月別アーカイブ: 2018年12月

そば処 ちくま − This is a Japanese Fast Food.

先月は平成30(2018)年晩秋の三連休を利用して信州上田へ城攻めしてきたが、その最終日は、まずは宿泊先をチェックアウトする前の小一時間を利用して上田城跡公園へ。ここ上田城跡は、前回は4年前に訪れた際に既に攻略済みではあるが、当時見落としていた二の丸跡や南北櫓で展示されている史料(有料)などを改めて観てきた。オマケに、いつも大勢の観光客がいて上手く撮れなかった東虎口櫓門も、早朝はほとんど人が居なかったので良い感じで全景を写真に収めることができた :)。それから公園の目の前にある上田市観光会館売店2Fに展示されていた某大河ドラマの衣装や小道具など、真田幸村公にゆかりのものなんかも拝見してきた。

そして宿泊先をチェックアウトした後は、上田駅から上田電鉄に乗って上田原駅へ。そこから徒歩で、かの武田晴信[a]『甲斐の虎』武田信玄の若い頃。が猛将・村上義清の軍勢と激突して、生涯で数少ない敗け戦の一つとなった[b]おまけに板垣信方と甘利虎泰と云う重臣の二本柱を失う。上田原古戦場を巡ってきた。古戦場とは云っても、現在は石碑が建っているだけだけど、板垣駿河守や村上方の勇将らの墓所にも足を運んだ。

一泊二日の信州上田旅行を終えて帰宅するために上田駅へ戻り、お土産を購入した後、すぐに新幹線に乗るつもりだったけど、お昼を食べていないことに気づいて、駅構内にある蕎麦屋へ。てっきり立ち食いかと思ったら、椅子があるカウンターのお店だった。ということで乗車時間も迫っていた[c]三連休の最終日で混雑必至であろうと、なるべく早めに帰るつもりだった。こともあり、何も考えないまま自販機で一番左上にある食券を選択した。

こちらが「(特上)かき揚げ・山菜・玉子そば」(580円)。要するに「全部のせ」。玉子は温泉卵だったけど、残念ながら割れて黄身が出ていた…:|

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(特上)かき揚げ・山菜・玉子そば(580円)

山菜とかき揚げの食感がよく、汁は塩っぱすぎず、蕎麦は暖かくても伸びておらず、総合的に美味しく頂けた。流石に信州、ファストフードレベルの蕎麦も美味しい。

そば処 ちくま
長野県上田市天神1丁目


ここからはオマケ。

まず改めてコメントするほどのものではないけど、マンホールの蓋にあしらわれた六連銭。そして城下町ならでの町名:

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マンホールの蓋に六連銭

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大手門近くにあった標識

上田城の二の丸堀跡には、その昔は上田交通・真田傍陽線が敷かれていた。現在は欅並木道となっている:

上田城の二の丸橋と二の丸堀跡(拡大版)

こちらが上田城の東虎口櫓門。人が誰も居ない状態で全景を写真に収めることができた。向かって左手が南櫓、中が櫓門、右手が北櫓。櫓門は復元:

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東虎口櫓門(拡大版)

さすがに、この季節の紅葉は趣がある:

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城と紅葉(拡大版)

そして、ご存知「真田石」。但し、石垣そのものは仙石氏時代のもの:

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真田石

廃城後は遊郭に転用されていた北と南の櫓が昭和24(1949)年に復元された。現在は貴重な史料が展示された有料の博物館になっていた:

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北櫓

これは南櫓内に展示されていた甲冑のレプリカ。モデルは真田幸村所用と伝わる当世鉄二枚胴具足:

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鉄二枚胴具足のレプリカ

次は、北櫓内に展示されていた真田幸村公像。大坂夏の陣の際に装備した鹿角兜姿で、これも4年前に巡ってきた大坂夏の陣・真田幸村公ゆかりの地でも見た、三光神社(大阪市天王寺区)に建てられている銅像のミニチュア版らしい:

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真田幸村公像

こちらは上田市観光会館1Fにあった若き日の幸村(信繁)騎馬像で、これと同じものが上田駅のお城口にもある

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真田幸村公像

また、この観光会館の2Fは観光案内所になっていて、二年前(当時)の大河ドラマ「真田丸」の衣装や小道具が展示されていた。

これは真田氏三代のレプリカ甲冑:

