日別アーカイブ: 2017年5月7日

浦咲ラーメン駅前 − A Fried Flying Fish Ramen.

今年は平成29(2017)年のGWは「越後攻め」で、二日目は天候の都合で予定を変更して蔵王堂城跡(午前)と新發田城跡(午後)を攻めてきた。午前中は雨が降ったあと少々愚図ついた天気だったが、午後は一転して晴天となり、気温も高くなった。おかげで新発田の市街地をいろいろ歩きまわることができ、城下町や寺町なども見ることができた :)

この後は宿のある新潟へ戻り、明日の城攻めの準備をした後、夕飯として本当は初日に行く予定だった新潟ラーメンを食べてきた。場所は駅前から5分ほどの繁華街の中で、一見するとラーメン屋には見えない店構えだった:

ラーメン浦咲

今回はまったく予備知識なく新潟のラーメンを食べるために検索して、宿から一番近い店を選択した。店内に入ったのが7:00pmちょっとすぎ。既にカウンターはほぼ埋まっていたので、出入口に近い一番端に席をとり、メニューを見て「人気No1」と「オススメ!」のタグがついた「焼あごラーメン」(880円)と餃子(390円)を注文した。ラーメンは塩と醤油から選択できるようで醤油を注文したところ、店主から焼あごラーメンは塩が一番出ているとアドバイスを貰ったので塩に変更した。「焼あご」とは焼いたトビウオのことらしく、ラーメン業界では奇跡のスープと云われているらしい :)

こちらが焼あごラーメン(塩)。叉焼とメンマ、ネギ、水菜の他にワンタンが入っていた:

焼あごラーメンの塩(880円)

一口スープを飲んで、塩で注文して良かったと思った。まさに塩味のためのスープと云えるかも。タレ附属の餃子も美味しかった。餃子のタレは自家製かも:

焼き餃子(390円)

久々にラーメンのスープを飲み干してしまった 8)。最後まで味わいたい塩+焼あごスープ。

浦咲ラーメン駅前
新潟県新潟市中央区東大通1-5-7 第3ライオンビル1F


ここからはおまけ。

新発田城の帯曲輪には赤穂浪士47士の一人である堀部安兵衛武庸(ほりべ・やすべえ・たけつね)の像があった。新発田藩の藩祖・溝口秀勝の曾孫であり、討ち入りしたメンバの中で随一の剣客であった:

堀部安兵衛武庸の像

新発田藩主・溝口氏の菩提寺である宝光寺:

新発田藩主の菩提寺である宝光寺

蔵元の市島酒造:

銘柄『王紋』が有名

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also新発田重家公墓所と新発田藩溝口家菩提寺と諏訪神社 (フォト集)

ランチ ぐみの木 − A Curry Rice with Asparagus at SHIBATA City.

今年は平成29(2017)年のGWは「越後攻め」で、その二日目は、当初は新潟県長岡市与板にある山城を二つ攻める予定だったが、天気予報が「雨のち曇り」とのことで計画を変更し、同じ長岡市にある蔵王堂城跡と日本百名城の一つである新發田城跡平城に変更。当日は雨脚がやや強いかもしれないと云うのことで、万が一傘をさしながら歩きまわっても支障がないように、本来は最終日に攻める予定だった規模の小さい城と交換した。

早朝7:00amに新潟から1時間ちょっとかけて長岡の一つ手前にある北長岡駅へ移動。新潟を出るときは雨が降っていたが蔵王堂城へ向かうと時には、ありがたいことに雨が止んでいた。

午前中の城攻めを終えて北長岡駅へ戻り、今度は新発田駅へ向かった。信越本線で東三条まで移動して、そこから新発田行きに乗り換える予定だったが、前日の人身事故に続いて、今日もトラブル発生。東三条駅の信号機が故障したとのことで見附駅で40分ほど待たされてしまった。うーん :$。お腹も空いてきてどうしようかと思ったけど、他に迂回路が無いのでどうしょうもない。私鉄と云った競争相手がいないJR東日本新潟電車区は随分と気が緩んでいるようだ:X

