日別アーカイブ: 2019年8月25日

蓮爾 新町一丁目店 − An Unbelivable Jiro Type Ramen at SETAGAYA, Tokyo.

ついに先週末に食べてきた :O

「二郎系」はそれほど得意な方ではないが食べない方でもない。個人的に見た目のインパクトよりも味のインパクトの方を重視しているからだけど、それは食べることができればって話。ここ「蓮爾」にはそんな妄想は通用しないのかもしれない :|

この店の存在は一年以上前に職場の同僚からの情報で知り、忘れた頃に話題にのぼると検索して出てきた画像を眺め、見た目のインパクトがすごいのは当然ながら、麺の味を含め総合的に高評価が多いことにも驚かされていた。巷のラーメンDBでは平均94ポイント以上(執筆現在)で世田谷区内ではダントツである :O。またコメントを見る限り「中毒な人」が多いこと多いこと。「愛情」さえ感じてしまうほど。

実際のところ、ここまで高評価ならば行列必至だろうって感覚が先行してしまい、思い出しては実際に足を運ぶ機会を逸していたが、令和元年のお盆明けの先週末は、長く続いた酷暑の合間をついて雨と云う天候であったこともあり、もしかしたら行列を避けることができるかもって楽観的な思いが沸き立ち、最近の仕事の不満を「勢い」に変えてひとまず行ってみることにした[a]これ以上、話題になる度に行くか行かないか悩むのも嫌になってきたし。

今の仕事場からお店までは徒歩30分弱ってところ。R246沿いで東急田園都市線の駒沢大学駅と桜新町駅の間くらいか。駒大まで電車でも良かったが、徒歩で移動することでお腹を空かせると云う効果も期待していたわけだけど、まず店前にきて最初の驚き :O

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R246沿いの蓮爾

店の看板や暖簾といったものは一切なし。ただガラス張りの奥に湯気がうっすらと見え、それを囲むかのように客が皆同じ方向を向いて座っているのが見えるだけである。

18:50位に店に入ってみると10個ある席は満席。クーラーと扇風機が動いているので暑い感じはしない。ちょっと高めのカウンター越しに見える厨房には二人の店員が調理していた。店内には不要なBGMは無く、客もまた誰も会話していない :O。店内は正直なところ汚いが、だからって気にはならない不思議さがあった。「無言」の空気がそうさせているのかもしれないが。

待ちは自分らを含めて3人だった。これはラッキーだったかも。入って右手奥にある食券機にはラーメンミニ(麺量200g)650円、ラーメン小(麺量370g)700円、ラーメン大(麺量は自己申告)800円だけ。食券を購入して席が空くのをしばし待つ。その間にも客が数人入ってきた。10分もたたないうちにカウンター奥の客が食べ終えて店を出て行ったので自分を含む三人が新たに席につく。

食券をカウンターの上において細かい注文[b]麺やわらかめとか。を告げて完了。そこからさらに待つ。その間にどこぞの写真で見かけた「姿」をしたラーメンが出されていく。カウンターからは厨房が丸見えで、食べている人を除いて皆、厨房を注視している光景もまた不思議だった。

茹で時間が長く10分くらい待ったあと野菜増しや肉増しなんかを聞かれた。自分は「にんにく少なめ」と注文したが見ているとドカっと入れていたなぁ :O

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ラーメン小(700円)

まず平麺が太い。野菜は茹でもやし、豚肉は二枚、そして少なめ(?)のニンニク。スープは醤油豚骨らしいが隠れていてよく見えない。

で、麺を口に入れる。硬い。とにかく硬い。茹でが浅いような気もするが、ホント「ポキポキ麺」だ :D。でも不味くはない。小麦の味をストレートで味わえる。こんな自家製麺は初めて。

とにかくずっと噛んでいる。噛んで食べて噛んで食べてして、やっとスープが見えてきた。醤油豚骨というよりは醤油ニンニクである:

