先週は、平成29(2017)年2月末日に静岡県三島市近郊にある城を攻めてきた。城と言っても共に宅地化が進んだ街の中で市民の憩いの場となり、遺構のようなものはほぼ残っていない所ではあったが、久しぶりに暖かい週末の城攻めと云うこともあって、のんびりと散策してきた。そして、ちょっと遅めのお昼を伊豆箱根鉄道の三島広小路駅すぐ近くにある安政3(1856)年創業の有名な鰻屋で食べてきた。人気店ともあって行列は必至と予想していたけど、15:00と云う遅めの時間だったからか30分も待たずに入ることができた[a]店の前で記名した時には1時間以上待ちと云われたが、これは店側の配慮だろう。:
どこもそうだけど店の外で待っている時は鰻を焼いた時の匂いが良い具合だった。そして、お店は予想外に大きく、中にはたくさんの客がいたが、店員も多かった。1Fのテーブル席の他に2Fと3Fに御座敷があった。
今回はビタミンA補給に奮発して鰻3枚の重箱(お吸い物・香の物付き)と瓶ビールを注文した。やっぱり鰻屋はジョッキではなく瓶ビールとコップが合っているなぁ 。そして鰻がくる5分ほど前に肝吸いと香の物が運ばれてきた。これは計算されているっぽい:
小ぶりな肝だったけど、玉子焼きが入った出汁は美味しかった:
そして堂々と登場の鰻3枚が乗ったお重箱:
身は思ったほど厚くはなく、ちょっと小骨が多かったが、これが三島流の鰻と云うものなんだろうか。まずはタレをかけずに鰻→御飯→鰻→御飯という感じでしっかりと味わった。そのあとは備え付けのタレを軽くかけ、山椒をふって御飯と一緒にモリモリ食べた。メニューには書いていないけど、オプションで御飯大盛りってのもあるようだ:
ホント焼き具合と照り具合は絶妙で、やはり老舗店だった。
うなぎ桜家
静岡県三島市広小路町13-2
ここからはオマケ。
この日、最初に攻めた戸倉城跡(現在の本城山公園)の展望台から眺めた富士山。この時は雲がかかって拝めなかったが、手前の愛鷹山(あしたかやま)は見事だった:
この公園がある丘陵は狩野川に囲まれていた。その川で見かけた鵜(う)。回りに幼鳥が泳いでいたから母親だろうか、周囲を警戒していた:
こちらは泉頭城跡(現在の柿田川湧水公園)で見かけた桜。東海地方はもう桜の季節である:
園内にあった休憩所で「豆腐アイスクリーム+桜色」(250円)なるものを食べた。ホントに豆腐味だった:
そして自然公園らしく、こんなのも置いてあった:
ということで、この時のフォト集はこちら:
参照
↑a | 店の前で記名した時には1時間以上待ちと云われたが、これは店側の配慮だろう。 |
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