愛宕神社参拝 − Atago Shrine located at the top of Tokyo Natural Rises.

昨年は平成30(2018)年の暮れ近くに毎年恒例の人間ドックを受診してきたが、その帰り道に愛宕神社に参拝してきた。というのもTJKの西新橋保健センターを出て、最寄りの東京メトロ御成門駅へ向かおうかとした時に「愛宕神社」なる案内板が目に入ってきたからだけど。この時、当時週末に観ていた某大河ドラマ『せごどん』で紹介されていた「愛宕」って文字が頭に浮かんで、そのまま何も考えずに愛宕下通り(都道R301)に向かっていたような気がする。これは、もしかしたら何かのお告げだったのかもしれない =)

愛宕下通りを渡って参道へ。平日は月曜日の昼過ぎということもあり、それほど参拝者は多くなかったが、年末年始は大変な行列なんだろうなと勝手に想像してしまった:

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愛宕神社の入口(拡大版)

この先には石段が左右二つあり。向かって左手の大鳥居をくぐった勾配の急な石段が、いわゆる「出世の石段」とも呼ばれている男坂で、大鳥居の右手にある緩やかな石段が女坂である:

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愛宕神社の参道は大鳥居から始まる

この石段からもわかるように愛宕神社の境内は高台にあり、その実は東京都内の自然地形としては最高峰となる標高26.5mの愛宕山山頂になるのだそうだ。まぁ高層ビルが乱立するここ港区界隈だと、それほど目立つ高台ではないが、男坂の急な角度の石段を一気に登っていくとそれなりの高低差を実感できる 8)

これは86段の「出世の石段」を見上げたところ:

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「出世の石段」(男坂)

この名の由来は、今から380年以上前の寛永11(1634)年に三代将軍家光の御前にて、四国丸亀藩の曲垣平九郎盛澄(まがき・へいくろう・もりずみ)なる藩士が騎馬にて男坂を駆け上がり、お社に国家安寧の祈願をしてから境内に咲き誇る梅をを手折り、将軍に献上したことから、家光曰く「この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、誠にあっぱれである」と讃えられ、日ノ本一の馬術の名人として全国にその名をしらしめることとなったことに因むのだとか。

奥行きの小さい石段を一段一段登りきった先には一の鳥居が建っていた:

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一の鳥居

ここが標高27mほどの愛宕山山頂になる。そして振り返って男坂を見下ろしたのがこちら:

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一の鳥居から男坂を見下ろしたところ

社殿へ向かって進んで丹塗りの門をくぐる。毎年6月(水無月)に開かれる「ほうづき祭り」では茅の輪(ちのわ)が設置され、その状態で門をくぐると災いを避けることができると云う:

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丹塗りの門

丹塗りの門をくぐってすぐの左手には「招き石」が置かれていた。この石をなでると福が身につくと云う:

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招き石

このまま直進すると社殿である。主祭神は「火産霊命」(ほむすびのみこと)という火の神様:

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社殿

この愛宕神社は、征夷大将軍の徳川家康が慶長8(1603)年に江戸に幕府を開くにあたり防火・防災の守り神として創建された。そのご利益は:

火に関するもの、防火・防災
印刷・コンピュータ関係
商売繁昌
恋愛、結婚、縁結び

こちらは社殿内部と屋根の棟にあしらわれていた葵御紋:

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社殿内部(拡大版)

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社殿の棟

社殿の脇には末社(まっしゃ)が建っていた。左から猿田彦神(天狗様)を祭神とする太郎坊社、宇迦御魂神を祭神とする福寿稲荷社、大國主命、事代主命を祭神とする恵比寿大黒天社:

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太郎坊社

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福寿稲荷社

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大黒天社

井伊直弼を桜田門外で暗殺した水戸・薩摩の脱藩浪士らは、ここ愛宕神社に集合し神前にて祈念を行い、ここから桜田門へ出向いて目的を決行したのだとかで石碑が建っていた:

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桜田烈士愛宕山遺蹟碑

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桜田烈士愛宕山遺蹟碑

さらに「出世の石段」で一躍有名になった曲垣平九郎が将軍家光に献上したとされる梅の木が残っていた:

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将軍梅

また、愛宕山は桜と見晴らしの良い名所として江戸の庶民にも愛され、多くの浮世絵にもその姿を残している他、明治元(1868)年には勝海舟が西郷隆盛を誘い、ここから江戸市中を見回しながら会談を行い、江戸城の無血開城へと導いた場所としても有名で、なんと二人の顔ハメも置かれていた[a]ちょうど某大河ドラマで西郷隆盛をとりあげていたこともあってタイムリーな感じ 😀 。

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西郷吉之助と勝安房守の顔ハメ

せっかくなんで社務所で御籤を引いたら大吉だった :)

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愛宕神社の御神籤

愛宕神社
東京都港区愛宕一丁目五番三号


ここからはオマケ。

愛宕神社を参拝したあと、お隣のNHK放送博物館前を通って再び愛宕下通りに入り、御成門駅を目指したのだけれど、曇り空ながらそびえ立つ東京タワーが気になって、遠回りになってしまうけど上ってきた。自分の記憶としては幼稚園の時に一度だけ上がったきりだったので、年甲斐もなくちょっとワクワクしてしまった ;)

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東京タワー

てっきり外国(大陸)からの観光客で一杯だと思ったら、日本人も多くいたのは意外だった。当時はメインデッキ[b]地上150mの展望台。が工事中だったので片方面しか展望できなかったっけ。

あと入場料金が想像していたより高かった。へぇ〜、最上階にあたるトップデッキ[c]地上150+250mの展望台。へは大人2,800円、メインデッキ止まりだと900円もするのね(当時)。これでエレベーター行列になっていたらメインデッキまで行ってみるかと思うのはキツイかな、正直なところ :O。この日は平日ともあって行列にはなっていなかったので、メインデッキまで上がって展望することにした:

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Tokyo Tower

こちらは東京タワーの東側にある東京プリンスホテル方面を見下ろしたところ:

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東京ワタ−の真下(拡大版)

こちらは東京タワーから北方面の眺望。一際目立つ高層ビルは愛宕グリーンヒルズMORIタワーと、ここへ来るときに下から見上げたもの。霞んでいるものの東京スカイツリーがMORIタワーの右奥に見えた:

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靄の中にスカイツリーが(拡大版)

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愛宕グリーンヒルズMORIタワー(42F)

こちらは先ほど参拝してきた愛宕神社方面。標高27mの愛宕山が高層ビルの中に埋もれていた :|

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愛宕神社方面(拡大版)

こちらは増上寺と汐留・東京湾方面。こちらも微かにベイブリッジが見えた:

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増上寺(拡大版)

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汐留・東京湾方面(拡大版)

最後は東京タワーとコラボしていた漫画ワンピースの置物[d]個人的に全く興味がない 😥  が、珍しかったので。

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「東京ワンピースタワー」

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これ何?

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also愛宕神社参拝 (フォト集)

参照

a ちょうど某大河ドラマで西郷隆盛をとりあげていたこともあってタイムリーな感じ 😀 。
b 地上150mの展望台。
c 地上150+250mの展望台。
d 個人的に全く興味がない 😥  が、珍しかったので。

1 thought on “愛宕神社参拝 − Atago Shrine located at the top of Tokyo Natural Rises.

  1. ピンバック: 仙臺藩祖御霊屋・瑞鳳殿 − The Mausoleum of “Dokuganryu” Masamune – Mikeforce::Castles

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