月別アーカイブ: 2021年5月

大海軒 毛呂山店 − A Very Hot Soup in the Big Bowl.

先週末は、令和3(2021)年5月最終週、COVID-19 のまん延防止等重点措置の再延長が決定されたばかりであったけど梅雨入りする前の貴重な晴天の休日は逃せないということで、またまた埼玉県入間郡にあった城攻めへ。

雲のない晴天との予報だったのに現地に着いてみたらは曇が多かったな[a]最近の天気予報のハズレ度は大きいな。それも数時間前の予報で。温暖化で、既に予報アルゴリズムが通用しない気候変動期に入ってしまったのだろうか、この地球は  😈  。マスク付けて歩き回っていたら口の回りが蒸し暑かったので難儀したっけ  :$

この日の午前中のお目当ては「ゴルフ場の中にある」城跡。現在は雷電神社や稲荷神社なんかが建っているのだけれど、さらにゴルフ場の中を町道R3368が横切っていると云うこともあって、原則的に神社への参拝目的ならばゴルフ場の門を開けて中へ入ることは可能[b]ただし施錠されていないので開けたら閉めておく事。。そして、中に入ったらプレイの邪魔にならないように参道(R3368)を登って行くって感じ8)

そう云うことで午前中は人っ子一人居ない[c]人以外の動物には遭遇したが・・・ 😀 山城を歩き回り、午後からまた歩き回るエネルギーを補給するため最寄りの毛呂《もろ》駅へ戻ってきた。この駅周辺は意外と御食事処が多いなぁと云う印象だったが、その理由は近くに埼玉医大があるからだろうか。まぁ休日だし、たまたまお昼時だったからかもしれないが、客がたくさん入った店を多く見かけた。

そういう自分も気になっていたラーメン屋へ直行したのだが、既に店の前には行列が:O。予定より早めのお昼になってしまったので、時間的にどうかと思ったけど、まさか行列ができるほどとは思ってもいなかった。それならばと、午後に予定していた城跡[d]その昔は源頼朝の御家人で、秀吉が関東に入った頃まで、この周辺を支配していた名族・毛呂氏の菩提寺と館跡。を先に巡ってから、また来てみることに。

こちらがお昼を食べたラーメン屋の大海軒・毛呂山店。時間としては午後1時半くらい。行列は解消されていた:

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中華そばの大海軒《たいかいけん》

店に入って手を消毒し、券売機で食券を購入。初めてなので一番人気らしい「ワンタン麺」(950円)を注文。店の人に席を示されて座る。

そして出てきた中華そばがこちら。丼《どんぶり》がでかい :O

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ワンタン麺(950円)

早速スープから飲んでみたのだけれど、これがまた激熱。思わず舌を火傷してしまった ;(。スープが熱いのでワンタンも熱い。こんな暑い日にハフハフしながら細麺をすすった。

ありがたいことに店員サンが何度も冷たい水を補給しれくれたので、火傷は酷くならなかったよ ;)。さらに、しっかりと肉が包まれたワンタンも、うかつにすすると火傷するので注意:

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熱々だけど旨味のあるワンタン

スープはやや薄口の味付けだけど、煮干しの香りがよく最後まで飲み干せる優しさがあった:

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完食

やっぱり暑くて汗出しまくって歩き回ったからか、薄口でも十分と味わうことができた。チャーシューは少し固め。シナチクもやや小さ目だったのが残念。

大海軒・毛呂山店
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷 657-6


ここからはオマケ。

午前中に攻めた竜ヶ谷城跡は人っ子一人会わず、この時期としては理想的な城攻めであったが、人間以外の動物をよく目にした。

まずはシマヘビ。腰郭跡へ下りた瞬間に目撃したのだけれど、あまりの巨大さに驚いて、まじまじと見入ってしまい、カメラで撮れたのは尻尾あたりだけだった :D。シマヘビって2m近くも大きくなるものだろうか:

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2mくらいあったシマヘビ(の尻尾)

同じく竜ヶ谷城跡で見かけた鳥。名前がわからない[e]カッコウかな。植物や鳥の名前を覚える簡単な方法はないかな。

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鳴き声が特徴的だった

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意外とすごい顔していた

写真はないけど他には、大きなカラスが餌を大事そうに口に加えていたのを見かけた。人間がそばに居ても一向に驚く気配が無かったっけ。

竜ヶ谷城跡の周囲はゴルフ場と云うことで、城内にはOBしたボールが幾つもあった:

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城跡にゴルフボール

城跡である雷電神社へ向かうには、こんな感じのゴルフ場の中を行く:

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オリムピック・ナショナル・ゴルフクラブ( WEST)

竜ヶ谷城攻めを終えた帰りに見かけた地蔵さま。毛呂山町指定民俗文化財(有形民俗文化財)の大行寺地蔵尊《だいぎょうじ・じぞうそん》。左手の三面六臂《さんめん・ろっぴ》の彫像が印象的:

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大行寺地蔵尊

こちらは毛呂氏館跡に建つ長栄寺《ちょうえいじ》の総門前にあった瀧と不動明王像:

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長栄寺の瀧

最後はJR八高線[f]この車両は群馬県の高崎駅と埼玉県の高麗川駅の区間のもの。

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JR八高線(キハ110)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also竜ヶ谷城攻め (フォト集)
See Also毛呂氏館攻め (フォト集)

参照

参照
a 最近の天気予報のハズレ度は大きいな。それも数時間前の予報で。温暖化で、既に予報アルゴリズムが通用しない気候変動期に入ってしまったのだろうか、この地球は  😈  
b ただし施錠されていないので開けたら閉めておく事。
c 人以外の動物には遭遇したが・・・ 😀
d その昔は源頼朝の御家人で、秀吉が関東に入った頃まで、この周辺を支配していた名族・毛呂氏の菩提寺と館跡。
e カッコウかな。植物や鳥の名前を覚える簡単な方法はないかな。
f この車両は群馬県の高崎駅と埼玉県の高麗川駅の区間のもの。

道灌うどん − “The Udon” shop in the country.

今週は令和3(2021)年のGWも終りの頃[a]東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(、晴天の日を選んでいて先のばししていた埼玉県入間郡にあった城攻めへ。

ただ城は砦規模で小一時間ほどで攻略できそうだったので、その前に名将・太田道灌公の墓所がある菩提寺の龍穏寺《りゅうおんじ》に足を運んできた。天気が良かったので最寄りのバス停から歩くことに[b]川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。。こんな時期にあって多くの人は車で来ていたようだけど、サイクリングやツーリングでやって来る人達がも多かった。

菩提寺から越生《おごせ》駅へ戻ったら、次は駅の東口(山吹口[c]ちなみに西口は道灌口。)から歩いて越辺川《おっぺがわ》を渡った先にある太田道灌ゆかりの地として伝わる山吹の里歴史公園へ。やまぶきの花は既に終わっていたが高台へ登ると越生町を眺めることができた。

公園を出たら、お昼をどこかで適当に摂って越生神社の裏にある城跡を攻めようと思い、再び越生駅へ戻ろうとしたら「うどん屋」の看板が目に入った:

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「ザうどん・道灌うどん」

この街が押している太田道灌の名前を冠したお店と云うことで、せっかくなので駅へ向かう前にこの店で腹ごなしすることにした ;)

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道灌うどん(以前は中華料理屋)

長机と椅子を並べただけの、いたってシンプルな店内には既に六組ほどのお客がいた。手を消毒して入るとすぐ券売機があったので肉汁うどん(600円)の食券を購入:

