The Counselor.

先々週、観てきた
邦題の「悪の法則」って意味がわからなかったのでどうかと思ったけど R.Scott 監督だということで劇場まで足を運んだ。
世界で最も (個人的には世界で一番) 危険な街の Ciudad Juárez (シウダー・フアレス) を舞台に、人間模様(?)を演出した作品。名の通った俳優陣が無残に殺されていくのはショッキングかも。その殺され方も、直接的な映像は少ないけど、あらかじめ説明されているので観る側のイマジネーションで残酷さが異なる気がする。
とにかく地球の裏側ではこんな殺戮が日常茶飯事に起きている事実と金持ちの欲とか赤裸々に描写する演出さすがか。でも人によっては冒頭のセリフや合間に入る sexual なシーンは不快かも。なので、一緒に観に行く人は選んだほうがいいです :/:
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個人的に残念だったのが、歳をとった Penélope Cruz。若い頃の面影は何処に…:(
しかし、この México にあるシウダー・ファレスって街は半端ないな。コカイン戦争のまっただ中で金と麻薬のためなら老若男女関わらず殺人・誘拐・暴行を行うメキシコ人は、本作中にも語られているように「人間とは別の種族」そのもの。Google でも「娯楽のために実際の殺人現場を撮影する映画」という意味のキーワードと「メキシコ」とで画像検索するだけで ogrish な結果が返ってくるし。
そういうことで作品の評価というよりも、観た後の気の重さから
My Rating: ★★★☆☆ (3.0点)

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