今年は2016年の長月[a]もともとは旧暦9月の異称であるが、新暦9月の別称としても使われる。の関東地方の週末は、台風の通過が多い上に秋雨前線が長く停滞してしまい、秋晴れとは程遠い不安定な天候だったので城攻めの機会を逸していたが、最終週はなんとか晴天になるであろうという予報だったので群馬県太田市にある新田金山城まで足をのばしてみた。7:00amの電車に乗って東武伊勢崎線の太田駅に着いたのは10:00am過ぎ。駅からだと徒歩で40〜50分はかかりそうな道程で、さらに山城ということだったのでタクシーを使って一気に最寄りの曲輪まで移動[b]太田駅前から金山総合公園・モータープール(駐車場)まで、当時のレートで1630円だった。した。それからたっぷり5時間ほどかけて、見事に復原された石垣と物見台からの眺望を堪能してきた。
帰りは前日の雨で少し泥濘んでいた金山ハイキングコースを使って麓まで下り、その途中にある大田山金龍寺へ立ち寄って金山城歴代城主の家系である由良(横瀬)氏の五輪塔と、鎌倉幕府を倒幕した勇将の一人である新田義貞公の供養塔を参拝してきた。
それからは県道R321を南下して太田駅へ向かうが、その途中でなにやらこおばしい味噌焼きの匂いがしてきたので立ち止まってみると、まんじゅう屋があり、さらに椅子とテーブル、そして冷たい飲み物が用意されていたので一休みすることにした:
ここで焼きまんじゅう(190円/本)を注文。どちらかというと、「饅頭」と云うよりはフカフカした蒸しパンに近いか。その外側に味噌だれを塗って焼き上げている:
ちょっと食べていてのどが渇いてくるけど、それでも群馬県のB級グルメということで美味しかった。このお店は焼きまんじゅうの他に呑龍最中も有名らしい:
元祖呑龍・山田屋本店
群馬県太田市金山町13-1
ここからはオマケ。
これは新田金山城跡の麓にある太田市史跡金山城跡ガイダンスと通りを挟んだところにある桜井戸。桜の木がたったところにある城の井戸の一つ。往時の桜の木の根が残っていた:
あと、県道R321線に立っていたオブジェ。これが何なのかは不明:
新田金山城攻め (フォト集)
新田義貞公と横瀬・由良氏の供養塔 (フォト集)