GTK+ TreeView Tutorial translation progress (TAKE 4).

Chapter 9 まで完了。
Chapter 10 を翻訳中だけど、翻訳する以前に読解不能なひどい英語 (bad grammar) が目立ってきた。
See Also GTK+ 2.0 ツリー・ビューのチュートリアル: GTK+-2.0 のツリー・ウィジェットとリスト・ウィジェットのチュートリアル
See Also CVS リポジトリ: 本チュートリアルの CVS リポジトリ (英文併記)

G19 desktop overview (TAKE3).

G20 のリリースまで残り一ヶ月。ということで、こないだの続き。
開発用プラットフォーム
●GNOMEデスクトップ (GNOME ロードマップ)
GNOME キーリング:
PAMモジュールがバージョン 2.19.6.1 で追加された:

Directory: /lib/security/pam_gnome_*
pam_gnome_keyring.so
pam_gnome_keyring_auth.so -> pam_gnome_keyring.so
pam_gnome_keyring_session.so -> pam_gnome_keyring.so
3 entries,  1 regular files with 24,420 bytes total size

その他の実装は未だみたい。
GNOME パネル:
ChangeLog を見る限り「..メニュー項目の配置を編集できるようにする」ってのと「…パネルの位置を固定しておく」は未だのようだ。複数のタイムゾーンのサポートはこんな感じ:
g19-gnome-panel-clock-01.png
のように設定ダイアログでオプションを有効にすると、時計の横にボタンが表示される:
g19-gnome-panel-clock-02.png
次のようなタイムゾーンの編集ダイアログで追加したタイムゾーンが上のように表示される:
g19-gnome-panel-clock-03.png
ウィンドウ一覧に表示されているグループをドラッグ&ドロップすると並び替えることが可能になった:
g19-gnome-panel-winlist.png
セッション管理:
確かに D-BUS サービスを導入したようだけれど標準のセッションではあまり利用価値はないようだ。Ubuntu のパッケージではサスペンドとかハイバネーションなんかを gnome-power-manager 経由で検出するようなパッチが当たっていたようだけれど。
GNOME システム・ツール集:
WPAには対応していた。それだけ。
GNOME ユーティリティ集:
ロードマップの内容はほぼ全滅 (実装されていない)。
Libwnck:
Compiz-Fusion とのかねあいは不明。というか個人的に Compiz だと 6×6 のワークスペースみたいなのを実現できないので使っていない。どうでもいいか。一つ面白いのは xwininfo の拡張版というべき wnckprop というコマンドラインが追加されたこと:
g19-libwnck-wnckprop.png
状況によっては日本語であるのが煩わしいこともあるかと思うけど、オプションが豊富なので便利なツール。
Seahorse 暗号鍵マネージャ:
ロードマップの内容は確認できなかった。おそらく実装されていないと思うが。ただ驚いたのは seahorse-agent なるものが ssh-agent にフックするようになっており、ssh-agent 経由でXを起動して known host に接続しようとすると自動的にパスフレーズを入力する Seahorse のダイアログが出てくる。認証が確認できたらキャッシュされて、それ以降は No password で接続できる。キャッシュされたパスワードの一覧は通知エリアに常駐しているアイコンで確認できる:
g19-seahorse-agent.png
Tomboy メモ:
同期機能が実装されている。FUSE のファイルシステム経由でやりとりができるようになっていてとても面白い。まずプラグインを有効にして:
g19-tomboy-plugins.png
bonobo のサーバを同期サーバに見立ててファイルシステム経由でメモを同期していく:
g19-tomboy-sync.png
デスクトップ側と同期先のサーバで矛盾が生じた時の対処法を指定できる:
g19-tomboy-conflict.png
同期先のサーバと接続ができたら:
g19-tomboy-connection.png
同期してみる:
g19-tomboy-sync-successful.png
Yelp ヘルプ・ビューア:
ドキュメントのインデクサが scrollkeeper から rarian に変更になり、gnome-doc-utils も改善されて Yelp も完成度が上がった:
メイン・ページは変化ないように見えるけど
g19-yelp-main.png
各ページは見やすくなった (英語だけど)
g19-yelp-page.png
Zenity:
ダイアログにタイムアウトのオプションが追加されている。
あと、最近ロードマップに追加された、
Evolution グループウェア:
なので、こいつだけ全て「過去形」の英文になっている… :X。新規に翻訳したロードマップにあるように Exchange サーバを除いて、ほとんどがメール機能の拡張か。
新しくなったプラグイン・ダイアログ (設定ボタンは動いていないようだ 今のところ一部のプラグインでのみ動作するようだ):
g19-evolution-plugins.png
新しく追加されたスパム・フィルタ:
g19-evolution-spam-setting.png
新しく追加された Outlook スタイルの引用モード:
g19-evolution-new-citations.png
自作のフェイス画像をメールのヘッダに挿入できるプラグインが追加された:
g19-evolution-face.png
フェイスとして利用するには条件が厳しい (48×48/700バイト未満とか) ので大したものを貼り付けることはできないけど。上のフェイスは朗フォントで名字をつづったモノ。それにしても目立たないプラグインだ。無視されるのがオチだな。しかも、設定ダイアログの「プレビュー時に送信者の写真を表示する」が OFF になってないと表示されないというバグ付き (本当はONで表示される)。
あとは、新着メールが来ると通知スペースでアイコンが点滅したり、メッセージの中にあるキーワードを追跡してファイル添付し忘れを警告するプラグインなんかもある:
キーワードは日本語も指定可能みたい
g19-evolution-attachment-reminder.png
あとステータスバーに Spinner (アニメーションするアイコン) が常に表示される。別に何か処理しているわけでもないのに。
といったところです。ベータ版は。

Cheese with fancy graphical effects.

cheese-logo.png
まだ開発が始まって間もない Cheese だけれど、GNOME アプリとしてはこれ系のアプリが少ないので期待したいプロジェクトでもある。最近になって V4l2 なウェブカムもサポートしたようなのだけれど自分が持っている Logitech QuickCam 4000 Pro USB とか Logitech QuickCam Notebook Pro USB (共に Philips 製チップ/pwcドライバ) では gstreamer 経由で入力画像を取得できなかった。で、たまたま古いPC部品を整理していた時に出てきた Creative Labs Webcam 3 (OmniVision製チップ/ov511ドライバ) を使ってみたらなんか動いた:
何かぼやけているけど単なる”ぬいぐるみ”
cheese-0.2.0-main-20070820.png
ぼやけている原因はカメラ(というかドライバ)。
いろいろ画像を加工できる
cheese-0.2.0-effects-20070820.png
けど、ウィンドウに表示している時だけ適用できる。.ogg として保存した動画には反映されない。
“めまい”の効果を適用してみた
cheese-0.2.0-vertigo-20070820.png
静止画なので分かりづらいけど、画像が二重三重にぼやける感じ。
翻訳した ja.po はそのうち送っておく。
使えるウェブカムの種類が少ないし (古いのであれば動く可能性大)、UI もダサイし、録画した動画の質に問題があるものの、静止画や動画として保存したりウィンドウの下部に一覧表示されている画像をクリックすると totem で動画再生できるなどのイケテる機能もあるので、今後に期待したい (と締めくくってみる)。

The 10th Anniversary.

GNOME誕生して今日で10年目を迎えた。
自分が初めてGNOMEをビルドしたのが 1998年9月だから9年ほどのつきあいになるな。そんなもんか:|
ところで Official な Chronology みたいなものは無いのかな。
と思ったら、GNOME Fundation からこんなメールこんなページでアナウンスがあったな :O
とりあえず、Happy birthday! GNOME.