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姿を表したスープ

豚肉は旨い。脂が旨かった。ただ、ここにきて口も胃袋もトーンダウン。噛み疲れ :D。加えてパンチの効いたニンニクにヤラれた。後半はマンネリな味に嫌気がさした[c]カウンターには一応は七味が置いてある。がなんとか完食。カウンターの上にドンブリを置いたら、しっかりと店員に残り具合を確認されたっけ :D

なるべく水は飲まないようにしたが、食べ終わったらニンニクのせいか、かなり喉が渇いたので軽く一杯飲み干す。いや〜、麺が多すぎた。次回はミニでいこう[d]次回があるかどうかは不明。。帰りにブレスケアなるものを人生で初めて購入した。

蓮爾(はすみ) 新町一丁目店
東京都世田谷区駒沢4丁目4-29-13

参照

参照
a これ以上、話題になる度に行くか行かないか悩むのも嫌になってきたし。
b 麺やわらかめとか。
c カウンターには一応は七味が置いてある。
d 次回があるかどうかは不明。

世界の山ちゃん アスティ三河安城店 − A Nagoya Famous Local Food “Tebasaki”.

先週は、令和元(2019)年の暑いお盆休みは『桶狭間古戦場』を巡るため三泊四日の日程で愛知県へ。前半とは天候がうって変わり、三日目の名古屋地方は四国に上陸しそうな台風10号の影響で突発的な雨と強い日差しの変化について行けず、かなり難儀した一日だった。

とは言え、予定していた城攻め5ヶ所のうち1ヶ所を除いて無事に巡ることができて良かった 8)。最後の刈谷城址は公園へ向かう途中で激しい大雨に遭遇して身動きできなくなり、雨が弱まった隙をついて城攻めを諦めてやむなく宿泊先の三河安城駅へ戻ったと云う次第である。まぁ駅に着いたら雨が上がっていたので少し残念な気持ちにはなったが。

ただ新幹線の改札前に大勢の人が集まっていたので、帰宅を翌日に控えていた自分としては気になったので見てみるとJR東海による「台風10号接近に伴う東海道新幹線の運転計画」なるものが貼られていた:

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「東海道新幹線は本数を減らして運行する」とのこと(拡大版)

台風10号は四国に上陸したあとは中国地方を縦断して日本海へ抜けるとの予報になったため、翌日の山陽新幹線と山陽本線の在来線は運転見合わせ、それにより新大阪と東京間は本数を減らした運行になるとのことだった :O。ということで三河安城駅から九州や広島方面へ向かう人たちが予定を繰り上げて帰るかどうか悩んでいるようだった。

東京方面の運転見合わせは無いので、個人的にはそれほど大きな影響は受けないだろうと考えていた。むしろ東京方面へ向かう人たちも繰り上げて今日帰ってくれれば「明日」は空いているじゃないかと楽観していたくらい :D

しかしながら早々に引き上げて時間が余ってしまった「今日」の方が残念。と云うことですぐに宿泊先には戻らずに、駅ビルに入っていたチェイン店の手羽先屋で早めの夕食として飲み食いすることにした。どのみち「明日」は帰るだけなので:

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世界の山ちゃん アスティ三河安城店

このお店は昼間から開いているようで、入店するやすぐにカウンター席へ通してもらえた。ということで10年ぶりに『幻の手羽先』を食することに :O

まずは中ジョッキ(615円)。そして何十年も変化のない取り皿:

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銀河高原ビールジョッキ(615円)

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いつもの皿

それからは、ほとんど「幻の手羽先(一人前5本)」(486円)とビールの注文を繰り返していた記憶がある:

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「幻の手羽先」(486円)

この店で手羽先以外の料理は正直なところ大したことはない :X。しかし手羽先だけだと飽きてくるのでトマトスライス(378円)も注文。冷たいだけで大して美味しくはない。あとマヨキュー(313円)とみそうずら卵フライ(280円)も追加で注文した:

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「トマトスライス」(378円)

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マヨキュー(313円)とうずらフライ(280円)

