中華そば・あじろう − Faking a Traditional Japanese Ramen.

先々週は令和4(2022)年の文化の日に、だいぶ前から計画しておきながら、なかなか実行に移せなかった山城を攻めてきた。その場所は季節と当日の天候が限定されると云うのが、当初計画した条件[a]まず熊出没地域であるためにいがたクマ出没マップで確認。次に雪が無いこと。あとは当日の天気予報が晴天で空気が澄んでいる気温18前後が理想的だった。としていたが、本年の文化の日はその条件を見事にパスできる日だった。ここで運が良かったのは天候の方で、この日の新潟県は曇りないし雨の予報であったにも関わらず、目的地の南魚沼郡越後湯沢町だけ晴天であった 8)

と云うことで、天候だけは現地に到着するまで不安があったものの、他にもいろいろキビシイ条件[b]例えば早起きできるか?とかバスに乗れるか?とか😅️。の中、実行に移せて結果的に良かった ;)

そして城攻めを堪能しJR越後湯沢駅へ戻ってくると予定より少し時間に余裕があり、昼は城跡でおにぎり3個食べていた[c]ただし早めのお昼だったし、山城を歩き回ってきたので下山したら小腹が空いていた 😊️。が帰路に向けて軽く腹に入れておきたいと思い、バス停近くで見かけたラーメン屋へ行ってみることにした:

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東口駅前通りの「中華そば あじろう」

暖簾をあげて店内を覗いて見ると客が一人だけ。店員も見当たらなかったのが不安だったが、ここではなく隣にある店で丼モノを食べるほどの腹の空き具合でもなかったので、思い切ってドアを開けて店の中へ。

手を消毒して入店すると奥(厨房)から店員がでてきて接客。壁を向かいにしたカウンターはがらがらだったので、先客から離れた厨房に近い席に座った。ほどなく先客が店を出ると客は俺一人となった。そして相変わらず店員は厨房に入ったまま[d]自分の席を含め店内からはまったく見えない 😮️。

メニューに軽く目を通し特に深読みせずに、店に入る前から決めていた中華そば(750円)を注文。注文をとった店員は厨房に入っていく。それから水を飲みながらメニューの中で目についたチャーシュー・トッピング(200円)を追加しようと店員に声をかけるが、厨房に居るのでまったく聞こえていない。仕方ががないので席を立って厨房口まで行って注文するはめに :|

10分くらいしてできた中華そば+チャーシュー・トッピングがこちら:

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中華そば+チャーシュートッピング(750円+200円)

煮干し臭のある醤油ベースのスープで脂はほどんど無しで、ちぢれの細麺。岩のりとほうれん草が一番上に載っていた。トッピングしたチャーシューは豚の薄バラ肉をお湯で煮たようなモノが5枚、麺の上に浮いていた:

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煮干し臭がやや強めの中華そば

まずはスープを一口。おいおい薄いぞ。深みが全く無い。しばらくスープをすすっていると、ふと既成品の醤油ダレに鶏ガラといったスープではなく、ただのお湯を入れたインスタントラーメンのような味に思えてきた :$。スープが命の中華そばとしてはバランスが悪いラーメンで、流石に飲み干せるようなスープではなかった。チャーシューなんか味が無くて脂身を食べている感じ。と云うことで具と麺だけ食べて早々に終了:

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まるでインスタントラーメンな中華そば

おあいそを云うのも、わざわざ席を立って厨房口まで行かないとダメだった :(。味も接客もイマイチなそんな店でもスキーシーズンともなれば客でごった返すのだろうか。

中華そば・あじろう
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢1-1-4


ここからはオマケ。

まず東京駅から乗車したとき305号はE7系:

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とき305号新潟行き

早めの朝だったので朝食は駅で調達して車内で。いろいろこだわっていた感じの「やわらか・ひれかつサンド」(750円)を選択:

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やわらか・ひれかつサンド(750円)

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やわらか・ひれかつサンド

時間がたっても、それなりに美味しいカツサンドであるが、やはり肉のボソボソ感は否めない。

そして、こちらがJR越後湯沢駅東口の路線バス乗り場周辺:

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越後湯沢駅東口のバス乗り場

のりば①から南越後観光バス・西部クリスタル行きへ乗車して「芝原」なるバス停で下車し、登城口まで徒歩で移動[e]帰りも同じバス停から乗車して越後湯沢駅へ。した。このとき城跡へは三国街道《ミクニ・カイドウ》である国道R17を途中まで登って行く。

これは、車がビュンビュン走り抜ける国道R17脇から越後荒戸城跡を正面に眺めて見たところで、ちょうど現在の三国街道の上に城跡がある感じ:

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正面の山に越後荒戸城跡がある

そしてトンネル手前左手にある脇道が旧・三国街道で、城跡へはそちらの道を登っていく:

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「荒戸城跡」の標柱

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三国街道と芝原トンネル

旧・三国街道を15分程歩くと城跡の登城口があるが、その途中、紅葉で色づいた湯沢町の風景を拝むことができた:

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新潟県南魚沼郡湯沢町の眺め(拡大版)

こちらは写真をパノラマ風に並べてみたもの:

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越後荒戸城跡下から

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南魚沼郡湯沢町の

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紅葉の眺めを

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パノラマ風に

城跡からも眺めることができる標高1,111mの飯士山《イイジサン》は、この季節だと岩肌が見えた:

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「上田富士」こと飯士山

こちらが城址入口[f]他に旧・三国街道に入る側(登ってきた時の手前側)にも登城口がある。。この手前には車4台くらい停めることが可能な駐車場あり:

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荒戸城の登城口

ここから大手口方面へ10分くらい登っていくと、山城好きには堪らない遺構が出現する:

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城塁が連なる大手口側の遺構で、一番奥に見えるのが主郭’跡(拡大版)

他にも竪堀や横掘なんかが綺麗に残っていた:

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二郭虎口手前にある竪堀

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馬出と横堀

最後は主郭の城塁:

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三郭跡から見上げた主郭切岸(拡大版)

クマ鈴を持参して登ってきたが熊には遭遇せず[g]ただ登ってくる途中で獣糞を見た。熊ではなく猿のものかと思うが。。昼近くに数人の人間には遭遇した。殆どが車で来ていたようだ。

と云うことで、この時のフォト集はこちら:

See Also越後荒戸城攻め (フォト集)

こちらが今回の散策ルート:

Screenshot from 2022-11-14 08-28-31

越後荒戸城攻めのルート

活動時間は 03:07、距離は 4.8km、消費カロリーは 1,183Kcal。

参照

参照
a まず熊出没地域であるためにいがたクマ出没マップで確認。次に雪が無いこと。あとは当日の天気予報が晴天で空気が澄んでいる気温18前後が理想的だった。
b 例えば早起きできるか?とかバスに乗れるか?とか😅️。
c ただし早めのお昼だったし、山城を歩き回ってきたので下山したら小腹が空いていた 😊️。
d 自分の席を含め店内からはまったく見えない 😮️。
e 帰りも同じバス停から乗車して越後湯沢駅へ。
f 他に旧・三国街道に入る側(登ってきた時の手前側)にも登城口がある。
g ただ登ってくる途中で獣糞を見た。熊ではなく猿のものかと思うが。

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