がついてスパイシーで、カレーやトッピングなしでも全然いけた。

カレーのルーは九種類から1つ選択できるシステムで、このときは辛さの基準が分からなかったので、マラバール風キーマカレー(辛さ2)を選択した:

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カレーソースと付け合せ

カレーソースの横にあるのが刻み野菜入りのヨーグルト。単品で口直しでも、ビリヤニにかけても良いらしい。その隣はオリジナルドレッシングのサラダ。

そしてこれ以外にもいろいろトッピングが出てきた(無料):

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ビリヤニ向けの数種のトッピング

一応は説明を貰ったが、すでに忘れてしまった:X。多分、右上の液体は辛さが増したと思う。これも適度にかけて「味変」と云うか「スパイス変」で頂いた。

プレートを平らげたがまだ余裕があり、さらに久しぶりの大好きなホワイト系ビールを飲んだので、ついつい追加注文してしまった[c]さすがに値段が値段なだけに躊躇したが、これも久しぶりの旅行の高揚感からかもしれない 😅️。。それにあわせ単品モノのチキン・ティッカ(416円)なる鳥の串焼きも追加した:

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チキン・ティッカ(416円)

こちらは、どこにでもあるスパイシーなタンドリーチキンって感じ。まぁ BIRA91 のいいツマミにはなったけど。

お腹も満足したところで店を出て、ロッカーから荷物を取り出し、名鉄岐阜駅から宿泊地へ。

ERICK SOUTH 岐阜アクティブG店
岐阜県岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 2F


ここからはオマケ。

まずは、この日の午後に攻めてきた鷺山城跡の遠景。ほんと「城山」って感じの小山で標高は70mほどで、この山が公園になっている:

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「鷺山白鷺町」なるバス停近くから城山の遠景

城山の麓にある北野神社は、城主の居館跡だったらしく、最後の城主であった道三を偲ぶ碑が建っていた[d]コレも大河ドラマの影響だろうか。

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戦国の武将・斎藤道三公慰霊之碑

また昭和の時代にあった城山南側の造成工事の際に出土した城の礎石が展示されていた。ホントかどうかは未検証らしい:

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鷺山城内のどこかの礎石?

公園はこんな感じ。ちなみに登城口がこの階段の先にある:

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公園入口

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いこいの場

四阿あたりからは、この日の午前中に攻めてきた岐阜城跡と金華山を眺めることができた[e]このあとも何回か眺めることがあったけど、その眺めには飽きなかったなぁ 😄️。ホント街のシンボルって感じ。

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金華山と岐阜城跡(拡大版)

登城道を登った先には、こんな堀切跡(堀底は遊歩道)があった:

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本郭と北郭との間の堀切(堀底道)跡

こちらは、城攻めを終えて岐阜駅へ戻る際のバス停近くで見かけたお店。注意用のパイロンがおいてあったりして、かなり年季が入った建物だが、ちゃんと営業していた:

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年季の入ったお店

こちらはJR岐阜駅の長良川口側のバスターミナル近くにあった丸窓電車モ513(展示車両):

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丸窓電車モ513

大正時代に製造され、岐阜のチンチン電車の走りとなった美濃電気軌道のもの。平成17(2005)年に引退したが、戸袋の楕円形窓から「丸窓電車」の愛称で親しまれていたらしい:

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楕円形の「丸窓」と赤白のストライプが特徴

最後は名鉄岐阜駅にて見かけたもので、名鉄とシン仮面ライダーのコラボ?:

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名鉄沿線スタンプラリー?のようだ

宿泊地の最寄り駅まで乗った名鉄車両9500系:

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9500系・9100系

と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also鷺山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 寂しいことだが宿泊地周辺には圧倒的に御食事処が無かった。このツアーで一番の残念なところだった😕️。
b と云っても東京の高円寺とここ岐阜みたいだけど。
c さすがに値段が値段なだけに躊躇したが、これも久しぶりの旅行の高揚感からかもしれない 😅️。
d コレも大河ドラマの影響だろうか。
e このあとも何回か眺めることがあったけど、その眺めには飽きなかったなぁ 😄️。ホント街のシンボルって感じ。

金華山展望レストラン・ポンシェル − Is This Really a Restaurant?(TAKE2).

今年は令和5(2023)年のGWは天気が気になる連休になりそうだったので、先週末から平日を含むGW前半のみの城攻めを計画した。まずは、たまたま六年前に攻めてきた岐阜城跡について調べ事をしていた際に、見忘れた遺構があったのに気づいて再訪することに。そして三泊四日の城攻めツアーでは、この城跡がある岐阜県を中心に[a]とは云っても正確には西部地方が中心。山城が多い東部は肝心の(連泊できる)宿を確保することができなかったので諦めた 😞️。いくつかの城攻めと古戦場跡巡りを計画した。ただGW後半も天気の良い予報が出ていれば、お隣の滋賀県(近江国)まで足を延ばしたのだが :|

と云うことでGW城攻めツアー2023の初日、岐阜市はやや愚図ついた天気ながら特に雨に遭遇することなく、六年前と同じように金華山ロープウェイで山頂へ向かい、前回見落とした石垣や裏門跡を見てきた :)

そして下山する前に六年前と同じレストランで腹ごなししてきた。実際のところ少々時間が押していたので昼ヌキを覚悟していたのだけれど、ロープウェイ乗り場へ行く途中、そのレストラン前を通ったら予想外に空いていたのでついつい足を向けてしまった。

こちらはロープウェイ乗り場あたりからレストランを見上げたところ。いかにも展望レストラン風である:

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展望レストラン・ポンシェルとロープウェイ乗り場

この判断がまずかったなぁと今となっては思うのだが[b]COVID-19感染傾向が下火になってきた中での旅行ともあって、少々気分が高揚していたかも😅️。ついつい勢いで判断してしまった。、さらに最悪だったのは料理に奮発してしまったこと。初めは「飛騨牛カレーライス(1,100円)」にするつもりで、いざ券売機で購入しようとしたら「売り切れ」になっていたので、その場で目についたこれを押してしまった :$

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美濃けんとん・金華山からあげ

こんな金額で、さらに岐阜県の名物ならばと期待大で案内されたのは、なんと六年前と同じ窓際の席だった :D

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展望レストランからの眺め(拡大版)

前回は晴天だったので、比較してしまうと見劣りするが、なかなかの眺望である。と云ったところで意外と早く出てきた料理の出来をみて、ふたたび驚いた :O

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美濃けんとん・金華山からあげ(1,500円)

唐揚げは衣が厚くて硬いし、本当に「美濃けんとん」なのか判断できない物を油で揚げたものだった[c]もしかしたら肉は溶けてしまっていた?😞️。。オマケにちょっと冷たい。白米も前日のものをレンジで温めた感じで、部分的に固くて不味かった。

これまでの人生で、どんなに不味そうな料理でも極力完食することに努めてきたが、これを口に入れて喉に通すことにかなり躊躇した :$。岐阜県民は、こんなモノを食べるのかと驚き呆れてしまって、ほとんど箸が進まず。結局、こんな感じで最後は残して店を出てきた:

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ほとんど口を付けずに終了

そして店を出た先にあった団子屋で熱ったかい醤油団子(150円)を買ってほうばりながら、あらためてこのレストランの料理人は本当に人に「食べ物」を作って出す気があるのかと淋しい気分になった… :(:(

GW城攻めツアー2023は、この日の天気と同じように、なんかモヤモヤした感じでスタート :|

金華山展望レストラン・ポンシェル
岐阜県岐阜市千畳敷下257 金華山山頂


ここからはオマケ。

こちらはJR岐阜駅の長良川口で見た風景。おそらく昨年末に話題になった武者行列のシーンを描いたもののようだ:

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「信長公騎馬武者行列 2022」

GW直前の週末と云うことで広場はイベント+ダンス会場になっていたが、くもり空下の織田信長公の黄金像はどことなくくすんで寂しく見えた:

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織田信長公像の黄金像

今回も、岐阜公園前バス停から山頂のある模擬天守を見上げてみた。別に今回再訪した目的は模擬天守ではないのだけど:X

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麓から模擬天守を見上げたところ

さらに山頂にて、オススメのビューポイントから眺めた模擬天守:

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現代の模擬天守

こちらは別のビューポイントから:

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ビューポイントからの眺め

こちらはレストラン上にある展望台から眺めた風景の中から、次に攻める予定の鷺山城跡。斎藤道三が家督を義龍に譲ったあとの隠居城とされる:

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鷲山城跡

そしてロープウェイで麓へ下りたあと次のバス時間まで信長公居館跡を巡ってきた:

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金華山ロープウェイ

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金華山ロープウェイと三重塔(拡大版)

最後はバス待ちしていた時に見かけたエアーライフル射撃場。営業しているのか?と思ったが、まだ開店していないだけだった:

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岐阜エアー ライフル射撃場

と云うことで、この時のフォト集はこちら:
See Also岐阜城攻め(2) (フォト集)
See Also織田信長居館攻め(2) (フォト集)

参照

参照
a とは云っても正確には西部地方が中心。山城が多い東部は肝心の(連泊できる)宿を確保することができなかったので諦めた 😞️。
b COVID-19感染傾向が下火になってきた中での旅行ともあって、少々気分が高揚していたかも😅️。ついつい勢いで判断してしまった。
c もしかしたら肉は溶けてしまっていた?😞️。