日別アーカイブ: 2017年4月21日

遠州錯乱・直虎戦弁当 − A Naotora Boxed Lunch at Tenryū-Futamata Sta.

先週末は平成29(2017)年4月中旬、休暇をとって静岡県浜松市の城攻めへ。浜松と言っても海側ではなく「北遠地区」に含まれる山側の天竜区である。行きは新幹線ひかり461号で掛川まで移動して、掛川から天竜浜名湖鉄道と云う第三セクターに乗り換えて、浜名湖北岸へ向かう路線で天竜二俣駅で下車し、観光案内所に立ち寄って城攻めしてきた。ちなみに、この年の大河ドラマの主人公「井伊直虎」とドラマの舞台になっている井伊谷城や龍胆寺なんかが沿線にあるので、そこかしこで「直虎」に出会った:D。で、この日のお昼は城攻め途中にあるコンビニで調達する予定だったけど、せっかくなんで駅構内で販売していた駅弁を購入した。こちらも「直虎」にちなんだ名前がついていた:

遠州錯乱・直虎戦弁当(1080円)

箱型のわっぱをとると、こんな感じ。鉄砲巻きならぬ太巻きが主食で、串に刺さった筑前煮など。中央の唐揚げは浜松名物なのだとか。陰にかくれているけど、名物味噌まんじゅうも美味しかった:

浜松名物をふんだんに使用した弁当

太巻きの具材が一つ一つ異なるのが良かった。あと、ここにも「直虎」が:

直虎印の玉子焼

晴天の中、この弁当を二俣城本丸で食べて気分もお腹も満足できた。ちなみに、この弁当は天竜二俣駅で土日祝日限定販売らしい。

天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅
静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵114-2


ここからはオマケ。
今回の城攻めは、初日が日曜日で晴天の上に気温が高かったが、ひどく汗ばむ程ではなかった。そのおかげで広範囲に歩きまわることができたし、この辺りは人生初上陸の土地ということもあって、気持ちも幾分かHighになっていたかもしれない =)

まずJR掛川駅を降りて、すぐ隣りにある天竜浜名湖鉄道(略して、天浜線)の掛川駅へ。一旦、改札を出たのだけれど、あとでJRから直結していることに気づいた:O

天竜浜名湖鉄道の掛川駅

ホームへ向かうと、始発ともあって既に気動車両(TH2100形)が停車していた:

「天浜線」×「戦国BASARA」フルラッピング列車

通常のTH2113(今回はこちらに乗車)

向かいには、季節限定のフルラッピング車両のうち、戦国BASARAとタイアップした直虎号が止まっていた:

直虎号

直虎号

残念ながら、今回は通常のTH2100形の方に乗車した。こちらは、その車窓からの風景:

天浜線の車窓から

掛川駅から天竜二俣城駅までは、およそ70分ほど。こちらは下車してからTH2100形を振り返って見たところ:

掛川駅から天竜二俣駅まで70分程だった

そして天竜二俣駅とその周辺の風景。まだ桜は見頃だった:

天浜線・天竜二俣駅の駅舎

駅の外にあるこの看板を見て「直虎戦弁当」の存在を知った:

駅前ロータリーと県道R40

駅隣にある観光案内所に立ち寄った後、県道R40沿いを西へ向かい、まずは岡崎二郎三郎信康[a]徳川家康と瀬名姫(築山殿)との間にできた嫡男であるが、のちに信長から切腹を申し渡された。の墓所へ向かった。

こちらは二俣川を渡る双竜橋から眺めた天浜線と直虎号:

二俣川越しに天浜線を走る直虎号を見たところ(拡大版)

信康公の菩提寺である清瀧寺のお隣には本田宗一郎ものづくり伝承館があった。時間の都合で今回は訪問しなかったけど、あとでホームページを見るとなかなか興味深い展示品が数多くあったことに驚いた。ちょっと残念:|

本田宗一郎ものづくり伝承館

清瀧寺のあとは、ここから徒歩15分ほどの丘陵に築かれた二俣城跡へ。本丸跡には、やっと訪れた春の日差しを浴びた木花を見ることができた:

楓の木

桜の木

竹林

二俣城跡を攻めたあとは、同じく天竜川に囲まれた鳥羽山城址を攻めてきた。こちらは二俣城址の西曲輪から土手沿いに鳥羽山城址のある鳥羽山公園に向けて歩いた際に見た天竜川:

天竜川

遠くは長野県から愛知県、そしてここ静岡県を経て太平洋へ注ぐ一級河川の天竜川;

天竜川

天竜川

流域面積は日本第二位の天竜川:

天竜川

鳥羽山城址を攻めたあとは本日の宿のある浜松へ移動した。再び天浜線に乗車して、西鹿島駅からは遠州鉄道線に乗り換えた:

2000形車両

ということで、この時のフォト集はこちら:

See Also岡崎二郎三郎信康公の墓所 (フォト集)
See Also二俣城攻め (フォト集)
See Also鳥羽山城攻め (フォト集)

参照

参照
a 徳川家康と瀬名姫(築山殿)との間にできた嫡男であるが、のちに信長から切腹を申し渡された。