先月は令和3(2021)年の文化の日、五年ぶりに小田原城を攻めてきた。と云っても目的は、この前週から始めた「巡礼!戦国北条カード」なるコレクション・カードを手に入れるためだけど 。
ただそれだけでは、わざわざ時間をかけ高速代を払ってやってきた意味がないので、五年前に攻めきれなかった小田原城惣構の遺構と北條氏政公らの墓所参拝もついでに 。
この日の小田原は晴天で暖かく、COVID-19 感染防止でマスクしていると息苦しくなるくらいだった。小田原城址の三の丸跡周辺は昼頃になると多くの人が出歩いていたし、御食事処も大勢の人達で溢れかえっていた。
と云うことで小田原城天守閣へ向かう前に腹ごなししようと、まずは七年前に初めて小田原城跡を攻めたあとにお昼で刺身定食を頂いた居酒屋へ向ったら、もう既に満席。店の人に一時間は空かないと思いますと云われ諦めることに 。
結局は、これまた五年前に小田原城跡を攻めた時に食べたお堀端通り沿いの手打ち蕎麦屋へ。途中にあった鰻屋なんて行列だったっけ。
この時期は新蕎麦を出してくれるらしい:
自分が店に入ったのがお昼時の隙間だったのか、思っていたほどの行列はできておらず、ちょっと待って席に通してもらえた。ただ店員さんは一人しか居おらず、客が出たあとの片付けやテーブルの消毒なんてのがおろそかになっていたように見えた。自分が食べていると出口あたりに数組の行列ができていた。
前回はセットメニュー(ミニ天丼とかしわ南蛮そば)にしたけど、今回は季節外れの天気の中をうろうろ散策してきたので、冷たい蕎麦の「田毎そば」(1,070円)にした:
この店の蕎麦は細くて香りが高く美味しい。さらに、この田毎そばには、大根おろしの上に自家焙煎したと云う二種類のすりゴマが大量にかかっており、ここにそばつゆを流し込み、細い蕎麦をすするのではなくからめながら食べる感じ:
ちょっと残念だったのが、大根おろしの匂いがせっかくの蕎麦とゴマの香りを消してしまっていたことか 。
手打そば処 田毎
神奈川県小田原市本町1-6-20
ここからはオマケ。
こちらが小田原北條氏が築いた小田原城惣構・渋取口の土塁(通称は蓮上院土塁)。手前の道路が堀跡:
この土塁は、先の大戦の小田原空襲で爆弾が着弾したのだとか:
土塁のそばには小学校があり犠牲者も出たと云う:
田毎でお昼を摂ったあとは小田原城址公園へ。天守閣へ入場(510円/当時)して北條氏康像のカードを入手[a]入手場所は出口にあるカウンターで、そこにいる係員に「北條氏康像のカードが欲しい」と伝えればくれる。。今日まで入手したカードは四枚:
こちらは二の丸の枡形虎口の一の門である馬出門で、平成21(2009)年に復元された:
こちらは二の丸東堀で見かけたマガモ(雌):
渡櫓門形式の銅門《あかがねもん》は平成9(1997)年の復元:
この日は銅門の内部も公開されていた上に、俗に云う小田原評定を再現したマネキンが置かれていた:
二の丸跡には市指定天然記念物の見事なイヌマキが立っている:
こちらは本丸跡に立っていた巨松《おおまつ》:
そしてニホンザル:
さらに、この日は本丸跡で菊花展が催されていた:
その中で鈴廣かまぼこ賞だったのがこちら:
最後はマンホールの蓋:
ということで、この時のフォト集はこちら:
小田原城攻め / 小田原北條氏の時代 / 蓮上院土塁 (フォト集)
小田原城攻め / 徳川氏の時代(2) (フォト集)
参照
↑a | 入手場所は出口にあるカウンターで、そこにいる係員に「北條氏康像のカードが欲しい」と伝えればくれる。 |
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ピンバック: そば処・寿庵 − Their Katsudon seems to be just a little bit difference. | Mikeforce::Today
ピンバック: 手打ちそば処 田毎 – Handmade SOBA of TAGOTO(TAKE3). | Mikeforce::Today
ピンバック: 小田原城惣構攻囲戦 − The Siege of Odawara Castle – Mikeforce::Castles
ピンバック: 小田原城 − Odawara Castle (TAKE 3) – Mikeforce::Castles