日別アーカイブ: 2017年9月24日

中華そば 中野 青葉 − An Aoba style Chinese Noodle.

自身初の「中華そば 中野 青葉」。映画を観たあとに川崎アゼリア店で。夕食を物色しながらグルメ街を歩いて、暖簾ごしに覗いてみたらカウンターに数人しか居なかったので入店した。食べ終わった頃には結構、人が入っていたようだけど、おそらく時間帯によっては行列になるのだろう:)

中華そば 中野 青葉(川崎アゼリア店)

初めてなのでデフォルトの中華そば(750円)にしようかと思ったけど、チャーシューとメンマが増量で、味付卵が付いたボリュームが気になって特製中華そば(950円)の方をオーダーした:

特製中華そば(950円)

自慢のスープを頂いた。昔食べたカップラーメンのスープのようで、なんとも懐かしく思えた。「風味とコクを両立させたダブルスープ」かどうかはわからないけど、やはり老舗スープと云うことで不味くはなかった。麺は中太のややちぢれ。やや絡まっていたけど、これはこれで美味しかった。具材はというと、特にこれといってすごくは無かったが、個人的に「特製」の冠が付くほどの豪華さはなかった。

次回はつけ麺にチャレンジしたい。

巷のラーメンDBase のエントリはこちら

「中華そば 中野 青葉」 川崎アゼリア店
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-2-2006

SEKIGAHARA.

マスコット付き前売り券を購入して観てきた

映画「関ヶ原」

しかし、なんでこうなった? :O
あまりの酷さに先ほど観たばかりの映画の内容を思い出せない。思うに以下の3点で失敗している作品だと思う:

  1. キャスティング
    実際に観るまでどうだろう?と楽しみにしていたが、やはり石田三成役はダメだった。某大河ドラマの官兵衛役でもかなり疑問だったのに全く性格が違う三成役でも全くイメージできなかった。オマケに全く一貫性のない演出や歴史的事実(腹を壊すとか)が無視された三成像が良い人間なのか単なる凡将なのか全く分からん人物像になって映画が終わっていた。あと役所広司の家康は「柴田権六」なのか?58歳で、あんな猛将まがいに怒鳴り散らす家康ではないだろうよ。あと戦場での本多平八郎忠勝の出番が少ない。
  2. 歴史的背景と演出
    「関ヶ原の戦い」は美濃(岐阜・大垣)や大津の前哨戦があり、決戦が関ヶ原と云うだけである。この映画では決戦しか描いていない。佐和山城で日の本の絵図が披露されるが、なぜ柳川の立花宗茂が空白なんだ?井伊直政と福島正則の先駆け争いも無いし。結局、沢山の登場人物の中で三成視点なのか、家康視点なのか演出が散漫すぎて見終わった後に何も残らなかった。架空のくノ一との色恋がテーマだったのか?
  3. 城の扱い
    大垣城が妙な高さに建つ山城だった。唖然だ。平山城(で水城)なのに。あれは現在の彦根城の天守を山の上に重ねたものなのだろう。

それから、これは監督独特の演出だろうけど、役者が早口すぎる。かなり昔に観たクライマーズハイのように大勢の人間が同時に喋り、人のセリフの上に自分のセリフを重ねるって云う演出が売りだったようだが、今回は正直なところ役者が何を言っているのか今ひとつ分からないってケースが多かった:$

結局、この映画の主役って三成なの? それとも初芽?
観終わったあと誰が主役で、誰に対して映画の感想を求めればよいのか分からなくなってしまった。

逆に良かったのは秀吉の演出と、大坂城築城シーンのCG。そして可児才蔵が初めて映像化されていたことか;)。そうそう島津軍の薩摩弁はいい意味で何言っているのか分からなかったが、そこが良かった。

あと、こちらが前売り券購入時に一緒に合わせて付いてきたぬいぐるみ:

三成くんマスコットぬいぐるみ

これ自体は可愛いが、別に石田三成でなくてもよかった:/