CHE – Patria o Muerte.

公開中の “The Argentine” (邦題は「チェ 28歳の革命」) を観てきた
時間と場所を交差させモノクロとカラーを使い分けながら描いていく Soderbergh の演出は流石。麻薬戦争を描いた “Traffic” (2000年) が思い起された。Del Toro の気合いの入った演技は必見だね:

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(英語もちょっとはあるけども) 全編スペイン語のため上映が始まってから1時間弱はホントとまどった。字幕もシーンによっていろいろな場所に出されていたし。ドキュメンタリーが好きか、あるいはチェやフィデル、そしてその仲間達について予備知識がないと2時間半はきついんじゃないかな。最後のタイトルロールが終わった後に “Guerrila” (邦題は「チェ 39歳 別れの手紙」) の予告があり、なにやらどこぞで観たことのある俳優らがちらほら。こちらも楽しみ。
日本人にはなじみが薄い感じのするチェ・ゲバラだけど訪日してるんだねぇ。
しかし、長編だからといって2部作にされるのもな。お金は2倍だし時間が空くと感銘もしぼんじゃうしな。まあ「20世紀〜」なんか観るよりは全然マシだけど。

GLib Ref. translation progress (TAKE 8).

前回に引き続き、第四章の途中まで翻訳が完了した。
ソースコードの同期はバージョン 2.18.4 にアップデートしておいた。
このうち Perl 互換の正規表現はバージョン 2.14 で追加された新しい API:

  • Shell 関連のユーティリティ
  • コマンドライン・オプションのパーサ
  • Glob スタイルのパターン・マッチング
  • Perl 互換の正規表現
  • シンプルな XML サブセットのパーサ

翻訳の ChangeLog は次のとおり:
Shell 関連のユーティリティ

  • 日本語訳の修正

コマンドライン・オプションのパーサ

  • 日本語訳の修正
  • g_option_context_new() の説明が増えた
  • 新規に追加された関数:
    • g_option_context_set_summary()
    • g_option_context_get_summary()
    • g_option_context_set_description()
    • g_option_context_set_translate_func()
    • g_option_context_set_translation_domain()
    • g_option_context_get_help()
  • 新規に追加された型など:
    • GTranslateFunc
    • GOptionArg (一部の列挙子)
  • 引用している関数名が間違っているようなので BUG#565905 に登録した

Glob スタイルのパターン・マッチング

  • 日本語訳の見直し
  • g_pattern_match() の説明が修正されている

Perl 互換の正規表現

  • 新規の翻訳
  • 正規表現の場合、ahead というと対象とする文字列の左側、behindというと対象とする文字列の右側を指す。検索とは意味が逆になる。混乱するなぁ。
  • 全体的にしっくり行かない訳になってしまった
    • 原文もまともな英語ではないのだけれど (日本語のように省略されているので推測が難しい)
    • 原文は全体的に(英語ではなく)英文になっていないので翻訳するのに苦労した (ということで誤訳があるかもしれない)

シンプルな XML サブセットのパーサ

  • GMarkupError 型に列挙子が追加された
    • G_MARKUP_ERROR_MISSING_ATTRIBUTE
  • GMarkupParseFlags 型の列挙子が定義された
    • 今までも存在していたが空だった
  • g_markup_escape_text() 関数に説明が追加された
  • g_markup_parse_context_get_element() 関数に説明が追加された
  • 新規に追加された関数:
    • g_markup_parse_context_get_element_stack()
    • g_markup_parse_context_get_user_data()
    • g_markup_parse_context_push()
    • g_markup_parse_context_pop()
    • g_markup_collect_attributes()
  • 新規に追加された型など
    • GMarkupCollectType

See Also GLib リファレンスマニュアル: v2.18.1 版の API リファレンス (翻訳中)
See Also SVN リポジトリ: 翻訳作業の SVN リポジトリ
See Also GLib Utilities: オリジナルのドキュメント (第四章)
See Also バグ報告と追跡: 翻訳バグなどの報告はこちらへどうぞ
残りは4つ。ということで、引き続き第四章の翻訳を進めていく予定。

Upgraded my internet infrastructure.

自宅マンションに大家のご厚意で J:COM In My Room というサービスが導入され、今までのインターネット利用料がさらにお得になり、月額400円増しにすると更に快適なグレードに上げることができるということで本日工事してもらった。T.V 関連 (地上デジタル/BSデジタル/CSデジタル) は従来通り無料でインターネット利用料だけも今までより安くつく計算だ :D
工事はモデムの変更と室内ケーブルの出口を交換するだけで特に大きな問題なし。ただIPが変更になったので DDNS での変更は確認したのだけれど、肝心の DNS のレコードの方を変更するのを忘れていたので、外からは新しい IP が引けずアクセスできなかった模様…;(。失礼しました。
回線速度を計測した数値 (下り) は確かに3倍以上なんだけど、ソースアーカイブのダウンロードとか YouTube なんかではあまり体感するほどの速さではなかったけれど。

Visited Asakusa 2009.

昨日は初詣に浅草に出かけたものの三社祭以上の混雑の上に交通規制、参拝規制で、本殿どころか総門にも近づけなかった。普段は仲見世の側道をバイパスとして利用できるのだがこの日はここもつまり気味。ホント風も冷たいので残念ながら撤退 ;(
この日の浅草通りは歩行者天国になっていた:

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仕方ないのでアキバによってお茶の水経由で帰ろうとしたら、今度は神田明神参拝の渋滞にはまってしまった。こちらも大混雑だったが、甘酒をいただいた:

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で、今日は一人で朝9:00に浅草に到着し無事参拝する。それから実家に送る護摩を数枚購入した。前日同様に晴天だけれどとにかく寒かった :$
昨日とは打って変わって人がほとんどいない:

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今日は総門にたどり着けた:

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仲見世の側道もこんな感じ:

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仲見世だってゆる見世な状態:

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本殿はそれなりの人だかり:

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露店も多かったが、この時間帯はほとんど支度中:

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この日は影向堂がオープンしていたので初めて中に入った (中は撮影禁止):

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護摩を買っておみくじを引き、甘酒飲みながら境内をうろうろしていたら、この浅草界隈の寺を七福神に見立てて参拝する浅草名所七福神めぐりのコースなんか巫女さんから勧められたが今回は諦めた。お腹空いたけどどの店も開いていないのでそのまま帰宅。

Mirrors – What do you want?.

今年初の映画として観てきた
ストーリーも演出も良くできていた。久々に雰囲気が古典的なホラー映画を観たような気がする。とても緊迫感のある怖さがでている:

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上映開始に出てくる 20’s Century Fox のロゴやオープニング、タイトルロールなど鏡に引っかけた効果は新鮮だった。それに、この映画のラストは嫌いじゃないな。でも怖いです、ホントに。