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真田氏中興の祖である幸綱(幸隆)、信濃真田家を継いだ三男・昌幸、孫の幸村まで

そしてドラマで使われた品々。中央は赤備甲冑、左手は十文字槍、右手は陣羽織:

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ドラマ「真田丸」で使用された小道具

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十文字槍

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赤備甲冑

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陣羽織

あとドラマに出演した俳優陣のサイン色紙なんかも展示されていた。

この他には、やはり「上田」と云えば、このアニメも忘れることはできない :D

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上田が舞台の「サマーウォーズ」

こちらは午後に利用した上田電鉄の改札口近くに置いてあった「本日のラッピング電車運行予定」。今回は上田原駅まで1000系まるまどりーむ号、帰りは6000系さなだどりーむ号に乗車できた:

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上田電鉄のラッピング電車案内

こちらが6000系さなだどりーむ号:

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6000系さなだどりーむ号@上田原駅

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6000系さなだどりーむ号@上田駅

2000系まるまどりーむ号の車両横に付いていた上田電鉄のロゴ:

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2000系まるまどりーむ号

こちらが上田原駅の駅舎:

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上田原駅(平日以外は無人駅)

上田原駅のホームにて:

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上田電鉄別所線の上田原駅

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上田原駅のホーム

この上田原駅から有名な上田原古戦場跡を歩いて巡ってきた。
こちらは石久摩神社に建っていた古戦場の碑:

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「上田原古戦場」の碑

そして神社の裏手にある「信玄道」の碑。村上義清の猛攻を支えきれず敗走した信玄率いる武田軍は、このあたりで態勢を整え、この道を通って退陣したと云う:

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信玄道の碑

石久摩神社から「北国脇往還保福寺道」(松本街道)を通って、合戦城とされる上田古戦場公園へ向かった。この公園にはナイター設備が整った野球場やグランドがあって古戦場なんて雰囲気は全く無かったが、その先には村上義清が陣を置いた「岩鼻」なる旧崖の丘陵を眺めることができた:

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上田古戦場公園と岩鼻(拡大版)

「岩鼻」は、現在は千曲公園になっており、そこからは古戦場全景を眺めることができるらしい。但し、徒歩で向かうには少々キツイので今回は諦めたけど、いつか眺めてみたい :|

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岩鼻跡の千曲公園

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村上義清が陣を置いた場所(拡大版)

最後は千曲川ごしに眺めた太郎山や東太郎山といった晩秋の信州上田の山並みをパノラマスタイルで:

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信州上田の山並み(拡大版)

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信州上田の山並み(拡大版)

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信州上田の山並み(拡大版)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also上田城攻め(2) (フォト集)
See Also上田原古戦場 (フォト集)

参照

参照
a 『甲斐の虎』武田信玄の若い頃。
b おまけに板垣信方と甘利虎泰と云う重臣の二本柱を失う。
c 三連休の最終日で混雑必至であろうと、なるべく早めに帰るつもりだった。

焼き鳥 つづらや − A TARE-Yakitori with Ueda style.

先週末は平成30(2018)年の晩秋、三連休を利用して信州上田の城攻めへ。初日の午前中は、今回上田を選択した目的の一つである信綱禅寺の参拝。それから真田氏本城跡を巡って、お昼は午後の城攻めへ向かう途中に見つけた信州蕎麦屋で温かい蕎麦を頂いた。

お昼を摂って少し体が暖かくなったところで、緩やかな坂を上信越道へ向かって下っていった所にある矢沢城へ。現在は矢沢公園となっているが、整備され過ぎていないところが逆に良かった。実は今回の城攻めから新兵器を投入していたので、この時とばかりにGPSを使ったデータの収集なんかにトライしてみた。

ただ良いことばかりではなく、レンタルサイクルで矢沢公園へ着くやいなや不意に脚がつってしい、これにかなり難儀した ;(。特に片方の痙攣が収まったと思ったら、今度はもう片方の脚がつってしまうという次第。山を登って行く[a]山というよりは丘に近い。度に繰り返される脚腿の痙攣は全く想定外だったので、もしこのまま誰も居ない山中で動けなくなっらどうしようかとか色々思いが巡ったりした :(。まぁ、大事には至らずになんとかしのげたけど、帰りは上り坂と云うことで心配ではあったが、流石に電動アシスト。今回はこの有り難みを大いに「痛感」した :P

