GLib Ref. translation progress (TAKE 6).

前回に引き続き、第四章の途中まで翻訳が完了した:

  • 国際化
  • 日付と時刻の関数
  • 乱数
  • フック関数
  • その他のユーティリティ関数
  • レキシカル・スキャナ

翻訳の ChangeLog は次のとおり:
国際化

  • 前のバージョンではプログラミングしやすいようにマクロだけの提供だったが、gettextで複数形をサポートするなど踏み込んだAPIを提供してきたため、それに随時対応したラッパー関数を用意している
  • gettext >= 0.15 でサポートされた新しいインタフェースに対応している (実質的にこれ以下のgettextでは動作しない)
  • g_dgettext() の恩恵を受ける際はそれぞれ関連する関数を呼び出す順番に注意すること

日付と時刻の関数

  • 新しく追加されたAPI:
    • g_time_val_from_iso8601()
    • g_time_val_to_iso8601()
  • GLib のバージョン 2.10 から GTime 型の構造体が廃止になったため g_date_set_time() 関数も廃止になった

乱数
フック関数

  • 日本語訳の見直し

その他のユーティリティ関数

  • GUserDirectory という列挙型が追加された
  • 新しく追加されたAPI:
    • g_format_size_for_display()

レキシカル・スキャナ

  • 関数の並びが変わっている
  • GScannerConfigに補足説明が追加された
  • g_scanner_peek_next_token() に補足説明が追加された

See Also GLib リファレンスマニュアル: v2.18.1 版の API リファレンス (翻訳中)
See Also SVN リポジトリ: 翻訳作業の SVN リポジトリ
See Also GLib Utilities: オリジナルのドキュメント (第四章)
See Also バグ報告と追跡: 翻訳バグなどの報告はこちらへどうぞ
引き続き第四章の翻訳を進めていく予定。

Updated GNOME Desktop Guides.

gnome-doc-utils更新されたに合わせて以前翻訳した二つのドキュメントの方を更新しておく。主にデスクトップ側が新しい仕組みを取り入れたためドキュメントが古くなったことによるもの。それぞれ ja.po の方は commit 済で、次は HTML に変換したもの:
See Also デスクトップのユーザ・ガイド: GNOME2向けのユーザ・ガイド
See Also デスクトップ・システム管理者ガイド: GNOME デスクトップのシステム管理ガイド
新しい gnome-doc-utils では、最近ドキュメントの翻訳のお手伝いをして頂いている Ubuntu-ja チームの contributor でもある柴田さん (Mitsuya Shibata さん) のアドバイスを受けて一部翻訳 (“Legal Notice” の訳) を修正してあります (ありがとうございました):

gnome-doc-utils-leagal-notice-20081221.png

Smoked Horse-Sashimi.

頂き物の馬刺しの燻製「旨馬 – うまざくら」。ほどよくスパイシーで、あっさりとして、レモンをちょっとふって頂きました。自宅ではほとんどお酒を飲みませんが、これはパクパク、グビグビいけました:

BASASHI-20081213-01.jpg
BASASHI-20081213-04.jpg
BASASHI-20081213-06.jpg

ごちそうさまでした =)
★おまけ★
信濃屋という有名な鶏肉屋のジャンボチキンカツの一部で、おおよそ1/5の大きさかな (290円也)。食べきれないと言うことで、これも頂きました。来週はこれをランチにしようか:

SHINANOYA-BIGCHIKIN-20081217-01.jpg

The Day the Earth Stood Still – Are you human? My body is.

観てきた
この手の世紀末系な題材を扱うには時間的に物足りなさを感じるものの、Entertainment な視点ならば足を運んでみても損のない映画かな。

movie-the-day-the-earth-stood-still-20081219.png

リメイクな作品でもありストーリーは現代風にアレンジされていて、(またか!って感じの) 米国産近代兵器のオンパレードなのだけれど、An engineer としてはこんな感じの新しいユーザ・インタフェース (昔観た Minority Report って映画よりはより現実的なインタフェース) が気になったりして。
配役としては、冷たい感じがあるもののどこか人情も隠し持つ Keanu の演技や、他の役者の演技も意外と話に重みが付いていたような気がする。まぁ確かに「人間は変わることができる」なんてありきたりな台詞を数人の人間が語るだけで世界が救われてハッピーエンドなんてのは突飛なんだけども。
しかし Christmas Season に似合うのはやっぱり SF 作品なのかなと思うこの頃 (昨年は、自分的には良い作品だった I AM LEGEND だったし)。