昨年末に観てきた。「007」シリーズの24作目。
主演は今作でボンド役が終わる Daniel Craig。だからなのか分からないけど、今作にはこれまでの彼の作品のオマージュがいくつも散りばめられていて、ストーリーも前作のSkyfallから繋がっているようだ。そして、これまでの作品について貴方はどれだけ覚えているか?的なQ&Aが、この作品の中心であり、ド派手なアクションシーンや甘〜いラブシーンはそれを飾る脇役でしかないといった感じ。敵役のChristoph Waltzは嫌いではない俳優なのに、今ひとつ彼の武器である「お喋り」と痛くない「狂気」が見れなかった。なんとなくスマートすぎる演出が作品の奥深さを無くしている要因の一つだと思う。ただ一番の要因はCraigが歳とってイケていないってところかなぁ:
彼が主演の007シリーズは奇数番目の作品が良くて、偶数番目の作品はつまらないというのが個人的な総括。
My Rating: ★★☆☆☆ (2.8点)
2015年は、結局、劇場で見た映画はたったの3作品。趣味の時間の大部分をこっちにまわしている分、観に行ける時間が無くなったのがその理由だけど、会社帰りにレイトショーを見れるような場所は無いだろうかと思案中。