北前食堂 − MATSUMAE Style Seafood-don.

先週は平成30(2018)年のお盆休み、帰省がてら道南まで足をのばして松前城を攻めてきた。実家がある札幌から日帰りの日程は無理だったので、前日に函館入りし、翌日の早朝から木古内経由で松前へ移動するプランを立てた。

感覚的には函館からそれほど遠くないと云う印象があった北海道最南端の町、松前。しかしながら、車でも函館からだと2時間以上かかる。ということで、今回は函館から木古内までは道南いさりび鉄道を利用し、木古内からは函館バスで松前城近くまで移動することにした。と云うか、これしか交通手段がない :O

朝6時半過ぎに宿をチェックアウトし、函館駅から7時ちょっと過ぎの道南いさりび鉄道(片道大人1,110円/当時)に乗って、一時間ほどで木古内へ。木古内駅前から乗る函館バスがくるまで1時間近く空いていたので、札幌へ帰る切符を予め購入することに。その時、夜中の大雨で始発から道南へ向かう電車は軒並み運休になっていることを知った。え〜、もしかしたら帰れないかも!? :$、なんて不安もよぎったが、城攻めを終えて再び木古内へ戻ってくるのが夕方4時くらいだから、その頃にはさすがに復旧しているだろうと前向きに考えることにした :D。だいたい昨夜の雨雲はどこへやら、前日とはうってかわって、この日は暑いほどの晴天の予報だったし。

それから道の駅・きこない[a]ここ道の駅にあるコインロッカーは大小全て100円のうえ、開けると100円が戻ってくるので実質的には無料。素晴らしい。周辺をブラブラしたり、木古内といえば寒中みそぎ祭で知られる「みそぎ浜」まで行ったりして時間を潰した。

朝9時発、松前ターミナル行きの函館バスに乗って松前城近くの「松城」なるバス停に着いたのが10時半過ぎ(片道大人1,250円/当時):

松前橋から眺めた松前城の復興天守(拡大版)

松前に着いた時には青空が広がり、少し暑かったが、なかなかの城攻め日和になってくれた 8)。それからたっぷり3時間ほどかけて城跡や天守閣(博物館)、寺町などを巡ってきた。

そして城攻めを終えて帰る前に道の駅・北前船・松前にある北前食堂でお昼をいただくことに:

道の駅・北前船・松前

食堂ということでメニューは豊富だった。ここでウニ丼にしようか海鮮丼にしようか、かなり悩んだが、最終的には「大漁くん丼ぶり」(2,980円)と「もりそば」(550円)を選択し、食券を購入した:

北前食堂・お品書き(拡大版)

そして、松前湾を眺望できるテラスを目の前にできるカウンター席に座り、食券を持って厨房口へ。昼時から少しずれていたこともあって、お客はそれほど多く無かった。眼前に広がる松前湾を眺めながら、番号が呼ばれるまでセルフサービスのお茶を飲んでまったりとしていた:

松前湾、

津軽海峡、

松前湾、

津軽海峡

10分ほどして番号が呼ばれたので、先ほどの厨房口まで取りに行く。こちらが北前食堂おすすめの海鮮丼「大漁くん丼ぶり」。香の物と味噌汁つき:

大漁くん丼ぶり(2,980円)

ウニやアワビも載っていた。エビはニ尾ひ。そして松前のマグロも(小さかったが厚切り)、蟹も。さらにイクラとトビッコも。ホントに丼ぶりの上は大漁だった :D

てんこ盛りの海鮮丼

そして「もりそば」(550円)。麺がボロボロだった〜:|

もりそば(550円)

まぁ、なんだかんだ云っても新鮮なので、関東で食べるよりは断然、美味しかった。

北前食堂
北海道松前郡松前町字唐津379番地(国道228号沿い)


ここからはオマケ。

こちらは木古内駅。手前が道南いさりび鉄道の駅舎、右奥が北海道新幹線の駅舎:

木古内駅

そして道の駅・みそぎの郷・きこない。ただし、この時は朝9時前だったので、まだ開いていなかったが:

道の駅・みそぎの郷・きこない

道の駅・みそぎの郷・きこない

目の前に新幹線があるから、道内はもとより本州からも、木古内町の人口を越える人数の客が押し寄せてくるんだろうな。

これは木古内町のマスコットキャラクターであるキーコ。「はこだて和牛」をモチーフにしたそうで、津軽海峡をイメージした青い目がチャームポイントなのだとか:

キーコ(♂)

このあとは徒歩10分ほどのところにある「みそぎ浜」まで散歩してきた。その途中、みそぎ公園で開催していた「きこない・咸臨丸まつり」の後片付け現場を目撃した:

咸臨丸まつり会場

みそぎ祭りのトーチ

咸臨丸(かいりんまる)は幕府海軍が保有していた蒸気式軍艦。箱館戦争後、明治4(1871)年、北海道小樽へ輸送中に木古内町泉沢沖で暴風雨により遭難、サラキ岬で沈没し、現在も海の中に眠っているのだとか。

みそぎ浜には寒中みそぎ祭で有名な佐女川(さめがわ)神社の鳥居が建っていた。なお、この神社の拝殿は、こことは反対方向のJR北海道新幹線駅よりもさらに北にあるらしい:

みそぎ浜に建つ佐女川神社の鳥居

神社守が『御神体を清めよ』とのお告げを受けたのが寒気肌さす1月15日の早朝だったとか。身を切るような冷水で自身を清め、御神体を抱いて海岸に臨むと、河口に大きな鮫が泳ぎ、その背中に美しい女性が乗っていた。これを見た神社守は、彼女を神の使者と崇めて御神体をさらに沐浴させると、鮫は上流にある沼に消えたと云う。そこから佐女沼(さめぬま)と呼ばれるようになった。すると、その年から豊漁、豊作に恵まれ、これに感謝する行事として始まったのが「みそぎ祭」なのだとか:

寒中みそぎ祭の場所

みそぎ浜から眺めた函館山:

函館山

これは松前城へ向かう途中、函館バスの中から目撃した福島町の青函トンネル記念館。また、ここ福島町は千代の富士/千代の山といった横綱力士でも有名:

福島町の青函トンネル記念館

そして松前城本丸跡に建つ本丸御門(現存で重要文化財)と模擬天守(内部は有料博物館):

本丸御門と模擬天守(拡大版)

昭和35(1960)年に外観復元された三重櫓(天守):

外観復元された三重櫓

こちらは現存で重要文化財の本丸御門:

本丸御門

最後は、松前城址で見かけた動物たち(?):

蝉の抜け殻

寺町で見かけた鳥

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also松前城攻め (フォト集)
See Also松前氏菩提寺・墓所と寺町 (フォト集)

参照

参照
a ここ道の駅にあるコインロッカーは大小全て100円のうえ、開けると100円が戻ってくるので実質的には無料。素晴らしい。

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  1. ピンバック: 駅弁と空弁 − Ekiben and Soraben that I ate recently. | Mikeforce::Today

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