それからお昼に立ち寄った蕎麦屋近くまで緩やかで長い坂道を戻り、「プチ」ゴルフ場になっていた真田氏館を攻め、なんとか制限時間一杯で無事に返却することができた。それからゆきむら夢工房で買い物したり、いろいろお話を伺ったりして時間を潰し、一時間に一本程度の上田バスで宿がある上田駅方面へ。

で、ホテルにチェックインする前に夕飯を摂ろうと、終点の上田駅一つ手前の「松尾町」なるバス停で途中下車。今回は上田名物「美味(おい)だれの焼き鳥店」(リンク先はPDF)の中から、その昔に豚一家も完食したと云うお店へ:

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焼き鳥 つづらや

店に入ったのが開店直後だったこともあり客は自分一人。カウンターに通してもらい、まずは喉を潤し、メニューを眺めた:

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生ビール(450円)とぶり大根のお通し(200円)

焼き鳥の種類は10種類くらい。全て一本で税ぬき100円だった。ということで、最初はバラエティに。但し、味付に塩とかタレとかは聞かれなかった:

上田流の焼き鳥アラカルト(600円)

奥の別皿に載っている「白もつ」だけ専用のタレが付いているが、それ以外は下味だけ。ここ上田の焼き鳥は擦りおろしのニンニクが入った醤油ベースのタレをあとからかけて食べる、いわゆる『美味だれ』と書いて「おいだれ」スタイルが特徴とのこと。ということで、テーブルの上にあったタレをかけて頂いた:

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ここの美味だれは甘め

このお店の美味タレは甘めらしいが、普通の焼き鳥のタレみたいな甘さはなく、普通にニンニクが効いた醤油って感じ。これはこれで新鮮だった:)。で、やっぱりビールが進む。

こちらは箸休めに注文したもつ煮(豆腐入り)ときゅうり(みそ):

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豆腐入りもつ煮(450円)

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きゅうり(200円)

追加でつくねと再びねぎまを注文。あと梅酒ロックも:

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つくね+ねぎま(200円)

そして本日の取りは唐揚げ。下味が十分についていて(おそらく美味だれ)、ホントに美味しかった:

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鶏の唐揚げ(600円)

このお店の周辺は焼き鳥屋が多く、通りを歩いていると店の排気口から煙がぼーっと出ていたり :)

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やきとり横綱は辛めの美味だれ

そして、この界隈はなんとも「昭和」ちっくなノスタルジーさがあった[b]例えば特殊風呂とか。:)

焼き鳥 つづらや
長野県上田市中央2-12-25


ここからはオマケ。

こちらが、今日いろいろとお世話になったゆきむら夢工房と、国道R144沿いにある最寄りのバス停(上田駅方面):

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国道R144ごしの「ゆきむら夢工房」

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バス停が目の前である

ゆきむら夢工房では「ゆきたん[c]本名は、さニャだ幸村というらしい。」なるゆるキャラがお出迎えしてくれた:

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ゆきたん

こちらは矢沢城跡へ向かう登城口。現在は矢沢公園として整備(?)されている:

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矢沢城跡に建つ大日堂

登城道を登って行くと神川(かんがわ)越しに虚空蔵山が見える。この山にも砦があったと云う:

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矢沢城跡から眺めた虚空蔵山(拡大版)

そして矢沢城跡の一番の見どころが右手の主郭と左手のニノ郭を区切りる堀切。向こう側は急崖になっているので、堀切がそのまま竪堀になっていた:

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矢沢城の堀切

変わって、こちらは真田氏館跡:

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真田氏館跡(拡大版)

ここは憩いの場になっていた他にちいさなゴルフ場になっていた。まぁ見て判るとおり、こんな状態だったら仕方がないか:X

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ゴルフコースのような真田氏館跡

真田氏館跡にある皇大神社(こうたいじんじゃ)の並木参道:

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皇大神社の参道(拡大版)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also矢沢城攻め (フォト集)
See Also真田氏館攻め (フォト集)

参照

参照
a 山というよりは丘に近い。
b 例えば特殊風呂とか。
c 本名は、さニャだ幸村というらしい。

Sicario2 − Day of the Soldado.

