今月は、令和4(2022)年6月頭に人生で初めて東京国立博物館を観覧してきた。目的は中世は戦国時代の甲冑や戦国武将らが遺した書状など。中には重要文化財クラスはもちろん国宝クラスのものに出会えるらしい[a]と云うのを、今回観覧して学習した 😁️。。
JR上野駅で下車して公園口から出ると眼の前が上野恩賜公園であることは知っていたが、美術館や博物館がたくさんあるとは知らなかった。この日は天気もよく久しぶりに暖かくて、ここ来る間にホント外出日和だなぁと思っていたが、まさかこんなに大勢の人がいるとは思わず、少し驚いたが[b]コロナ流行してるって感じがしないくらい活気がある雰囲気だったけど、多くの人達はほとんど感染対策してたな。。
常設展示もあるから、本館だけでもいろいろな時代の日本美術を鑑賞することができ、予定していた時間をかるくオーバーして、だいぶ遅めのお昼を摂ることになってしまったが[c]鑑賞するのが楽しくて、全然後悔はしていないぞ😎️。 。
お昼は、あらかじめ決めておいたお店。それも幼稚園時代に家族で食べにきた記憶のある上野じゅらく[d]大人になって浅草にある浅草聚楽で食べた記憶はある。。とはいえ一度閉店し、現在はレストランじゅらくとしてJR高架下で営業しているとのことで行って来た:
お昼時ではないのに行列になっていて驚いた。ちなみにお店の入口は左手奥にある。それでも予約一覧に名前を書いて待つこと5分で店内のカウンター席に案内された。そして、渡されたメニューを三回くらい見ても目移りして、なかなか決められなかったので、店先の食品ディスプレイで見たものを注文した。
まずは生ビールグラス(410円):
フォークとナイフを頂くワンプレート・スタイルのカツライス(1,450円):
ドミグラスソースは昔なつかしいトマトの味が濃いもの。ライスに絡めて残さず頂いた 。
店内は昔の面影は(場所が変わっているので)全く無かったが、味はなんとなくこんな感じだったかなぁと、少しだけ思い出して嬉しかった。
RESTAURANT じゅらく(じゅらく上野駅前店)
東京都台東区上野6-11-11
ここからはオマケ。
こちらは本館。この日の目的となる展示品は、この建物の中にあった:
昔見た映画「GANTZ(実写版)」のロケ地として知られている[e]たしか、おこりんぼう星人との戦いの場。、明治時代の雰囲気を残す建築物。
これは東洋館。主に東洋諸国の美術・工芸品、考古遺物があるらしい:
建物が重要文化財になっている表慶館。特別展が開催されるらしいが、この日は休館中だった:
ここからは今回観覧した「総合文化展」(観覧料 1,000円)の美術品の一部紹介していく。
本館は、今回の目的だった中世時代の美術品の他にも縄文・弥生・古墳の各時代の美術品が展示されていた:
こちらは聖観音菩薩像のレプリカ[f]実物は奈良の薬師寺蔵。:
仏教世界の四方を護る四天王の木造:
四天王の一人で多聞天こと、毘沙門天立像:
こちらが今回の目的の品の一つ。細川三斎(忠興)像絵図:
細川ガラシヤが夫・忠興に書き送ったとされる直筆の手紙:
刀剣なんかは大勢のギャラリーがいたっけ。こちらは長船兼光。備前国長船派の名工・兼光の作で、戦国武将の福島正則が所持したことから名物・福島兼光とも:
こちらは手掻包永《テガイカネナガ》。徳川家康から信濃国・高遠藩の保科正直に渡ったもの:
なお包永には細川幽斎が所有し、次男の隆元の手に渡ったのちに徳川将軍家が買い上げたとされる「児手柏《コノテガシワ》」と云う一振りもある。
教科書にも載っていた遮光器土偶(宮城県出土):
こちらも教科書で見たことのある銅鐸(滋賀県出土):
珍しいものとしてはホンモノの大判・小判、そして寛永通宝なんてお金の類も:
ということで、この時のフォト集はこちら:
2022年6月 東京国立博物館 (フォト集)