Arts for entertainment.

ここ一ヶ月ほど映画館には足を運んでいないものの、思い立って何かの番宣でみた記憶のあった上野の森美術館で開催中の「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」を観てきた。
どちらかと言うと、三谷幸喜作の映画はよく観ている方かな。
tanedayouhei-mitanikouki-20131102.png
種田氏と三谷氏との映画との関わりあいは、上のリンクの説明にあるとおりで、種田氏は三谷代表作以外にも Q.Tarantino 監督作の の Kill Bill の例の GOGO 夕張らヤクザ連中と戦うバーや中国で有名な作品のセットなんかも作っているらしい。「ザ・マジックアワー」の街をセットで作り上げるところなんか、種田氏はエンターテーメントに対する美術者の原点を良く理解しているんだなと感じた。観るる側と撮る側の両方の視点から作られたセットは、なんとも合理的でそれでいて記憶に残るというか。シネスコープ版ということで横に長く縦に短いセットを作るとか、奥行きを絵で表現するとか。

once_in_the_blue_moon-20131102.png
kiyosukaigi-20131102.png

左の「ステキな金縛り」に出てきた裁判員席は、シネスコの高さいっぱいに高低差を付けて威圧感を与えているんだそうで。右は来週公開の「清須会議」の舞台となる清須城の模型というか外観。この城の一階部分が実際のセットとして作られた。
三谷作品は撮影裏話的に本人がセットを紹介する特典映像が作られており、この展示会でも紹介されていた。
この後は上野恩賜公園を散策。スタバでは行列に並んでみた。結構いい感じ。それから不忍池経由で④昭和通りまででてみた。この辺りを歩くのは何十年ぶりか。この感想を一言でいうと「とても綺麗になった:) です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*