今年は平成30(2018)年、最後の映画の日に観に行って来た:

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邦題「ボーダーライン・ソルジャーズデイ」

3年前にアカデミー賞3部門にノミネートされた前作「SICARIO(ボーダライン)」の続編ながら、ストーリーは新たに起こされたもの。舞台は同じく、最近最も「きな臭い」アメリカとメキシコの国境。ちなみにタイトルのスペイン語「Scicario」は日本語で「殺し屋」と云う意味。

まず公開して一ヶ月も経っていなのに上映している劇場が少ない。おかげで最寄りの映画館ではなく遠出する羽目に。映画の日が混むのは仕方がないとしてポイントがつかない観賞は避けたかったが、今回選択した[a]選択せざるを得なかった、が正しい。劇場は人生で3度目の新宿ピカデリー。最後に行ったのは十年以上前だけど、いやぁー、ずいぶんと綺麗な映画館になっていた :)

で作品の方はと云うと、前作よりはメキシコ風グロさは抑えられ、今風(イスラム風)の味付けがされていたけどストーリーは正直なところ在り来り。二つのストーリーが後半で交差し、オマケにちょっと意味不明な終り方。なんと云っても、Del Toro があんな風になってよく生きていたなぁと驚いた。ちょっと強引すぎた感じは否めない :/

しかし Del Toro はいい演技していた。ホントかっこいい:

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殺し屋・アレハンドロが持つのはUMP.45

もちろん前作同様に濁声の英語が耳に心地よいBlolinも良かった:

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CIAエージェントのマットが持つのはM4

続編ともあって兵器はグレードアップしていたし、ヒロインのIzabera Monerや脇役のメキシコ人俳優らが良い味だしていたのが後押しとなって、マンネリなストーリ抜きで面白い仕上がり。ということで、限りなく★4つに近い評価。個人的には前作の方が好きだけど。

これが今年最後の映画かも :D

My Rating: ★★★☆☆ (3.99)

参照

参照
a 選択せざるを得なかった、が正しい。

元祖・真田流手打ちそば佐助 − A Soba Shop has Irori Fireplace.

先週末は平成30(2018)年の晩秋、信州上田にある城攻めに行って来た。この長野県上田市は自身二度目の訪問であるのだけれど、今回は4年前の前回よりも一ヶ月遅い季節ということで寒さについてはある程度は覚悟していた。でも実際のところ、最終日に至っては晴天で気温上昇ともあって、全般的に想像していたほど寒くはなく少し拍子抜けだった[a]もちろん関東地方よりは寒いけど :)。 :)

今回のメインは真田氏ゆかりの城跡と上田原合戦場跡巡りではあったのだけど、実はその中で一番の目的は、前回はせっかくお寺まで行ったのに墓所の場所が分からずタイムアップしてしまった真田信綱公[b]真田幸綱の嫡男で、真田安房守の長兄、真田幸村にあっては伯父にあたる武将。長篠・設楽原の戦いで討ち死にした。の墓所を参拝すること。今となっては設楽原古戦場跡に遺る墓所の方は訪問済みであったので、是非とも菩提寺の方も参拝したかったという次第。

そして前回と同様にゆきむら夢工房で電動アシストサイクルをレンタル(無料)した。ここ「真田の郷」[c]長野県上田市真田町周辺。は高い山々に囲まれ、緩やかな傾斜を持つ谷にあると云うこともあって、徒歩にしても自転車にしても意外と起伏が気になる地形。そういうことで車体は重いけど、やはり電動アシストには今回も随分と助けられた 8)

で、午前中は信綱寺訪問真田氏本城攻めに時間を優先したため、お昼は前回の行列必至だけどなかなかに美味しいお蕎麦は諦めて[d]お店の前を通った時はまだ開店時間ではないのに、すでに駐車場が満車だったっけ。、矢沢城攻めへ向か途中、県道真田東部線R4沿いにあって古民家風の建物が目についた蕎麦屋でいただくことにした:

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元祖真田流手打そば 佐助

案内板によると囲炉裏があるお店のようだ:

案内板

時間はお昼を少し過ぎていたこともあり店内は空いていたので、好きなテーブル席に通された。周りを見ると店内はドラマ「真田丸」の余韻が未だに残っていたっけ。あと囲炉裏は囲炉裏でも囲炉裏に置いてあったのは電気ストーブだった :|

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雰囲気のあるお店

このお店のおすすめは山菜の天ぷらがついた冷たい蕎麦だったけど、真田氏本城跡を歩き回っていたら急に雲が多くなって寒くなり体も冷えていたこともあって温かい蕎麦を選択した。