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基本的に麺がなくなり次第閉店らしい

券売機の奥が厨房になっていて、中では店主の男性とアルバイトらしき女性が大忙しに調理していた。店頭にあったとおり「セルフオーダー」のようで食券を持って立っていたが、なかなか注文をとりにきてくれないくらい忙しそうだった :O。やっと来てくれたと思ったら「順番に出すのでちょっと待ってくれ」と云われ、仕方がないので先に席を確保し、こちらもセルフの水を取りに行ってから再び厨房前へ行くと女性がフォローしてくれた。

それから20分ほど待って、「肉汁うどんの方」って呼ばれた[d]順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。ので厨房前の受け取り口へ行き、うどんと受け取ってきた:

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肉汁うどん(600円)

温かいつけ汁にはネギと鶏肉が薬味として入っていた。うどんの方は手打ちらしい太さがバラバラの麺。つけ汁につけて食べると、適度な縮れもあって、のど越しも良かった。大盛り(50円)でもよかったかなぁと少し後悔したが、自分のあとの二組目くらいで麺が無くなったようで、あらたに入って来たお客は残念そうに出ていったっけ。

割引券をもらったので、また来てみよう :)

道灌うどん
埼玉県入間郡越生町如意435-23


ここからはオマケ。

越辺川に架かる山吹橋。正面に見える杜が山吹の里歴史公園。この橋を渡って右手すぐに道灌うどんがある:

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山吹橋

太田道真・道灌父子の菩提寺である龍穏寺へ向かう道は舗装されており、さらに周囲は「マイナスイオンの宝庫」。天気がよく気持ちのよいハイキングになった上に、いろいろな「もの」に遭遇したっけ。

こちらは龍穏寺の山門。大正時代の初めに火災で多くの堂宇を焼失したが、それを免れた歴史的建築物の一つ。天保13(1842)年の再建:

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龍穏寺の山門

一階には仏法を守護する四天王(毘沙門天、持国天、増長天、広目天)が祀られ、二階には観音菩薩、八大神将《はちだいしんしょう》と十六羅漢《じゅうろくらかん》[e]御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。が祀られている。

境内には太田道真・道灌公の墓所の他に銅像もあった:

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龍穏寺(埼玉県入間郡)の道灌公像

その昔、神奈川県伊勢原市で公の墓所を巡ってきたが、その際も公の銅像についてまとめていたので、ここで再びまとめてみた:

伊勢原市役所前の道灌公像

芳林寺(埼玉県さいたま市)の道灌公像

川越市役所(埼玉県川越市)の道灌公像

JR日暮里駅前の道灌公像

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東京国際フォーラム(東京都千代田区)の道灌公像

これ以外にも静岡県東伊豆町や長野県佐久市にも公の銅像があるらしい。機会があれば是非、写真に納めたい。

こちらは龍穏寺へ行くまでに目にした風景:

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杜(拡大版)

こちらは越辺川の支流:

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越辺川の支流

草花たち:

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菖蒲

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藤の花

清流渓谷[f]地形《じぎょう》の衝上断層のこと。の案内板からの眺め:

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巨石

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清流

人間が近くにいることも気づかずに、ひたすら餌をさがしていた子イノシシ。このあとカメラを向けていた自分に気づいて一目散に走って消えた:

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餌探しに夢中のイノシシ

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also太田道灌公墓所巡り (2) (フォト集)
See Also太田道灌ゆかりの地巡り (フォト集)
See Also武州高取山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 東京都で三度目の緊急事態宣言が発令中だった。自分の居住地区はまん延防止等充填措置中。N501Yの蔓延が危惧される中を十分な感染対策を意識したが、天気が良かったので帰りの電車はけっこう混雑していた :-(
b 川越観光自動車の黒山線で上大満《かみだいま》というバス停で下車し、そこから片道30分ほど。
c ちなみに西口は道灌口。
d 順番を管理している暇も無いようで、他のお客とかぶるケースがあったので少し困惑した。
e 御釈迦様の弟子のうち特に優れた代表的な16名の弟子。
f 地形《じぎょう》の衝上断層のこと。