ということで、昼過ぎになってしまったが何とか新発田駅へ到着。ここもまた自身初の街。城攻め以外に特に何も考えていなかった上に、GWともあってお昼を摂れるお店があるのかどうか全く見当が付かなかったので、駅を出て徒歩5分程の「イクネスしばた」とか云うビル1Fにある観光案内所へ直行。そこで、新発田市は「アスパラ」が名物らしく、5月は「食のアスパラ横丁・味めぐり」なる催し(2017年版[a]リンクはPDF。)が開催されていることを教えてもらった。アスパラを使った料理のうち、特にアスパラ「みどり」カレーは新発田市のB級グルメになっているらしい。

昼飯にありつけることが可能だと分かったので、早速、新発田城攻めを開始。街の中に埋もれている遺構を見つけながら、観光案内所で貰った「味めぐり」のパンフレットの1ページ目にあるランチ ぐみの木へ向かった。で、店の前に来てみると、どこから見てもスナック風の佇まいだったのにちょっと驚く :O。だって周囲がスナックだらけだし:

新発田市中央町3丁目9-11

意を決して店内が全く見通せないドアを開けると案の定、店内は薄暗かった。カウンターに居たママさんにアスパラ「みどり」カレーを食べたい旨を伝えると、なんとか一食分残っているとのことで店内へ。中には数人のおばちゃんが同じくアスパラ「みどり」カレーを食べていた。このスナックは昼間だけママさんの趣味でカレーを振舞っているらしいとのこと。それも1コイン(500円)で。素晴らしいO:)。今日のここまでの苦労が一気に吹き飛んだ。オマケに愚図ついていた曇り空も吹き飛んで晴天になってくれたし。

これが「アスパラダムカレー」(500円)。新発田市の山の中にあるダムをイメージしたものらしく、アスパラのピューレを使ったグリーンカレーが水を、アスパラが放流口を、川にある岩を鶏肉のピカタで、周囲の森をカリフラワーとレタスで表現していた:

アスパラダムカレー(500円)

小盛りのカレーライスの他、漬物、サラダと一品で筍の柔か煮がついて1コインとは素晴らしい。この時はアスパラが若干固めだとかでお味噌汁を付けてくれた:

1コインのランチ

意外にも筍の煮物は味がしみてホント美味しかった。これは酒のお通しだな。あと油揚げが入った味噌汁もGood。辛いのがダメな自分でもグリーンカレーは全く問題なかった。

ママさんは毎年横浜で開催されているカレーフェスティバルにも参加しているとのことで、いろいろ話が盛り上がってしまった。やっぱり飲み屋の人は話上手。おかげで楽しい時間を過ごすことができた =)

ちなみに「味めぐり」ではスタンプラリーも兼ねているらしく、お店で貰ったシールを三枚貼り付けて応募することができるらしい。

ランチ ぐみの木
新潟県新発田市中央町3丁目9-11


ここからはおまけ。

これは東三条駅から新発田駅まで乗った羽越本線のキハE120形気動車:

東三条から新発田まで乗ったJR東日本キハE120

新発田警察署の場所は新発田城大手門跡だった:

新発田警察署

新発田城址公園で見た桜:

城址公園と桜

復元された三階櫓は自衛隊の敷地に建っていた:

新発田城の三階櫓

新発田城の巽櫓前からの眺め。この日の午後は晴天になった:

大日岳方面(拡大版)

「味めぐり」のアスパラ料理はお菓子もあった。こちらは菓匠庵・寿堂(かしょうあん・ことぶきどう)のアスパラ大福(140円)。店内で食べていたら梅茶を頂いた。あんこが絶妙で、お土産に購入し、スタンプシールも頂いた:

赤穂の塩入・助太刀アスパラ大福(140円)

アスパラのピューレが混ざった餅生地

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also蔵王堂城攻め (フォト集)
See Also新発田城攻め (フォト集)

参照

参照
a リンクはPDF。

新潟・たれカツ重 − Tare-Katsu Bowl Bento.