こちらが注文した鴨そば(大盛り)。プラスティック製の大きなおわん型の茶碗にてんこ盛りのお蕎麦、鴨肉はおそらく「ハム系の燻製」で、4切れほど:

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鴨そば・大盛り(1,000+200円)

鴨肉は正直なところ不味かったけど、蕎麦とお汁は良かった。確かに煮詰めていたので蕎麦自体はぶつぶつ切れていたけど平打麺で、薄味だけど奥が深い汁にネギとの相性も良かった。結局、最後はそば湯を入れてお汁を飲み干してきた。

元祖真田流手打そば 佐助
長野県上田市真田町本原3023


こからはオマケ。

この日は朝8時前のJR北陸新幹線はくたか553号で上田へ。ちなみに4年前の前回は長野新幹線あさま561号だった:

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東京駅・新幹線のりば20番

上田駅の改札口[e]ちなみに上田駅の在来線は「しなの鉄道」で、JRは北陸新幹線だけ。にはお決まりの六連銭ゆかりのものを見かけた:

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六連銭と赤備え

他にも:

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駅事務所のドアに六連銭

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上田駅(お城口)にも六連銭

上田駅前から六連銭のロゴがついた上田バスで「幸村の郷夢工房前」まで。20分ほどで片道大人300円(当時):

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上田バスに六連銭

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上田バスのりばで六連銭

これがゆきむら夢工房で今回レンタルした電動自転車。料金は無料。返却時間は17:00まで:

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「ゆきむら夢工房」レンタサクル No.J

このレンタサイクル、バッテリーの持ちは悪くないが、停車中は常に電源はOFFにしておいた方が良い。特に食事や買い物のために自転車から離れる場合はOFFにしておかないと、バッテリーの不意な減りに驚くことになる :O

ゆきむら夢工房から国道R144を上って行くと、ここにも六連銭が:

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ここは「幸村街道」

こちらが大柏山・信綱禅寺へ向かう参道。この先にある石段の上が境内で、そこからの紅葉もまた見事であった:

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大柏山・信綱禅寺(拡大版)

ついに参拝できた信綱公と彼の妻、そして弟の昌輝公の墓所。設楽原決戦で昌輝と共に討ち死にした真田源太左衛門信綱(さなだ・げんたざえもん・のぶつな)は、従者で家臣の白川兄弟が介錯し、彼の首級は陣羽織に包まれ鎧と共にこの寺の山門脇に建つ桜の木の下に葬られた:

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真田信綱夫妻・昌輝・白川兄弟の墓所

信綱寺には、それでも朝10時すぎに到着したけど周囲には霜が降りていたっけ:

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長野県上田市の霜

この山は松尾古城跡。当初は城攻め対象として計画していたのだけれど時間の都合で今回は断念。山頂付近の鉄塔あたりまで尾根道を2時間以上登る必要があるのだそうだ:

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松尾古城跡の遠景(拡大版)

古城ではなく新城にあたるのが松尾城、その別名が真田氏本城を目指して県道R4の坂を登って行くと、ここ真田の郷を一望できる場所に到達した:

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真田の郷(拡大版)

この眺めを堪能するために自転車を置いたところがリンゴ園前で、そこのご主人からリンゴを頂いた:

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會澤林檎園さん

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會澤林檎園さん

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會澤林檎園さんの「ふじ」(拡大版)

これは嬉しい頂き物だった :)。銘柄は「サンふじ」。シナノスィートジョナゴールドは一足早く出荷を終えたとのこと。たくさん写真を撮っていって云われたので沢山撮らせてもらいました :D

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頂き物の長野産「ふじ」

このりんご園の裏山が、ちょうど真田氏本城で、そこからの上田方面の眺めもよかった:

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真田の郷と上田の郷の眺望(拡大版)

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also信綱寺と河原氏墓所 (フォト集)
See Also真田氏本城攻め (フォト集)

参照

参照
a もちろん関東地方よりは寒いけど :)。
b 真田幸綱の嫡男で、真田安房守の長兄、真田幸村にあっては伯父にあたる武将。長篠・設楽原の戦いで討ち死にした。
c 長野県上田市真田町周辺。
d お店の前を通った時はまだ開店時間ではないのに、すでに駐車場が満車だったっけ。
e ちなみに上田駅の在来線は「しなの鉄道」で、JRは北陸新幹線だけ。