日別アーカイブ: 2017年5月5日

美食や やま信 − A Murakami Beef Restaurant.

今年は平成29(2017)年のGWは4泊5日で「越後攻め」として、自身初の新潟県にて、素晴らしい山城と風景、そして美味しい食べ物を満喫してきた =)

まず初日は新潟県村上市にある村上城跡。個人的に、近世城郭としての村上城よりは、かの軍神・長尾景虎を悩ませた越後の揚北衆(あげきた・しゅう)[a]戦国時代に阿賀野川(揚河)北岸地域に割拠していた国人豪族の集団で、守護からの独立志向が高い性格を持つ。の雄・本庄氏の居城としての本庄城と云う方が馴染みが深い。特に昨年の「奥州攻め」で福島城と菩提寺を訪問した本庄繁長ゆかりの城であり、是非とも攻めたかった城の一つ。強者が揃う揚北衆の一人である繁長は、最初に長尾景虎と対立し、籠城したのが難攻不落の山城である本庄城である。

この日は上越新幹線で新潟まで移動し、新潟から村上までは快速きらきらうえつで移動。それから、村上駅近くにある観光案内所で登城口の情報を入手して、徒歩25分かけて移動した。そして、その途中にある以前豚一家が完食した村上牛の専門店で腹ごなししてきた:

にいがた和牛・村上牛・やま信

まずは店先で販売していたメンチカツ(411円)。購入したら店内で食べることも可能で、既に味が付いているので、そのまま頂けた:

メンチカツ(380円+税)

揚げたてではなかった・・・

ごくごく普通の味

う〜ん、普通。村上牛かどうかは全くわからん。普通の肉屋で売っているメンチカツと大差なかった:|。おまけに、作り置きだったので温かくなかったのもイタイ。

次に昼飯に選択したのが村上牛の牛丼(1296円):

村上牛の牛丼(1200+税)

こちらは注文してから作ってくれたので温かかった(当たり前か)。しかし、こちらも普通の牛丼以外の無いものでもなかった。正直、前日に食べたアンガス牛の方が肉は旨かった :X

ふつーの牛丼

う〜ん、国産のブランド牛より外国産の方が美味しく感じるのは、この値段で旨い肉を提供できていないところだな。

と言いつつ、城攻めを終えて村上駅へ向かう途中に再び訪問し、やっぱり「ストレート」に肉を食べないとダメかなぁなんて思って村上牛(?)のステーキ串焼き(618円)を食べてみた:

帰りに再び訪問したが・・・

が、これもまた期待はずれ。注文して焼いてくれた割りには肉が冷たかった〜 ;(

ステーキ串焼き(600円+税)

もしかして村上牛ではない?

ということで店内に貼られていた豚一家の色紙を思い出しつつ、駅へ向かった。ホント、大したことのない店だったなぁ。

美食や やま信
新潟県村上市飯野3-2-1


ここからはおまけ。

まずは東京から新潟まで、こちらも初めて乗ったJR東日本の上越新幹線 Max ときの305号:

JR上越新幹線 Maxとき 305号

二階建ての車両だったので、二階席に乗車した。ちなみに、このシートは自動的に向きを変えることができる優れものだった :D

2F建ての車両

そんな二階席からの眺めは素晴らしかった。これだけ背が高いと走行スピードに影響するのではと思ったけど、体感で感じるほどではなかった:

車窓から越後湯沢の眺望

こちらが新潟から村上まで指定席(520円)で乗車した羽越本線の「きらきらうえつ」。今流行りの景色を楽しむことに特化した客車であり、想像していたよりも良かった:

きらきらうえつ 酒田行

窓側に向かって座って展望用のラウンジ・スペースがある車内、開放感のある客車だった:

1号車はラウンジスペースが付いていた

2x2 でゆったり目の座席と大きな窓

こちらは「きらきらうえつ」の向かいのホームに停車していた特急しらゆき:

E653系1100番台特急「しらゆき」

そういえば新潟駅も村上駅も「きらきら」していた:

新潟に着いたら8番線へ移動する

きらきらスポットの村上駅

ここが村上駅。城下町ということで鐘楼が建っていた:

村上駅前

そして、標高315mの臥牛山の山頂に築かれた村上城の本丸跡からの眺望:

本丸からの眺め(拡大版)

最後に、駅前の観光案内所の入口前にぶらさがっていた村上の代表的な鮭料理・塩引き鮭。オス鮭を塩漬け・塩抜きして、逆さ吊りで厳冬日本海の寒風にさらして作るもの。6月くらいのお祭りの日に、おろして食べるのだとか。最初見た時は良く出来ているイミテーションだなぁと思ったけど、どうやら本物らしい:

塩引き鮭(本物)

ということで、この時のフォト集はこちら:
See Also村上城・本庄城攻め (フォト集)
See Also藤基神社めぐり (フォト集)
See Also村上藩武家屋敷 (フォト集)

参照

参照
a 戦国時代に阿賀野川(揚河)北岸地域に割拠していた国人豪族の集団で、守護からの独立志向が高い性格を持つ。