今年は、平成30(2018)年の正月明け初の城攻めは都内にある「小城」[a]『古城』ではなくて…。を回ってきた。もともとは近場で攻める城がなくなった場合のために温めておいた計画で、昨年後半は天候不順で城攻めする機会が少なくなり、この時期に実現するに至った次第。それにしても昨年の城攻め天気に恵まれなかった。特に梅雨の季節は短かったのに雨の日が多かった記憶がある。ということで今年の城攻めは天候に恵まれますように
。
今回は都内ということでお昼は特に探していいなかったのだけれど、その昔に仕事していた渋谷駅前界隈の明治通り沿いを歩いていると、もうかれこれ10年以上前に食べたつけ麺屋を見かけたのでわざわざ開店時間に合わせてぶらぶらしてから食べてきた。店構えは「当然」ながら10年前とは大違いだった:
この日は10年前に初めて食べたスタンダードな「つけ麺(あつもり)」の中盛(330g)に、水餃子のトッピングを注文した:
中盛だけど、ご覧のとおり太麺なので十分に満足できた。特に麺がうまい。適度な長さで食べやすかった。卓上には削り節と玉ねぎのみじん切りが用意されているので、いろいろな食べ方ができるシンプルながら秀逸なつけ麺 。ついでにスープ割りも素晴らしい。さらに云うと競争が激しい渋谷界隈の、それも明治通り沿いで10年以上も続いていることも秀逸だ。
つけ麺屋 やすべえ 渋谷店
東京都渋谷区渋谷3-18-7
ここからはオマケ。
まずはこの日一番目に攻めたのは東京都北区にある滝野川城址。全く遺構は残っておらず、脇を流れる石神井川だけが往時の面影を残すところだが、この辺りは音無親水公園と云う区民の憩いの場となっていた:
日本の都市公園百選にも選定されているらしい。やはり花見の季節が似合いそうな公園だ:
こちらは10数年ぶりに訪れた渋谷駅周辺のマップ。変わっているようで変わっていないのかも 。ちなみに右上の金王八幡宮が渋谷城跡:
世田谷城の一部だった豪徳寺の参道。両脇にそびえる松並木がトンネルのように見えるということで有名らしい:
豪徳寺境内に建つ三重塔:
この三重塔の北面には招き猫と猫観音様が掲げられていた:
豪徳寺のあとは、この翌日から開催されるボロ市近くで保存されている「世田谷代官屋敷」近く郷土資料館へ。こちらは無料で古代から近世までの世田谷周辺の歴史についてたくさんの史料が展示されていた。
世田谷代官屋敷は、江戸時代中期以来、彦根藩世田谷領20ケ村の代官を世襲していた大場家の役宅らしい。
これは道路に面して立っていた表門(国指定重要文化財):
これらは主屋。これも国指定重要文化財:
他には井戸や白州後、白州通用門などが残っていた:
最後に、この代官屋敷と同じ敷地に建っていた世田谷区郷土資料館。展示物が豊富で、これは意外と面白い資料館だった:
ということで、この時のフォト集はこちら:
滝野川城攻め (フォト集)
平塚城攻め (フォト集)
渋谷城攻め (フォト集)
世田谷城攻め (フォト集)
彦根藩主・井伊家墓所と豪徳寺 (フォト集)
参照
↑a | 『古城』ではなくて…。 |
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