先月末は令和3(2021)年は立冬前の週末、朝から曇り空で時間が経ったら確実に雨が降りそうな天気だったこの日は神奈川県立歴史博物館で開催されていた『開基500年記念 早雲寺−戦国大名北條氏の遺産と系譜−』なる特別展を鑑賞してきた。
小田原北條氏五代の墓所があることで知られている早雲寺(神奈川県足柄郡箱根町)は毎年文化の日の前後に寺宝である北條氏ゆかりの品々や複数ある当主の肖像画などを鑑賞できるらしいのだが、結局のところ昨年に続いて今年も COVID-19 感染防止(緊急事態宣言下)のため開催されなかった[a]墓所参詣は通年できるらしいことを、あとで知ったので後日参拝してきたが。。
その代わりなのかどうかは分からないが、早雲寺所蔵の寺宝に加えて県内にある寺社から小田原北條氏と歴史的に関連のある[b]もちろん敵対勢力に関するものも含まれる。文化財[c]この中には重要文化財、重要美術品、神奈川県指定文化財、市区町村指定文化財が含まれている。が集合した展示会と云うことで興味津々だった:
ちょうど自分が行く直前に緊急事態宣言が開けたので、それまで予約制だったのが特に予約せず人数制限もなしで鑑賞できるたのは良かった。あと、出品数は想像していたよりも多くは無かったが、美術品の域を越えて歴史的背景なども併せて知ることが出来て有意義だった。そういえば JAF の優待割引もあったっけ。
で、自分が鑑賞した頃は、この特別展と県内の観光協会とがタイアップして「巡礼!戦国北條カード」なるものを配布していて、特別展を鑑賞したら小田原北條氏初代の「伊勢宗瑞(北條早雲)」のカードを貰った。詳しくみてみると、このカードは全七種類もあるらしく、この館内でも他のカードを入手できるらしい。
その一つがこちらの喫茶店。ここで食事すると貰えるとのこと。この日は大勢の人が来る前に退散する心算で朝一に入館したこともあり、鑑賞し終わったらお腹も空いてきたので、カード入手がてら早めのお昼を摂ることにした:
感染対策しながら食べたのが、こちらの「懐かしのナポリタン」。定価は 790円だけど、鑑賞券の半券で50円引き :
ケチャップの香りと味が絶妙の細めのスパゲティで美味しかった。店内にはお土産物もあり、せっかくなので「手羽元カレー(レトルト)」(420円)を購入。
初めはなんてことは無かったが二枚目のカードを入手したら、残りの五枚も集めたくなってきて、その後はカードを手に入れるために小田原城天守閣や箱根神社の宝物殿、さらに箱根町の郷土資料館という所まで足を伸ばす羽目になってしまった。
ちなみに、こちらが集めたコレクション・カード全七種。そのうち白で塗りつぶされていないのがこの日に入手できたもの:
喫茶ともしび
神奈川県横浜市中区南仲通5-60
ここからはオマケ。
これが博物館の建物。明治37(1904)年に建てられた横浜正金銀行《よこはま・しょうきん・ぎんこう》本店で、国の重要文化財・史跡に指定されている:
特別展のパネルの他に、明治地代に横浜の港を守るために備えられていたとされる帝政ロシア製の32ポンド砲:
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