って感じで手羽先を食い散らかして終了。帰りはお土産に「手羽先棒10本入」[a]うまい棒と山ちゃんのコラボ品(324円)。を購入して精算した。まぁ「どこでも変わらぬ味」は「飽きも早い」と云うことか :D。結局は宿泊先で洗濯しながら飲み直す羽目になってしまったが。

世界の山ちゃん アスティ三河安城店
愛知県安城市三河安城1丁目 三河安城駅構内


ここからはオマケ。

これは、今回の城攻め中に発見したローカル自販機の飲み物で、伊藤園の「一日分のビタミン SPARKLING」(100円)。炎天下を歩きまわって水分補給してもすぐに汗になって出てしまうのは仕方がないが、その際にしっかりと栄養分を補給することができた上に微炭酸で口当たりもよく美味しかった 8)。ぜひ関東圏でも販売して欲しい:

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伊藤園の「一日分のビタミン」(100円)

この日は台風の影響を気にしながら名古屋市内に残る城跡を巡ってきた。まずは清洲城

清洲城の模擬天主(拡大版)

宿泊先の三河安城から新清洲までやってくると雲の流れが速く雨になりそうな予感がしたが、案の定、模擬天主の中の博物館を観覧している最中に突然、強い雨が降ってきた :O。しばし庭園脇の休憩所で雨宿りをして次の城跡へ向かった:

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未だ晴天だった時の清洲城周辺

こちらは清洲城近くを流れる五条川で見かけた鷺:

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五条川で見かけた鷺

清洲公園には桶狭間出陣時の信長公と濃姫の銅像が建っていた:

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濃姫像

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信長公像(拡大版)

こちらは豊臣秀吉こと木下藤吉郎の右腕であった蜂須賀小六公の墓所で菩提寺でもある蓮華寺にて顕彰碑:

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「蜂須賀小六正勝顕彰碑」(拡大版)

このお寺もまた蜂須賀城の一部だったとか。で、この時に境内を横断していたミドリガメに遭遇した。台風による雨を察知したのかどうかは不明だが、蜂須賀小六公の墓所を参拝して戻ってきた時には居なかったので、境内の池に無事に辿り着いたと思われる :)

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ミドリガメ

こちらは勝幡(しょばた)駅前に建っていた織田信秀・土田御前、そして吉法師の家族ぐるみの銅像。この街に近くにあった勝幡城は信長公が誕生した場所とされている:

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「織田信秀と土田御前に抱かれた幼少期の信長」の銅像

こちらが現在の勝幡城跡。特に遺構はない:

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勝幡城址

最後は知立城跡。と言っても現在は児童公園:

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「知立古城址」の碑

知立は旧東海道の39番目の宿場町で往時は池鯉鮒宿(ちりふしゅく)と綴っていた:

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東海道・池鯉鮒宿跡の碑

そして、この日の最後の目的地である刈谷市駅を下りたあたりから、だいぶ空模様が怪しくなってきたので急遽、コンビニに立ち寄って傘を購入した。で、コンビニをでて数十歩歩いたところで突然の土砂降り。数メートル先が見えないくらいの強い雨だった :$

30分近く雨宿りしたが止みそうもないので刈谷城址行きは諦めて宿泊先がある三河安城へ戻った。これは駅構内に展示されていた安城市のジオラマ:

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「愛知県安城市」のジオラマ

帰宅する翌日も朝から雨が降ったり止んだりの落ち着かない天気。帰省ラッシュにぶつからないように早々にチェックアウトして三河安城を朝9時前に出発するこだま636号で乗り換えすることなくそのまま午前中のうちに無事帰ることができた:)

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こだま636号

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突然の雨

この時のフォト集はこちら:

See Also清洲城攻め (フォト集)
See Also蜂須賀城攻めと蜂須賀小六公菩提寺 (フォト集)
See Also勝幡城攻め (フォト集)
See Also知立城攻め (フォト集)

参照

参照
a うまい棒と山ちゃんのコラボ品(324円)。