昨年は2014年の7月に別宅のある広島から高知と徳島の城攻めぐりをしてきた。初日は高知で一泊し、翌朝6:45amにチェックアウトしてJR高知駅へ。みどりの窓口で徳島までの特急券と乗車券を購入して7:00am発の「特急南風4号」に乗車した。確か、記憶では「特急しまんと」と併結していたような :
高知駅では、トラジマ模様のこんなタイガース応援列車も目撃した:
特急南風で四国を北上し、徳島県へ入るとだんだんと雲が多くなってきた。途中、大歩危・小歩危を通ったのだけれど、これがまた天に向かってそそり立つような岩壁の間をぬいながら進む社内からもエメラルドグリーンに輝く渓流を眺めることができて感動した。まさに秘境。土讃線もなかなか見所のある良い場所を走行してくれるものだ。窓の外に釘付け間違いない 。だけど、あっけにとられて写真を一枚も撮れなかった〜
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それから、一度、阿波池田駅で降車し、ここから徳島線に乗り換えた。乗ったのは「特急剣山4号」:
乗り換えまでに20分ほどあったので、ホームをぶらぶらして見てきたその他の列車:
で、10:00am前には自身初の徳島駅に到着。途中、ずっと吉野川を眺めていたけど :
そして、まずはお目当ての徳島城攻めのために徳島中央公園へ。
この公園には「ハチロク」蒸気機関車が展示されていた:
その他にも公園には、こんな巨大な楠があった。その名も「竜王さんのクス」は、樹齢推定600年くらい。昭和9(1934)年の室戸台風で倒れたという。この大クスから西へ100m、低い石垣の上の小平地に竜王神社があったことから、この名で呼ばれている:
で、城山から降りてきたのが11:00amくらい。というのも、だんだんと空模様が悪くなってきたので、一部を割愛して早めに切り上げてきたのだけれど 。というのも、眉山ロープウェイで山頂まで登って徳島市内を展望したかったから。で、また駅前まで移動して、そこから「阿波おどり会館」へ向かった。未だ雨は降ってきていないけど。
新町川(しんまちがわ)。徳島市の三角州を形成している吉野川水系の一級河川。新町橋から:
そして向こうに見えるのが阿波おどり会館:
眉山ロープウェイは一般・往復で1020円(当時)だった。まだ雨は降りだしていないので、早速のりばへ移動して、山頂へ向けてロープウェイに乗った:
と、頂上に着いたら大粒の雨が・・・ 。雨の避けながら眉山の山頂から徳島市内の眺望いろいろ。まずは山頂から東方面で、吉野川支流の新町川が紀伊水道へ流れ込んでいる:
そして南方面。左側にある山は芝山で日峰大神子公園がある:
それから北東方面。高知県と徳島県をまたいで流れる総延長194kmの吉野川が見える。吉野川は日本三代暴れ川の一つで、四国第二位の長さを持つ。吉野川に架かる橋で、一番奥は阿波しらさき大橋、手前が吉野川大橋:
西方面はさらに山が続く:
そして、展望台からのパノラマ眺望:
山頂に咲いていた紫陽花:
といったところで、傘なしではだんだんときつくなってきたので下山することにした。ロープウェイ乗り場に併設されていたモラエス館。有料だったので入らなかったけど、外に貼り付けていた壁絵など:
さらにロープウェイ乗り場の壁には、徳島県の「光の八十八ヶ所」に認定された「天の川」LED装飾品がある:
地上へ降りたあとは阿波踊り会館1Fでお土産を買って、お昼でも食べようと外に出たら完全な雨。それも大雨。小走りでコンビニに入り、傘を買って徳島ラーメンを食べに行き、帰りのバスが出発するJR徳島駅前のバスターミナルへ移動した。そんな駅前付近で見た阿波踊りのオブジェ:
徳島駅前のバスターミナルを出たのが4:25pmで、そこから一旦、鳴門まで移動して、そこから高松自動車道、瀬戸中央自動車道、山陽自動車道と乗り継いで広島バスセンターについたのが8:00pm過ぎ。この年はGWに自身初めて四国入りし、もうその数カ月後には全ての県を周ったという何とも幸運な一時だった 。