先日は平成29(2017)年のGWは「越後攻め」してきたが、初日に新潟県村上市にある城址を攻めた後、宿のある新潟へ行こうとJR村上駅に到着すると、なんと人身事故で電車が止まっていた。ひとまず行けるところまでと云うことで羽越本線と白新線(はくしんせん)が乗り入れている新発田駅まで移動、そこから復旧するまで小1時間近く待機することになった:$

そんなことがあって予定より大分遅れて宿泊先へ到着。JR新潟駅から徒歩2分ほどの立地には救われた。ただ、荷物を整理してから外に出て夕食処を探と大河ドラマを逃すことになるので、駅構内の売店で駅弁を購入し自室で食べることにした:

新潟・たれカツ重(900円)

この駅弁の宣伝文句は:

揚げたてのトンカツを秘伝のたれに浸しご飯の上にのせた、新潟の昔ながらのカツ丼です。 カツには「越後もちぶた」ロースの味噌漬けを使用し、やわらかく仕上げてみました。お値段もお手頃になっています。

らしい。新潟はやっぱり「たれカツ」だよな。もちろん御飯は「新潟米のコシヒカリ」。電車に乗っていて眼前に広がる田園風景はやっぱり凄い。どっちを向いても田んぼ、田んぼ、田んぼ。以前熊本の風景もそうだったけど、この米蔵が日本を支えているんだよなぁと云った感じ ;)

で駅弁の方はというと、コシヒカリの上にキャベツを敷いて、その上に越後もち豚の中くらいのカツが三枚のっていた:

越後もち豚のトンカツが三枚!

冷たくても美味しいのが日本の駅弁。もちろん熱々のトンカツの方が美味しいのだけれど、「これはこれで旨い」:

ソースが染みたカツ

付け合せの甘酸っぱいカブの漬物と何かの茎を漬けた塩っぱ目の漬物が良いアクセントになった。この日のお昼は残念な思いをし、おまけに見知らぬ土地での電車遅延のおかげで、越後攻め初日から無駄に疲れてしまった体に「活(カツ)」を入れてくれた感じ :D

これまた残念ながら次の日は雨という予報だったので、急遽スケジュールを組み直して城攻めする予定。まだちょっと我慢の日が続きそう。

JR信越本線・上越新幹線・新潟駅
新潟県新潟市中央区花園1丁目1


ここからはおまけ。

これらが、この日に見た新潟の田園風景。いろいろなところで泥だらけのトラクターを使って田植えしていたのが記憶に残った:

新潟の田園風景@きらきらうえつ

新潟の田園風景@きらきらうえつ

新潟の田園風景@きらきらうえつ

浜松三ヶ日牛&遠州しらす弁当 − MIKKABI-GYU & SHIRASU BENTO.

先月は平成29(2017)年4月中旬に、静岡県にある三方ヶ原古戦場跡三方ヶ原古戦場跡を巡ってきた。徳川家康が武田信玄に「叩きのめされた」戦として伝えられているこの古戦場跡、実は一昨年は平成27(2015)年の浜松城攻めした後に巡る予定だったのだが、当日に思いつきで巡ろうとしたため、公共機関を使った行き方が分からずに結局は犀ケ崖古戦場までしか行けなかったと云う経緯もあり、今回は事前に遠州バスの経路図と時刻表をしっかりと確認して実現できた。残念ながらこの城攻め最終日は昼過ぎから大雨という予報だったので、さらに予定していた2017年のNHK大河ドラマの舞台・井伊谷城攻めはまたの機会ということにして、一年越しの古戦場巡りを終えたその足で午前中のうちに静岡から帰京してきた。

で帰りこそ浜松餃子の有名店を狙って行ってみたのだけど、月曜日は定休日で再び撃沈:$。つくづく浜松餃子には縁がないなと改めて認識した:P。仕方がないので浜松駅で駅弁を購入して、新幹線の中で食べることにした。

名前で選んだ駅弁がこちら:

浜松三ケ日牛&遠州しらす弁当(1030円)

浜松のブランド牛である三ヶ日牛と遠州灘で採れたしらすが乗っかった弁当。甘辛いタレが上にのった三ヶ日牛はちょっと固めだったけど、高菜と一緒に御飯がススム感じ。しらすの方は塩味が効いて、他に小さいアサリと錦糸卵、そして紅しょうがとの相性もよかった:

「しらす」の方が美味しかった

浜名湖北岸の三ヶ日町で育てられたと云うブランド牛よりは、潮の香りが穣なしらすの方が美味しかった。ただし「名産」を沢山のっければ美味しいと言う訳でもないけど。

東海道新幹線・浜松駅
静岡県浜松市中区砂山町

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also三方ヶ原古戦場めぐり (フォト集)