唐澤山レストハウス − A Source Katsu-Don with a Nice view.

一昨年は、平成27(2015)年の梅雨入り前のよく晴れた6月の週末に自身初ともなる栃木県の城攻めへ。東京近郊からだと栃木県や茨城県はやはり遠い所と感じるのだけれど、まさしくそのとおりで5本も電車を乗り継いで片道3時間以上かかった。更に駅を下りてから歩いて麓まで行き、そこから山登りもあるのだけれど :O

当然ながら朝が早い上に山登りして唐澤山城跡に到着した時にはお腹がペコペコで、これからガッツリ城攻めで歩きまわる予定だったので先にエネルギー補充するために早めのお昼を摂ることにした。

ここ唐澤山城跡は現在は唐澤山神社とそれに関連する各種施設が充実しており、特に駐車場脇にあるレストハウスは眺望の良いテラスで食事を頂けると云うなんとも贅沢な場所だった。そんなレストハウスの御食事メニューも唐澤山名物の手打ちそばの他に、丼物や定食、果ては団子[a]季節メニューの一つで、3月下旬~5月中旬の桜・つつじ開花期間のみの提供とのこと。なんてのも用意されているらしい。

で、名物の手打ちそばにしようかと思ったけれど、これから城郭を登ったり降りたりして遠くまで歩くことが予想されていたので御飯物を選択。ということで注文したのはソースカツ丼(950円)。そしてカツ丼が出来あがるまで、みそおでん(330円)で小腹を落ち着かせることにした:

みそおでん3串(330円)

「おでん」と言っても串コンニャクだけど、濃厚で香り立つ甘じょっぱい味噌が温かいコンニャクにぴったりだった。一気にペロリといけた :D

そしてキャベツの上にアツアツのトンカツが載ったソースカツ丼の登場:

ソースカツ丼(950円)

これまた熱〜い味噌汁と自家製の香の物つき。なぜか福神漬けも付いていたけれど、いいアクセントになった。揚げたてなので肉が柔らかく肉汁も楽しめた:

御飯+キャベツ+トンカツ+福神漬け

辛子を付けて、いい感じに腹ごなしした後は店のご主人から風景などについて、いろいろ教えて貰って、城攻めへ出立することにした =)

唐澤山レストハウス
栃木県佐野市富士町1409


ここからはオマケ。

まずは久喜駅で乗った東武伊勢崎線区間急行・太田行の10030型:

東武鉄道の10030型

こちらは館林駅で乗り継いだ東武佐野線・葛尾行の850型:

東武鉄道の850型

東武田沼駅を下車して県道R115から見上げた唐澤山城跡。関東平野を一望できる山城である。手前に見えるのは秋山川:

唐澤山城の遠景

唐澤山城跡には現在は唐澤山神社が建っているが、こちらは麓に置かれていた注意書き。車であればR115を登って神社はすぐ。車からゴミを捨てる罰当たりな輩がいるのだろう :(

唐澤山は神聖な山なので汚すな!

こちらは鏡岩と云う岩の一部で、その昔、軍神・上杉謙信が唐澤山城を攻めた際に西日が反射して目くらましとなり攻めることを困難にしたと云う城の護り岩の伝説が残る:

鏡岩

この鏡岩辺りから城跡西側の眺望。空気が澄んでいたので赤城山など群馬連峰を拝むことができた:

城跡西側の眺望(拡大版)

山内では沢山の猫を見かけた。城跡に猫を捨てていく罰当たりな輩があとを断たないようだ :(

喰い違い虎口越しに出会った猫

IMGP4365.resized

山内には猫が沢山いた

こちらは唐沢七名石の一つである天狗岩から城跡南側の眺望。靄がなければ新宿副都心の高層ビルを拝めるのだとか。加えて、往時は江戸の大火をみることもできたと云う:

城跡南側の眺望(拡大版)

天徳丸こと西城跡にあった手水鉢と水琴窟(すいきんくつ)。竹筒に耳をあてて聞いてみた:

おつくりばいと水琴窟

こちらは本丸虎口脇でそびえていた見事なアカマツ:

本丸虎口とアカマツ(拡大版)

南城跡にある南城館にはウエブカムが取り付けられており、唐澤山神社のホームページで「ライブカメラ」が公開されていた:

唐澤山神社のライブカメラ

こちらが実際に自分を映して映像をホームページ経由で観たもの:

唐澤山神社のホームページ

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also唐澤山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 季節メニューの一つで、3月下旬~5月中旬の桜・つつじ開花期間のみの提供とのこと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*