日別アーカイブ: 2017年8月21日

風来坊・新岐阜店 − The Original Fried Wing Tips at GIFU.

今年は平成29(2017)年のお盆休みの城攻めツアーはやや強引なプランではあったが、何とか無事初日を終えることができた。しかしながら、この日の岐阜は暑かった:$〜。岐阜城攻めの後は織田信長公の墓所や『美濃の蝮』こと斎藤道三公の首塚や菩提寺を巡ってきた。運良くそれぞれ岐阜城から徒歩30分圏内ということもあって長良川を往復して渡るなどして、なんとか見て回ることができた。しかし、この辺りは日差しを遮るほど高い建物が少ないので、初日にしてかなりのエネルギーを消費し、見事に顔や腕が真っ赤に日焼けしてしまった;(

そういうこともあってJR岐阜駅から遠い宿泊先に着いて、また駅前あたりまで行って夕食を済ます気にはなれなかったので、宿泊先の目の前にあった古臭い[a]すみません。でも最初のインスピレーションはホントそんな感じ。居酒屋の暖簾をくぐった。そこは元祖手羽先唐揚の風来坊(新岐阜店)と云う全国展開のチェーン店だった。あとで知ったけど。てっきり地元のお店かと思った:P

カウンターに座って生ビールを注文すると、お通しとして元祖手羽唐揚一人前(450円)を追加で注文する羽目に。まぁ正直あまり期待していなかったが、出てきたのはタレの付いた唐揚げといった感じ。この店自慢の一品:

元祖手羽先唐揚(450円)

熱々な手羽先を手羽先の食べ方を参考にしてパクパクいってしまった。これが手羽先だねぇ。ここから鶏肉を軸に焼き系・揚げ系を注文した。

これも店オススメの一品である元祖手羽元唐揚(450円)。こちらも美味しかった:

元祖手羽元唐揚(450円)

途中、トマトスライス(300円)やかんぱち刺し(740円)を注文したけど、こちらは大したことはなかったねぇ:O。ということで、ビールと鶏肉で回すことに。

こちらは奥美濃古地鶏串(250円)。もう少し大きい肉を想像していたのだが:

奥美濃古地鶏串(250円)

五平餅みたいなつくね串をタレで。玉子が欲しかった〜。甘たるかったので:

つくね串(250円)

総合的には大した料理は無かったけど、やっぱり店自慢の手羽唐揚げは美味しかった。正直、これとビールで十分だったなぁ :|。ちなみに豚一家も同じチェーン店で完食していたようだ。

明日は西美濃(西岐阜)の垂井まで行って軍師・竹中半兵衛ゆかりの城を巡る予定。

風来坊・新岐阜店
岐阜県岐阜市長住町1-10

 

ということで、この日のフォト集はこちら:
See Also崇福寺の織田信長公父子廟 (フォト集)
See Also道三塚と斎藤家菩提寺 (フォト集)

参照

参照
a すみません。でも最初のインスピレーションはホントそんな感じ。

金華山展望レストラン・ポンシェル − A French Restaurant On The Famous Castle!?.

今年は平成29(2017)年のお盆シーズンは日本全国の天候が不順で、興味深く攻めることができそうな城がなかなか決まらず、休みに入る二日前くらいの天気予報でなんとか攻めれそうな城を見つけ、思い切って宿泊先を確保し三泊四日の城攻めツアーへ行ってきた。
実際のところ、お盆休みは前半の数日間だけ天気が良く、後半はボロボロだった ;(。そういうことで雨ふったらどうしようか等と余計な代替プランも併せて考えるのに時間をくって、やや強行感が否めず、寝不足のままお盆休み真っ只中の新幹線に飛び乗った。行き先は岐阜県。
この日の関東は早朝から大雨。まずは07:47amのJR新幹線のぞみ101号・広島行[a]この新幹線はその昔の広島出張でよく利用した便だった。懐かし〜。に乗り09:21amに名古屋に到着。それからJR東海道本線特別快速・米原[b]「まいばら」と読む。今までずっと「よねはら」って読んでいた。行に乗り、09:50amに人生初の岐阜へ上陸した :)。関東とは異なり、ここ岐阜は晴天。初日の最初は岐阜城跡へ。

まずは岐阜駅の北口に建つ織田信長公に挨拶。でもなんで金色なんだろう!?:|

織田信長公像

それから岐阜バスの岐阜公園・岐阜城・岐阜市歴史博物館行きに乗って岐阜公園歴史博物館前と云う停留所で下車したのが10:25am。ここまでは全然順調。しかしながら、流石に岐阜。気温が高く、ちょっと大変な城攻めになりそうな予感。

バス停から歩いて、プランどおり金華山の麓で現在でも発掘調査が続いている信長公居館跡を見学。暑い中をじっくりとプランどおりの時間を一杯一杯使って見て回り、これまたプランどおり金華山ロープウェイで山頂にある岐阜城を攻めようと切符売り場へ移動してみると、炎天下の中で行列に並ぶことに :O

