Inside the Green Berets.

なるドキュメンタリーを観た (60分 / ナレーションは全て英語)。
取材は今から3年前とちょっと古いんだけど、映像はかなりリアルでインパクトがある。この取材は国防省から取材の許可が下りるまでに1年以上を費やしているとか。
アフガニスタンはカンダハル近郊にある Firebase Cobra なる前線基地で作戦に従事している米特殊作戦陸軍隷下のグループの一隊 (チーム) に同行した時の記録で、本来はもっと長く取材する予定が (番組後半に起こった) 想定外の事象のために取材が中止になってしまったそうだ。
ここで紹介されている部隊は、映画ではお馴染みの Navy SEALs みたいな派手さはなく、現地住民のもとを訪れては食料や医療品などを配布したりコミュニケーションをとって、ゲリラ戦を展開するテロリスト (タリバン) を内側から閉め出していくという地道な活動をしている。村を訪れる際は常に IED の危険が伴うらしく、毎回移動ルートを変えているようだが、(そのため河川敷を走行することもあるそうで)、それでも見えないところから監視されているような恐怖がつきまとうらしい。現地住民との通訳 (Interpreter) を担当するアフガニスタン人は保安上の観点から常にぼかしが入っていたりする (テロリストは米軍に協力する人間やその家族を容赦しないそうだ)。
番組の後半には、とうとうテロリストの攻撃を受けてグループの隊員が犠牲になり、取材クルーも怪我をするなど取材終了を余儀なくされている場面は観ていて、かなり重いものがある。犠牲になった隊員の1人は子持ちのマイノリティだったり、チームの指揮官 (Team Commander) はアリゾナ州立大学のインテリだったり、9.11 が起こるまでは戦争とは無縁な職業についていた人が志願して特殊部隊に入隊しただとか、隊員のバックグラウンドも印象深い:
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いろいろ大変なことのある日本だけど、世界はもっともっと大変なんだなぁと思い考えさせられた :|
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