今となっては一昨年の、2014年の夏の終り、広島での長期出張を終えるということで、中四国地方で最後に見ておきたかった城攻めとして山陰の米子城や萩城と迷った挙句に、天気の良さそうな四国の大洲城と宇和島城を選択した。スケジュールとしては、初日の午前中に四国へ渡り、午後に大洲城攻め、それから宇和島へ移動して一泊し、次の日の午前中に宇和島城攻めし、午後に広島へ戻るといったもの。
まず別宅を6:30amに出発して広電で広島港・宇品へ移動。この出張では広電にホントにお世話になりました :
四国の愛媛と広島間は、その年のGWに伊予松山城攻めした時と同様、広島港と松山観光港を結ぶスーパージェットで移動(渡海)した。ちなみ運行会社は、前回は石崎汽船で、今回は瀬戸内汽船。こちらは広島港のスーパージェットの桟橋:
松山観光港発の便が来るらしいので、この桟橋で待つことにした:
08:30amに、再び松山観光港へ向かうための準備をしている間、いろいろとスーパージェットを観察してみた:
広島から松山へは、途中に呉港に立ち寄って、およそ1時間20分ほど。朝が早かったので、乗船後しばらくして睡魔に負けてしまい、いつのまにか松山観光港に到着していた。下船して周りを見ると、九州と四国を結ぶ客船(カー・フエリー)が停泊していた:
曇り空だった広島とはうってかわって、松山は晴天だった。
松山観光港には09:40am頃に到着し、ここからは徒歩で伊予鉄高浜線の最寄り駅に移動する。バスも出ているようだけど、すばらしい風景を眺めながら歩けば20分なんてあっという間 :
伊予鉄道の高浜駅前にあるフェリー乗り場では、高浜と(興居島の隣りにある)中島とを結ぶフェリーや、興居島の由良行きのフェリーなどを目撃した。小さな離島が多い瀬戸内海ならではの風景:
そして10:00am発の伊予鉄高浜線で大手町まで移動して、そこからの松山市駅行きに乗り換えて松山市駅前まで移動した:
松前駅前で腹ごなしして、松山から大洲城のある伊予大洲までは11:25am発の特急宇和海11号に乗車する。こちらは電車待ちしていた時に見たJR松山駅の風景:
そして、こちらが特急宇和海11号で、四国ではおなじみのアンパンマン列車:
伊予大洲には0:00pmに到着し、そこから徒歩20分ほど歩くと肱川が見えてくる:
0:30pmくらいから、たっぷり4時間近くを城攻めしてきた。城攻めが終わったあと、「大洲市埋蔵文化センター」「大洲市埋蔵文化センター」の研究員の方から教えてもらった、大洲の美味しい・お土産処として大洲まちの駅あさもやが近くにあるということで行ってきた。あさもやの周辺には赤煉瓦館とかポコペン横丁、おはななはん通り(NHKのドラマ)など観光名所がいくつかあった。その中には、ドラマの「東京ラブストーリー」でリカが別れの手紙を出したポストとか、その昔、土佐藩を脱藩した坂本龍馬が、立ち寄って食事をしたという通りの志保町(旧塩屋町)なんかがあった:
ぐるりと大洲市の街を歩いた後は、肱川通りから肱川橋を渡って、伊予大洲駅へ向かい、06:08pm発のJR特急いしづち(TSE:Trans Shikoku Experimental)に乗って宇和島へ移動した:
宇和島について駅前にある宿にチェックインして、城攻めの汗を流した後は、宇和島の美味しいものを食べて、翌朝の城攻めに備えた(?)。
翌日は08:00amにチェックアウトし、荷物を宇和島駅のコインロッカーに預けて、徒歩で宇和島城へ移動。早朝の宇和島駅前はこんな感じ:
08:30amから、こちらもたっぷり4時間ほど城攻めしてきた。こちらは宇和島城でみた生き物たち:
城攻めを終えてJR宇和島駅までの途中でみた宇和島市のシンボルでもある牛鬼(うしおに)は、現在では祭りで練り歩く山車ことを指すらしい:
宇和島からは0:56pm発の宇和海14号に乗って松山へ移動した。こちらは宇和島駅構内でみた電車:
JR四国の高級観光列車伊予灘ものがたりを初めて見た:
で、自分が乗ったのは、こちらの特急宇和海:
松山に着いたのが2:00pm過ぎだったので、来るときに食べようと思った鯛釜飯をお昼ごはんにして、あとは来た時と同様に伊予鉄で高浜まで移動した。高浜には3:00pm前に到着:
そして徒歩で松山観光港まで移動し、スーパージェットの乗船券を購入し、準備ができるまで待合スペースで待機したり、お土産を物色したりする。
帰りは石崎汽船のスーパージェットに乗船し、4:00pmに松山観光港を出発。帰りも1時間ちょっとの船旅:
帰りはいろいろな船を目撃した:
そして、同じく呉で目撃した第4護衛隊群第4護衛隊所属のいせ (護衛艦) 、とわだ(補給艦)ら自衛艦:
ということで、広島港には5:30pm近くに到着。そこから広島の別宅に戻って、帰京の準備やらいろいろ。
広島出張で最後の城攻めは天気はもちろん、いろいろな人の出会いや初めて食べる料理など、かなり刺激を受けた二日間だった。大変、満足で良い思い出になった。 また時間があれば来てみたい。