炎天下の中を10分ほど並んでやっと屋内へ

まぁ、普通に考えれば、晴天の岐阜で眺めの良い金華山へ登ろう感覚で行くなら混雑して行列になるのは当然だろうと想像できたはずで、ゆっくり信長公居館跡なんか見て回っている場合でないことも理解できたはずなのだが、今回の強行城攻め(我攻め)のツケが徐々にやってきた感じ:$[c]混雑や行列を想定して、まず何よりも先に山頂に登って天守閣からの眺望を拝んで、人が少ない時間帯に早々と写真を取って麓に下りるべきだった。眠くて暑くて頭が回らなかった。。これは山頂へ行って天守閣へ向かう時にも痛感した。山頂は、とにかく大変な混みようなのである。
岐阜城をゆっくりと堪能させてくれない人混みと熱気と暑さである。とにかく人ばかりで、天守閣などの遺構を写真に納めるのに炎天下で人が過ぎるのをただひたすら待つしかないのである ;(

そんな感じでなかなか良い写真を取らせてくれないジレンマに悩まされる中、時間はプランどおり刻々と過ぎていく。ということで展望レストランで昼を摂る予定だったけど、次の予定もあるので時間的にスキップするしかないかなぁと思ったが、やはりこの気温では体力の消耗が激しく、この後のお寺巡りも不安が残ったのでしっかりと食べることにした。で、写真の奥に見えるのが展望レストラン・ポンシェル(フランス語で Le Pont de Ciel):

城跡にフランス・レストラン?

岐阜城にフランス料理のレストランがあるのか?と思って行ってみると、食券を買って行列に並ぶ普通の日本式レストランだった。違うのは、ここからの見晴らしが岐阜城の天守閣よりも良いこと! 8)。時間帯なのか高い店なのかわからないが、ありがたいことに窓際の席に案内された。岐阜城から長良川を見下ろし、さらに先には関ヶ原が:

展望レストランからの眺め

ここでは予め決めておいた岐阜県B級グルメでグランプリをとった「信長どて丼」(750円)を注文。箸袋には、織田家の家紋である織田木瓜も:

箸袋

信長どて丼(750円)

お腹が減っていたのでペロリと完食した。マスタードが良いアクセントになったし、岐阜の赤味噌もよかった。食べ終わってよく見ると丼の底にも織田木瓜が:

完食

最後にデザートについていた杏仁豆腐を食べながら眼下に広がる岐阜市街地を眺めていると、なんだか店を出たくなくなってきた:P

金華山展望レストラン・ポンシェル
岐阜県岐阜市千畳敷下257 金華山山頂


ここからはおまけ。

実はお金を払って展望レストランに行かずとも、レストランの建物の屋上がビアガーデン会場になっていて、さらに昼時なら誰もいないので思いっきり素晴らしい眺めを堪能できるのだ;)

展望レストランと同じ角度での眺め(拡大版)

岐阜城天守閣近くに建つ岐阜城資料館(天守閣とセットで有料)では信長公ゆかりの甲冑や漫画「センゴク権兵衛」(宮下英樹氏)のパネル、ゲーム信長の野望のパッケージイラストで有名な長野剛氏の信長公肖像などが展示されていた。
こちらは長野剛氏の信長公肖像画:

「信長の野望」ではお馴染みのイラスト

宮下英樹氏のセンゴク権兵衛のイラスト:

IMG_5522.resized

センゴク権兵衛の信長公

センゴク権兵衛

レプリカ甲冑。左手はビロード風の南蛮マントが印象的な銀箔押南蛮胴具足(甲冑師・熱田伸道氏の作)、右手は「舌を噛みそうな名前」の黒塗濃萌葱糸素懸威二枚胴具足(同氏の作):

(ぎんぱくおし・なんばん・どうぐそく)

IMG_5517.resized

(くろぬり・のうもえぎいと・すかけおどし・にまい・どうぐそく)

こちらはロープウェイで下りて岐阜公園総合案内所近くで見上げた岐阜城の山頂付近。左手から天守閣・気象庁の施設・展望レストラン・ロープウエイ山頂駅:

岐阜城山頂付近(拡大版)

そして若き信長公の騎馬像。案内所ができるまでは同じ麓にある信長公居館跡前に置かれていたらしい:

「若き日の織田信長像」

最後に、長良川と金華山。信長公の時代は稲葉山とも。こんな風に眺めるといかにも難攻不落の城のように見えるが、実は五回も落城している:

長良川に架かる長良橋から

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also岐阜城(稲葉山城)攻め (フォト集)

参照

参照
a この新幹線はその昔の広島出張でよく利用した便だった。懐かし〜。
b 「まいばら」と読む。今までずっと「よねはら」って読んでいた。
c 混雑や行列を想定して、まず何よりも先に山頂に登って天守閣からの眺望を拝んで、人が少ない時間帯に早々と写真を取って麓に下りるべきだった。眠くて暑くて頭が回らなかった。