先々週は令和4(2022)年の立冬の候少し前、一泊二日の予定で愛知県は名古屋市にある城跡をいくつか攻めてきた。最終日の名古屋は晴天で気温も穏やか。あまりにも気持ちの良い朝だったので、朝食後に宿からほど近い名古屋城の三之丸跡を散歩してきた。三之丸の外濠も意外と残っているものだんだなぁと思った[a]堀底にテニスコートがあるらしいし 😁️。。
宿をチェックアウトしたあとは、三年前の名古屋で台風のために城攻めを断念した古城をいくつか巡ってきた訳だが、移動が重なり混雑していたりしてお昼を取りそこね、この日最後の城攻めを終えて最寄り駅へ向かう途中、運良く名古屋名物のきしめん屋が目に入ってきた:
ランチタイムからいくぶん外れていたからか駐車場も空いていたので、これなら待たなくてもよさそうと思い入ってみることに。もしかしたら本格的な「きしめん」は自身初かも 。
案の定、待つこと無くテーブル席に通してもらえた。そして、メニューにざっと目をとおしてみるとベーシックな「きしめん」以外にも「あんかけ」やら「みそ」やら「煮込み」やらあって、きしめん初心者にはなかなか決められずにいたが、隣のテーブルを軽くのぞき見して、すこしボリュームのある「きしめん定食」(1,100円)を注文した。もう少し寒かったら「みそ煮込み」にしたかも:
麺は予想外に柔らかく、いい具合の出汁にからんでずるずるいけた。鰹節のアクセントがいい感じ 。付いていた海老天を載せて食べると、これまた違った風味になっていい感じだった。
せっかくなので実家のおみやげに名古屋名物の「みそ煮込みきしめん」を購入。賞味期限を考慮して、出来たてを送ってくれるらしい。
よしだ麺(吉田麺業)荒子店
愛知県名古屋市中川区荒子2丁目222番
ここからはオマケ。
最終日のこの日は午前中から午後にかけて名古屋市内に残る古城跡を三ヶ所巡ってきた。一つ目は中区橘の真宗大谷派・名古屋東別院にある古渡城跡へ:
壮麗な建物が建ち並ぶ広い境内の片隅に城址の碑があるだけで、特に目立った遺構はなかったが、堀跡に作られたと云われる近くの下茶屋公園には、(おそらくは)名古屋城のものと思われる石垣が残されていた:
名古屋城築城時に遠方から運ばれる途中に残されたものか、あるいは廃城後に持ち出されたものか、残された理由は不詳らしい。
二つ目は千種区城山町にある末森城跡。こちらは現在は城山八幡宮になっているが、この神社がきちんと城跡を管理している[b]案内板もあったし。とのことで、予想外に空堀やら土塁、そして石垣が残っていた。
たとえば空堀に架かる土橋跡。現在は太鼓橋が架かっていた:
本丸跡の境内からの眺め。末森城が高台にあったのがよく分かる:
駐車場脇に建つ城址碑:
土塁跡や空堀跡が残っていて見どころは意外とあった:
二ノ丸跡では昭和塾堂なる神社とは関係の無い一風変わった建物を目にした:
最後は中川区荒子の荒子城跡。前田利家の生誕地でもあるらしい。現在は富士天満社:
境内にあった前田利家ゆかりの碑。利家が越前へ移る前まで荒子城はあったらしい:
さらに、あおなみ線・荒子駅前のロータリーには「前田利家公初陣之像」と「おまつ姫像」があった:
はじめは利家の像だけだったらしいが、大河ドラマの影響か何かで、あとから「おまつ姫」の像が追加されたらしい 。
最後は、荒子城跡へ向かう途中に立ち寄ったガストで食べた「秋のぶどうデザート」シリーズから、ぶどうコンポートサンデー(499円):
この時、初めてガストの配膳ロボットを体験した。しかしながらテーブルから一番遠いところで停止されても困るなぁ。てっきり隣のテーブルに運んで来たのかと思って、あやうく無視するところだった
。
と云うことで、この時のフォト集はこちら: