昨日は、令和5(2023)年の清明の候過ぎの週末に神奈川県横浜市にあった城跡を攻めてきた。この日は天気予報が大ハズレの日で、まったく晴れ間のないぐずついた天気。前の日の予報では晴天だったのに〜 。
この城跡、遺構は全くないが高低差の激しい公園とその界隈を歩き回ったこともあって[a]このあたりはさすが横浜。坂が多い 😞️。、予定していたコースを巡り終わった頃にはお腹はペコペコ 。そして最寄り駅である京浜急行・神奈川駅周辺のお店[b]COVID-19 の感染蔓延が少なくなってきたこの時期は居酒屋系、カレー系などがお店が普通に営業していた。を一通り見たあと、今回は町中華をいただくことに:
手を消毒して店内に入ると、意外と奥行きのある店のようで、既に奥の方の丸テーブルには複数人の先客が食事していた。それに対して店員は一人[c]どうやら週末は夫婦二人だけのようだ。で忙しく動き回っていたが、そのうち目があって自分が立っていた傍で空いていたテーブル席を指示された。と云っても、その他のテーブル席は食べ終わった食器が放置された状態だったので、実際のところは選択肢はなかったのだが 。
席についてテーブルの上にあるややベタついたメニューを手に取ってみると、町中華によくあるランチメニュー[d]酢豚とか青椒肉絲とかのメインにサイドメニューが数品ついて、御飯+中華スープと杏仁豆腐がつく、ホントどこにでもある代わり映えのない定食 🤐️。の他に一品料理と飲み物メニューだった。ここ「横浜」はある意味、中華な街だと思っていたので、町中華としてもメニューの内容は今ひとつって感じ 。
それから壁に貼ってあったメニューに目を移していた時に気になったのが「あんかけあさり焼きそば」(900円)と「あさり炒飯」(900円)。結局、写真からはイマイチ細かい具材が分からなかった焼きそばを注文することにした。あと青島ビール(480円)も注文。ビールは先か後か聞かれたので先にしてもらった:
ビールが出てきたあとしばらくして、忘れていたかのようにピーナッツの小皿が出てきた。もうビールは飲み干していたが 。
あと注文を受けた店員が厨房に入って料理人に伝えていた中国語が(かたことに)耳に入ってきたのだが、(料理人)「やきそば? めんどうだなぁ」(店員)「ただあんかけを麺の上にかけるだけでしょ。簡単よ。」的な会話だった。たぶん 。
で、しばらくして出てきたのがコレ:
小さなアサリがいくつか入った中華丼の餡が堅焼きそばの上に無造作にかかっていた。やけどはしなかったが餡は激アツ。味はごくごく普通だが、どちらかと云うと今ひとつ。玉になっていなかったのが救いか。麺の量は多めだったけど、やっぱり腹にたまらなかった。あと、物価高のこの時期だからか「うずらの卵」は入っていなかったなぁ。練り辛子も。
結局、この店を出て、帰りにコメダ珈琲で珈琲二杯とケーキを食べてしまったっけ[e]実のところ突然の雨に遭遇したので雨宿りが目的だったが。 。
萬新菜館(旧・萬珍菜館)
神奈川県横浜市神奈川区青木町1-7 グランドメゾン青木橋1F
ここからはオマケ。
この町中華屋があるのは旧・東海道沿い。駅近くには江戸時代の「神奈川宿」の説明板が建っていた:
近くにあったマンホール風のプレートがいかにも「ハマっぽい」デザイン:
実は、お昼でこの町中華屋と迷ったのが、こちら「オカモト★タンメン。」なる店。行列していたので今回は諦めた:
店の外に貼ってあったメニューを見て正直そそられなかったが[f]自分がタンメンを好まない方だからだと思うが 🤐️😞️。、それでも行列だったのはタンメンよりもスープの方が美味いのか、あるいはセットメニューがお得なのか 。
個人的に食いついたのは、このタンメン屋の前に置かれていた「仙台直送・牛たん・焼肉の自販機」なるもの:
このタンメン屋の眼の前にあるのが由緒ある洲崎大神。鎌倉幕府公認の神社。境内にそびえていた欅は鎌倉時代からではないと思うが見事であった:
国道R1を挟んで駅の西側にある本覚寺は、幕末に開港した横浜港を眼下に望む、この場所に米国領事館が建っていた跡地らしい:
上の写真の中央奥に見える高台が幸ケ谷公園(権現山の一部)。
その公園を散策中に目撃したカラス。めちゃくちゃデカかったが、これはやはり美味しい中華の残りものを食べているからだろうか :
最後は、COVID-19が感染蔓延する直前に修復が完了したと云う千代田区の情報を知って、ここ横浜へ来る前に攻めてきた江戸城の常磐御門跡であるが、なんと再び工事によって枡形門跡への立ち入りは不可であった :
現地へ行かないと現在の状況が分からない、いつ工事が終わるのか分からないのは千代田区ではいつものことらしい。ここにあった説明板に書いてあった工事期間は全てバラバラ。
この千代田区の対応、渋沢栄一扇も呆れているぜ:
と云うことで、この時のフォト集はこちら: